新しい働き方とは何か?3つの視点で考察してみた

ぼくは2015年に台湾に来てからフリーランスとして仕事をしています。
2018年からはさらに以下の仕事をしているので完全にフリーランスではなくなりましたが、フリーランス寄りの仕事をしています。

現在の仕事

  • 翻訳・通訳のディレクション業務(平日数時間)
  • インターナショナルスクールでのパートタイム講師(週2回)
  • 日本企業が台湾にビジネス展開する際のお手伝い(数ヶ月に1度)
  • ブログ(ほぼ毎日)
  • 台湾留学・インターンの斡旋(月に1回程度)

このように台湾で多様な働き方をしているぼくが「現代の新しい働き方」について3つの視点で書いていきます。

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現代の新しい働き方とは?

現代の新しい働き方とは以下の3つに縛られない働き方です。

✔雇用形態
✔労働時間
✔労働場所

これまでの労働は正社員として週5日で8時間勤務、会社の命令があれば残業も必要という考え方が一般的でした。しかし、インターネットの発達によって、多くの仕事がインターネット上で完結できるようになりました。

インターネットを利用すれば、雇用形態・労働時間・労働場所の自由を享受することができます。実際にぼくは翻訳・通訳の仕事をツイッターやブログ経由で受注しています。

仕事はほとんど自宅でできる作業です。これにより、上記の3つについて自由に選択できるようになりました。

新しい働き方:雇用形態の自由

雇用形態の自由は、正社員・派遣社員・アルバイト・フリーランスが自由に選べるということです。

正社員として働く

日本で正社員として働くことは安定的な固定給料と引き換えに、会社の指定された場所で8時間(またはそれ以上)働く必要があります。

日本は、特に正社員という肩書きを持っていると、「会社に献身しなければならない文化」があります。ぼくが日本で働いていた会社は社員の終身雇用の考え方が強く、「会社の発展=個人の喜び」という考え方が蔓延していました。

会社の利益を最大化するため自己犠牲を行なうケースが後をたちません。

派遣・アルバイトとして働く

派遣・アルバイトはどちらかというと上記の概念が少なく、時間内で与えられた仕事を行い時間になったら帰っていいという発想です。

しかし、派遣やアルバイトにやりがいのある仕事がまわってくる可能性が低いということが難点です。

クリエイティブな仕事ややりがいのある大きな仕事は正社員の人達に割当てられがちです。そのため、仕事を通じてスキルアップするのが正社員よりも遅くなってしまうというのが欠点です。

フリーランスとして働く

フリーランスの仕事は会社または個人から仕事を請け負う労働形態です。仕事の発生ベースで収入が増減します。

会社から見て、フリーランスに仕事を渡すメリットは、会社に仕事が発生したタイミングで仕事を渡せる事です。正社員には毎日仕事を与えないといけませんが、フリーランスの場合は仕事が発生したときだけ渡せばいいので、会社にとっては好都合です。

多くの会社は正社員を抱えていますので、フリーランスに流れる仕事は2通りになります。

①社員にはできないクリエイティブな仕事
②正社員ではマンパワーが足りないため、会社内で処理できない仕事

①の場合、それなりの対価が支払われます。なぜなら、あなたでないとできない仕事だからです。しかし②の場合、正社員で仕事が追いつかない余り物をフリーランスに渡すスタイルです。そのため、必然的に仕事が単純で対価は低くなりがちです。

正社員・派遣・アルバイト・フリーランス、結局どれがいいの?

上記を考えると、どの業務形態にも一長一短があることがわかります。あなたに特別なスキルがあって、フリーランスで仕事がどんどん入って、仕事を選べる状態になるのが理想的ですが、そこまで到達するのには時間がかかります。

生きていく上で生活費は最低限稼がなくてはなりません。そのため、雇用形態を組み合わせて仕事する必要があります。これが雇用形態の自由です。

  • フリーランス+派遣
  • フリーランス+正社員
  • 正社員+アルバイト

このように雇用形態を組み合わせることによって、あなたに一番あっている雇用形態を考える事ができます。人によってベストな働き方は違います。派遣がいいという人もいれば、正社員がいいという人もいます。フリラーンスが最高だという人もいます。強調したい点は、正社員にこだわる必要は全くないということです。

新しい働き方:労働時間の自由

労働時間についても自由に選べる時代が来ています。

例えば、フリーランスで仕事をするのであれば、相手の求める成果物を納品すれば仕事は終わりです。1時間で終わる仕事もあれば、数日かかる仕事もあるでしょう。

アルバイトであれば働く時間を自由に設定できます。

労働時間の自由によって得られるメリット

最低限の労働時間で十分な生活費が稼げると、残りの時間は自由に過ごす事ができます。そんなに自由な時間があってもお金がないと何もできないじゃないかという意見もありますが、ぼくはそうは思いません。今はインターネットに多くのコンテンツが無料で公開されています。AmazonのサービスKindle Unlimitedに登録すれば月々1,000円程度で本が読み放題です。Netflixに登録すれば1,000円前後で無限に映画やドラマが見られるでしょう。

自由な時間が増えた分、十分な睡眠をとったり、定期的にジムに行って健康を維持することもできます。

つまりあなたが本当にしたいことに時間を使う事ができ、より健康な暮らしができるようになります。

労働時間を少なくして生活するためには?

労働時間を少なくし、自由な時間を増やしたいというのであれば、フリーランス+アルバイトが最適解です。

アルバイトで最低限の生活を稼ぎつつ、フリーランスで単価の高い仕事をとりにいって徐々にアルバイトの割合を減らしていく作戦です。フリーランスの仕事は波があるので、仕事の忙しさによってシフトを調整できるアルバイトは非常に相性がいいでしょう。

新しい働き方:労働場所の自由

現代は事務作業の多くがインターネット上で完結します。つまり、好きな場所で仕事ができるということです。労働場所の自由があると、今までの働き方の概念が大きく変わります。例えばインターネットを利用して、自宅で仕事ができるということです。

在宅ワークによるメリットは以下の4つです。

✔通勤時間で時間・精神を消耗する必要がなくなる
✔身だしなみを整える時間を削減できる
✔生活費が高い都市部に住む必要がなくなる
✔住む国を選ぶ事ができる

通勤時間で時間・精神を消耗する必要がなくなる

日本人の都市部の平均通勤時間は概ね1時間30分です。この時間を全部無駄にしているということはありませんが、もっと有効に使う方法があります。

身だしなみを整える時間を削減できる

ぼくは朝起きて10分程度で仕事を始めます。

髪の毛をセットすることもしません。服もパジャマのままです。ヒゲも剃る必要がありません。

これらの身だしなみは通常30分、もしかしたらそれ以上かかります。その30分を自分の好きな時間に当てられるのは非常に重要です。1ヶ月で15時間、一年で180時間(7.5日)も自由なことができるのです。

生活費が高い都市部に住む必要がなくなる&住む国を選ぶ事ができる

ぼくは台湾に住んでいます。なぜならぼくの仕事は場所を選ばないからです。それに加え、生活費が高い台北ではなく、台中という2番目に大きい都市にいます。東京の物価の1/2程度のため支出を抑える事ができます。

日本に近く生活費が安い国としてタイがあげられます。実際に多くの日本人、欧米人がタイでリモートワークをしています。ぼくは毎日ネイティブスピーカーとオンライン英会話をしていますが、オンライン英会話講師の多くが物価の安い国に住んでいます。

最近英会話した講師はタイに住んでいました。タイに住めば生活費は5万~10万円で済むので、時給1500円のオンライン講師をすれば、50時間で75,000円稼ぐ事ができます。月に20日勤務として考えると、一日2.5時間の勤務で良いことになります。

新しい働き方とは何か?3つの視点で考察。まとめ

新しい働き方は雇用形態、労働時間、労働場所に縛られない生き方です。

今後この考え方はどんどん広がっていくでしょう。なぜなら自由な時間が増え、自由な場所で仕事ができれば、本当に自分のやりたい事に時間を使え幸せになれるからです。

自分のやりたい事からお金を生み出す事ができれば、さらに幸福度は増します。自己肯定感があがり承認欲求も満たされるので、やりがいも一層です。

しかし、やりたい事が必ず仕事に直結するとは限らないので、正社員・派遣・アルバイト・フリーランスの他の仕事でリスクヘッジすることで自分に合った生活スタイルを確立していくことが重要になります。

これを読んで下さった方々には、ぜひ目指したい雇用形態、労働時間、労働場所を考えてみて頂きたいです。

それを目指すために何をしていくべきか考えると、やるべきことが明確になります。転職も一つの手段ですし、新しく勉強を始めるでもいいかと思います。最終ゴールを設定し、そこに向かって少しずつ進んでいきましょう。

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