Apple Pencilの登場によって「iPad(アイパッド)」を仕事に使う人も増えてきています。
しかし、iPadでタスク管理をしようとツールを試してみても、iPhoneの画面を引き延ばしただけのようなものが多く、導入を諦めてしまった方もいるのではないでしょうか?
本記事では「iPad」ならではの魅力を活かしたタスク管理ツールを5つ紹介します。
iPadタスク管理ツール5つを比較
料金 | 特徴 | |
Milanote | 無料/$9.99(月) | 上下左右の無限スクロール |
Todoist | 無料/338円(月)/558円(月) | iPadでもUi/UXが◎ |
ticktick | 無料/300円(月) | ポモドーロ機能がGood |
Google ToDo | 無料 | 無駄を削ぎ落としたシンプルさ |
Productive | $12.5/$20/応相談 | 習慣作りという変わった切り口 |
iPadタスク管理ツールおすすめ5選
ここでは、iPadタスク管理ツールのおすすめを5つ紹介します。
Milanote:iPadの画面の大きさを活かしたツール
「Milanote(ミラノート)」は、視覚的・直感的にタスクを管理したい人にうってつけです。目玉となる機能は、斬新的かつ実践的な「ボード画面」です。
Milanoteのボード画面は、上下左右問わず無限にスクロールすることができます。ボード画面には、
- テキスト
- 画像(イメージ)
- チェックリスト
- ファイル
- リンク
などのアイテムを自由自在に配置することができるため、自分好みの使い方を追求することができます。
ボード画面は、入れ子のように階層的に管理することができるため、タスクが無秩序にバラバラになることはありません。もちろん、チームメンバーと共有・編集することもできるため、ビジネスで利用することに問題はありません。
Todoist:タスク管理ツールの王道はiPadでも◎
「Todoist(トゥードゥーイスト)」jは、世界中で数百万人の人びとに10年以上もの間、使われ続けてきたタスク管理アプリの王道です。この記事を読んでいる方もTodoistの存在を知っている人は多いでしょう。
「Todoistがそんなに有名ならわざわざ紹介する必要はないのではないか?」と思う人もいるかもしれません。しかし今回あえてTodoistを紹介するのには理由があります。それは、TodoistのiPad版のiOSアプリが、非常にスマートだからです。
冒頭でも述べたように、残念ながら多くのタスク管理アプリをiPadで利用すると、スマホのUI/UXをそのまま引き伸ばしたようなものが主流です。それでは、iPadの魅力を十分に引き出すことはできません。
これに対してTodoistは、特徴であるシンプルで無駄のないUI/UXを、iPadの画面の大きさを生かしながら、十分に実現しています。
基本的なタスク管理をそつなく効率的にこなしたい人は、Todoistを試してみることをおすすめします。
※Apple Watch対応
ticktick:タスク管理をワンストップで一元管理
「ticktick(ティックティック)」は知る人ぞ知るタスク管理ツールです。もちろんここで紹介するということは、UI/UXがiPadに最適化されています。
ticktickはタスク管理に必要な機能がワンストップで提供されてます。タスクを管理するのに複数のアプリを併用しているという方は、もしかしたらticitickで一元管理できるかもしれません。
ticktickをおすすめする最大の理由が、ポモドーロタイマー機能を実装していることです。「ポモドーロ」とは、作業と休憩を短い間隔で繰り返しながら、タスクを処理するテクニックのことです。
ticktickでは、あるタスクの処理にポモドーロのサイクルを何回繰り返したかを記録・確認することができます。これにより、見積もりと実績のギャップをみてPDCAをまわすことができるので、作業効率をあげるのに活用できます。
※Apple Watch対応
Google ToDo:無料で使えるライトユーザー向け
「Google ToDo(グーグル トゥードゥー)」は、Googleが提供する完全無料のタスク管理ツールです。
主な対象としては、タスク管理ツールをシンプルに使いたいライトユーザーを想定しています。さまざまな機能が豊富に備わっているアプリも魅力的ですが、そんなに機能が必要ないという人もいるでしょう。Google ToDoは、余計な機能を削ぎ落としたシンプルなインターフェースを実装しているので、そのような方にはうってつけです。
基本的な使い方は、「リスト→タスク→サブタスク」という階層構造でタスクを管理します。Google製ということもあり「Gmail」や「Googleカレンダー」との連携がスムーズなことも魅力の一つです。
Productive:ポジティブな習慣作りに特化したツール
最後に紹介する「Productive(プロダクティブ)」は、少し変わり種です。Productiveの目的は、タスクを効率よく処理するというよりも、「より良い習慣作り」をサポートするツールだからです。そのため、プライベートでも活用できます。
Productiveでは、目標設定や進捗確認がしやすく、習慣作りになくてはならない毎日のモチベーションを保ちやすい設計になっています。また、豊富な統計データがどんどん蓄積されていき、それを見ることで日々、習慣を改善していくことができます。
一風変わったタスク管理ツールを試してみたい方におすすめです。
※Apple Watch対応
まとめ<
本記事では、iPadでタスク管理をしたい人向けにおすすめのアプリを5つ紹介しました。ここで紹介したアプリはすべて、iPadでも使いやすいUI/UXを持っています。あとは、本記事で述べた各ツールの特徴や機能を参考にしながら、自分に合ったものを選ぶとよいでしょう。Apple Watchに対応しているかどうかもポイントの一つです。
5つのツールをすべて試してみて、個人的には「ticktick」が面白いと思いました。開発も非常に活発に行われているようで、アップデートのたびに新機能が登場することもしばしばです。ぜひご興味がある方は、実際に使ってみてください。