マネージャー必見! 部下を効果的にまとめるための「マネジメント・コミュニケーション」を鍛えよう

大きなプロジェクトを遂行し、目標を達成するためには、メンバーが一丸となって協力しあう必要があります。かかわる人間が多くなるほど、円滑なコミュニケーションは重要課題となっていきます。個人の能力を活かしつつ、チームをまとめ成果を上げるには、個々のコミュニケーションスキルのほかに「管理する人=マネージャー」の存在が不可欠です。この、マネージャーに求められるスキルのひとつに「マネジメントコミュニケーション」、つまりチームを管理し、まとめ上げるためのコミュニケーションスキルがあります。

1.組織をマネジメントする上での「マネジメントコミュニケーション」の重要性

働くうえで、「マネジメント」という言葉はよく耳にするかと思います。
そもそも「マネジメント」という言葉は組織や業務などさまざまな事柄を「管理」するという意味です。そのため、マネージャーや管理職など上の立場になればなるほど耳にする機会が増えているのではないでしょうか。実際に組織をマネジメントしていくためには、業務計画や成果の分析、メンバーの指揮や管理、統括評価など業務は多岐にわたります。

なかでも、実績を上げるためにはメンバーに十全な働きをしてもらうため、「人」のマネジメントが最大の課題となります。「人」のマネジメントをおこなううえで大きな割合を占めるのは、個々のスキルを把握した上でのチームメンバーのモチベーション管理です。これを効果的におこなうために必要なのが「マネジメントコミュニケーション」、つまりマネジメントのためのコミュニケーションスキルなのです。

2.マネジメントコミュニケーションの考え方と実践方法

自分が管理される側だったころのことを思い出してみましょう。
例えば、上司との会話で「自分が期待されている」と感じ、モチベーションが上がった経験はないでしょうか。また、そのことにより上司からの助言に素直に耳を傾けられるようになったことはありませんか?
マネジメントコミュニケーションは人材管理を円滑におこなうためのコミュニケーション技術ですので、

  • 良い部分を褒め、伸ばす
  • 相手の受け入れやすい形で改善点の指摘をおこなう

など、自分からまず相手に伝える技術が必要となります。

同時に、

  • 相手が意見を言いやすい空気をつくる
  • 意見を聞く耳を持つ

という受け入れる技術も必要です。

この、「伝える」「受け入れる」という双方向のコミュニケーションができていなければ、「良好な関係作り」はほど遠くなってしまいます。
ちなみに、「マネジメントの父」とも評されるピーター・F・ドラッカーは、コミュニケーションについて受け手の大切さや、受け手に受け入れられることの重要性を説いています。
自分の立場が上になるにつれ、「伝える」ことだけに意識を向けがちですが、相手が受け入れる体制になっていない限りどうすることもできません。どんなにわかりやすい説明をしたところで、聞く耳を持ってくれない人に対しての説明は「馬の耳に念仏」にしかならないのです。そのため、「相手が受け入れる気持ちになるためにはどうすればいいか」ということに重点を置き、まず自分が相手を受け入れ、相手の立場に配慮することが必要といえます。

また、マネジメントの観点からすると、「目標を共有する」ことが重要となります。
これは、モチベーション管理という部分で必須です。どんな人でも「そもそもどこに向かっているか」ということが明確になっていないと、どうしても迷いが生じてしまいます。そのため、人をマネジメントする立場となった場合、まずは目標をしっかり示しましょう。目標が共有されることでコミュニケーションの際の齟齬や話の行き違いを減らすこともできるでしょう。

とはいえ、この文章を読んだだけですぐに実践できる!という人はそう多くないかと思います。
「そういわれても…」と思ってしまう場合もあるでしょう。また、実際に業務の際に手を動かす「プレイヤー」と、「プレイヤー」を管理する「マネージャー」は、それぞれ必要な技術が異なっています。しかし、日本においては「プレイヤーとしてそこそこ経験を積んだから、そろそろマネージャーもいけるだろう」と、マネジメントスキルの取得に必要な勉強も経験も何もなしにマネージャーの立場に押し込まれてしまう、ということが往々にしてあります。このような場合には、マネジメントに関しての研修や講座に参加してみるのも大きな経験となります。

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3.コミュニケーションの失敗はどう活かす?


人をマネジメントする立場になると、プレイヤーとして仕事をしていた時に比べ失敗の際の被害が拡大しがちです。それもそのはず、影響を与える人が増えているからです。
特に、コミュニケーション不足はミスの判明が遅れてしまう場合も多くプロジェクト自体を揺るがすような大きな失敗につながることもあります。そのため、やはり普段から密なコミュニケーションを取り、何かあった時に報告をおこないやすい関係性を気づいておく必要があるでしょう。ビジネスの失敗は、いかに早くリカバリーするか、ということももちろん大切ですが、次に同じ失敗を繰り返さないこと最重要かと思います。

なぜそのような失敗につながったのか、原因と改善策が明確になるようしっかりとした聞き取りをおこない、自分の上司や関係部署への報告、そして改善策を忠実に実行していくことの積み重ねが大切なのではないでしょうか。

また、コミュニケーションの失敗を防ぐには基本中の基本ではありますが「報・連・相」、つまり「報告」「連絡」「相談」を行われることが必須です。「報告」「連絡」「相談」はそれぞれコミュニケーション。しっかりとした「報告」「連絡」「相談」は、そもそもマネジメントコミュニケーションの技術無くては成立しないのです。各部門の進捗状況を報告、変更点など連絡、疑問点や不明点はそのままにせず相談すること。大きなプロジェクトであってもビジネスの基本は変わりません。マネジメントコミュニケーションの技術をしっかりと身に付け、失敗をしづらい、また、失敗を活かせるビジネスパーソンを目指しましょう。

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マネジメントコミュニケーションに関するまとめ

組織の中にいる以上、周囲とのコミュニケーションは必須です。また、管理職になれば、同僚、上司、部下などさまざまな立場の異なる人とのコミュニケーションをおこなったうえで、プロジェクトの遂行、目標達成をする必要があります。自身の業務をマネジメントしながら、、部下の能力を見極めたうえでモチベーションを維持させ、さらにプロジェクト全体をマネジメントしていくのはなかなか骨が折れます。
しかし、「マネジメントコミュニケーション」をしっかりと身に付け、実行していくことで、業務がスムーズに進むようになります。しっかりとした知識もち、実践を重ねることで、デキるビジネスのキーパーソンを目指しましょう。

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