タスク管理ツールWrike(ライク)について徹底解説していきます!
現在多くのタスク管理ツールがありますが、Wrike(ライク)は優れた機能を持つツールとして評判が高いです。
ただ、Wrikeには悪い評判も一部あるので良い評判と悪い評判を参考にしながら使用していただければと思います。
今回は、Wrike(ライク)とはどのようなツールなのか?特徴や使い方を紹介していきます!
- Wrike(ライク)の良い評判と悪い評判
- Wrike(ライク)の料金プラン
- Wrike(ライク)使い方
この記事を読めば、Wrike(ライク)の評判や使い方などを把握することができます。 ぜひ、ご一読ください。
Wrike(ライク)とは?
Wrike(ライク)は、リアルタイムで作業を管理できるソフトウェアとしてビジネスの料金だけでなく、チームで効率よく動くことを追求したツールです。
個人のタスク管理でも、グループやチームでおこなうタスク管理でも利用できます。
対応しているデバイス
Wrike(ライク)はパソコンやスマートフォン、タブレットに対応しています。
同じアドレスでログインすると、それぞれのデバイスで同じ画面を見ることが可能です。
外部との連携
Wrike(ライク)が外部と連携できるサービスは、年々増加しています。Wrikeはほぼ全てのアプリと連携可能。Wrikeが連携できるサービスをまとめたので、参考になれば幸いです。
- Google Drive(グーグルドライブ)
- Dropbox(ドロップボックス)
- Microsoft office365(マイクロソフト)
- OneDrive(ワンドライブ)
- Slack(スラック)
- WordPress (ワードプレス)
- Adobe(アドビ)
- JIRA(ジラ)
上記のサービスと連携すると、より効率よくそれぞれのサービスが利用できます。
Wrike(ライク)の評判
Wrike(ライク)の機能について見てきました。
Wrike(ライク)の良い評判と悪い評判をまとめました。これから評判について記載していきます。
Wrike(ライク)の良い評判
はじめに、Wrike(ライク)に寄せられている良い評判を紹介していきます。
企業名 airbnb
全てを備えたWrikeの機能を活用することで、私たちは会社全体で資産品質を向上させ、一貫性を確保し、効率の良い仕事を特定できるようになりました ツールを複数使用することなく、Wrikeのみで完結することが高評価の企業が多いようです。
企業名 TGIフライデーズ
Wrikeのおかげで何もかもがレベルアップしました。これまで、詳細やタスクを全て追跡し続け、発売日に何もかもが確実に滞りなく準備できている状態にするのは大変でした。
Wrikeのおかげで、この業務の精度が上がり、その結果、コストの削減につながりました
Wrikeによって、業務効率だけでなく、業務の精度が上がったことでコスタにもなった高評価です。
企業名 非公開
社内で高評価だった機能として『ソート機能』があります。 ソート機能とは、タスクの進捗具合を確認するときに、ソート機能が有効となる機能。 特定の担当者のタスクを見たい場合や、締切までギリギリの状態のタスクを見たい場合なども、ソート機能で可能となります。 もし手が空いている担当者がいれば、その担当者に新たに仕事を振ることもできるのは便利ですね。
Wrikeによって社内全員の状況が一斉に把握できる機能であるため、便利という評判が多くあります。
Wrike(ライク)の悪い評判
Wrike(ライク)の良い評判について見てきました!ここから、悪い評判を紹介していきます。
IT企業 会社員
有料プランの料金が高い!有料プランの料金が少し高いかなというのが正直な印象。バグレポートをしているのに、何ヶ月も改善されないこともありました。
Wrikeには有料プランが用意されていますが、料金が高いと感じる人が多いです。Businessプランは月額3,000円程度での提供となり、安いとは言えません。 現在は改善されていますが、かつてはバグもあったようです。
web関係 編集職
機能が多いため慣れることが難しい
どこにどの機能があるのか分からなくなったりします。モバイルでたまにワードファイルが見られなくなったり、ウェブ版での使いにくさを感じます。
多々あるタスク管理ツールの中でも、Wrike(ライク)は機能の多さが特徴です。その分、慣れるまでは時間を要します。 すでにタスク管理ツールを多数使用している人など、タスク管理に慣れている方におすすめです。
<まとめ>
良い評判には、タスク管理の種類が選べるので、業務の精度が上がったり、コスト削減に繋がったという評判が中心でした。 一方では、機能が多い分慣れるまでの大変さや、値段の高さが気になるといった声が多く上がっています。
Wrike(ライク)の特徴
Wrikeには、グラフやチャットなどたくさんの機能が備わっています。Wrikeの特徴を大きくまとめると4つあります。1.可視性を保持
チームが抱えるプロジェクトに関するレポートとステータスをリアルタイムで確認。
2.計画を簡単に
チームが成功するための戦略を、実行できる計画に簡単に反映させる。
3.共同作業を可能に
全ての詳細を保ちながらメンバー全員のコミュニケーションを一極化する
4.ワークフローを合理化
チームの仕事へのアプローチをサポート。徹底的に管理して、追跡。
1.可視性を保持
Wrike(ライク)は、カンバン型のタスク管理ツールとして機能。プロジェクトを進行に欠かせない要素や完了するための要素を一箇所で整理します。 新しく追加したタスクは「新規」、現在も取り組んでいるタスクは「処理中」、終了したタスクは「完了済」といった形で整理できます。 この進捗状況は、メンバー間は全員確認できるため、タスクを依頼した側も確認が可能です。 わざわざメールを送ることなく、全員がタスク状況を確認できるので、効率化に繋がります。 こちらもソート機能が利用でき、締切日が迫っているものや、担当者ごとのタスク表示などが可能です。
優先順位をつけて、あなたの思考を可視化。進捗状況を見える化します。
2.計画を簡単に
ガントチャートとは、横軸でスケジュールを表示する機能です。 ガントチャートの強みは、期限を確認しやすい点が強みです。 タスクごとに期限が異なる場合、横軸で表示されていると非常にわかりやすくなります。 例えば、3日後が期限のタスクと5日後が期限のタスクがあるとします。 もちろん、リストで確認する場合でも十分管理は可能です。 ただ、ガントチャートでは横軸で日付が表示されるので、より視覚的に期限を確認しやすくなります。 有料プランのみ使用可能ですが、効率化を図りたい方にはおすすめします。
3-1.共同作業を可能に
リストとは、タスクを一覧で表示できる機能のことです。 Wrike(ライク)では、タスクの表示方法が数種類ありますが、もっともシンプルでわかりやすい表示方法がリストです。 タスクをリストに追加すると、いつまでに終わらせたいかという期限設定や、ファイルの添付が簡単にできます。 Youtubeの動画を添付することも可能で、タスクを終わらせるためのヒント動画を添付できるわけです。 並べ替え機能も充実しており、「優先度」や「日付」、「重要性」など多様です。 シンプルにタスク管理をしたい場合は、リスト機能を使用しましょう。
3-2.共同作業を可能に
Wrike(ライク)のコラボレーション機能は、単なるチャット機能だけではありません。ビデオ通話やメモにも対応し、コメントを残すことも可能。 チームでプロジェクトがどのように進捗しているのか?記録を確認することができます。
4.ワークフローを合理化
ワークフローを明確にして、作業が誰で滞っているのか?どこまで進んでいるのかを一括管理。
新たなステータスをカスタムすることも可能でチームの需要に適応して成長する柔軟性を兼ね備えています。
Wrike(ライク)の料金プランについて
プラン | 料金 |
無料 5ユーザー | 無料 |
Professional 5.10.15ユーザー | $9.80 |
Business 5~200ユーザー | $24.80/ユーザー月 |
Makething 5人から上限なし | 価格設定についてはご連絡ください |
Enterprise 5人から上限なし | 価格設定についてはご連絡ください |
Wrike(ライク)の料金プラン、価格設定について説明していきます。
Freeプラン(無料)
無料(5人のユーザー) | 無料 |
Freeプランは、最大5人まで共有可能なプランです。無料で使えるため、最低限の機能が利用可能なプランです。
・タスク形式が3種類から選択可能 Wrike(ライク)では全てのプランで、タスク形式が「リスト」「ボード」「テーブル」の3種類から選択可能です。 タスクをリスト化して一覧で確認できる「リスト」、進捗具合を認識しドラッグ&ドロップで管理する「ボード」、そしてExcelと似た雰囲気で確認できる「テーブル」です。 タスクそれぞれに締切日や担当者、関連するファイルを添付可能です。 誰がいつまでに特定のタスクをこなすのか、目に見えて管理することが可能です。 <無料で使える範囲>無料機能
- ボードビュー
- タスク管理
- ファイル共有
- リアルタイム活動ストリーム
- スプレッドシートビュー
- iPhone や Android 用アプリ
- 2GBのストレージ
- 基本的な統合(Google Drive、Dropbox、Box、MSFT Office 365、OneDrive、およびiCal)
Professional プラン
Professional 5,10,15ユーザー | 9.80/ユーザー月 |
Professionalプランでは、Freeプランの機能に加えて、「サブタスク管理」、「ダッシュボード」、そして「ガントチャート」が利用できます。 Freeプランでも十分役に立つツールですが、「ガントチャート」目当てに有料プランを利用する人も多いです。 無料で使い続けるよりも、お金を払って効率化が進む方がいいですからね。 Professinonalプランの料金は、1ヶ月で約1,100円程度です(1ユーザーにつき約1,100円)。 <Professionalプランで使える範囲>
Professional機能
- タスクとサブタスク管理
- ガントチャート
- 高度な統合(MS Project、Excel、RSS)
- 共有可能なダッシュボード
- コラボレーター
- 5GBのストレージ
- 1ヶ月あたりの動画アップロード容量:15GB~
Businessプラン
Business 5~200人ユーザー | $24.80/ユーザー月 |
Businessプランでは、FreeプランとProfessionalプランの機能に加えて、さらに多くの機能が利用できます。 例えば、何回も登録するタスクにフォーマットを作成する「リクエストフォーム」があります。 タスクに関する補足情報を簡単に追加できるので、手間が省けます。 また、タスク終了に要した時間を計測する「タイムトラッキング」の機能もあります。 見積もり時間が設定でき、実際の作業時間との差異が確認可能です。 生産性の向上に繋がるので、とにかく生産性こだわるチームにおすすめです。 Businessプランの料金は、1ヶ月で約2,800円です(1ユーザーにつき約2,800円) Businessで使える範囲
Business機能
- カスタムフィールドとワークフロー
- スケジュール通知により、リアルタムのレポートを共有
- Report templates
- グラフィカル分析
- カレンダー
- リクエストフォーム
- タイムトラッキング
- ユーザーグループと許可
- salesforce統合
- ブランディングされたワークスペース
- 50GBのストレージから
- 1ヶ月あたりの動画アップロード容量:15GB~
各プランで使える範囲の一覧表
各種料金プランで使える範囲を一覧にして整理しました。
特徴 | |
Freeプラン | タスク形式を「リスト」「ボード」「テーブル」から選択可能 |
Professinonalプラン | Freeプランの機能全て 「サブタスク管理」「ダッシュボード」「ガントチャート」 |
Businessプラン | Freeプラン+Professionalプランの機能全て 「リクエストフォーム」「タイムトラッキング」など |
Wrike(ライク)のおすすめの使い方
おすすめの使い方を紹介していきます。Wrikeでできることは、以下の通りとなっています。
- タスク管理
- サブタスク管理
- ガントチャート
- ダッシュボードでの課題管理
- ソート機能
- コスト管理
- モバイル対応
- アプリ連携
使い方の例1:表機能 (テーブル)を利用する
全てのプランで使用可能な表機能(テーブル)は、もっともシンプルにタスク管理が可能です。
- タイトル→タスクの内容
- 担当者→タスクを誰が担当しているのか
- ステータス→タスクがどういう状況なのか
(新規は追加されたばかりのタスク、処理中は今取り組んでいる最中のタスク、完了済は完了したタスク)
- 開始日→タスクに取り組み始めた日
- 締切日→タスクを終わらせる日
- 期間→タスクに取り組む期間が何日あるか
ガントチャートを利用せずとも、ここまで詳細に把握ができるのがWrikeの表機能です。
使い方の例2:マイルストーンを利用する
マイルストーン機能は、ガントチャートが利用できるProfessionalプランとBusinessプランで利用できます。
マイルストーン機能の特徴は、タスクを完了させるまでに何が必要なのか、把握可能な点です。
上記の画像では、「書類作成」のタスクが4/15〜4/23で登録されています。
そして、「メール送信」が4/19、「電話取材」が4/22に設定されています。この2つがマイルストーンです。
流れ作業が多くなると、優先順位や作業そのものを忘れてしまうこともありえます。
そんな時に、マイルストーン機能が役に立ちます。
左下の「新規タスク」のところでタスクを追加した後、右クリックすると「マイルストーンに変換する」という文字が出るので、その文字を押すだけで変更可能です。
タスク完了のためになにをするべきか、一目でわかる機能です。
使い方の例3:アプリ連携をする
Wrike(ライク)でおすすめの使い方は、他のアプリとの連携すること。いくつか代表的なアプリをあげ、活用方法をお伝えします。
OneDrive
Microsoftが提供しているオンラインストレージです。WordファイルやExcelファイルをフォルダ別に保存可能です。
Wrike(ライク)と連携させることにより、Onedriveにあるファイルを、Wrike(ライク)に登録しているタスクに添付することができます。
タスクについての詳細な情報が多いときや、追加で確認してほしい資料があった場合などに有効です。
Slack
グループでのビジネスチャットができるツール。
SlackにWrike(ライク)を連携させておくと、Slackでチャットを投稿するだけでWrike(ライク)に予定が追加されます。
Slackはチャットが飛び交うので頻繁に見る機会がありますが、Wrike(ライク)はチャットツールではないので、見ないことも多いです。
その場合、Slackに投稿していればタスクの進捗状況や、新規タスクが追加された場合などもすぐ確認できます。
Slackとの連携は、タスク管理にスピード感を求める場面で有効となります。
Googleドライブ
その他にもGoogleカレンダーやGmailといったGoogleが提供する機能とも連携ができます。
効率的な利用のためには、Googleが提供するサービスと連携することが必須であるといえるでしょう。
Wrike(ライク)の始め方
Wrike(ライク)の機能や特徴、おすすめの使い方について説明してきました。これからWrikeの始め方を解説していきます。
ダウンロード
Wrike(ライク)は、パソコンとスマホ両方で使用可能です。
<パソコンの場合>
WindowsとMacどちらも対応可能です。Wrike(ライク)と検索すると、Wrike(WindowsおよびMac用)の文字があります。 その文字を押すと、「業務用メールを入力」の文字の横に「入門コースが無料」の文字があります。 「業務用メールを入力」の文字に自分のメールアドレスを入力すると、登録手続きに進みます。
<スマホの場合>
iPhoneの場合はApp Storeから、Androidの場合はGoogle playからダウンロードが可能です。 パソコンで先に登録している場合は、登録したアドレスを入力します。後は特別な登録も必要なく、使用が可能です。
ログイン方法
Wrike(ライク)にログインする方法は、アドレスを登録するか、Googleアカウント・Microsoftアカウントでのログインが可能です。 Googleアカウント=Gmailですので、Googleアカウントを所持していれば、他のアドレスを登録する必要はありません。
まとめ
今回はWrike(ライク)の評判や使い方などを、一通りお伝えしてきました。もちろん他のツールもたくさんの機能を兼ね備えていますが、ここまで多機能なツールは珍しいでしょう。 個人のタスク管理としてはもちろん、チームでの管理には大きな力を発揮します。 もしチームで大きなタスクに取り組む際は、ぜひ利用してみてください。