2018年話題になった仕事効率化のためのWebサービス・アプリ14選

これまでチームハッカーズではさまざまなツールやアプリをご紹介してきました。改めて昨年2018年の1年を振り返ると、仕事効率化や生産性向上のためのツールやアプリ、Webサービスが多くリリースされた年だったといえるのではないでしょうか。画期的なサービスがいくつも開発され、最新の情報に敏感なベンチャー界隈でもIT系のサービスを中心に多くのサービスが話題になりました。

今回は、2018年に話題になった仕事効率化のためのWebサービスを14つまとめましたので、こちらをご紹介していきたいと思います。

2018年仕事効率化が注目された背景

「仕事の生産性を上げる」というテーマについては、これまで製造業などの一部の業種でしか語られてきませんでした。これらの業界では、製品を大量に生産するために作業を効率化することが必須の課題だからです。
しかし、近年は、製造業以外でも仕事の効率化や生産性向上が求められるようになりました。こうした変化は2016年に起きた某広告代理店の社員が過労自殺した事件が話題となったことや働き方改革への取り組みが進んだことが大きく影響しています。

2018年度は、例年以上に多種多様な企業において働き方を改善するための取り組みが増え、働き方改革は国の重要なテーマとして位置づけられていました。各省庁はじめ、地方自治体や民間の企業においても、長時間労働の削減や生産性向上に取り組んでいる事例がニュースやメディアで数多く紹介されています。

こうした背景から、2018年は仕事効率化によって労働生産性を向上させることが社会的なテーマとなり、それを補助・促進するツールとして種々のWebサービスやアプリが開発された年でした。

2018年話題になった仕事効率化のためのWebサービス・アプリ14選

ここからは、2018年話題になった仕事効率化のためのWebサービスやアプリについてご紹介していきます。ジャンル別にまとまっていますので、気になるツールが見つかった方はぜひ一度試してみてください。

情報管理系

Stock

Stockは、一言で表すと「チームの情報を簡単に保存することができる」ツールです。ナレッジマネジメントが重要視される中「チーム内の重要な情報をとにかく簡単にストックしたい」という企業の要望を背景にリリースされました。
多くのチャットツールでは、そもそも会話を前提としているので「必要な情報が流れていってしまう」という課題があります。また、ファイルでの情報管理はPCに最適化しており、モバイルでのタイムリーな情報管理に向いていないという課題が挙げられます。

Stockは、これらの課題を解消し、チームで業務を遂行する際に「もっとも簡単に情報を残す仕組み」を提供しています。

Stock:https://www.stock-app.info/

Vein

Veinとは、会社内やグループなどチーム体制の方に便利な情報共有サービスです。VeinはChromeの拡張機能やアプリから気軽に情報共有することができ、仕事内容だけでなく、社内のコミュニケーション手段としても活用されています。チームで仕事をしている人やコミュニケーションツールとして活用したい方にはおすすめのサービスです。

Vein:https://introduction.vein.space/

myBridge

myBridgeは、LINEが開発した「名刺管理アプリ」です。
スマホで名刺を撮影するだけで、名刺に書かれている情報を自動的に読み取りデータ管理することができたり、LINEの着信時に相手の情報を表示してくれたりとさまざまな機能が付いています。
これまでアナログで行なっていた名刺管理を効率化してくれる便利なWebアプリです。

同様の名刺管理アプリとしては「Eight」が有名ですね。myBridgeと比較して利用してみながら、ご自分に合ったものを見つけてみてください。

myBridge:https://jp.mybridge.com/home

Sunsama

Sunsamaは、カレンダーをベースにタスク管理を行なうことができるオンラインサービスです。
UIがかんばん式になっており、とても見やすく表示できることが特徴です。さらに、Googleアカウントでログインするだけで使えるので、普段Googleカレンダーを使っている人にはうってつけのサービスです。仕事でプロジェクトを管理している人やチームで仕事を行なっている人は、Sunsmaを使って便利なタスク管理を実現することも可能でしょう。

sunsama:https://sunsama.com/

アイデアメモ・業務効率化のためのWebサービス

メェーモ

メェーモとは、仕事のメモやアイデアなどをオンライン上で共有できるサービスです。ユーザーは共有したい情報を、メモや付箋感覚で気軽に共有することができます。チーム体制で作業をする方に、ブレストや掲示板として活用しやすいということで2018年話題になりました。

UIがよく、操作しやすいという評判なので、これから期待のサービスです。

memo:https://meeemo.space/

Trickle

Trickleは、趣味やジャンルごとに分けてアイデアを書き留められるサービスです。Trickleでは自分のまとめたアイデア内容を、SNS感覚でユーザー同士共有することもできます。自分のアイデアを整理するだけではなく、他のユーザーの意見を見たり、返信をもらえることで、自分の考えをより深められるサービスになります。

Trickle:http://blog.h13i32maru.jp/entry/2018/11/12/092904

ヤギッシュ

ヤギッシュとは、ブラウザ上で簡単に履歴書の作成ができる無料サービスです。アルバイトや転職、パート用などユーザーに合わせた6つのフォーマットが用意されており、データを入力するだけで簡単に履歴書作成ができます。

履歴書の書き方がわからない方や履歴書を効率よく作成したいという方にはおすすめのサービスです。

ヤギッシュ:https://rirekisho.yagish.jp/

Asales

Asalesは一言で表すとAI営業分析ツールです。「なぜ売れたのか・なぜ売れなかったのか」をAIが分析してくれるというサービスです。営業は結果を残すことがすべてともいわれ、売れた・売れなかったの原因を知ることはとても大切です。またAsalesでは、売り上げに関して、社内の定性データの理解や、顧客・業界動向の収集をもとに営業の分析を行ないます。

営業、起業家、ベンチャー企業の社員、フリーランスなど、これからいろいろなことに挑戦していきたいと考えている人にとっては優秀なサポートツールとなるでしょう。

Asales:https://asales.ai/

Cassette

Cassetteは、自動文章化機能を備えた音声録音サービスです。魅力は何といっても、録音した議事録などをすべて文章化することができることです。また、重要事項など大切だと思われる部分は、マーカーやブックマーク機能をつかうことで、わかりやすくまとめることができます。議事録を書くというアナログな作業をなくすことで、より効率的に会議内容をまとめ、生産性の高い仕事に使う時間を確保することができるようになるでしょう。

Cassette:http://www.cassette.design/

仕事依頼系シェアサービス

Any MaMa – エニママ

“ママが採用や業務のすべてを変える”
エニママは、働く意欲とスキルをもったママたちを活かした「企業の実務支援サービス」です。昔に比べて女性が働きやすい環境が整ってきたとはいっても、出産・育児休暇による仕事へのブランクによる心理的不安やスキル低下はどうしても避けられません。そんなママたちのために、エニママでは、職場復帰支援、チームによるリモートワークでの業務体制の構築、業務上の各種サポートなど育児中でも安定的に働ける機会や環境を提供しています。

ママたちは、「働きたい」という意欲と十分なスキルを持っているということもあり、エニママのビジネスモデルは企業・ママの双方にとってメリットがあります。

人手不足が叫ばれ、働き方が多様になって来ている現代において、隠れた優秀な人材をうまく引き出す画期的なWebサービスと言えます。

Any MaMa:http://anymama.jp/

クラフトバンク

クラフトバンクは、大工や建設業界の方と企業をマッチングさせるサービスです。
建設の現場では、体力仕事ということもあり当日の欠員が問題となることが多々あります。そうしたトラブルが起きた際に工務店や建設会社が現場の欠員補充を依頼できます。また、一般ユーザーでも、店舗やオフィス、住宅のリフォームなどの大工仕事を依頼することができます。

「腕のいい大工はなかなか見つからない」といいますが、こうしたシェアサービスを通じて、社会におけるさまざまな課題が解決されていくことに期待が高まります。

クラフトバンク:https://craft-bank.com/

フリーランス仕事シェア系

TEAMKIT

フリーランスを中心に「個人」が仕事をシェアするプロジェクトシェアプラットフォームです。TEAMKITのビジネスモデルでは、「信頼」を可視化することで安心して仕事をシェアできるので、まったく知らない人に仕事を依頼するクラウドサービス等の利用に悩んでいる人にはおすすめのサービスです。

TEAMKIT:https://teamkit.jp/

Web制作系

MOSH

MOSHは、個人のプロフィールや予約ページなど、ホームページを簡単に作成することができるサービスです。
「自分のホームページを作成したいけれど、やり方がわからない…」
「簡単なホームページでいいからすぐに作りたい…」
「ホームページを作る技術や知識がない…」
MOSHを使えばだれでも簡単にホームページを作成することができます。

ホームページを作成することで仕事の依頼を獲得できたり、情報を発信できたりするというように数多くのメリットがあります。ビジネスを効率的に拡大させる上で役に立つサービスです。

MOSH:https://mosh.jp/

その他サービス(おまけ)

タウンWiFi

多様な働き方の代表例に「フリーランス」があります。実際にフリーランスの方に、いつも利用しているWebサービスに関して質問をしたところ「タウンWi-Fiが超便利」との答えが返ってきました。

タウンWi-Fiとは、接続可能なWi-Fiをアプリが探して自動的に接続してくれるサービスです。外出先でも、自動で簡単にWi-Fiにつながるということで話題になりました。現在対象スポットは50万スポット以上あります。

街中のカフェ等で仕事を行なうフリーランスの方々にとって 、仕事をする上でなくてはならないWebサービスです。

タウンWiFi:https://townwifi.jp/

まとめ

いかがでしたでしょうか?
2018年も画期的なサービスがいくつも誕生しました。特に、情報共有やマッチング、シェアなど、人と人、人とモノを「つなぐ」サービスが多かったと思います。
まだまだ開発段階(β版)のサービスも多いですが、これから成長し、我々の生活を豊かにしてくれることに期待しましょう。何か気になるサービスを見つけた人は、実際に使ってみて、いろいろ試してみてください。新しい発見に出会えるかもしれません。

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