日本を離れて海外に飛び出した人たちの共通点3つ

ぼくは毎週新しい人たちと会って、どうして海外に出てきたのか話を聞いています。話を聞いているうちに海外に出た人たちに共通点がいくつかあったので今回はその共通点について書いていこうと思います。

現在の環境が堅苦しく感じている人へぜひ読んで頂きたいと思います。

海外に出る人の共通点3つ

海外に出る人の共通点は以下の3つです。

  • 日本国内で外国人または外国を意識
  • みんな同じレールに乗らなければいけないというプレッシャーへの疑問
  • 日本の慣習に疑問を感じる

日本国内で外国人または外国を意識

海外に来ている人の多くが小・中・高のときに海外を意識する体験をしています。例えば、以下のような経験です。

  • 海外ドラマにはまってこれはどこの国だろうと思うようになった(アメリカ・台湾・韓国ドラマなど)
  • 学校に外国人の先生が来た
  • 高校の交換留学プログラムを使った
  • 英会話教室の先生が面白かった
  • 親が仕事で海外と関わる仕事をしている

海外に出たきっかけを聞いてみると上記のどれかに当てはまる人が多かったです。そして、これらの理由がきっかけで英語の勉強を始めます。しかし、日本で勉強していても伸びない・・・。英語がしゃべれるようになるにはどうすればいいのだろうと考えた結果、海外に出る! というのが黄金のパターンでした。

それに加えて、田舎に住んでいる人はその県から抜け出したいという強い気持ちがあり、海外に出る人が多数いました。

ぼくの場合は、東京で生まれ育ち、小学校の頃一番仲良かったのがアメリカ人、中学では台湾人と部活をし、高校ではブラジル人、中国人、韓国人、スリランカ人と一緒にマクドナルドで仕事をしていたにも関わらずまったく海外に興味を持ちませんでした。きっと、視野が狭かったのですね。

それに加え、東京が刺激に溢れていたので、海外に行こうという選択肢が思い浮かばなかったというのも理由の一つです。東京が楽し過ぎたので一生ここでいいと信じ切っていました。実際、海外に住んでいると東京人に会う可能性は低いので、東京での生活は満足度が高いのかなと思います。

みんな同じレールに乗らなければいけないというプレッシャーへ疑問

海外に出るきっかけの2つ目は日本の「レールに乗らなければいけない」考え方です。特に田舎の場合、この傾向が強いです。

  • 高校(または大学)を卒業する
  • 安定した企業で働く
  • 車を買う
  • 就職後、2-3年で結婚する
  • 子供を産む
  • 家を買う

この生き方に堅苦しさを覚えたり、自分の生きたい人生はこれではない!と強く思った人がとる行動として多いのが、上京または海外に行くことです。

ぼくの場合は完全にこれに当てはまっていました。将来何をしたいか考えたあげく、あてはまったのが自分で起業する&海外に行くでした。当時はそれが夢だったのですが、海外で起業してから起業は通過点でしかなくて、そこからが勝負だと言うことを痛感しています。笑

多くの人は日本で生活の安定を望む親と衝突します。説得したり、時には意見を無視したりして海外に飛び出します。

日本の慣習に疑問を感じる

3つ目のパターンは日本の慣習に疑問を感じる場合です。具体的には、日系企業の働き過ぎ・個が尊重されない風潮の2点が挙げられます。

日系企業の働き過ぎに疑問

社畜をして身体または精神が病んでしまうことです。

ブラック日系企業で働いているとクオリティオブライフが異常に低くなります。夜9時に家に着くと、早く帰れたなぁと思う日々でした。(そんな日も年に数回あるだけでしたが)会社で働く以外のことは何もできず、自宅と会社の往復です。週末は疲れを癒やすべく寝る日々。。。これでは現状の生活に疑問を持つのも当たり前です。

ぼく自身、何のために生きているんだろうなぁと思うことも1度や2度ではなかったので、日本で過労気味で働く人の多くが同じことを思っていると思います。

個の尊重されない風潮への疑問

海外生活にはまってしまう大きな理由は個の尊重です。例えば、日本で大人がアニメのキャラクターの服を着ていると、多くの人から後ろ指をさされるでしょう。

  • あのひとはオタクなんだ
  • なんでアニメのTシャツを公共の場で着れるのかしら
  • ダサい

ほぼ間違いなくこんな風に思われるでしょう。しかし、海外に出ると美少女のアニメのTシャツ着ていても誰も気にとめません。自分が着たい服を着て何が悪い。誰にも迷惑かけていない。という考えです。

その通りだと思います。他人と同じようにしなくてはならないという日本の縛り付けは異常です。特に新卒の採用は最たるものだと思います。全員同じスーツを着て面接に望みます。しかし、誰もその習慣に関して疑問を持たないのが日本です。海外であんなことをやらせるのは軍隊くらいなんじゃないかと思います。

個の尊重という点でもうひとつ感じるのが、他者の挑戦を応援する風土です。例えば、ぼくが起業の話をすると、将来不安じゃないの? 日本は恋しくないの? と、自分たちのレールに戻そうとしてきます。日本だとほぼ無意識のうちにそういった発言が出るのでしょう。

それに対して、海外で自分の人生の話をするとまず先に「いいね!」と、肯定的に受け止められます。意見も尊重されます。それに加え、「結婚どうするの?」や、「子供はいつ産むの?」ということでプレッシャーをかけられることは欧米ではありません。アラサーやアラフォーのように年相応なことをしなさいとうプレッシャーも日本独特の考え方です。あちらでは何歳になっても楽しいことはやろうよ! という発想をしています。

日本滞在時は親・友達・上司から色んな人に「早く結婚して子供を持って一人前になること」を説得されました。結婚したいまでもなぜそれを「一人前」と呼ばれるのかまったく理解できていません。笑

結論。現在の環境が生きにくいと思っているのであれば海外という選択肢がしっくりくる可能性は高い

海外に出て人たちを分析すると3つの共通点が見つかりました。

  • 日本国内で外国人または外国を意識
  • みんな同じレールに乗らなければいけないというプレッシャーへの疑問
  • 日本の慣習に疑問を感じる

最近は日本で生きていくのを窮屈に感じる人が増えたように思います。これは多くの人が海外の情報や生き方について発信するようになって、海外のQOL(クオリティ・オブ・ライフ)が高いということを気付き始めたからだと思います。(このメディアもその一つ)

この日本の窮屈さはなかなか変われるものではないので、今後も若い人が海外に出続けるでしょう。

幸い、日本はグローバル企業が多く、海外でも日本人を求人しているので他の国の人よりも圧倒的に海外に出やすい環境が整っています。パスポートの自由度も世界一高くこれも若者の海外後押しに間違いなくプラスに働くと思います。

海外で1年間働けるワーキングホリデー協定を結ぶ国も年々増えて来ています。つまり、特別な能力がなくても海外に長期滞在出来て仕事ができるのです。

実際に肌感ですが海外で活躍する若い日本人は増えています。

この文章を読んで少しでも当てはまった人は海外に出て働いてみるという道を考えてみてはいかがでしょうか。閉鎖的な環境から抜け出すチャンスかと思います。

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