Googleから無料で使えるTodoリストのタスク管理アプリがリリース!

※2020年2月4日に追記しています。

Google ToDoリストをご存じですか?

もともとGoogleでのToDo管理といえば、Googleカレンダーに搭載されていたToDoリストやGmailで利用できるタスク管理機能「Tasks」、「Google Keep」などが一般的でした。その後、Googleは、2018年にToDo管理に特化したアプリ「Google ToDoリスト」を公開しました。

今回は、その「Google ToDoリスト」の使い方やメリット・デメリットをご紹介します。

>>ToDoリストもこれ1つでOK!タスク管理ツール「TeamHack」とは?

Google ToDoリストとは

まず簡単にGoogle ToDoリストについての説明を行ないたいと思います。
Google ToDoリスト」は、Googleが開発したタスク管理ツールです。英語名では、「Google Tasks」という表示になっています。もともと、ToDoリスト自体は、Gmail、Googleカレンダー内部に組み込まれていましたが、タスクを追加するのが面倒なうえ、スマホやタブレットではアプリがリリースされていなかったため、一度Gmail、Googleカレンダーを開いて追加する点が面倒で使いづらい、わざわざ違うタスク管理アプリを入れて管理しなくてはいけないなどの不満の声が多く上がっていました。そんな声を拾い上げて作られたのが「Google ToDoリスト」というアプリです。

とてもシンプルな仕組みとなっているので誰が使っても使いやすくスマホで手軽に管理が出来る上、共有も簡単にすることがこのアプリの最大の特徴だと言えます。

Google ToDoリストを使う前に

Google ToDoリストを使うにあたって、Googleのアカウントが必要になるので、初めて使う人はまずGoogleのアカウントに登録しましょう。
アカウントを登録後、同期したいアカウントを選んでGoogle ToDoリストと同期をしてください!

Google ToDoリストを試してみたい方はこちらをクリック
iPhone版  Android版

Google ToDoリストのメリット

実際に自分で使ってみた際のメリット・デメリットを簡単にまとめました。

メリットとしては以下の点が挙げられます。

シンプルなので誰でも利用することが出来る


タスクのみを簡単に管理するアプリとなっているので、難しい設定や操作はありません。タスクの追加の方法も至ってシンプルで、下記の写真のように「新しいタスクを追加」というボタンを押して、タスクのタイトルや大まかな内容を入力すればすぐに追加できる仕組みになっています。誰が操作しても簡単に使うことができます。

ドラック&ドロップでタスクを自由に移動することが出来る

追加したタスクは、ドラック&ドロップすることで自由に動かすことが可能です。
優先度の高いものを一番上にして管理することでどのタスクから処理をすればいいのか一目瞭然のため、タスク管理がすごくはかどります。

タスクに対してサブタスクを付け足すことが出来る


大きなタスクを詳細化するためのサブタスクを追加することができます。下記の写真のように「サブタスクを追加」をタップすれば追加できます。加えて、タスクの詳細や期限も同時に追加することが可能で、サブタスクもドラック&ドロップすることで、1つのタスクにすることや他のタスクのサブタスクとしても並び替えることが可能です。

Googleカレンダーとの同期が可能

「Googleカレンダー」と「Google ToDoリスト」の同期が可能なので、どちらでも簡単にタスクの管理や共有をすることができます。また、Gmail画面上の「ToDoリスト」をクリックすると、右下の画面に「ToDoリスト」を出すことも可能です。Gmailをアップデートされた方は、右に自動的に出るようになっているので、ますますGoogleでのタスク管理がしやすくなっています。

GoogleカレンダーとGoogle ToDoリストを使ったタスク管理・スケジュール管理を知りたい方は、下記の記事を参考にしてください。
タスク管理・スケジュール管理の共有はGoogleカレンダーアプリこれ1つで完了

メールをそのままタスクにすることもできる

Gmailの受信メールや送信メールなどタスクにしたいメールを開いて、その他というボタンから「ToDoリストに追加」を選ぶと、ToDoリストに追加されます。Gmailとも同期が可能なので携帯からでも管理することができます。
またアップデートによりiPadにも対応可能になりました。

Gmailアカウントを切り替えることで別のタスクも見られる、共有できる

アカウントを切り替えることでアカウントごとに設定したタスクを見ることが出来るので、複数人で管理したいときやタスクを共有したいというときにも利用することが出来ます。

Google ToDoリストのデメリット

ナレッジを蓄積できない

一度完了したタスクを呼び戻すことが可能ですが、だんだんとたまっていくうちに見えづらくなってしまいます。

時間の指定ができない

「Google ToDoリスト」は、タスクごとに日にちの指定は可能ですが、時間までの指定ができません。時間指定をしたい場合は「Google カレンダー」からになってしまいます。

リマインダーがない

通知はありますが、リマインダーがないので、タスクを追加するだけ追加して、処理を忘れる可能性があります。タスクを管理するためのアプリなので忘れてしまっては意味がありません。「Google カレンダー」ならリマインダーがついています。

サブタスクが一段までしか追加できない

大きなタスクを細分化するためのサブタスクですが、サブタスクをまたサブタスクとして追加できないので大きいプロジェクトを管理しようとする際には不向きです。

タスクの共有ができない

他の人とタスクの共有を行なうためには、一度アカウントを切り替えなくてはならないので、非常に手間がかかります。タスクの共有には、業務コミュニケーションのしやすさに特化したタスク管理ツール「TeamHack」がおススメです。

ウィジェットが実装されていない

主にAndroidの端末を使う人の不満として挙げることができますが、ウィジェットが無いので、わざわざアプリを開かないといけないことがとても面倒に感じると思います。

Googleから無料で使えるTodoリストのタスク管理アプリがリリース!のまとめ

いままでGmailやGoogleカレンダーを使っている人にとっては、スマホで簡単に管理できる待望のアプリだと言えますが、ほかのタスク管理アプリを使っていた人にとっては、シンプルすぎて物足りないとい感じることでしょう。確かに他のタスク管理アプリと比べると物足りない部分もありますが、無料版で制限がないのもとてもいいポイントと言えます。これからはデメリットを改善するようなアップデートを期待しています。

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