会社に行っても仕事がない!?「社内ニート」になってしまったらどうしたらいい?

新卒採用で入社した会社で、ほんの数ヶ月間ですが、いわゆる「社内ニート」状態になりました。

「社内ニート」とは、職場にいても仕事がなく、時間を持て余してしまう状態のことです。

「仕事せずにお金もらえるとか羨ましい〜!」と思う方もいるでしょう。私も自分の経験がなければ、間違いなくそう思っていました。

でも、私にとってその数ヶ月は苦しい日々でした。しかも、他人から見れば「ラクそう」なので悩みをわかってもらえなかったのです…!

さらに、同じ会社で2年後、月に100時間の残業も経験しました。

社内ニートと100時間残業、どちらも経験した私だから言える、「あの頃の自分に言ってあげたいこと」をここで伝えさせてください。

これを読んでいる方で、今まさに社内ニートのような状況、または多くの残業に直面している方の参考になれば幸いです。

意外とツライぞ!「社内ニート」

「社内ニート」になったことのない方、逆に「私、もしかしたら社内ニートかも?」と不安な方のためにも「社内ニートあるある」を共有しておきましょう。

  • やることがない
  • 何もしていないので時間が経つのが遅い
  • 時間が経つのが遅いので頻繁にトイレに行く
  • もはや頻繁にトイレに行きたいがためにたくさんコーヒー(カフェインの多い飲み物)を飲む
  • たくさんトイレに行ってもまだやることがない
  • 何も入っていないWORDやExcelのファイルを開いたり閉じたりする
  • 社員が見れる共有ファイルの中身を勝手に見て時間をつぶす
  • たまに雑用を頼まれて大喜び
  • とはいえ基本的にはやることがない
  • 社内電話は意地でも速く取る
  • あと15分で帰れる!の、あとの15分が長い
  • とにかく本当にやることがない!!!

業界や職種によって個人差はありますが、とにかく、「やることがない」がゆえに、「何もしない」時間が多いのが特徴です。

何もしないと、時間の進みが遅くなります。「精神と時の部屋」現象です。他の人の1日=私の2週間くらいのイメージです。

「でも休みの日に何もせずダラダラするみたいに、仕事中もダラダラできるっていいやん」

と思いますよね。

「何もせず」と言っても、テレビを見たり、ゲームをしたり、SNSを見たりして、人目を気にせずゴロゴロする休日と、「仕事をしている風」で、仕事に関係のないテレビやゲームはできず、デスクに向かっている平日は全く違うのです。(会社でゴロゴロするときっと怒られます)

さらに、「何もしない」暇な時間が続くと、哲学的な問いが浮かんできます。

  • 私はなぜ生まれたのか。
  • 私はなんのために生きるのか。

私はこの時間をアンパンマン哲学タイムと呼んでいます。

* この頃の私は「アンパンマンのマーチ」の歌詞に最大限の共感をしていました。

* 「劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲」を観れば、主人公より敵役のミュウツーに共感すること間違いなしです。

こんな哲学的なことを仕事中に考えていても、突然答えが浮かぶわけがありません。哲学をなめてはいけません。

しかも、仕事をしていない

=社内の人と話す機会も少ない

=仕事をしていないことが恥ずかしくて友達や家族にも言えない

孤立!!

という状態になりやすいので、自分の狭い視野で、ネガティブ思考は加速していきます。

  • 「自分が仕事のできない人間だから仕事が回ってこないのでは…?」
  • 「これは遠回しに辞めろということでは…?」
  • 「でも今辞めてもなんのスキルも経験もないし、転職もうまくいかないにちがいない!」

疑心暗鬼と思い込みの嵐です。

社内ニートに限らず、自分だけの狭い視野で考え込んでいると、疑心暗鬼と思い込みに支配されやすくなるので気をつけましょう。

なぜ社内ニートになるのか

当時は想像もしなかったようなことですが、私が社内ニートに陥ったのにはいくつかの原因があったようです。(全てあとから知ったことです)

  • 新卒採用で取る予定の人数より多く取ってしまった(業務量と人数が見合っていなかった?)
  • 部署自体が新しく、部署全体の業務量がそもそも多くなかった
  • 上司が忙しく、仕事を回せなかったのではないか

社内ニート真っ只中のころ、「仕事ができない自分が全ての原因」だと思っていました。会社や部署に問題があるかもしれない、という可能性に1ミリも気づかなかったのです。

社内ニートを生み出す原因も、会社によって、

  • 社内全体に仕事が少ない(業績不振)
  • 人員配置がうまくいっていない(仕事量と人の数が合っていない)
  • 単に閑散期(この場合は焦らなくても良し)

と、いろいろな理由があるのです。

だからまず、「仕事できない自分が全ての原因」と思って落ち込み続けるよりは、原因がどこにあるのか、それは改善できることなのか、を探る必要がありそうです。

「社内ニート」時代にやっておけばよかったと思うこと

とにかく、「もっといろんな人に相談すればよかったな」というのが1番です。

今の自分のレベルで太刀打ちできない悩みが、一人で考えていて急に解決することは難しいです。もちろん、部署異動など、状況が突然変わることもありますが、いつくるかわからないラッキーを待つよりは、まずほかの視点を取り入れてみるのが良いでしょう。

私は自分の社内ニートである現状を、自分の部署以外の方や、人事の方に相談することはありませんでした。

  • 「上司や会社の悪口のように感じられたら嫌だな」
  • 「仕事してないやつに給料払いたくないとか言われたら嫌だな」
  • 「こんなやつ採用しなきゃよかったと思われたら嫌だな」

そんな気持ちで、自分が社内ニートであることを「言ってはいけないこと」として、自分のなかに押し込めました。

ものすごく暇だったのに、忙しいふりをして過ごしていたのです。

もし「自分が暇だ」と言っていれば、忙しい部署への異動などの改善策があったのかもしれません。暇な人を暇なまま置いておいても、会社として良いことはないからです。

また、スキルアップに時間を使うのもひとつの手です。

実際これは上司に軽く勧められたのですが、当時は何のスキルアップをすれば良いのかまったくわかりませんでした。

現状を伝えた上で仕事がないのなら、その時間でOfficeソフトやデザインソフトの練習や、資格の取得をしても良いかを相談してみましょう。

どうやって相談する?

こういったことを、上司や人事部、場合によっては他の社員の方、会社の規模が小さければ社長に「どうやって相談するか」が当時はまったくわかりませんでした。

後から教えてもらったことは、

  • 直接声をかけて「ちょっと話があるんですが…」と言って時間を作ってもらう
  • 同じく、社内メールで「ちょっと話があるんですが…」と言って時間を作ってもらう

とにかく無理やりでも時間を作ってもらいましょう

「仕事ができない自分に時間を割いてもらうなんて…」と当時は思っていましたが、仕事ができない自分に給料を割いてもらっているので、ついでに時間も割いてもらっちゃいましょう!

申し訳ない気持ちはあるかもしれませんが、ここで改善できれば会社にとってもメリットがあるので、「会社のため」だから申し訳なくない!!! という気持ちでいきましょう。

自分の部署の上司なら直接言ってもいいし、人事部とオフィスのフロアが離れている場合はメールでも良いかもしれません。飲みの誘いなどが普通に社内メールで飛んでくるような会社なら、「飲み」という体裁で話を聞いてもらうものいいかもしれません。

とにかく誰かに話を聞いてもらってください

逆に、やっておいてよかったこと

当時、私は人に相談はしなかったものの、とにかくたくさん本を読んでいました。

仕事で脳を使っていないので、通勤時間を読書に全振りすることができたのです。

本が苦手な方は、音楽でも映画でもドラマでも良いです。仕事でアウトプットができないなら、インプットをしましょう

本や映画、ドラマには、いろんな「悩み」が描かれています。

社内ニートになって、自分の存在に疑問を持っていたころ、フィクションであっても、他の人の「悩み」や、そのなかで出した「答え」に触れることで、自分の糧になることも多いと思います。

深く悩んでしまうタイミングだからこそ、自分の道標になる作品に出会うことも多いと思います。私はあのとき本や音楽がなければ、もっと落ち込んでいたでしょう。

個人的には、実用書や自己啓発本よりも、フィクションやエッセイのほうが助けになりました。実用書や自己啓発本が役に立つこともありますが、目指すべき状況がある程度明確なので、そこにうまく辿り着けない自分にさらに落ち込んでしまうリスクもあります。

多くのインプットは、「狭くなった視野を広げること」の助けにもなるでしょう。

特にダメ人間系のエッセイは「これより自分はマシか…」と思うのに役立ちました。

「社内ニート」から一転、「100時間残業」へ

同じ会社で私は「月に100時間以上の残業」をすることになります。社内ニートになった人が、一転して残業に苦しむ、というのは意外とよくあることのようです。

「社内ニート」と「残業」、真逆のように見えて、共通点があります。

それは、「人員に見合った仕事量の調整ができていない」こと。「少なすぎる」も「多すぎる」も、どちらも適切ではありません。

私が自分の情報を開示しなかったためにそれが起こったのか、会社側の人員配置がヘタだったのか、それに割く時間がなかったのか、状況は様々です。

残業の場合は、数値として記録が残っている(タイムカードを先に切ってあとからサービス残業をする…という会社は別ですが)ことが多いので、会社側に気づかれやすいかもしれません。労働組合がある会社であれば、そういったところに相談してみても良いと思います。

転職もひとつの手

社内ニートや残業で悩んで、社内の人間に相談した結果、「この会社で状況が変わることはない」と思ったら、転職もひとつの手です。

社内ニートの場合は、どうせ仕事がないなら1日有給を取って、転職相談などに行ってみても良いと思います。自分の状況を伝え、今の自分にどんな求人があるかなどを見てみましょう。

場合によっては、「自分の希望にあった転職をするにはこのスキルが必要」ということがわかるかもしれません。

そのときは、働きながらスキルの取得を目指すか、辞めてからまずスキルを取得して、それから再就職をするのか、など今後のスケジュールが変わってきます。

今後が見えると楽になることも多いです。ただ、体や心を本当に壊すくらいのツライ状況なら、見切り発車で辞めてしまうのもひとつの手です。

最後に

私の実体験をベースに、社内ニートや残業について語ってきました。

会社によって、仕事内容はもちろん、社風、給料など、様々な面でまった異なります。

だから、「この会社でダメなら、他の会社でもダメ」なんて言葉は、信用するべきではないです。同じく、「この部署でダメなら、他の部署でもダメ」ということもなく、転職しなくても、社内異動だけでいろんなことが解決することだってありえます。

今まさに悩んでいる方がこれを読んでいるのなら、あなたの持っている強みを活かせるどこかで、次こそ機嫌よく働けることを願います!

「会社に行ってもやることがない…」社内ニートになったらやるべきことってなに?
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