仕事をサボる社員への効果的な対策7つの事例

「なぜあいつは仕事が遅いのだろか」「やたらと席を外すことが多いな」「すぐに休憩するな」などと日ごろから部下や社員に対して不満に思っている人は多いでしょう。そのように仕事をやらない、サボってしまう社員がいるため、あとになってから自分に仕事が降りかかって来て、いらない残業をしたりと苦労したことがあるという経験をしたことはありませんか?

今回は、仕事をサボる社員がいて困るというマネージャーやリーダー、上司の人たち向けになぜさぼってしまうのか、仕事をサボる社員への効果的な対策7つの事例について書いていきたいと思います。

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なぜ仕事をサボってしまうのか

まず初めになぜサボってしまうのか、仕事をさぼってしまうことが多い人の特徴について確認していこうと思います。

働きアリの法則

皆さんも一度は耳にしたことがあると思います。働きアリの法則、別の言い方では2-6-2の法則、20対80の法則とも呼ばれることもあります。働きアリの法則の概要としては、

  • 働きアリのうち、よく働く2割のアリが8割の食料を集めてくる。
  • 働きアリのうち、本当に働いているのは全体の8割で、残りの2割のアリはサボっている。
  • よく働いているアリと、普通に働いている(時々サボっている)アリと、ずっとサボっているアリの割合は、2:6:2になる。
  • よく働いているアリ2割を間引くと、残りの8割の中の2割がよく働くアリになり、全体としてはまた2:6:2の分担になる。
  • よく働いているアリだけを集めても、一部がサボりはじめ、やはり2:6:2に分かれる。
  • サボっているアリだけを集めると、一部が働きだし、やはり2:6:2に分かれる。

と言ったように、全てのアリが真面目に働いているわけではなく、アリの中でも数割程度しかキチンと働いていません。

同様に、人間も同じことを言えるようで、「自分がやらなくてもどうせ誰かがやってくれる」「少しくらい仕事をしなくても大丈夫だろう」などと考えてしまう人が出てくることで、手を抜いてしまう。その積み重ねがサボりにつながります。
また、団体やグループになることによって、ますますその傾向が強まり、1人だと仕事をバリバリこなす人が、複数やグループになると仕事をこなさなくなるケースも紹介されています。それが他人に依存して手抜きをする『リンゲルマン効果』と言います。

このようにアリでも人間でも集団になることで仕事をサボってしまう傾向はあるようです。
参照:働きアリの法則

仕事をさぼってしまうことが多い人の特徴

次に仕事をサボってしまう人に見られる特徴について見ていこうと思います。

実は仕事ができる

実は仕事を効率よく終わらすことが出来るため、自分がやるべき仕事を効率よく素早く終わらせ、あとで仕事が増えないようにするために終わっている作業を終わってないように見せかけたり、だらだらと仕事をしてしまうケースです。しっかりと成果を残していれば問題はないこともないですが、せっかく仕事が効率よく出来る能力があるのならば、もっと仕事をして成果を出してもらいたいと上の人はもちろん考えています。ただもっと作業をしてもそれに見合った給料をもらえるわけではないので、気持ちとしては仕事をサボる側の気持ちもわからないこともないでしょう。

自制心がない

自分自身の欲求を満たしたい、自己中心的な考えの人に多いケースだと言えます。休憩の時間でもないのに、食べ物や旅行のサイトなど、仕事とは関係のないページを閲覧していたり、就業中にも関わらずスマホでゲームをしていたりするなど自分のために時間を割いてサボることが多いです。このような人の言い訳の特徴としては、「今は仕事の間の休憩をしている」と嘘をつくことが多いそうです。当たり前のことですが、仕事は仕事、プライベートはプライベートと完全に分離させるような考えを徹底させることが大事だと言えます。仕事はバイトのように責任のない仕事ではありません。

仕事が出来ると思い込んでいる

今までにどのようなバックグラウンドがあるのかは分かりませんが、1度仕事が出来た経験からか、ダラダラしていても自分の能力であれば、後回しにしてもすぐに処理できると思い込んでいるケースです。このような人ほど、大きなミスなどをしやすい傾向にあるので、早め早めに仕事を処理してもらい、後で見直すことが必要とされます。一度仕事の失敗を体験させて挫折させるというのもサボり癖を直す一つの方法ではないでしょうか?

責任感がない

グループやチームで仕事をする場合に多いケースですが、自分がやらなくてもどうせ誰かがやってくれるだろうし、面倒くさいことは後回しにしたいと思っている人が責任感がないケースに当てはまります。与えた仕事は、最後まで自分でやり抜くようにさせるか、仕事に対しての評価・フィードバックをすることで、モチベーション管理をしてあげましょう。また肩書きや役職を与えることで、責任感を強くすることで更生する可能性があります。

仕事が嫌い

仕事が嫌いなのでそもそもモチベーションが上がらないというケースです。このような人は、クビにはならないよう、最低限お金がもらえる程度にダラダラと仕事をすればいいと思っていることが多いので、仕事を少しでも好き、面白いと思わせるような心がけやタスク管理と進捗管理をしっかりとしましょう。

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サボらせないための7つの方法

前章では、なぜさぼってしまうのか、またサボってしまう人の特徴について確認することが出来たので、前章の内容も考慮しながら、仕事をサボる社員への効果的な対策7つの事例について確認をしていきたいと思います。

注意をする

まずはシンプルな方法ですが、サボっている人に対して注意を促してみましょう。注意をされることで、本人に自分仕事をはサボってしまっているんだという自覚を持たせることが出来ます。真面目に働いている人にとって、サボっている人がいるのは気持ちが良いものではないですし、社内の雰囲気を乱す原因にもなります。ただし、もちろん仕事に対してのパフォーマンス、スピードは人によって違うので、注意する際には確実に仕事をしていないだろうという証拠を集めてからにしましょう。

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上司に報告する

注意をしても状況が変わらないのであれば、自分より上の役職や人間に報告をしましょう。自分よりも上の人間に注意を受ければ、さすがに今の状況のままではまずいなということに気づくはずです。それでも改善されないのであれば、配置換えなど上司と相談してしかるべき対処を相談しましょう。

コミュニケーションをとる

コミュニケーションを頻繁にとるようにすることで、モチベーション管理やどこまで仕事が進んでいるのかなどの進捗の確認をすることが出来ます。ただ、何度も何度も話しかけられて、進捗を確認されるのはイライラする上、余計にサボりを促進するだけなので、声をかけるタイミングや回数などは考えてからにしましょう。

タスク管理をする

仕事の量や仕事に対してかかる時間が管理者側から見えない状況を利用して、仕事をサボってしまう人がいます。なので、タスク管理と時間管理を同時にできるようなツールを使えば、自然と解消するのではないかと考えました。実際に自社では、タスク管理に「Teamhack」というツールを使ってタスク管理をしています。TeamHackのメリットは、タスクやドキュメントごとにチャット機能がついており、プロジェクト内に入っているメンバーであればだれでも簡単にコメントすることが可能です。またメンバー1人ひとりやチームでの進捗度をタイムトラッキングで時間を管理したり、グラフで簡単に見ることができるので、プロジェクト管理としても使うことが可能な点がメリットだと言えます。このツールであれば、誰が今どのような作業をしているのか、あとどれくらいタスクが残っているのかを瞬時に確認できるので、一括で全てが管理できる万能なツールだと言えます。

仕事内容を変える

サボる原因としては、その仕事に向いていないか、またはその仕事が嫌いな可能性があります。もともと事務作業をしている人が企画などの仕事を任せられると、サボるどころか今までにないすばらしい成果を残すといった事例も何件かあります。会社の損失にはならない程度にその人に合わせて適材適所、仕事の振り分け方を考えてみてはいかがでしょうか。

助けを求められても拒否させる

先ほども述べましたが、サボってしまう人は誰かがやってくれるだろうという甘い思いがあります。そのため助けを求められても、誰もが拒否をすることで自分でやらざるを得ないような環境を作ります。そうすることで仕事はやらなくてはいけないものということを再認識させることと共に自分が仕事を甘く考えていることに対して考え直すことが出来るのではないかと思います。

自分の仕事に集中する

わざわざサボる社員のために、仕事を変えることや注意をすることは面倒なので、サボる社員のことは無視をして、自分の仕事に集中しましょう。自分は仕事をしているのに、あいつは仕事していないと考える時間の方がもったいないです。自分は自分、相手は相手と割り切って仕事に取り組みましょう。そうすることで自ずと自分の業績向上にもつながります。

仕事をサボる社員への効果的な対策7つの事例のまとめ

いかがでしたでしょうか。今回の記事は、あくまでサボってしまう人への予防対策になります。まずは、仕事をサボらせないような環境づくりが必要だと言えます。自分のおすすめは、タスク管理をして管理する方法です。実際に自分も上司に見えるようにタスク管理や進捗具合、時間などが見えやすいように自己管理をしています。自分はここまで仕事をしたという証明とここまで進んだというモチベーション管理にもなるのでおススメです。

また自分が管理職など上の立場の人間は、部下を育てることも必要になります。いつもどこまで部下を管理すればいいのかお悩みの方も多いのではないでしょうか? もっと自発的に動けるようになるそのようなマネジメント方法が存在します。気になる方は下記の記事を参考にしてみて下さい。

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