週休3日・1日6時間労働が当たり前になる?QOLが高い企業とは

  • 2019年9月18日
  • 2020年1月14日
  • その他
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「高い給与よりも、働きながら人生を楽しむ」という事に重きが置かれる時代がやってきました。QOL(クオリティ・オブ・ライフ)=「人生の質」という言葉も、日本に定着してきています。これは、生きる上での満足度を表す指標です。

今回は、QOLが高い会社についてスポットライトを当てていきたいと思います。ぜひ、あなたのいまの職場と何が違うか比べてながら読んでみて下さい。

NZでは週休3日が始まっている

ニュージーランドでは既に週休3日制度が段階的に導入されています。例えば、Perpetual Guardianという会社では週休3日制(給与は変わらず)導入後、78%の社員が高いQOLを維持できるようになったという結果が出ました。

これは、導入される前は54%だったので、大きく改善されています。

ストレスレベルも減り、仕事効率も上がり、より仕事を楽しめているという結果も出ています。

この結果から更にITを導入し、会社を効率化して、従業員の働く時間を短くしようという流れが更に加速するそう。

参照:Work less, get more: New Zealand firm’s four-day week an ‘unmitigated success’

大手マイクロソフトでも週休3日

マイクロソフトでも試験的に週休3日が導入されました。

国内の全社員約2300人を対象に、8月の金曜日を休暇とする。ただ、週3日休むことを目的とする「週休3日制」というより、週4日間で5日分の仕事をこなす「週勤4日制」が本来の狙いだ。「短い時間で働き、よく休み、よく学ぶ」ようにするのが目標だ。

このようなスローガンが挙げられていました。つまり、効率的に仕事をして、残りの時間を自己投資や休暇にあてるという事ですね。

理由として、オフィスの効率化を目指すマイクロソフト自身が、時短を実践し、それを売りにしていくという狙いがあります。

それと同時に、働き方改革をさらに推進し、女性の雇用を促進するという意味も含まれています。

参照:マイクロソフトが「週休3日制」を導入するわけ

6時間勤務の会社とは

ここまで、海外や外資系企業について話をしてきましたが、実は日系企業でもQOLに熱心に取り組んでいる会社があります。ZOZOTOWNというオンライン衣料販売で有名なスタートトゥデイという会社です。

ZOZOTOWN(スタートトゥデイ)の勤務形態

ZOZOTOWN(スタートトゥデイ)は週休3日ならぬ、平日6時間勤務形態があります。しかし、ニュージーランドの会社やマイクロソフトと同様、働く時間が減ったからと言って、仕事量が減るわけではありません。

そこで、仕事を大幅に効率化する必要が出来てきます。時間内で仕事を終らせるように一人ひとりが時間を大切にするようになったのです。

このような大幅な時間削減は、抜本的にどんな仕事を減らせばいいか考える土壌が生まれます。例えば、不要な会議を開かない等ですね。その結果、生産性が25%増加したそうです。

つまり、「意識して、無駄を削除すれば、労働時間を減らす事が可能」という事です。

参照:「当たり前を疑う。」1日6時間労働導入の狙い。

6時間勤務の正社員求人がある

意外と知られていませんが、6時間勤務の正社員求人は日本にあります。リクナビやIndeed(インディード)を利用して、「正社員 6時間勤務」と、フィルターをかければ出てきます。

つまり、QOLを意識している会社が増えている証拠です。

今後、労働力の不足が予想されるので、このようなQOLが高い働き方の求人が急激に増えてくると予想します。

今後日本が目指すべきはQOLの高い会社

日本は経済成長を追い求め、会社と個人が一体となって頑張ってきました。しかし、経済が中国に抜かされ、名目GDPにして、既に3倍の差がついてしまった。

はたして、このような状況になっても米国・中国に経済発展で負けないために国・企業・個人が一体となって頑張っていく!という気概が生まれるのでしょうか。

経済発展よりも、QOLを中心とした働き方を考えた方が、結果として多くの人が幸せになると考えます。

プライベートと仕事の両立

日本は今まで会社というコミュニティが強い力を持っていました。具体的に言うと、仕事もプライベートも多くの時間を会社の人と過ごすという事です。

しかし、近年、仕事は仕事、プライベートはプライベートと切り分けしたい人が増えてきました。SNS上でもアカウントを複数持って、コミュニティを管理している人がいます。

つまり、複数のコミュニティに所属して、必要に応じて使い分けることが当たり前になって来ているのです。

その結果、会社の上司からの飲み会を断ったり、休日の会社のイベント(小旅行・ゴルフ)を断る人も増えているのです。

QOLが高い海外の会社の例

ぼくは、カナダ・オーストラリア・台湾・日本で働いた経験があります。この中で自分の働いていた会社・友人が働いていた会社の共通点を考えて見た所、QOLが高い会社は、以下の共通点がありました。

  • 自分の時間を最優先に考えられる
  • 残業=仕事ができない人という考え
  • 好きな時に会社を休める
  • 部下に怒らない(褒めて育てる)

恐らく、多くの日系企業では上記の考え方が根付いていないのかなと思います。つまり、QOLの高い会社を目指すにはまだまだ時間がかかる事が予想されます。

日本企業が今後進めるべきこと

QOLの高い会社にしていくために日本企業が具体的にすべき点を5点まとめました。

当たり前のように休暇がとれる会社

休暇が自由に取れるようになれば、その分、自由に人と会ったり、旅行したり、リフレッシュする事ができます。

女性も生理休暇が取りやすくなれば、もっと気持ちが楽になると思います。(実際に、ぼくの妻は生理の日は会社をお休みしています。)

好きな時に休んで、他人が休んだ時はカバーする。こんな風土がもっとできればなと思います。今は、私も休まないから、あなたも休まないよね?という、逆の文化になっているなという感じがするからです。

仕事の責任範囲を決める

日本では、仕事の責任範囲が明確に決められていない事が多数存在します。そのため、自分の仕事が終わっても、他人の仕事を手伝わなくてはならず、仕事が早く終わっても貧乏くじを引いたような気分になってしまいます。

給料が年功序列で変わらず、仕事を頑張っても、頑張った人にしわ寄せが行くのであれば、努力する理由は見当たらないですよね?

それぞれの仕事の責任範囲を決めれば、「それは私の仕事ではない」と、断る事が可能です。

実際、日系の会社で勤務していた時は、会社の掃除などもしていました。その分、残業しなくてはならず、本末転倒な事が起きていました。これだったら、掃除のパートタイムの方を雇った方がいいですよね。

海外では仕事の内容を明確にしている所が多い。

社員に掃除をやらせたり、雑務を任せられる事はない。

日本は、仕事を明確化せず、プロフェショナルに雑務をさせて消耗させてしまうのが問題😢 https://t.co/Vc75nEPA9a

— にゃも@台湾台中🇹🇼8/22-25は韓国🇰🇷 (@Shohei192) 2019年8月4日

上司は穴を埋めるのが役割

いま、ぼくが働いている会社の上司は素晴らしい方です。上司に言われて嬉しい言葉があったのでそのツイートをここに貼り付けます。

にゃも🇯🇵

バケーションで1ヶ月休みを取ってもいいですか?しかし、代わりを見つけるは大変ですよね?難しければバケーションは不要です。

上司🇺🇸

プライベート最優先でいいよ!チケット取ったら日程を教えて。穴を埋めるのが俺の役割。いつも仕事頑張ってくれてありがとう!君に感謝しているよ!

— にゃも@台湾台中🇹🇼8/22-25は韓国🇰🇷 (@Shohei192) 2019年6月3日


このように、人材のマネジメントをするのが上司の役割です。休まないようにマネジメントするのではありません。

無駄な業務をやめる勇気

会社には過去から受け継がれている無駄な作業が必ず存在しています。他の社員に聞いても「昔からやっている事だから。」と、言って片付けられてしまうような仕事の類です。

「これらはやる必要はありません。」と、上司に提言できるような会社で働くべきでして、それを無視されるような会社は辞めていいかなと、思います。

女性管理職の促進

日本の会社を見てみると、びっくりする程、女性管理職が少ないです。主要国で比べるといつも韓国と最下位を争っています。

女性は社員の体調やメンタルの配慮が男性よりも優れています。

男性だけの会社では女性に対する気遣いもおざなりになりがちですが、女性管理職の割合が増える事で、女性社員に対する細かなケアができるはずです。

まとめ

もしもあなたが、サラリーマンであるならば、今回挙げた5点を尊重している会社で働くと、より気持ちよく働けるようになります。

この読者が、よりQOLの高い会社で働き、プライベートな時間で自己投資をしたり、家族や友人と楽しい時間が作れる事を祈っています。

週休3日!?QOLの高い企業って?
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