優秀な後輩が育てられないのを思い悩まないで!

自分ひとりでやれば上手くいくのに、他人にやり方を教えて仕事をお願いするとなると、なんとなくうまくいかない。手間も時間も余計にかかったりする。既に辞めてしまった人もいて、上司からは「貴重な新卒を辞めさせないで」と圧力が掛かったり。

甘やかしすぎてもダメだし、厳しすぎてもダメ。人を育てることって、どうしてこんなにも難しいのでしょうか?

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後輩を育てられないのはなぜか?

「なぜ自分は人に上手に教えることができないんだろう」と思い悩んだら、経験のある先輩に聞いたり本を読んだりして、まずは自分なりに上手くいくように努力をしてみますよね。

全力で取り組んで、わかってもらえて上手くいくときもあれば、それでも失敗してしまうこともあると思います。でもそれは、本当に自分の経験や実力不足なんでしょうか?

ここで後輩を育てられない理由について考えてみます。

後輩自身やる気がない

後輩を育てられない原因のひとつに「後輩自身にやる気がない」が挙げられます。

人手不足の労働市場で、新卒や20代の若者たちは「売り手市場」に慣れています。

今の仕事が上手くいかなくなっても、第二新卒でいくらでも仕事が見つかりますし、「働き方改革」が謳われている今、ネットを使った副業でお金を稼ぐ若者も多くなっています。

それに、多くの日本企業ではまだ年功序列を重視している所が多く、時間さえ経てば上に上がれるケースが多いと聞きます。

会社での頑張りと給与が直接的に結びつかないのなら、やる気が出ないのも当然ですよね。

やる気のない後輩に仕事への興味を持ってもらうには?

まずは自分自身が仕事を楽しみ、それを後輩に伝えなくてはいけません。OJTで教えてもらっている先輩が、「仕事をつまらなそう」にしていれば、やる気なんて出るわけがないですよね。

むしろ、サッさとスキルをつけて副業なり独立しよう! と思われてしまうかもしれません。

  • 「仕事の楽しさ」や「やりがい」を後輩に伝えること
  • 社内のルールや福利厚生を後輩に教えてあげることで、会社で過ごしやすくしてあげること
  • 頭ごなしに叱りつけず、後輩よりもたくさん動き、ミスをしたら注意しカバーしてあげること

人に教える上で私自身が大切だと思っている3つです。

間違ったことは正す、けれどいつでも1番の味方でいてあげることが大事です。

それでも全くやる気がない後輩ならば、教えるのも時間の無駄なのであまり心に留めないほうが良いです。

仕事を任せず何でも自分でやってしまう

「後輩を育てられない」と悩む人にありがちなのが、「仕事を任せずに全て自分でやってしまう」行動です。

新人に仕事を任せるのは不安なときもあると思います。

任せた仕事で間違いを見つけては「やっぱり自分がやらないとダメだ」なんて思うこともあるかと思いますが、今自分がその仕事をできるのは何年もの時間をかけて、経験を積み重ねてきたから。

数年前の自分だって、何もわからない新人だったはずです。

最初から完璧にできる人はいません。また、人によって成長のスピードも違います。新人なんだからできないのが当たり前、くらいの気持で任せることが大切です。

何でも自分でやってしまうクセがある人は「後輩を育てられない」人である可能性が高いということです。不安な気持ちを押し込めて、とりあえず後輩に仕事を任せてみましょう。

数を重ねれば、誰でも必ずできるようになります。

本人が成長するかどうかは、実際のところその人の努力次第

これまで「後輩を育てられない理由」についてみてきましたが、どれだけ心を注いで接しても、やっぱり上手くいかないことってあります。

仲が良かった後輩が、ある日突然手のひらを返してきたり、急に辞めてしまうようなこともこの先あると思います。

でも、結果として「自分は精一杯やった」と思えば私はそれで良いと思います。

というのも、自分にも、後輩にも、それぞれの人生があるからです。

その人が成長するか、成功するかどうかは、実際のところ本人の努力と能力が大きく関係するもので、決して「自分が上手に教えた」からではないからです。

オリンピックで選手が金メダルをとれたのは、コーチのおかげか?

よく、アスリートのコーチが「この子は自分が手取り足取り教えた」なんて語っているのを見かけますが、私はいつも傲慢だな、と思ってしまいます。

コーチングは一つの仕事であって、仕事に全力で取り組むのは当たり前のことです。

100人いる生徒の中で、1人がオリンピックで金メダルを取るような生徒になったら、周りはいかにも「〇〇コーチのおかげです!」なんて持て囃しますが、残りの99人はそうじゃなかったことを忘れています。

では、どうしてこの結果が出たのか? というと、単に本人の努力が他人よりも優れていたからにすぎないと私は思います。

医者の子供は必ず医者になるか?

世の中では、「医者の子供は医者になる」「東大の父を持つ息子は東大に入る」なんていわれることが多いですよね。

でも、「親が医者だけど別の職業に就いた人」や「親が東大だけれど別の学校へいった人」だって、かなりの人数がいるはずです。

家庭環境が子供の教育に影響するのは、間違いとは言えません。

親が教えてあげることで、子供は知らなかったことを知り、何かを選ぶ選択肢が増えます。

だけど、その子がどの道に行くかは、本人が決めることであって、どれだけ熱心に教育しても、興味がなければ親が希望する道へは行かないはずです。

どれだけ熱心に教育しても、子供は必ず自分の言うことを聞いてくれるわけではありません。

会社の人間関係もまた同じです。

まとめ

どれだけ熱を入れて教育しても、本人にやる気がなかったり、他に興味のあるものがある場合は、仕方がありません。社会人生活では、後輩ができたり、チームを任されることがあります。仲間と一緒に大きな仕事を乗り越えてうれしい出来事もあれば、時にはうまくいかなかったり、自分のチームの人間が辞めてしまうこともあると思います。そんなとき自分なりの努力をしてきたならば、上手く行かなくなっても、あまり思い悩まないようにしましょう。

人にはそれぞれの考え方があり、人生があるのです。

自分を責めすぎず、「こういう人もいるのだ」と客観的に物事を進めていけるようになると、良いと思います。

しかし、それ以上に自分自身が後輩の仕事のモチベーションを上げていられるだろうか?この人のために頑張ろうと思える関係性を作れているだろうか? という点について真剣に考えてみましょう。

人を変えるのは非常に難しいことですが、自分を変えることは簡単です。自分が変わることで後輩が変わり、それが自分を助ける可能性は大いにあります。まずは今までの自分のやり方を捨てて、人それぞれに合わせてみてはいかがでしょうか。

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