Backlog(バックログ)について紹介していきます。
仕事を管理する際にどのようなツールを使ってますか。仕事といってもプロジェクト毎に項目や内容が違うのではないでしょうか。
業務に着手するたびに、「あの資料はどこにあったっけ?」「あのプロジェクトの進捗はどうなってたかな?」など時間ばかり取られていることも…。
今回はプロジェクト管理を一元化したサービスBacklog(バックログ)の特徴やおすすめの使い方を説明していきます!
今の仕事のやり方にとらわれずによりスピーディーにより円滑に仕事を進める上で役に立つサービスですのでまずは記事を読んでみてください。
- バックログとは?
- バックログの特徴と使い方
- バックログの料金プランについて
以上の内容を中心に言及しているので参考になれば幸いです。
Backlog(バックログ)とは?
Backlog(バックログ)とは、プロジェクトの進捗を管理して、課題を見える化するツール。
直感的に使用できるので、エンジニアでないウェブ制作、大手広告代理店、全国版新聞社など様々な業種で使われ、利用者数は100万人。
Backlog(バックログ)を開発・運営しているのはヌーラボ。2004年3月に創業し本社は福岡にあります。
導入先としてはIT業界を中心とし、人材、小売、保険から製造業まで幅広く活用されている今もっとも使われているタスク管理ツールの一つです。
Backlog(バックログ)の意味
続いてBacklog(バックログ)の意味やサービス内容について解説していきます。
バックログの意味はそもそも「積み残し」「未処理処分」「未処理のままとっておく」「未処理のまま溜まる」などの意味をもつ英単語です。
簡単に置き換えると「今後やる予定のこと」を英単語にしてカッコよくしたのが Backlog(バックログ)の由来です。
この意味からツール名の由来は、仕事上で発生するプロジェクトに対してタスク管理の問題やTodoなどの進捗状況が積み残しや未処理のまま留まること。
これらの状態を問題視して、業務を解決していくという意味合いを込めてBacklog(バックログ)となっています。
Backlog(バックログ)の特徴・機能
Backlog(バックログ)の特徴・機能は、大きく4つあります。
- プロジェクト管理
- 課題管理
- バグ管理システム
- バージョン管理
これからそれぞれの特徴・機能について説明していきます!
<プロジェクト管理>
リストやガントチャートを用いてプロジェクトを管理して職種を超えた連携、業務内容の把握ができるようになっています。
担当者や期限を把握することで作業進捗や達成状況が見えるようになります。
<課題管理>
チームの課題管理に必要な機能であるTodoリストやメンバーの作業進捗を確認する使い方ができます。
さらに課題の更新をメールで知らせてくれるのでメンバー間での認識のズレ・共有漏れを防ぐことができます。
<バグ管理システム>
Backlogでは、システムエラーを管理できます。検索機能を用いて、バグの発見時間や再現方法、担当者、修正履歴、重要度も確認できます。
エンジニア向けのツールとして、ソースコードを相互にレビューする機能を搭載。進捗状況は、未対応・処理中・処理済み・完了の4つから選べます。
<バージョン管理>
開発タスクを管理、バージョン管理システムのGitやSubbersionを用いて、Backlogでソースコードを管理できます。
プロジェクトとソースコードを紐づけて管理できるので、作業内容を共有できます。
課題に対して独自に定義をカスタムすることが出来るのでチーム内での定義の認識が高まる優れたサービスもあります。
Backlog(バックログ)のおすすめの使い方
Backlog(バックログ)に関する機能を解説してきました。Backlogに関する機能の中からおすすめの使い方を紹介していきます。
特におすすめなのがプロジェクト管理とチームコラボレーションに関する機能。
プロジェクト管理とチームコラボレーションからBacklog(バックログ)でおすすめの使い方を3つ紹介していきます。
使い方の例1:Wiki
バックログのチームコラボレーションツールWikiを利用することで複数のユーザーでドキュメントを編集して記録を残していくことができます。
日々、仕事を進めていくといろいろな情報が飛び交うようになります。
その中で、
「古い情報や必要な情報を見つけるのが難しい」
「そもそも情報が共有されていない」などの問題が起きたことを感じている人は多いのではないでしょうか。
履歴を閲覧したい時にWikiを使用します。
Wikiだとプロジェクト毎にメンバーが選定されプロジェクトに関係することしか情報として残っていません。なので情報の共有がスムーズに行われます。
また、使い方も簡単で複数人数で使うこともできて、タイトルをもとに紐つけをしておけば情報を探す時にも便利な機能です。
使い方の例2:アプリで連携して使用可!
Backlog(バックログ)は、アプリ版がありスマホにも対応しています。
出先でのちょっとした進捗確認や確認項目の追加など、簡単な仕事だとわざわざパソコンをカバンから出して作業するのは手間ですよね。
Backlog(バックログ) アプリケーションを使うことで、プロジェクトメンバーからの課題をより早くフィードバックすることができるのはもちろん。
新しく発生した課題にもその場で新規追加することもでき、重要なドキュメントをデバイスから直接アップロードできるのも特徴です。
使い方の例3:プロジェクト進捗を瞬時に把握
Backlog(バックログ)では、プロジェクト管理を行うために必要な機能を一つに集約。スケジュール・課題の進捗・情報共有まで総合的にサポートします。
Gitネットワーク
Backlog(バックログ)では、Gitを使うこともできます。Gitとは、ソースコードを管理するのに適したエンジニア向けの管理システム。
バックログのプロジェクト設定からGitの設定より「このプロジェクトでGitを使う」ボタンをクリックすると、プロジェクトメニューに「Git」タブが出て、Backlog上でGitを使用できます。
ガントチャート
Backlog(バックログ)ではこのガントチャートが自動で生成されるので、一からガンチャートを作成する手間も省けます。
また、チームで共有できるので仕事の進捗管理も楽になります。
Backlogでは、課題に開始日・期限日・完了日のどれかを設定することで特別な情報を入力しなくてもガントチャートが出るようになっています。
バーンダウンチャート
Backlog(バックログ)では、ガントチャートだけでなくバーンダウンチャートも使用できます。
バーンダウンチャートとは、「締め切りまでに全ての作業が完了できるか?」をひとめでわかるグラフです。
バーンダウンチャートは、縦軸に「作業量」、横軸に「時間」を当てて残っている作業をグラフで表示しています。
Backlog(バックログ)では、バーンダウンチャートを用いるのに専門的な技術は一切必要ありません。
誰でも簡単に入力できるように構成されているので、習得までに時間がかからないのも魅力です。
Backlog(バックログ)の料金
料金プラン | 料金/月 |
フリープラン | 無料/10人まで |
スタータープラン | 2400円/月 |
スタンダードプラン | 11800円/月 |
プラチナプラン | 19800円/月 |
プラチナプラン | 50000円/月 |
エンタープライズ | 150000円/月 |
Backlog(バックログ)では、6つの料金プランから選ぶことが出来ます。
プラン毎に[ストレージ・プロジェクト数・ユーザー数・使用できる機能]が別れています。
すべてのプランとも30日間の無料お試し期間がついています。
約1ヶ月間のお試しが出来るのは安心して使用感を確認することが出来ます。
プランの選び方としては、「ユーザー数」と「プロジェクト数」をメインに考えるのがオススメです。
一例として、ユーザー数が10人の場合、プロジェクト数や機能に問題がなければ、オススメされているプレミアムプランよりもスタンダードプランを利用する方がお得になります。
無理に料金が高いプランを選ぶのではなく何人で利用するのか、プロジェクト数はどれくらいになるのかを見極めた上でプランを設定しましょう。
このように利用者やプロジェクト数で料金を設定できるのも特徴の一つとなっています。
料金プランをおさらいすると以下の通りになっています↓
- フリープラン
- スタータープラン(¥2,400/月)
- スタンダードプラン(¥11,800円/月)
- プレミアムプラン(¥19,800円/月)
- プラチナプラン(¥50,000円/月)
詳しい内容はこちらよりお願いします。
無料で使える範囲
プラジェクト数 | 1 |
ユーザー数 | 10 |
Subversion / Git | ◯ |
ファイル共有 | ◯ |
アクセス制限 | × |
ガントチャート | × |
バーンダウンチャート | × |
属性のカスタマイズ | × |
親子課題 | × |
総容量 | 100MB |
フリープランがあることを知らない人も多いので、これから使おうと思っている人は、まずはフリーで試すのがオススメです。
フリープランだとガントチャートは使えませんが、課題管理は一つですができるので少人数では問題なく使えるのではないでしょうか。
また、Subversion・Gitバージョン管理もできるので、ソースコードやコミット履歴をプロジェクトに紐づけて管理を行い、チームメンバーに共有出来ます。
Backlog(バックログ)の始め方
Backlog(バックログ)について話してきました。
それでは、Backlog(バックログ)を導入する方法を説明していきます。
導入方法
<PC版>
パソコンでは、Backlog(バックログ)のホームページ上から登録を行い進んでいきます。
記入項目としては、スペースID、組織名、あなたの氏名、メールアドレス、パスワードになります。
<スマホ版>
また、スマートフォンやタブレットと連携させて同期化させる場合は、Backlog(バックログ)で検索してダウンロードを行います。
ログインはパソコンで登録したメールアドレスとパスワードでログインできます。
登録画面にしたがって記載していくだけなので簡単に登録することができます。
ログイン方法
登録時に設定したメールアドレスとパスワードを入力してログインします。
ログインしたあとは通常通りに使用していきます。
まとめ
Backlog(バックログ)の特徴や料金、おすすめの使い方を紹介してきました。
仕事をする上でプロジェクトの管理や進捗状況を把握するのは大変なことです。プロジェクトの人数が多くなったからといっても管理しなければなりません。
Backlog(バックログ)を使用することで簡単に情報の共有ができるので仕事の効率が上がることは間違いないです。
是非ともこれを機会にBacklog(バックログ)を導入し、円滑なプロジェクト管理を行って下さい。