現在台湾でパラレルキャリアを形成している昇です。フリーランスとしては3年目になりますが、さまざまな仕事を経験しました。以下が僕が経験した仕事の種類です。
- 財閥系金融機関で正社員として仕事
- Airbnbでのゲストハウス運営
- Airbnb体験ホストで書道教室実施
- シェアハウスの運営
- SEO対策・サイト分析会社業務委託での勤務
- SEO対策個人コンサル
- フリーランスのメディアディレクター/Webマーケター
1つの事業を軸に横展開をすることで、自分の得意なことをさらに伸ばし経験値を高め、さらに自分の労働単価を上げていくことができます。
そして実績を貯めれば、自分の得意なこと×好きなこと×高単価を実現できます。
- いまの働き方をこのまま続けて良いのか悩んでいる
- パラレルキャリアを作るために最初にすべきことはなに?
- 自分の好きなこと・得意なことを色々な場所でやりたい
これからパラレルキャリアを形成していこうと考えている人におススメの求人サイトやサービスを紹介していきます。
パラレルキャリアの働き方の具体例
パラレルキャリアというのは、実のところいろいろな働き方の組み合わせでしかない。
- 正社員×正社員
- 正社員×個人事業主
- 派遣×個人事業主
- アルバイト×フリーランス
- フリーランス×業務委託
2つ以上の収入源・働く場所・人脈などを作っていくことがパラレルキャリアの最大の魅力。
パラレルキャリアの実現方法
それでは早速おススメの求人サイト・サービスを紹介していく。紹介するサイトの内訳は、
- 安定的に収益を得られる仕事を持つ
- やりたいことができる・伸ばしたいスキルが得られる、などスポット的な仕事を見つける
- 自分のサービスを販売していく
上手く自分に合うキャリア形成ができる求人サイトやサービスを使っていこう。
業務委託系の求人で新しい働き場所を作る、求人サイト5選
1.週1勤務・リモートワークが可能、『CARRY ME』
いまもっとも自分にとって1番案件を探しやすいのが『CARRY ME』。
実際に求人情報を見てみると分かるのが、週1~4までの業務委託系の求人情報をメインに扱っている。
ボクの場合は「ライター・編集」という仕事を横断的にキャリア形成をしていきたいと考えているので、週2~3でリモートワークも可能な企業を2社探している。
求人情報を見て分かるように、週1~3で業務委託・在宅ワークが許可されている。これであれば複数の企業と契約を結ぶことで、働く場所も収入源も人脈も複数の場所で作ることができる。
そして自分のスキルや経験をまっすぐに活かし、更に伸ばすことができるので、自分の市場価値を上げることもできる。
CARRY MEのおススメポイント
- 週1~、業務委託、在宅ワークOKとパラレルキャリア形成には最適
- 案件数も非常に多い
2.フリーランスエンジニアでも充実した福利厚生が得られる、『Branding Engineer』
Branding Engineerには、一度Wantedly経由で、SEO対策・メディア運営職種でカジュアル面談をしてきた。
現在急成長中ということで、今回に関しては一緒に事業を作ってくっれる人を募集しているとのことだったので、業務委託での募集はなかったので選考に進むことはない。
しかし、ここの会社の事業内容はあらゆる業界のHR(人的資源の獲得や育成・定着)の常識を打ち破ることを目指している会社であり、現在はフリーランスエンジニアの就労支援を行なっている。
ボクが面談に行った日の同時間帯にも、10人程の人が来ており個室すべてが面談で埋まっていた。となりからは案件の紹介やキャリア形成に対するヒアリングが聞こえてきた。
かなり多くのフリーランスエンジニアの方が登録をしているのを目の当たりにして、Branding Engineerの魅力は『共に成長しようとする姿勢』ではないかと感じた。
ボク自身はフリーランスエンジニアではないので各求人サイトの違いや制度の違いは分からないが、実際に行って感じたことは、社員1人ひとりが親身になって話を聞き考えてくれる姿を見ることができた。
10月で5年目となり、1年目から260%の成長を実現している。会社の成長とフリーランスエンジニアの成長が重なる部分があるので、社員1人ひとりが真剣であるのだと感じた。
ボクの面談をしてくれた人事の方も、
「一緒に事業を作ってくれる社員が欲しいので業務委託ならいらない。事業を作りたいと思ってくれるなら、ぜひ来てほしい。」
と包み隠さず伝えてくれました。ボク自身この会社は好きです。
現在この会社が提供しているメインサービスは、フリーランスの最大の懸念点である福利厚生を保証した『Midworks』『TechStars』
- 年金
- 賃金
- 保険
- 支払継続
といったフリーランスでも福利厚生をしっかりと受けることができます。
フリーランスでエンジニアを目指している人、まずは登録して話を聞いてみてはいかがでしょうか。
Branding Engineerのおススメポイント
- 会社の成長とフリーランスエンジニアの成長が重なる
- 社員1人1人が本気で向き合ってくれる
- フリーランスなのに正社員並みの福利厚生も得られる
3.非エンジニアでもWeb関連の仕事を見つけられる、『マスメディアン』
全国的にエンジニアが枯渇しているという背景から、ほとんどの求人サイトに案件が掲載されているのがエンジニア職である。
一方でライターやデザイナーといった職は、まだ社内で雇えたり育成できたりする部分があるので案件数はそこまで多くない。なので非エンジニアでクリエイター職を目指すなら、まず案件を見つけることができるかが重要となってくる。
『マスメディアン』は広告・Web・マスコミに特化した求人・転職サイトである。
多くの職種を扱っており、雇用形態は正社員・契約社員・派遣社員の3つ。個人的な意見だとパラレルキャリアを形成するなら派遣社員をおススメする。
派遣社員の給料は時給制になるので、働く時間は自分で決められる。1日6時間週3日とすれば、その時間分の給料が貰える。それ以外の時間は他の会社で働くでも良いし、自分のビジネスやサービスに取り組むなど、時間の融通が利きやすい。
そして派遣社員のもう一つのメリットが、任された仕事以外のことをやらなくていいことである。
日本の働き方の特徴の一つに、できることは何でもやるという習慣あります。営業なのに掃除や会議資料の準備など本来であれば業務にまったく関係のないところにも時間や体力を使わないといけません。
しかし、派遣社員は雇用元はその会社ではなく派遣元会社。派遣社員はその業務を遂行するために仕事場に就くため、余計なことは一切行なう必要がありません。何故なら派遣先の社員ではないからです。
スキルや強みを伸ばすうえで重要な必要のない雑務をやらないことは、パラレルキャリア形成をする上でとても重要なことです。
マスメディアンのおススメポイント
- 広告・Web・マスコミに特化した求人サイトなので案件は見つけやすい
- 働き方も多様なので、自身のフェーズに合わせた働き方を選べる
4.高単価案件が豊富な、『Crowd Tech』
フリーランスが業務委託で受けられる仕事の多くは低単価や低報酬が多い。これが特に非エンジニア(ライターやデザイナーなど)となると顕著である。
複数の場所で少しずつ報酬を貰うという方法もあるが、1つはきっちりと安定した収入源が欲しいと考える人もいる。
そんな人におススメなのが、『Crowd Tech』。非常に高単価な報酬が多く、最低報酬でも15万円程度の報酬から案件がある。しかもライターや編集・校閲の仕事でも。
しかし、非エンジニアの案件数はそこまで多いわけではなく募集期間もすぐに切れてしまうような案件も多いので、こまめにチェックが必要である。
ボク自身は福岡での一部リモートワーク可のオウンドメディア運営に応募したが、就労条件が合わず辞退した。2拠点キャリアはまだまだ難しい。
Crowd Techのおススメポイント
- 基本的には高単価案件しか扱っていない
- 1つ安定的な収益源を作るのに最適
5.企業や事業内容や働き方など、様々な選択肢から自分に合った働き方にカスタマイズできる、『Wantedly』
学生時代から使っている『Wantedly』。ここは多種多様な職種でパラレルキャリアが形成できる。
いままで紹介してきたのは、Web系統やエンジニア系といったクリエイター職ばかりであった。しかしWantedlyであれば、営業代行や秘書などの職種でもパラレルキャリアが形成できる。
Wantedlyに掲載されている企業の多くが、ベンチャー企業やメガベンチャー企業。正社員として雇用する余裕はないけど、業務上必要なところだけをアウトソースしたいという企業も多い。
クリエイター系統以外でも仕事を見つけられるのがWantedlyの魅力である。
簡単に探し方を説明すると、雇用形態の部分を社会人バイト・業務委託を選択して検索すると、選択されている企業が表示される。
実際には正社員しか応募していない場合もあるが、それは実際に企業に確認してみよう。
Wantedlyのおススメポイント
- 非クリエイト職でもパラレルキャリア形成が可能
- ベンチャー企業の成長に一部関われる
クラウドソーシングで仕事を受注するサービス2選
1.クラウドワークス
2大クラウドソーシングプラットフォームの1つ『クラウドワークス』。
ボクも使っており案件を探すのが非常に簡単である。
- プロ向け
- 経験不問
- コンペ
- タスク
- 特急ボーナス
といったカテゴリで探せる。ワーカー用のスマフォアプリがあるのも良い。
ボクの場合、SEO対策ならプロ向けになり、編集・校閲なら経験不問から応募できるので業務レベルで仕事を選べる。
一点難点なのが手数料の高さである。システム利用料や振込手数料が高く、時給計算すると意外に報酬が少なくなったりもする。
システム利用料は報酬額の20%で振込手数料は500円掛かる。
なので低単価の案件を受注すると、時給単位で考えるともの凄く安くなるので注意。
最初は低単価で実績を貯めてから、市場価値を上げていく努力が必要になる。
クラウドワークスのおススメポイント
- 案件数が豊富で使いやすい
- 未経験でも付けたいスキルや、やりたい案件を探すことができる。
2.ランサーズ
2大プラットフォームのもう1つ、『ランサーズ』。
ボク自身は探している案件数がそこまで多くないので、あまり利用はしていない。クラウドワークスと重なるところも多いので説明は割愛。
シェアリングエコノミー系プラットフォームで経験・知識・スキルを売るサービス4選
1.まずは気軽に個人のサービスとして売り出したいなら、『ココナラ』
ココナラは最安で500円から自分のスキルや知識を販売することができる。
出品はしたことないが、翻訳の依頼などはしたことがある。全体的に価格が安いということもあり、気軽に出品ができる。
一度フランス語翻訳を依頼してみて、友人にネイティブチェックをしてもらったら、めちゃくちゃで読めない。なんてこともありましたので、質という部分においいてはあまり気にせず出品できます。
まずは自分のサービスを出してみて、クライアントにフィードバックをしてもらい、ブラッシュアップを図っていくのに最適なサービス。
ココナラのおススメポイント
- スマフォアプリで気軽に出品ができる
- サービス立ち上げ期に最適
2.7万PVのプラットフォームに乗っかる、『タイムチケット』
自分の時間を30分から売れる、『タイムチケット』
タイムチケットは1ヶ月7万PVもある大きなプラットフォーム。タイムチケットの最大の魅力はここにある。
すでに集客はタイムチケットが行っている。あとは売る作業を自分でやらなければいけない。ここはマーケティング力とセールスライティング力が必要になるので、この点においても自分のスキルアップが図れそうです。
タイムチケットのおススメポイント
- 時間給で自分のスキル・経験を売れる
- 7万PVのプラットフォームに乗っかることができる
3.ある程度の影響力・経済圏を持っているなら、『BASE』
いままで紹介してきた求人サイトやプラットフォームは、自分のスキルや知識を登録して知らない企業や人に買ってもらうサービスでした。
多くの企業や人が見てくれる一方で、他の人との勝負になり案件を獲得出来ないことだって多々あります。
もし自分のサービスを確実に欲している人がいるのであれば『BASE』を利用すると良い。
BASEとは5分でオンラインショップが作れるサービスである。オンラインショップだからといって物を売る必要はない。
相談やスキルの提供など無形のものも販売できる。そして、ある程度影響力のある人や経済圏を持っている人はBASEで販売することで、リンクを送れば、簡単な登録をするだけで売買が成立する。
自分のことを知っている人にサービスを気軽に提供できるという点が、BASEの最大の魅力である。
BASEのおススメポイント
- 自分のオンラインショップを5分で開設できる
- サービスを買ってくれる人に確実に届けることができる
4.手数料が安い、ストリートアカデミー
ストリートアカデミーとタイムチケットはほとんど同じサービスである。ストリートアカデミーは月2回制などのスクール制などにすることも可能といった違いがあるが、最大の違いは手数料の安さである。
サービス名 | 手数料 | その他 |
タイムチケット | 30% | 最低10%(寄付金) |
ストリートアカデミー | 20% | or 10%(セルフシェアレート) |
例えば1時間3,000円のサービスを販売したとすると、
タイムチケット:
手数料;3,000×0.3=900円
寄付金;(3,000円ー900円)×0.1=210円
純利益;3,000円ー(900円+210円)=1,890円
ストリートアカデミー:
セルフシェアレート適用の場合
純利益;3,000円ー(3,000円×0.1)=2,700円
基本レート適用の場合
純利益;3,000円ー(3000円×0.2)=2400円
*基本レートは月間売り上げが20万円以上の場合は10%になる。
*セルフシェアレートとは自身のSNSで拡散されたリンクから予約が入った際に適用される利率のこと。
ストリートアカデミーは月額の売上に対して手数料が掛かり、売上額で手数料が変わるので、1つの売上に対して手数料が掛かるタイムチケットよりマージンが取られにくい。
そしてそもそもの手数料もタイムチケットより安いので、おススメ。
ストリートアカデミーのおススメポイント
- 定期開催のスクール制を取ることができる
- 手数料が安い
ここから更に厳選!まず最初に登録するサービス5選
いままで合計11個の求人サイトやサービスを紹介してきたが、これからパラレルキャリアを形成していきたいと走り始めた人は、すべて登録する必要がない。
まずはこの5つを登録して、それぞれのサービスで実績を積み、求人サイトの担当者との関係性を構築していこう。
パラレルキャリアを形成するのに重要なステップ
- 安定的に収益を得られる仕事を持つ
- やりたいことができる・伸ばしたいスキルが得られる、などスポット的な仕事を見つける
- 自分のサービスを販売していく
このステップが重要であり、ほとんどのパラレルキャリアを進んでいる人が、比重は違えどすべての仕事を持っている。
1.安定した収益を得るための求人サイト
- Crowd Tech業務委託での高単価案件が豊富)
- マスメディアン(非エンジニアでWeb業界で働きたい人)
- Midworks(福利厚生も得られるフリーランスエンジニア)
- TechStars(IT・Web・ゲーム業界のエンジニア転職)
2.スポット的に仕事を獲得していく
3.自分のスキルや経験をサービスとして売る
まとめ
業務委託系の求人で新しい働き場所を作る、求人サイト5選
- 週1勤務・リモートワークが可能、『CARRY ME』
- フリーランスエンジニアでも充実した福利厚生が得られる、『Branding Engineer』
- 非エンジニアでもWeb関連の仕事を見つけられる、『マスメディアン』
- 高単価案件が豊富な、『Crowd Tech』
- 企業や事業内容や働き方など、様々な選択肢から自分に合った働き方にカスタマイズできる、『Wantedly』
クラウドソーシングで仕事を受注するサービス2選>
- クラウドワークス
- ランサーズ
シェアリングエコノミー系プラットフォームで経験・知識・スキルを売るサービス4選
- まずは気軽に個人のサービスとして売り出したいなら、『ココナラ』
- 7万PVのプラットフォームに乗っかる、『タイムチケット』
- ある程度の影響力・経済圏を持っているなら、『BASE』
- 手数料が安い、ストリートアカデミー
まずはここに紹介したサービスを使って、パラレルキャリアへの第一歩を踏み出していきましょう!