「仕事が楽しい」職場は何が違うのか? 脱社畜してわかった4つのポイント

こんにちは、ニュージーランドで働くプログラマのはっしーです。

僕が海外で働き始めてすぐ驚いたのが「仕事が楽しい」ことでした。日本でシステムエンジニアの仕事をしていたころは平日が憂鬱でしかたなく、日曜日の夜が来るたびに気分が暗くなり、重い足を引きずりながら会社に向かっていました。

  • 「仕事はつらい」
  • 「働くのは苦しい」
  • 「給料はガマンの対価である」

……そんなどんよりした気持ちを常に抱えていたんです。

しかしニュージーランドで転職してからは、働くことに素直に喜びを感じられるようになりました。日曜日の夜は憂鬱になるどころか、月曜日に会社に行くことがむしろ楽しみになったくらいです。

仕事はつらいものに決まってると考えていた自分にとって、この気分の変化は衝撃的だったんですよね。

日本での社畜生活と海外でのホワイト企業生活。その両方を経験した立場から、今回のコラムでは「仕事が楽しい」職場の特徴を4つご紹介します!

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「仕事が楽しい」職場の4つの特徴

日本でのブラック企業とニュージーランドでの超ホワイト企業という正反対の企業での就業経験をもとに、「仕事が楽しい」を作る特徴について紹介していきます。

1. 「ほめる」文化がある

いまのニュージーランドの職場では、同僚の働きぶりに対して積極的にほめ合う文化ができあがっています。

  • プログラムをきれいに書き直したとき
  • いまあるシステムにちょっとした改善案を出したとき
  • みんなが興味ありそうなニュース記事を共有したとき

など、本当にささいなことであっても「Cool!」「Great!」「Awesome!」などの賞賛の言葉が飛んできます。

自分では大したことだと思っていなかったのに、予想以上にみんながほめてくれるし、感謝もしてくれる。だからこそモチベーションも高まり、やればやるだけポジティブな反応が返ってくるから仕事が楽しくなっていくんです。

日本で働いていた頃を思い出すと、上司や同僚から褒められるなんてことはほとんどありませんでした。指示されたタスクを納期通りに終わらせても、感謝のひとことも言われない。

その割には、なにかミスをすると激しく叱責される。そんな会社でした。これでは仕事を頑張る気にもならないし、楽しく働けるわけがないですよね。

2. 同僚と雑談ができる

みなさんが学校に通っていたとき、登校したら仲のいい友達と会ってバカ話をするのが楽しみじゃありませんでしたか? 学校は勉強だけの場所ではなく、友達とコミュニケーションを取る場所でもあります。

会社も同じで、デスクに向かって仕事をするだけでなく、同僚と雑談をするのだって会社の機能なのです。

いまの職場には各フロアにコーヒーマシンがあり、またソファ付きの広いカフェテリアも用意されています。仕事に疲れた社員たちが休憩のために集まってきて、自然と雑談する空気があるんですね。

次の週末の予定の話、新しい映画やゲームの話……話題の多くは仕事とまったく関係ありません。ですが、こうした一見ムダな時間が雰囲気をやわらかくし、会社を楽しい場所にしてくれるのです。

日本でも以前は喫煙スペースが同じような機能を担っていたかとは思いますが、全員に開かれたスペースではありませんでした。またどうしても「会社で仕事以外のことをしてはいけない」という同調圧力があるようにも感じられます。

会社が仕事のためだけの場所になると、雰囲気がピリピリして楽しく働くどころではなくなるのではないでしょうか。

3. 好きな時間、好きな場所で働ける

IT業界ということもあって、いまの会社ではフレックスタイム制が採用されています。

朝10時頃に来て夜6時過ぎまで働いている人もいれば、朝7時頃に出社して昼3時には帰宅してしまう猛者もいます。

またリモートワークも許可されているので、午前中はオフィスで仕事、昼過ぎに歯医者に行き、そのまま家に帰って続きはリモートで働く、なんてことも可能です。つまりは、いつどこで働くかが完全に社員の裁量に任されているんですね。

上司の目の届くところにいてもいいし、いなくてもいい。朝早くから働いてもいいし、早起きが苦手なら遅く来てもいい。平日の日中に、病院や役所に行っても大丈夫。

これだけ裁量が大きいと、自分の意志で働き方を選んでいる実感がわき、仕事に積極的に取り組めるようになってきます。

またフレックスタイム制やリモートワークは、「あなたのことを信頼していますよ」という会社からのメッセージとも言えるでしょう。

フレックスタイム制やリモートワークに反対する経営者は

  • 「社員がサボってしまうのではないか」
  • 「会社に来なくなってしまうのではないか」

と心配しているのかもしれませんが、実際は逆です。

いつどこで働いてもいいと会社から信頼されれば、社員はその信頼にこたえようとします。

だいたい本当にサボっていたら仕事内容でバレますから。

4. 無理な納期が存在しない

日本で働いていたとき、一番自分を苦しめていたのが「納期」の存在でした。

システム開発では正確な納期の見積もりは難しいというのが常識なのですが、当時はお客さんと約束した納期は絶対。1日たりとも遅れることが許されません。そのため、納期直前は残業・徹夜・休日出勤を当たり前のように連発し、なんとか間に合わせるのがいつものことだったんです。(しかも無理して納品するから不具合が大量に起き、また徹夜して直すという悪循環……)

IT業界に限らず、どう考えても無理な量の仕事を「明日までにやっといて!」なんて言われたらやる気を無くしますよね。自分が会社の都合の良いコマとして扱われているような気分になって、仕事が嫌になってしまうでしょう。

その点、いまの職場では無理な納期を要求されたことは一度もありません。上司からしつこく進捗を聞かれることもなく、自分なりのペースを守って働けるので、楽しく仕事ができるんです。

アメリカのソフトウェア工学者トム・デマルコは、2001年に著した『ゆとりの法則』の中で「いくら時間的なプレッシャーを与えても、考える速度を上げることはできない」と述べています。

つまり、どれだけ優秀な人でも無理な納期のもとでは実力を発揮できないというわけ。

これでは仕事が楽しくなくなって当然ですね。

楽しい職場に出会うにはどうすればよいのか?

「いろいろ違いはわかったけど、そういう楽しい職場で働くにはどうすればいいの?」という方のために、具体的な行動を2つご紹介してコラムの締めとしたいと思います。

平日夜の勉強会に参加してみる

仕事の楽しい職場で働いている人は、平日でも自由時間がたっぷりあります。そんな中でもモチベーションの高い優秀な人が顔を出すのが、平日夜の勉強会です。「ATND」「connpass」「ストアカ」などのサイトで検索すると、さまざまなイベントが見つかります。

普段残業ばかりで行きにくいという人でも、一度だけでいいので勇気を出して行ってみましょう。そしてできるだけたくさんの人と話して、どうすれば平日夜の勉強会に参加できるような会社に転職できるのか情報を集めてみてください。

運が良ければ「今度うちの面接受けてみない?」というオファーがもらえるかもしれません!

以前の僕のように、仕事がつらい職場に囚われている人は視野が非常に狭く、「仕事が楽しい」とはどういうことなのか全くイメージできなくなっています。まずは同業者で仕事を楽しんでいる人に会ってみると、彼らと一緒に働くために必要なことが見えてくるでしょう。

今よりも高いスキルを身に着けて転職する

「仕事が楽しい」職場がなぜ高待遇なのかというと、高待遇にしないとすぐ逃げられてしまうスキルの高い人材が多いからだと言えます。

そう簡単に代わりのきかない社員ばかりなので、なるべく長く働いてもらえるよう、裁量を大きくしたり、リラックスできる空間を作ったりしているわけですね。

同じような職場に転職しようと思ったら、やはり同様に高いスキルが求められる場合が多いです。忙しい中でも時間を作って自己研鑽し、働く会社を選べる立場になれるよう頑張りましょう。

どれくらいのスキルがあればいいのかは、転職情報サイトで自分の働きたい会社の求人情報を探すとわかります。必要とされる技術や資格・経験が細かく書いてありますので、参考にしながら勉強や仕事を続けてみてください。

なお、「今の職場を楽しい職場に変えるように頑張る」ことをモチベーションにしたい人は相当の覚悟を持って取り組む必要があるでしょう。すでにできあがっている社風をイチ社員の立場で変えるのは非常に難しいですし、達成できたからといって大きな報酬がもらえるとも限りません。ひとことで言って、コスパは良くありません。。

その行動力を転職のために使ったほうが、より簡単に楽しい職場で働けるようになりますよ!

まとめ

「仕事が楽しい」と思える条件や環境は人それぞれ違うでしょうが、日本でのブラック企業とニュージーランドでの超ホワイト企業を比べて感じているのは「社員の自主性を尊重し信頼している」という点につきます。人によってはすごく厳しい環境で成果を出し注目を浴びることに仕事の楽しさを感じる、僕とは真逆の人もいるでしょう。

まずは自分が仕事を楽しいと感じるポイントや条件を棚卸ししてみましょう。そしてその条件に優先順位をつけて、ぜひそういった会社がないか探してみるのがおすすめです。

人生の大半の時間を仕事に費やすのですから、やりたくないことをダラダラと続けるのはもったいないです。ぜひ第一歩を動き出して見ましょう。


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