チームパフォーマンスをアップするための5つの施策

チームマネージャーは個人のパフォーマンスだけではなく、チームメンバーと一緒に「チーム成果を最大限出すこと」がトッププライオリティで求められています。しかしながら、どうしたらチームメンバーのパフォーマンスがアップするのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか?以前は私もその一人でした。
例えば、

  • 指示したものの、その通りに動かいてくれない
  • マイナス情報の連絡がなく、急に問題が発覚する
  • 何事にも取り組むスピードが遅く、依頼した期日通りに終わらない
    などなど…

そういった相手に対して不満を感じることが多かったですが、近年、これらの問題は実はマネージャーの手腕によるところ、つまり自分に原因があることがほとんどだと気づきました。

そう思うようになってから、チームパフォーマンス向上に役立ちそうな知見を集めては試験的に実践してきました。
いくつかの案は効果を発揮し、チームパフォーマンスは改善してきましたので、今回は私が実践している5個の施策を紹介したいと思います。

1.感情コントロールを改善する

チームパフォーマンスはチームマネージャーの感情に影響される。

これは長年、プロジェクトマネージャーをしてきた経験で私が感じてきたことです。ここでいう「感情」とはどういうことかと言えば、健全なモチベーションを維持していることを意味します。

極端な例ですが、責任感もなく適当に仕事をしておけばいいと思っているチームマネージャーと、なんとしてもチームパフォーマンスをアップさせたいと思っているマネージャーでは、一緒に働くメンバーたちのチームパフォーマンスはどちらが高くなるでしょうか?

つまり、一緒に働くチームメンバーは自然とチームマネージャーに影響されてしまうのです。

さらにチームマネージャーが怒る、まわりのメンバーに対して愚痴や悪口を言う、といったネガティブな感情を持ち続けていると、それはチームメンバーに伝染します。

したがって、チームマネージャーはなるべくポジティブで真摯に仕事を取り組むことが何よりも重要になること理解してください。これはチームパフォーマンスをアップさせるための根幹だと思っています。

2.チームメンバーとの信頼関係構築に努める。

当たり前ですが、信頼関係構築はとても重要です。

例えば、あるタスクでちょっとした行き違いがチームメンバーと問題が発生したとしても信頼関係があれば、すぐに是正され仕事が前に進むことができます。

逆に、信頼関係が壊れている状態では仕事が進まない状態となりかねません。
結果、チームパフォーマンスに悪影響を与えてしまいます。

では、どうしたら信頼関係を築くことができるのでしょうか? 私は次の6つに日々取り組んでいます。

  • 誰でもあっても平等に、オープンに接する
  • チームメンバー同士の小さなタスクは期日までに確実に完了する
  • チームメンバーの悪口を言わない
  • 口だけではなく行動で示す
  • 具体的な指示を出す
  • 快活でいる

これらは文章に書くと簡単に見えますが、実践できている人は案外少ないのではないでしょうか? 私も実行できなかったときは日々反省して改善に努めています。

ポイントは、人のパフォーマンスを変える前に自分がまずは変わることです。

信頼関係構築はすぐに築くことができるものではないですが、日々の行動を通じて醸成されていくものだと思います。

3.チームメンバーにもっとよくなるにはどうしたらいいか? と問いつづける


前提として、仕事の改善には終わりがないと思っています。従って、チームメンバーには適宜、各タスクに対して「もっとよくなるにはどうしたらいいか?」と問いつづけるようにしています。
良いチームマネジメントを行ないたいなら「よいチームマネジメントのための目標の定め方。常に「チーム全体」で目標を達成するために」でご紹介をしているのでぜひ参考にしてみてください。

この質問は2つの効果があります。

  • 言われたチームメンバーは改善点があると思うようになる
  • チームメンバー自身で改善を考えて実践することができる

各チームメンバーが自律的に上記を実践できるチームはとても高いチームパフォーマンスを発揮します。

たとえ、チームマネージャー自身が答えを持っていたとしても、まずはチームメンバーに自ら考えて行動させるように促してください。

4.クロストレーニングを実施する

代替の効かないメンバーは大変貴重なのですが、一方でもし急な事態が発生してその人が業務に参画できない状態は業務リスクがあります。

そういった事態にならないように、一人がやっている仕事の内容を他の人もできるようトレーニングプログラムをスケジュールに組み込みましょう。

クロストレーニングには本人が他の人に教えるため、業務の棚卸しをする機会を設けることになり、業務改善といった副次効果があります。

また、大変興味深いことがあるのですが案外「その人しかできない」業務の状態は形骸化しやすいのです。

例えば、私が会社の先輩にデータ分析の手法を教えてもらうことになったときのこと。その先輩しかできない業務だったため、まわりの人は誰もその手法に対して改善を指摘することはありませんでした。

が、その手法は過去の仕事でより効率的、効果的な方法を私自身がたまたま知っていたことから、手法の改善をすることが私に許可されたのです。こういった事例からも、あるメンバーしかできない業務というのは避けるべきだと考えます。

ぜひ、チームパフォーマンスを上げるためにはクロストレーニングは行なうようにしてください。

5.本人のしたいことを積極的に叶える


優秀な人は上司から言われたことだけを遂行する状態に満足はしないで、自分のアイデアを実現できることに喜びを感じる

これはかつての自分が上司から言われたことです。私自身も自ら提案してやったことの方がモチベーションも高く、優れたパフォーマンスを発揮したことを覚えています。

なので、チームマネージャーは積極的にチームメンバーにアイデアを募り、それが叶う環境を作ることに努めましょう。

すぐに実現が難しいものは、自分が行なっている重要な仕事を代わりにやってもらうだけでも構いません。

私はよく幹部会への打ち合わせや社長へのレポートにチームメンバーを同行させたり、代わりに発言してもらうようにしました。

普段接する人達とは違うメンバーと一緒にすることも、本人のモチベーションアップ、ひいてはパフォーマンスアップにつながると思っています。

6.まとめ

いかがでしたか? 今回は個人のパフォーマンスではなく、チームパフォーマンスを上げる5つの施策を書いてみました。

うまくチームが機能してチームパフォーマンスがあがる、ということはチームメンバーが成長していることを意味します。

チーム成果の最大化も重要ですが、このようにチームメンバーの成長を感じることができるのも、マネージャーとして喜びを感じる瞬間のひとつとなるでしょう。

また最強のチームビルディングを行なうためのヒントを「ただ楽しいだけで終わらせない 最高のチームを作るためのアクティビティ集」に用意しました。ぜひ参考にしてください。

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