自分にとってベストな働き方は試してみないとわからない

  • フリーランスになりたい
  • 経営者になりたい
  • 労働から開放されたい

世の中にはそんな要望があふれているように感じます。

フリーランスになるためのプログラミング講習は非常に人気です。フリーランスが仕事を簡単に見つけられるようなWebサイトは「ランサーズ」を始めどんどん増えています。

しかしながら、会社員・フリーランス・経営者として働いた経験があるぼくが感じるのは、フリーランスや経営者が必ずしもいいとは限らないと言うことです。

結論から言うと、フリーランスや経営者になろうと挑戦することはとても素晴らしいことです。トライアンドエラーを繰り返して、実際になるまでの努力は生涯の宝になると思います。しかし、個人の適性があるので、実際になってみて合わなかったら辞めることも重要です。そして、こればっかりは実際になってみないとわかりません。

人によって合っている雇用形態はまったく違う

これを思うきっかけとなったのが、昨年経営者になったぼくの友達が「サラリーマンをやっていた方が充実していたなぁ・・・。」と本音を漏らしたことから始まります。

その方のビジネスはまだ軌道に乗っておらず、人に任せたりする資金が足りず、労働時間が長くなりがちなのが原因かもしれません。

サラリーマンで働いていたときは仕事のやりがいもあり、会社で彼自身が中心となってサークルを立ち上げたり、プライベートの時間もとても充実していたそうです。

しかし、経営者になってからは孤独に感じることが多く、会社の失敗に対してすべて責任を感じてしまい、それらがストレスになり大きな負担になっていると仰っていました。

サラリーマンという働き方を一概に悪いと決めつける必要はなく、働く環境や職種、同僚が恵まれていれば十分に楽しい生活を送るのも可能ということです。

上記の例に加え、フリーランス活動を始めた人でも毎日のように仕事を探しに行ったり、自分を律して仕事をこなしていくことに疲れてしまって、サラリーマンに戻った人も知っています。

彼らはサラリーマンとして働くことの良さに気づいたので、以前よりも意欲的に働くようになりました。サラリーマンをしながら「いつかフリーランスになりたいなぁ~。」と常々言っている人よりも、一回フリーランスを経験して、その苦労を知ってサラリーマンに戻った人の方がその労働形態に満足しているように見えます。

どんな雇用形態でも幸せの共通点は健康

サラリーマン・フリーランス・経営者を問わずとも、幸福度が高いのは健康な人です。特に以下の5点のバランスが取れている方が幸せに感じやすいと思っています。


✔適切な睡眠時間(7~8時間)を確保している
✔定期的に運動している
✔3食栄養のある食事をとっている
✔人とリアルな交流がある(家族や恋人含む)
✔病院で定期的な検診をしている

これらのことがしっかりできていると、エネルギッシュに日々を過ごすことができます。昔は元気だったのに、最近は何をやってもやる気がわかなかったり、疲れたりするのは上記の5点のバランスが原因となっているのではないでしょうか。

残念ながら、それが重要だとわかっているにもかかわらず、ないがしろにしている人があまりにも多いように思います。

自分で勤務体系が選べるフリーランスや経営者はここのバランスを取るのが難しいように感じます。インターネットの発達によって、インターネットベースで完結する仕事が増えました。隙間時間があればスマホで情報収集をしたり、メールの確認をしてしまったりと強制的に仕事を遮断しない限り、仕事を無限に続けてしまいがちです。

それに加え、自分で仕事を探して、自分で作業を完結させるようなフリーランスは働く時間も自分で決められるので、仕事をどんどん探してしまい過労になりがちです。

働きたい気持ちをぐっと抑えて運動したり、ご飯を3食しっかりと食べたり、定期的に歯医者に行ったり、自分にあった睡眠のサイクルを作るのが非常に重要だと感じます。

ぼくの場合はフリーランスがメインの仕事ですが、朝は必ず6時に起き、3食の食事もきちっと取るようにし、週3回の運動を心がけています。

それに加え、社会の接点を作るためにパートタイムで日本語教師の仕事を週に2回入れています。これによって人との接点ができて、見た目を維持しようというモチベーションになったり、生徒や他の先生と話すことで元気をもらえます。

このように生活のバランスを整えることは非常に大事であり、どのような仕事をしてもそれを甘くみないようにしましょう。

あなたにあった労働形態を探してみる

世の中にはさまざまな仕事があります。それと同様に雇用・労働形態も人によって適正があります。

ぼくはさまざまな雇用・労働形態を社会人になってから経験しました。フリーター・派遣社員・正社員という雇用形態です。また、サラリーマン・フリーランス・経営者としての働き方を経験しました。

いろいろとやってみましたが、まだどの雇用・労働形態が自分に合っているかまだ手探りです。もしかしたら、年齢を重ねるごとに変わっていくのかもしれません。それくらい自分に合う事を探すのは難しいです。

このことから新卒で決めた会社がその人にベストな労働場所ということはないと断言できます。さまざまな経験をして自分に合った働き方を選択すべきだと思います。

半年くらいすべての労働を辞めて、ゆっくりしてから自分が本当にやりたいことを考えるという選択もありでしょう。ぼくは20代のうちに3回程そういった期間を経験しており、その休憩時間は自分にとってこれからやりたいことを振り返る大切な時間となりました。労働を止めても生涯のキャリアに大きなインパクトは与えません。(日本の企業は良く思わない傾向がありますが…。)

働き続けていると、自分にとって何が1番いいのか考える時間がまったくありません。時間があったとしても、スマホを眺めたりして自分自身と対話する時間を確保できている人は少ないように思います。

あなたの可能性は無限大

ぼくの周りで、キャリアを大きく変えた人は何人もいます。


✔予備校の先生からフリーランスのWebデザイナーになる
✔脱サラ後、海外で起業して飲食店を始める
✔ブログから収入を得て、デジタルノマドになる
✔正社員を辞めて、派遣社員になる
✔アルバイトをしながら、写真の仕事を副業とする

共通して言えるのが、いつ何を始めても遅くないということです。司法試験の勉強を始めたり、海外で働くために語学の勉強を始めたり、プログラミングの勉強を始めたり、看護学校に通い始めたりして新しいキャリアを探そうとしている人は周りに多くいます。

上記の方々は20代、30代、40代と年代もさまざまです。しかし、年齢に関わらず新しいキャリアを実現させています。

「あの仕事に就きたかったなぁ~。」と、言いながら一生を終えるよりチャレンジをして失敗した方が後悔せずに済みます。そうでないと、「あの頃やっておけばもしかしたらできたのに・・・。」と、一生たらればの話をすることになります。

まとめ。自分にあった働き方を探そう

仕事を選ぶのはあなたの自由です。以下のような労働・雇用形態があり、自分に合う形態を探し続けることがとても大切です。


✔サラリーマン・フリーランス・経営者
✔正社員・契約社員・派遣社員・アルバイト

週3回のアルバイトで、それ以外の時間はゆっくりしたいという人もいるかもしれません。中にはフリーランスで仕事をこなしながら会社の経営をする人もいるかもしれません。

上記はやってみなければわからないですし、挑戦しなければ一生わかりません。もしもあなたがベストだと思う働き方があるのであればぜひそれに向かって下さい。そして、目標に到達するために何をすればいいか考えてみてください。何歳からでも不可能なことはないはずです。

ぼくはこれからも自分のベストな働き方を模索していきます。

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