普段の日常で物忘れをすることはないでしょうか?また、業務タスクの管理がしっかりできないことはないでしょうか?
今回は、備忘録として役立つタスク管理ツール「Remember The Milk(リメンバーザミルク)」を紹介します。
Remember The Milk(リメンバーザミルク)は忙しい人のためのタスク管理ツールで、初心者の方にも使いやすく、シンプルでややこしい記載はない仕様になっています。
適切なタスク管理ができるのでこれを使っているとタスクの漏れがなくなります。
その他にもRemember The Milk(リメンバーザミルク)について言及しているので、参考にしてください。
Remember The Milk(リメンバーザミルク)とは?
Remember The Milk(リメンバーザミルク)は2008年にオーストラリアから来日したOmar KilaniさんとEmily Boydさんによってリリースされた高機能タスク管理ツールです。
シンプルで簡潔なデザインが評判となり多くのユーザーに支持されています。
無料プランと有料プラン(Pro版)の二種類のサービスがあり、有料プラン(Pro版)の方は年間39.99ドルでたくさんの機能が使えるようになります。
よりシンプルにタスク管理をしたい人には、チームハック(TeamHack)というタスク管理ツールがおすすめです。 ポイントは、
- 業務の進捗が「見える化」できる
- タスクごとのチャットが使える
- 初心者でも使いやすい直感的なUI
無料で使えるプランもありますので、次のリンクよりご覧になってみてください。
参考:チームハック公式ページ
Remember The Milk(リメンバーザミルク)の意味は、ミルクを覚えて?
Remember The Milk(リメンバーザミルク)の意味を直訳すると以下の通り。
Remember(覚えている)The … (の)Milk … (ミルク) 単語を直訳すると少し意味が分かりづらくなってしまいますが「ミルクを覚えて」という言葉になります。
Remember The Milk(リメンバーザミルク)は、このタスクツールを使えば、ミルクを買い忘れるのを忘れませんよ!というような意味合いがあり、物忘れをしないという意味が込められています。
対応しているデバイス
Remember The Milk(リメンバーザミルク)は、ほとんどのデバイスに対応しており人気のあるタスク管理ツールです。
対応しているデバイスは以下の通りです。
- デスクトップ「Mac」「Windows」
- モバイル「iOS」「Android」
- タブレット「iPad」「Android tablet」「Fire」
- その他「Apple Watch」
そしてウェブでも使うことができて、「Chrome」「Firefox」「Safari」「Internet Explorer」と非常に幅広い範囲でのタスク管理ができるので、どこでもいつでもそばにあるとても心強いタスク管理ツールです。
外部ツールとの連携
Remember The Milk(リメンバーザミルク)は以下のツールで対応しています。
- Gmail
- Google Calendar
- Evernote
などの他サービスと連携できて、いつでもどこでもすぐに使うことができるので、とても便利です。
Remember The Milk(リメンバーザミルク)の特徴・機能
次は、Remember The Milk(リメンバーザミルク)の特徴と機能について解説していきます。
Remember The Milk(リメンバーザミルク)の主な特徴と機能は以下の通りです。
- 的確なタスク管理
- タスク登録の際のSmart Add機能
- サブタスクでのタスク管理
- タスクを他の人と共有
- タスクにファイルを添付
- タスク登録の際のキーボードショートカット機能
Remember The Milk(リメンバーザミルク)は様々な特徴と機能があり、 使い方によれば最強のタスク管理ツールとなります。
これから特徴的な機能をピックアップして紹介していきます。
デザイン
Remember The Milk(リメンバーザミルク)の主な特徴はとてもシンプルなデザインで必要最低限の文字情報によって構成されておりページ自体がとても軽く、ページ移動や再読込み不要でサクサク動き、タスク管理がしやすい工夫がされています。
キーボードでの操作
Remember The Milk(リメンバーザミルク)のとても便利な機能の一つがキーボード一つでタスク管理することができます。
慣れてしまえば、瞬時にタスクを表示して画面から目を離すことなく、ストレスのない作業ができます。
Smart Add
Smart Addは、Remember The Milk(リメンバーザミルク)の一番の特徴となる機能です!
タスクを登録するときにキー入力で属性を入力することができます。
Remember The Milk(リメンバーザミルク)では、このSmart Addを使うことにより素早く、便利、的確にタスク登録することができます。
タスク登録の際に記号を使うことによって、タグ付けや時間を登録することも可能です。
Remember The Milk(リメンバーザミルク)の料金プランについて
次に、Remember The Milk(リメンバーザミルク)の料金プランは2つあります!
- 無料プラン
- 有料プラン(Pro版)
無料プランでも基本的な作業はそつなくこなすことができますが、有料プラン(Pro版)になると一気に作業の幅が広がります。
有料プラン(Pro版)は年間 $39.99 で使用することができます。
無料プランと有料プラン(Pro版)の比較
Remember The Milk(リメンバーザミルク)の無料プランと有料プラン(Pro版)とは実際どのような違いがあるのでしょうか? Remember The Milk(リメンバーザミルク)の公式サイトを参考に無料プランと有料プラン(Pro版)の比較表を作ってみました! 〈無料プランで使える機能〉
- Web、デスクトップ、モバイルアプリ
- コンピューターとデバイスをスムーズに同期
- Gmail、Google Calendar、Twitter, Evernoteの融合
- Eメール、Twitter、Siriでタスクを追加する
- 他のメンバーにタスクを依頼
- 電子メール、携帯電話のメール、インスタントメッセージ、およびTwitterを介したリマインダー
- リストを共有 2人まで
- 完了したタスクの記録 直近の7日間
〈有料プラン(Pro版)で使える機能〉
- モバイルアプリを通じたリマインダー (Android、iOS、BlackBerry 10)
- 上級の共有許可
- サブタスク
- 高度な並べ替えと分類
- 100のテーマから好きなテーマを選択
- タグの色をカスタマイズ
- Dropbox と Google Drive の添付ファイル
- ウェブアプリをオフラインで使う
- 携帯アプリ用のバッジとウィジェット
- Apple Watchアプリ
- Microsoft Outlookと同期
- IFTTT との連携
- 早期アクセスお試しプログラム
- 優先サポート
- リストを共有 無制限
- 完了したタスクの記録 無制限
有料プラン(Pro版)のおすすめの機能
有料プラン(Pro版)でおすすめの機能を紹介していきます。
- サブタスクに分割ができタスクを小さく管理しやすい単位に分割できます。
- 共有が無制限になりタスク消化の効率化ができます。
- Dropbox や Google Drive と接続してタスクに関連するファイルを添付することができ便利です。
- モバイルでリマインドすることができたり、ヴィジェットでタスクをすぐ確認することができます。
- 100種類以上のテーマから自分の好きなデザインを選ぶことができます。
- タスクとMicrosoft Outlookをシームレスに同期することができます。
このように有料プランにすることにより様々な便利な機能が使えるようになり、タスク管理が一層しやすくなります。
Remember The Milk(リメンバーザミルク)のおすすめの使い方
Remember The Milk(リメンバーザミルク)は多くの場面で活躍してくれるタスク管理ツールです。 そこで今回はおすすめの使い方を3つ紹介していきます。
- Googleカレンダーと同期
- 検索ウィザード検索
- Googleアシスタントでのタスク追加
使い方の例1:Googleカレンダーと同期
Remember The Milk(リメンバーザミルク)はGoogleカレンダーと同期することができ、todoリストとカレンダーを同時に見ることが可能です。
GoogleカレンダーはGoogleアカウントさえ持っていれば誰でも無料で使用することができるのでとても便利です。
Googleカレンダーと連携する方法を紹介していきます。
<Googleカレンダーとの連携方法>
1.Remember The Milk(リメンバーザミルク)を起動。 Googleカレンダーに同期したいリストを選んで、カレンダーのマークを選択。
2.iCalendarのアドレスの「イベントのアドレス」のURLをコピーペーストする。
3.Googleカレンダーを起動して、「他のカレンダー」の+のボタンを開いて、「URLで追加」を選択。 先程のURLを入力するとGoogleカレンダー上にリストが記載されます。
以上3つの手順で簡単に同期することができます。 いつでもGoogleカレンダー上でタスクを確認することができるので是非活用してみてください。
使い方の例2:検索ウィザード検索
Remember The Milk(リメンバーザミルク)でタスクを検索する際にキーワードをいくつか組み合わせて検索することも可能です。
なので、複雑な検索をかけたい場合はウィザードを使うと簡単に検索することができます。
検索ウィザードは検索枠の右にある下矢印のボタンをクリックすると出てきます。
Remember The Milk(リメンバーザミルク)では文字列で検索したり、日付で検索したり、ステータスで検索するなど様々なヴィザード検索があります。
例えば、「会議」という言葉が含まれている全てのタスクを検索したい場合だと、「listContains:会議」と検索にかけると「会議」という言葉が含まれるすべてのタスクが出てきます。
その他にも場所を指定しての検索できるlocation:であったり、ある人と共有しているタスクを一斉に検索できるsharedWith:などがあります。
このようにいろいろな検索方法を駆使して日々のタスクを管理していくRemember The Milk(リメンバーザミルク)の使い方をおすすめします。
使い方の例3:Googleアシスタントでのタスク追加
Remember The Milk(リメンバーザミルク)ではGoogleアシスタントと連動することによって、音声でのタスク登録をすることやタスクを確認することができます。
台所でふと「洗剤を買わないと」と思ったときに、買い忘れがないようにその場ですぐに「洗剤を買う」とGoogleアシスタントを使ってタスク登録しておけば忘れることがありません。
Remember The Milk(リメンバーザミルク)とGoogleアシスタントのセットアップさえ完了しておけばいつでも以下のようにタスク登録ができます。
「Ok Google、リメンバーザミルクと話す。」
とRemember The Milk(リメンバーザミルク)が立ち上がります。
「午後5時に洗剤を買いに行く」
で簡単にタスク登録が完了できます。
この他にも他人にタスクを送信したりすることも可能なので、是非Remember The Milk(リメンバーザミルク)を活用してみてください。
Remember The Milk(リメンバーザミルク)の始め方・退会方法
Remember The Milk(リメンバーザミルク)のアカウント登録方法と退会方法を説明します。
Remember The Milk(リメンバーザミルク)の始め方
Remember The Milk(リメンバーザミルク)の公式サイトより登録することができます。 登録方法は、メールアドレスからアカウント設定を行います。
アカウント登録すると、IDとパスワードがあればどこからでもログインが可能です。
もちろんウェブでも使用することはできますが、モバイル版もあるのでそちらもアプリをダウンロードして連携しておけば便利に使用することができます。
<公式サイトPCはこちら>
Remember The Milk(リメンバーザミルク)公式サイト
<App Storeはこちら>
Remember The Milk(リメンバーザミルク)App store
<Google Storeはこちら>
Remember The Milk(リメンバーザミルク)Google Play
Remember The Milk(リメンバーザミルク)の退会方法
Remember The Milk(リメンバーザミルク)の退会方法を解説していきます。
退会するための手順は4ステップ。
1.Remember The Milk(リメンバーザミルク)にログインして右上の設定マークをクリック
2.「アカウント設定」をクリック
3.一番下の「登録を削除します」をクリック
4.パスワードを打ち込んでアカウント削除完了です。
Remember The Milk(リメンバーザミルク)の評価
ここまでいいところばかりを紹介しましたが、Remember The Milk(リメンバーザミルク)を実際に使ってみた人の評価を紹介したいと思います。
良い評判
『連動機能が最高』牛と象が連動できる Evernoteを使ってたので、そちらと簡単に連携できるTodoアプリとして、Googleタスクから乗り換えました。 タグリストが使いやすいのでとても気に入ってます。 Gmailから一度に両方へタスクを送れるのもすごく便利。 有料版を買うとPCとすぐに連携できてさらに使い勝手が良くなります。
他アプリとの連動の幅が広いのはRemember The Milk(リメンバーザミルク)のメリットの一つですね。
『非常に使いやすい』 個人、身近な小さいグループの管理にはとても良い。タグ付けやリスト設定など細かく設定できるのも良い。スマートリストも工夫しだいでかなり便利に使える。 業務用、プロジェクトのTodo管理にはちょっと向かないかもしれません。
細かいタスクや少人数向きということですね。
『産後ボケに活躍してくれた』 産後ボケに◎ネクサス7で使用 オフラインでも基本的な機能の大半が利用でき、思い立った時にいつでもタスク管理ができる。産後物忘れがひどくなり何とかならないかと探したアプリでしたが、ぴったりでした。
Remember The Milk(リメンバーザミルク)はオフラインでも基本的な動作ができるのが魅力の一つですよね!
悪い評判
先に良い評価を紹介しましたが、中には厳しい評価もあるのが事実です。 良い評価も悪い評価も両方しっかり参考にしていただきたいので悪い評価を紹介いたします。
『通知機能が使えない』 アプリ自体はすごく良い。ただし設定のために飛ばされるPCサイトが使いにくいことと、無料版だと携帯へのアプリ通知が出来ないのは難点だと思う。無料版でも通知ができるようになったらもっと使いやすいと思う。
無料プランだとモバイル版での通知やガジェットが使えないのが少し難点。
無償版だと同期が24hおき(手動) PCとスマホでタスク管理を一元化したかった。が、無償版に自動同期がついてないのは良いにしても、手動同期の間隔に制限があって24h待たされる……複数デバイスでの利用には向かないと思われます。
無料プランだと、同期を手動でしなくてはいけないのに24時間に一回しかできないのは確かに少し不便と感じます。
シンプルなタスク管理には「TeamHack」もおすすめ
手軽にタスク管理をしたい人には、「TeamHack(チームハック)」もおすすめ。
ここでは、チームでのタスク管理にありがちな悩みを1つのツールで一挙に解決してくれる「チームハック」というタスク管理ツールをご紹介します。
チームハックは、もともとシステム開発をしている会社が「メンバー同士のコミュニケーションをより円滑にしたい」という思いから、独自に開発したツールです。タスク管理ツール初心者でも利用できる直感的なUIが特徴で、小規模チームであれば無料でも十分活用できます。是非チェックしてみてください。 参考:チームハック(TeamHack)公式ページ
ここが便利01「タスク別のチャットで、見逃しを防げる」
チームハックは、SlackやChatworkなどのビジネスチャットとは異なり「タスクごとにチャットができる」という機能が実装されています。 タスク別チャットの良さは、会話が流れていかないこと。
例えば、「Aさん、今週の会議資料についてなんだけど、20日までに用意しておいてください」みたいな、前提をいちいち書かなくて良くなる上に、タスクごとに業務のやりとりを振り返ることができるので「指示の見逃し」のリスクを小さくすることができます。
タスクチャットのやりとりは、プロジェクトに参加している人全員が読める状態になっているので、個人間でのトラブルも未然に防ぐような作りになっています。
ここが便利02「タスクのブラックボックス化を回避できる」
チームハックでは、プロジェクトに参加している「チームメンバーが、いま何をしているのか」が一目でわかるようになっています。
例えば、手が空いているメンバー(タスクを持っていないメンバー)がいれば、すぐに気づいてタスクを作成することもできますし、作業のチェックフローもワンクリックで簡単に管理できます。
ここが便利03「タイムトラッキングでサボり対策・勤怠管理ができる」
例えば、リモートワークでは退勤管理が上手くできないことも課題となる場合が多いでしょう。そんな悩みにもチームハックなら安心。
タイムトラッキング(時間管理)機能を活用すれば、誰がどのくらい何の作業をしたのかをデータベースに蓄積することが可能。 例えば、リモートワークにおける勤怠管理の代わりにも使えますし、サボっている人がいないかなどの状況把握にも活用できます。 タイムトラッキング機能は、オンオフの切り替えがワンクリックでできるので、あまりガチガチに管理したくない!というチームでもご利用できます。
その他にも、便利なポイントが多数!
上記に加えて、プロジェクトごとにタスクを管理できたり、共通の指示をまとめておくドキュメント機能を活用すれば、新しいメンバーが参加した際にいちいち資料を送付する手間も省けます。
フィルタリング機能を活用することで、特定のメンバーのタスクのみを一覧にしたり、納期が近い順番にタスクを並べたり、使い勝手は自由自在です。
とにかく「チームの全体像を把握できる点」で優秀
使ってみるとわかるのですが、チームハックを活用する利点は「とにかく、チームの誰が何をしているのか、直感的にわかる」というところ!
是非この機会に、登録して試してみてください!リモートワークのみならず、新型コロナの騒動が解消した後でも、日々のチームの状況把握、業務連絡、タスク管理を楽にしてくれるはずです。 参考:チームハック公式ページ
TeamHackセットアップの流れ
興味が湧いた方に向けて、登録から活用までの流れをご紹介しておきます。
チームハックへの登録
まずは、チームハックのHPにアクセスしてアカウントを作成しましょう。メールアドレスを記入して「無料アカウント作成」を押すと、登録したメールに認証用のアドレスが届くのでそれをクリックし、指示される手順に沿ってパスワードなどを設定してください。 TeamHack | 生産性を高めるタスク管理ツール
プロジェクトを作成
設定が完了し管理画面へアクセスしたら、まずはプロジェクトを作成します。詳しい方法はこちら。
無料アカウントでは、作成できるプロジェクトは1 人1つまでです。
メンバーを招待
プロジェクトの作成が終わったら、チームメンバーを招待しましょう。1人で使用感を確認するよりも、メンバーと一緒にさわってみるほうが、その使いやすさにリアリティを感じられるのでオススメです。
作成したプロジェクトの「・・・」ボタンから「メンバー追加」を押すことで、メンバー招待のメールを送ることができます。
タスクの追加
以上が終わったら、実際にタスクを追加してみましょう。タスクの追加は、画面中央上部の「+」ボタンから追加することができます。
作業担当のユーザーを設定したり、工数の時間を設定してタイムトラッキングをオンにしたり、管理用のタグなども自由に設定できます。ぜひご自分の業務に合わせて、お試しください。
まとめ
いかがでしたか。 今回はRemember The Milk(リメンバーザミルク)について紹介させていただきました。
タスク管理ソフトは他にもいろいろありますが、Remember The Milk(リメンバーザミルク)は比較的シンプルで使いやすい、端的な操作で初めてタスク管理する方にも使いやすいソフトではないでしょうか?
無料プランを使用してとても便利だと思われた方や、本格的に生活の一部として使いたい方は有料プラン(Pro版)にしてみるのもひとつの手ですね! あなたのタスク管理が素晴らしいものとなりますように。