事例紹介
2018.10.25

大企業就職はオワコンなのか?いや、むしろ新卒ならベンチャー就職するメリットはない

就職活動期になると必ず起こる論争「大企業VSベンチャー企業」。ボク自身は大企業もベンチャー企業も働いたことがありますので、はっきりと分かるのですが、新卒なら100%大企業を推薦します。理由は簡単で「ベンチャー企業は後から入れるから」です。人生で1回しか使えない新卒カードは大企業に使いましょう!

ボクは現在25歳ですが、業務委託を含め現在まで5社の会社で仕事をした経験があります。簡単にまとめますと

  1. 財閥系金融機関(社会人1年目)
  2. SEO対策会社(中小企業、しかしWebマーケ界隈では最大手)
  3. コンテンツ制作会社(ベンチャー)
  4. 男性用スキンケア用品会社(ベンチャー)
  5. 東大発、ラボテック会社(ベンチャー)

それぞれの会社に雇用形態は違えど所属して働き方などを見ていると、色々見えてくるものがあります。

これから就活に本格的に突入してくる就活生にぜひ見て頂きたい。

自分のキャリア形成に悩んでいる
企業規模の違いでなにが変わってくるのか知りたい
はやく就活の軸を決めたい

それぞれの会社の特徴から自分に合ったキャリアのスタートをして欲しいとは思うが、5社を経験したボクが出す結論は、まずは大企業に入っておけ!

なぜ中小やベンチャーがいけないか?そこを明確にしていきます。

川の水になるか、川を登る鮭になるか?

川は上流から下流に流れる。物は上から下に落ちる。物理的事象として当たり前だが、キャリアも同じである。

大企業から中小・ベンチャーへの転職は容易であるが、その逆は非常に困難。ベンチャー企業の求人が集まるWantedlyを見るとよく分かる。

出身企業例:
文部科学省、PwC、PwCあらた監査法人、リクルート、楽天、SoftBank、docomo、ぐるなび、柿安本店、ヒガシマル醤油、LITALICO、アトラエ、ピースタイル、ほか※グループ会社を含む

「名だたる有名企業の出身者が集まる企業!イケてる!」と思いがちだが、彼らはすでに大企業を辞めてまでベンチャー企業に入る何かしらのインセンティブを得て動いている。つまるところお金だ。

ベンチャー企業の最大の欠点、お金を大企業出身者はきちんともらっている。大企業を辞めてまで来てくれと言っているんだ、そんなに安いお金では動かない。

しかし新卒にはその権利は持ち合わせていない。

お金のないベンチャーでキャリアをスタートさせると必ず消耗する

交通費一部負担・家賃補助なし。それが普通のベンチャー。そして働き方改革や生産性向上のための設備投資ができる余裕はない。代わりにマンパワーを使って補う。結果長時間労働につながる。

ボクが業務委託で入っているところも定時(19時)近くになっても帰る気配はない。ボクは業務委託なのでサクッと帰るが。新卒でいきなりベンチャーに入れば間違いなく労働力と経済力を消耗する羽目になる。

更に厄介なのがこれで上に上がりづらいことだ。つまり大企業に転職することだ。特殊なスキル、例えばITエンジニアやWebマーケティングなどの確固たるスキルを持っていれば、進歩が遅い大企業なら可能性はなくはない。

しかしベンチャーが大企業出身者を獲得したいのと同様、大企業も大企業出身者を取りたい。まだまだこの世の中大企業が優遇されているのである。あなたがベンチャーで圧倒的成果を残せる自信があるのであれば、話は別だが。

新卒ベンチャーをおススメできない理由

  • 経済的余裕は得られない(給料安い、家賃補助なしなど)
  • 労働力はかなり消耗する(残業当たり前は大企業より根強い)
  • 働き方改革・生産性向上への施策は後回し
  • やりがい搾取は間違いなくされる、だってベンチャーだもん
  • 大企業への転職は難しい

とりあえず大企業に入っておけば、選択肢は豊富に作れる

一方新卒で大企業に入ってしまえば、自動的に選択肢は豊富に残されその中から自分の好きなものをチョイスすれば良い。

大企業はベンチャー企業に比べると・・・

  • 世間や就活生の目が厳しいので、働き方改革は推進しやすい
  • そのための設備投資のお金は豊富に持っている
  • 大企業も社員を守り続けることにリスクを感じているので、自立できる様な研修やE-learningシステムを用意している
  • 社会的信頼を存分に活かせる 経済的余裕も得られる(各種手当が当たり前)

実際にボクが1社目で働いていた財閥系金融機関での話を具体例として挙げます。

経済的余裕を手に入れられる福利厚生。固定費を必然的に3万円以下に下げる

まずは交通費の定期代全額支給。当時は北赤羽から五反田までの半年間の定期代が上期・下期で支給された。その額148,920円。

ボクはこれはさも当たり前だと思っていたのですが、そうでもないようです。会社によっては月額3万円が上限など一部負担しかないところが一般的らしいです。

そして家賃負担。ボクは北赤羽駅徒歩1分の借り上げ社宅に住んでいました。間取りは1Kといたって普通ですが、相当綺麗でした。そして普通で借りれば9万円前後する物件を月1.2万円で住めていました。

これ大企業なら普通のことです。いい物件を借り上げ社宅として住めるのは普通。最悪でも家賃負担があります。

ベンチャーではまずありえません。遠くに住んで交通費も家賃も自己負担。固定費がバカ高いので、経済的余裕を得ることはできません。

とにかく勉強機会とシステムが豊富

研修には2つの意味合いがあります。1つは自社で長く活躍してもらうため。2つ目は相反するが外に行っても活躍できるように。

副業解禁やパラレルワークなどの政策は、建前上働き方改革だが本音のところは『自分の身は自分で守ってね!』ということ。金融機関という性質上もあってかとにかく研修・資格取得の機会とE-learningシステムは豊富であった。そのペース3ヶ月に1回。

1年目から現場にポーンっと出されるわけではなく、現場にも出ながら勉強もできる環境と教育システムが確立できている。

働き方改革のスピード感がとにかく早い

ボクの入社前年は夜の22時まで残業することは当たり前になっていた。しかしその年から政府主導で働き方改革の指針が出せれ本格的に動きだしていた。国策に敏感になるのが大企業。財閥系金融機関の動きは早かった。

残業時間は月に20時間が上限。最低でも20時には退社。水曜はノー残業デーで18時退社。徹底されこの基準を達成できないと人事評価を落とされるくらい行われていた。

業務生産性を上げるためのシステムに対する設備投資も早く、簡略化が進んでいった。良い人材を取りたい。そのためには賃金はそのままに労働時間を少なくする。そのための投資をする。それを当たり前にできるのが大企業。

名刺1枚で社会的信用を獲得

入社してすぐに不動産に興味を持ち不動産投資セミナーに何度か顔を出していた。その際名刺交換をすると営業マンの顔が変わるのをはっきりと確認してきた。

「ボクはまだ1年目なんで来年以降で考えてます。」

というと、

「2年目からは十分にお金を借りれられるので、その際はぜひお願いします!」

と何度も同じセリフを色々な営業マンに言われた。

またゲストハウスを始める前に一軒家を借りようと不動産会社に行って名刺交換をしただけで、

「審査は間違いなく通るんで心配なさらずに」

と言われた。結果1年目の社員で一軒家をすんなりと借りれた。

サラリーマン、そして大企業と言う肩書は想像以上に大きくお金を引っ張てくる能力は相当大きい。

評価経済と最近よく言うが、そもそもの原点はここにあると感じる。フリーランスで信頼と実績を貯め、マネタイズを後ろにしてお金を引っ張るより断然早い。

所属しているだけで社会的信用が得られお金を連れてくることができる。

新卒なら大企業一択。それ以外検討の余地なし

新卒は絶対に大企業に入った方が良い。間違ってもベンチャーに入ってはいけない。
ベンチャーは
✔︎後からでも入れる
✔︎長時間労働になりがち
✔︎福利厚生が不十分
✔︎転職してもまたベンチャー
ベンチャーで実績や成果を付けるのが先か体を壊すかの世界になるから、ベンチャーは絶対にない。
— たかや@メディアディレクター (@tabigrapher) 2018年3月1日

また大企業は
✔︎転職先の選択肢が豊富
✔︎働き方改革はしやすい
✔︎福利厚生が手厚い
✔︎自己研鑽システムが充実
✔︎生活に余裕がある
水は上から下に流れるように大企業から下に行くことは容易。ベンチャーだと川を昇る鮭にならないといけない。
— たかや@メディアディレクター (@tabigrapher) 2018年3月1日

働き方改革は設備投資ができるほど潤沢な資産を持つ大企業が先行する。
大企業の自己研鑽のプログラムを存分に使い、働き方改革で余った時間に更に自己投資できる時間が増える。そしてお金もある程度貰える。
実績とスキルを付けて、ベンチャーに役職付きで転職してキャリアアップすればいい
— たかや@メディアディレクター (@tabigrapher) 2018年3月1日

ただしずっと大企業にいれば良いわけではない。転職なら中小・ベンチャーも充分にアリ

大企業は新卒で入社するならメリットはかなりあります。しかしそこにずっと居続けること自体がメリットとは思いません。

メリットにも挙げたように大企業は業務改革をもの凄いスピードで実施しています。つまりは雇用をどんどん切っている状態になります。

ボクの前職の財閥系金融機関は、3社合計で3万人の人員削減を実施すると発表しています。つまりは本当に優秀な人しか残れない環境になっています。
また大企業を完全にトップダウン制で、下の意見が反映される可能性などほとんどありません。ベンチャーではやりがい搾取されますが、大企業ではそのやりがいを見つけられない人も大勢います。

そういった人がある程度の地位を貰ってベンチャーに行くのです。同期で1年目に退社した友人もすぐに環境エネルギー系の会社に内定出ましたし、現在業務委託先で入ってる会社にも財閥系保険会社を3ヶ月で辞めた人もいます。

新卒という人生で1回しか使えない最高のカードを、後から入れるベンチャーに使う必要はないのです。

大企業志向は至極真っ当な意見です。その後の選択は自分ですればいいのです。

特別な理由、強い意志がないなら大企業

最初にとにかく楽したい人は大企業です。会社が選択肢をくれますのでまずはそれに乗っかりましょう。ちなみにボクはそれを最大限利用して今はフリーランスとしてやっていけています。

次にもし会社員に戻っても苦労しないと思います。それぐらい最初のアドバンテージが今でも効いています。

まずは大企業を見ときましょう。特に目的がないのであれば。

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