コワーキングスペースか、カフェか、自宅か… テレワークの場所は用途によって使い分け

2017年11月にGoogleが六本木ヒルズにオープンしたテレワークラウンジ。同社は日本企業のテレワーク導入を後押しするために開設したということで、当時はメディアでもよく見かけ、かなりの反響があったことを覚えています。いまではコワーキングスペースもすっかり浸透し、作業や打ち合わせで利用したことがある人も多いのではないでしょうか。私自身、働く場所としてコワーキングスペースを利用したことは何度かあります。他にも、自宅やカフェなどさまざまな場所で仕事をしてきましたが、それぞれの良さや特徴があるので、用途や目的によって使い分けています。

日本テレワーク協会によると、テレワークは「モバイルワーク」「サテライトオフィス」「在宅勤務」の3つに分類されているようです。その中でも、ザイマックス総研の調査によると、テレワークの場所としてもっとも多いのが自宅(在宅勤務)との結果が出ていました。確かに、私も会社以外で仕事をしたのは、自宅が最初だったかもしれません。今回は、テレワークが進む中で増えつつある、会社以外での働く場所とその特徴についてご紹介したいと思います。

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隙間時間に家事ができる!主婦の味方「在宅ワーク」

テレワークとしてもっとも最初に浸透したのが在宅勤務ではないでしょうか。おそらく10年近く前から制度として導入し始めた企業が多かったと思います。私も、第一子を出産した10年前、復職後ほどなくして在宅勤務の制度を利用し始めたと記憶しています。
在宅勤務の一番のメリットは通勤がないこと。特に女性だと共感いただけるかと思いますが、外に出なくて良いので化粧や身支度などする必要がないのが魅力です。この朝の支度をしないで勤務が始められることで、一気に生産性が上がります。
加えて、これも女性(特に主婦)にとってのメリットですが、隙間時間に家事が進められるのも嬉しいポイントです。天気が良くても、帰る時間が夜になると布団や洗濯物も干せませんが、家で仕事をしていれば、日が当たる時間に布団や洗濯物を干したり、平日しか空いていない郵便局や役所に行く用事もランチタイムに済ませることができます。さらに、子どもが小学校にあがれば、学校の保護者会なども仕事を抜けて行くことができます。自宅は、主婦やワーキングマザーにとっては大変便利な働く場所です。
一方で、家事ができる便利さの裏返しで、家事が気になって仕事に集中できないといったデメリットも。自宅だとそうとう集中力がないと、家が汚れてるのが気になって掃除したくなる、洗濯が溜まっているのを洗いたくなるなどの家事の衝動に駆られてしまうのが主婦の性です。主婦の味方であり、敵でもありますが、自宅は女性にとって便利さには変えがたい素晴らしい働く場所です。

フリーランスや起業家などで利用が加速する「コワーキングスペース」

前述のザイマックス総研の調査で自宅の次に並んで多かったコワーキングスペース。企業がサテライトオフィス的に契約している場合もあれば、個人で利用することもあります。あくまで私見ですが、女性より男性が利用しているケースが多いように感じています。自宅など他の場所と大きく異なる、最大の特徴は社外のつながりが作れること。コワーキングスペースで交流のイベントが催されることも珍しくないですし、そもそも相互に情報交換やアイデアが出し合える空間として設計されている場所なので、フリーランスや起業家などを中心に人脈の構築などを目的に利用する人も多いかと思います。
また、複数人での打ち合わせするスペースが整っているので、特に社外メンバーも交えた打ち合わせをする場合として、とても便利です。
もちろん、自宅と違って家事の衝動に駆られることもないので、集中して仕事も進められます。丸1日集中したい日などは、いっそコワーキングスペースに出向いて作業に集中するのも良いかもしれません。ただ、自宅と違って有料なので(会社で契約しているなどがない場合は)、あまり気軽には利用できないのがデメリットでしょうか。ただ、私自身は利用したことはありませんが、保育施設が併設されているコワーキングスペースも増えているようなので、自宅で育児をしながら働いているママなどにとっては集中できる便利な場所になっていそうです。

短時間ガッと集中するなら「カフェ」が一番!


完全に個人的な感覚ではありますが、数時間ガッと仕事に集中したいならカフェに限ると思っています。ネットワークの不安定さや電源の有無などで長時間の作業には確かに向いていないと思うものの、家事の衝動に駆られることもなく、周りとコミュニケーションを取る必要もないカフェは一番の集中スポット。何より、コーヒーなどを飲むのが目的となっている場所なので、朝から晩までずっといる訳にもいかない状況が、集中の後押しとなってくれます。もちろん、コーヒーをおかわりしたり、地域によってはガラガラでいつまでいても問題なさそうだったりと、例外的なお店もあるかと思いますが、基本的には長くても2〜3時間で退店することを考えると、お店にいる間にこの仕事だけは終えようといったモチベーションで高い生産性が発揮できるように思います。
ただ、カフェによっては机と椅子などの作りがパソコン操作に向いていないお店もあるので、無理のない姿勢でパソコン操作ができるスポットを見つけておくと良いでしょう。wifi環境や電源が整備されているカフェも増えてきましたが、コワーキングスペースと違って働く環境としてWebで検索できるカフェは少ないので、機能的な面が整っている場所を見つけたら忘れずに記録しておくと良いでしょう。いざ外出先で作業したい!となった時に役立ちます。

海外で仕事する時の注意点

最後に働くスポットではなく、働く場所を国外とした時の話を少し紹介させていただきます。最近は、出張などの時はもちろん、ワーケーションやノマドなど日本以外の国で日本の仕事する人も増えてきました。ネットワーク環境さえ整っていれば、日本であろうとどこであろうと技術的には問題ありません。ただ、日本以外のところで仕事をする場合はいくつか気をつけておくべきことがあります。

時差に混乱しがち

当たり前のようですが、国外になると多かれ少なかれ時差が発生します。今は技術的に日本にいる時と変わらずに仕事が進められるため、仕事相手にしてみたら日本なのか、海外なのか気づくことはできませんので、事前に伝えておくなど配慮する必要があります。
昼夜が逆転するほどの時差であれば逆にそこまで混乱しないかもしれませんが、2〜5時間程度の時差がもっとも誤認識が発生します。基本的には日本よりマイナス時間になる国がほとんどですが、その少しのマイナスが生活の中では大きな時間差であり、オンライン打ち合わせの時間を間違える、締め切りを間違える、今日中という曖昧な納期設定でトラブルになるなどが簡単に起こってしまいます。日本の時間をしっかりと把握し、問題にならないよう周知に努めるなど万全を期しましょう。

電話がNG

オンラインでの仕事はほぼ問題なくできるのですが、電話が困難なのが海外の特徴です。今は、世界中ほとんどの人が携帯電話を持っているため、どの国でも街中の公衆電話はほとんど見かけなくなりました。ホテルや自宅などでも、海外には繋がらない設定になっている電話も少なくないほどです。
電話一本すれば済む話も海外では難しく、特に店舗や会社などに連絡をする場合は電話のみの受け付けになっていることが多いので一苦労です。携帯電話を海外にもかけられる設定にすれば良いのですが、途方もない料金が発生してしまいます。海外で仕事をする前に、電話での対応の必要があるかないかなどは確認しておくと良いでしょう。また短期的な滞在であれば、日本で電話の対応をしてくれる人にいざという時の連絡係をお願いしておくとより安心です。

まとめ

どこでも仕事ができる便利な時代になったからこそ、気をつけなければならないことも増えてきました。働きやすい環境は人それぞれ。さまざまな選択肢の中から、自分にとって働きやすい環境を見つけられれば、働くことがぐっと楽しくなるかもしれません。

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