チームで目標達成するための12の法則

組織の目標達成に重要な役割を果たす「チーム
もちろん、個々それぞれがベストパフォーマンス上げればそれなりの結果が出ますが、現実問題なかなか上手くいきません。というのも、私たちは機械ではなく人間であり、様々な要因が重なって個人差が生まれ、仕事の質も異なってくるからです。
一方、目的達成したチームには“ある共通点”があるのはご存知でしょうか? そして、その共通点を知り、活かすことで、チーム全体の力を「1+1」から“3”にも“4”にも上げることができるということを…。

そこで今回は、あなたがチームのリーダーであってもチームの一員であっても、目標達成する上で大切な12の法則をまとめました。「目標を明確にする法則」「チームの力を発揮する法則」「個々の力を発揮する法則」「コミュニケーションの法則」と、大きく4つのテーマに分けてありますので、気になるトピックから参照ください。

▼目次

  1. チームの目標を明確にする法則
  2. チームの力を発揮する法則
  3. 個々の力を発揮する法則
  4. コミュニケーションの法則
  5. チームで目標達成するための12の法則についてのまとめ

チームの目標を明確にする法則

あなたが大海原を航海する時、まず始めに何をしますか? 間違いなく、目的地を明確にし、進むべき方向を定めてから、第一歩を踏み出すかと思います。
チームで目標達成する場合でも同じです。ですから、まずは「目標を明確にする」ことから始めましょう。ここが出来ていないと進むべき方向性が不明確になり、最悪の場合、目標が達成できずに終わってしまいます。

1.「SMARTの法則」を使う

ビジネスシーンのゴール設定によく使われる「SMARTの法則」。5つの英単語の頭文字から成り立っており、具体的かつ明確な目標を掲げる上で、欠かせない指標となっています。

  • Specific(具体性)
  • Measurable(測定可能)
  • Achievable(達成可能性)
  • Realistic(現実的)
  • Time-bound(期限が明確)

具体的な目標例をあげますと、「今期の売り上げ目標は1200万(S)。A社から300万円、B社から500万円、C社から400万円(M)。昨年度の売り上げから3%の増益(R)なので実現可能。かつ、年間計画だけでなく、半期・4半期・月々の目標(T)も設定してある。」といった具合です。

また、今回紹介したSMARTの法則には、「Relevant(関連性)」「Timely(短期の期限)」など諸説ありますが、本質的には変わりはありません。「あれもこれも」と代替案を探したくなる気持ちもわかりますが、単なる時間の浪費ですので、あまり神経質にならないよう設定してください。

2.目標をチーム全体で共有する

達成するべき目標は、チーム全員が把握しておく必要があります。そうすることで、1人ひとりに「大きなプロジェクトの一員なんだ!」という自覚が生まれ、モチベーションの向上が期待できます。
 
中には、「リーダーと一部の人間だけが最終目標を知っている」状態で上手く回っているケースもありますが、これではチームである必要がありませんし、信頼の構築すらできません。結果として、全体のパフォーマンスが低下する要因にもなってしまいますので注意してください。

3.いまやるべきことを逆算する

具体的な目標から細分化したタスクをこなしていても、時に目標と異なる行動をしてしまうことがあります。特に大きな目標に向かっている場合は「いま、何をやるべきなのか?」が見えず、立ち往生してしまうことすらあります。
そうならないためには、最終目標から逆算して「いまやるべき」ことを定期的に設定することをオススメします。普段私たちは、時間軸を「現在から未来」のものとして捉えがちですが、「未来から現在」と見方を変えることで、新たな視点が見つかることもありますからね。

チームの力を発揮する法則


私たちの肉体は1つですし、時間も1日24時間しかありません。どんなに優秀な方であっても、個人でできることなんて限られています。
ですから、各メンバーがお互いに足りない部分を補い合う。それこそが「本来あるべきチーム」なのではないでしょうか。

4.情報共有を徹底する

リーダーと個人間だけで共有していても、1つもメリットはありません。「誰が何をしているのか?」が不明確になり、メンバー間で不信感を募らせてしまう可能性があるからです。
ですので、情報は可能な限り横展開で共有しましょう。そうすることで、チーム内での情報が行き来し、進捗具合もスムーズになります。また、情報共有という「報・連・相」を通して、チーム間のコミュニケーションが促され、チームワークの向上にも繋がります。

5.個人の失敗を許容し、チームで軌道修正する

チームで作業をしていると、誰かがミスをします。そんな時に、頭ごなしに怒鳴ったり、厳しい罰則を与えるリーダーもいますが、まったくの逆効果。モチベーションの低下に繋がったり、最悪メンタルヘルスにかかってしまうことがあります。
それもそのはず、人間であれば失敗は当然のこと。起きてしまったミスは、正しく分析し、二度と起こらないようにすれば良いのです。時には厳しい言葉も必要ですが、チーム全体で100%の結果が出せれば目標は達成できるのですから、1度や2度の失敗には寛容であるべきでしょう。

6.単なる「仲良し集団」になることを避ける

チームというのは、仲良し集団ではありません。確かに「仲の良いチーム」は居心地が良いですし、個々のパフォーマンスも上がりそうですが、何かトラブルがあった時に対処できるでしょうか? あまりにもフラットな関係だと責任転嫁が始まり、一瞬でチームが崩壊するのが目に見えています。
本来あるべきチームの姿とは、達成すべき目標に一丸となって、信頼関係が構築されている状態のはずです。仕事とプライベートを混同していては、いつまでたっても良い結果は出せないでしょう。

個々の力を発揮する法則

チームとは、できる人とできない人のバランスで成り立っているのではなく、「個人の力」の集結で成り立っています。しかし、ここで言う「個人の力」とは、能力の高低ではありません。“一人ひとりがベストパフォーマンスを追求し、主体性を持って作業に取り組んでいるかどうか”ということを指しているのです。

7.実績を「見える化」する

個人それぞれの実績をグラフ化し、紙に張り出す。営業チームだったら、個人の売り上げを。開発チームだったら、個人の進捗具合を張り出すのも良さそうですね。
このように個人の実績を「見える化」することで、相対的に判断する材料となりますし、「Aさんはあんなに結果を出している!自分も頑張らないと!」と、他人の好成績に触発され、チーム内での好循環を生み出すことにも繋がります。古典的な手法で毛嫌いされがちですが、進捗の遅いメンバーの「見える化」にも繋がりますので、使い方によっては非常に有効な手段です。

8.役割を明確にする

スポーツの世界では、役割がとても重要です。サッカーを例に考えてみましょう。攻めのFW、守りのDF、つなぎ役となるMD、ゴールを守るGK。個々それぞれが与えられた役割を果たすことで、チーム全体のバランスが保たれています。
このことは仕事においても同じです。ですから、どんなに小規模なチームであっても、一人ひとりの役割を明確にしておく必要があるのです。たとえ、作業が遅い人であっても「この仕事なら、〇〇さん!」とラベリングしてあげる。そして、一人一人にプロフェッショナルである意識を持たせ、業務を遂行できる環境作りをしていきましょう。

9.ライバルを作る

やる気にさせる特効薬「ライバル」。人間が本能的に持っている「負けん気」を刺激し、行動へと駆り立てる1つの方法です。先ほどの「見える化」と若干被りますが、仕事においてはライバルの存在が必要不可欠です。
もちろん1対1だけでなく、チーム対チームでも効果を発揮します。皆さんも経験があるかと思いますが、「敵を共有している状態」では、不思議なほど一体感が生まれます。もしあなたがチームのリーダーであるなら、1つの有効な手段として使ってみてはいかがでしょうか?

コミュニケーションの法則


チームで目標を達成していく上で、働きやすい空気感が必要不可欠です。そのためには、円滑なコミュニケーションを通し、徐々に信頼関係を構築していくことが重要となります。
しかし、崩壊するのは一瞬。何気ない一言がチーム内に亀裂を産むこともありますので、NG行動も含め紹介していきます。

10.挨拶を徹底する

仕事ができるできないの前に、「挨拶」をするのは人間として当然の行動です。たとえ「おはようございます!」といった単純な挨拶であっても徹底して行いましょう。些細なことですが、する・しないでは大違いです。
また、挨拶の仕方も重要です。ボソボソと小さな声で挨拶をしていても意味がありません。相手に伝わるよう“目を見て”、“笑顔で”。時には、世間話を交えても良いかもしれませんね。そして、誰かが良い成果を上げた時は「褒めてあげる」ことも忘れずに。

11.相手の意見を否定しない

会議の場で相手の意見を否定してしまうと、モチベーションの低下や、発言しづらい空気が生まれてしまいます。ですが、人間誰しも意見の食い違いはありますし、よくよく聞いたら自分が間違っていることもありますよね。ですので、まずは肯定する。その後に「どうして?」と聞いてあげれば、相手を傷つけず、代替案を出しやすい環境が生まれます。
少々回りくどいですが、チーム全体のパフォーマンスを考える方が重要です。もちろん、弱い・仕事のできない人間に足並みを揃えるために行なうのではないので、定期的に「ブレインストーミング法」を使った会議を開くというのも有効な策でしょう。

12.時には息抜きをする

時には仕事を忘れ、チーム全体で息抜きするのも大切です。飲み会を開いたり、遊びに出かけたり、BBQを開催したり。チームの団結力が生まれるキッカケにもなりますし、仕事以外のコミュニケーションは本当に侮れません。
でも、リーダーポジションの方は、なかなか自分から言い出せなかったりしますよね。そんな方に朗報です! 私の知人のプロジェクトマネージャーは、自身は飲み会に出席せず、5万円だけメンバーに渡し「これで私のグチでも言って、ストレス発散でもしてきて!」と言うそうですよ。たまには参加するのもアリですが、時にリーダーが嫌われ者になるのも、チームの団結力をあげるための1つの作戦ではないでしょうか。

チームで目標達成するための12の法則についてのまとめ

チーム全員が1つの目標に向かっていくというのは、簡単なことではありません。時に軋轢が生じ、パフォーマンスが低下してしまうこともあるでしょう。でも、それこそがチームなのです。
はじめは完璧ではなくても大丈夫です。徐々に「結束力・信頼」を構築し、1+1を“3”にも“4”にもできるチームへと変わっていけば良いのだと思います。
そして、そのためには今回紹介した「12の法則」が必ず役に立つはずです。ぜひ、あなたも取り入れて、最高のチームづくりを行なってください。

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