あなたは今の現状を打破しようと考えたさいにまず何をしますか? スキルをつける?人脈を作る? 情報発信活動をする?色々あるでしょうが、まずはお金を稼ぐことから始めましょう。例であげた3つは確かに重要ですが、誰もが必要としているものではありません。
誰もが必要としているのがお金です。お金ほど何にでも交換できるものはありません。世の中の事象のほとんどがお金で解決できます。なのであなたの現状も基本お金で解決できるはずです。
今回はお金を稼ぐ重要性と具体的な方法について解説していきます。
現状を変えたければ『お金を稼ぐ』ことから逃げてはいけない理由
なぜ現状を変えるためにはお金を稼ぐ必要があるのでしょうか?
それは
- お金には色がなく変換率が高い
- やりたいことをするにもやりたくないことを避けるのにもお金必要
という2つの理由があるからです。詳しく解説していきます。
お金には色がなく変換率が高く幅も広い
この世の中でお金ほど全員一致の共通認識を持っているものは他にありません。全員が誰一人疑うことなく、お金を信用しています。もちろん他に社会的に信用されているものなどはありますが、それは基本的に必要とされた人だけです。
- 医者や弁護士:助けが必要になる人だけ
- ビジネススキル:ニーズがマッチした人や会社だけ
- 政治的/社会的価値観や考え/思想:賛否がある
例えば弁護士などは人生で一度も法的な争いに巻き込まれない人もたくさんおり、関わらない可能性も十分にあります。その場合、弁護士としての社会的地位や弁護知識・スキルはすべての人が必要とされているものではありません。
しかし、もしこの力が必要となったときに何が必要になるでしょうか? そう、それがお金です。なぜならその力を得るために自分が勉強するという選択肢を取ることが非常に難しいからです。
お金とはこの世の中で唯一、どんな物とでも交換が可能なツールなのです。そして大抵の事象がお金で解決できることなのです。例えば
- 激務生活→田舎や海外でセミリタイア
- 実店舗ビジネス(カフェやゲストハウスなど)の開業
- 起業して仲間を集める
- フリーランスとして活躍するためのスキルアップ
人生のなかで何度か訪れる逃げや挑戦のほとんどのことはお金があれば解決します。
基本的に自分ひとりの能力やキャパシティはたかが知れています。何かを始めたいと思ったときにほとんどのことが誰かしらの協力が必要となります。そして、それを得るために最も可能性の高いツールがお金になるのです。
ことわざの一つに、『早く行きたいなら1人で行け、遠くに行きたいなら皆で行け』というのがあります。要は色んな人のスキルや知識を集合した方がより大きな目標に達成しやすいということです。
しかし、価値観や思いや信念で人を動かせる人はほんの僅かなカリスマだけです。ほとんど最初は利害関係から始まります。そのとき必要になるものがお金なのです。
お金があることで他人のリソース(時間やスキルや人脈)を利用することができるのです。これが変換率の高さを表しています。
やりたいことをするにも、やりたくないことを避けるのにもお金は必要
またお金を稼ぎ持つことで、新しい挑戦もやりたくないことをしないという両方の選択肢を取ることができます。
僕の事例を紹介しますと、僕は現在台湾に住んでおり仕事とプライベートの割合は8:2くらいです。これができるのも、単価の高い仕事を受け続けお金を貯めたからで、台湾であれば無収入でも 4年ほどは現在の生活を維持できる余裕があります。
仮に、僕が何かやりたいことができたとしても貯金を使うことができます。逆にやりたくないことが来ても貯金を盾に断ることもできますし、外注して仕組み化することもできます。
もしお金を稼ぐことができなければ、新しいことへの挑戦も完全自力で進めるしかなくスピード感もなく、スケールしないかもしれません。また、やりたくないことも断ると自分の収入が減るので、自分には意味のない余計な時間を取られてしまいます。
お金を稼げる、または、持っているだけでも自分の行動が大きく変わってきますので、稼ぐことから逃げてはいけません。
お金を稼ぐ具体的な手法
ここで具体的な方法を紹介します。といっても基本的には皆さん一度はやったり、検討したことがあったりしたでしょう。そして、やった人はそれが稼げると実感できたと思います。
まだの人は実際に試してみましょう。
転職をする
稼ぐと言うと最近では副業があげられますが、まずは転職ということを考えましょう。なぜなら
- 人材不足の影響で現状より高い年収を得られやすい
- 総労働時間は変わらない
副業は基本的に本業の時間外になりますので、人生における労働時間の割合が増えてしまいます。それよりも転職をして同じ総労働時間で年収を上げたほうが効率的です。
昨今の人材不足で転職をすることで年収があがる例が増えています。また現在の会社の評価がすべてではありません。会社を変えることで評価が劇的に変わることがあります。
派遣社員時代に
— とっとこランサー@伝える人 (@Tottokolancer) December 12, 2019
「お前らホント役立たずだな」
と一緒に怒られてた同僚が、今は月150万円以上稼ぐフリーランスになってて。
そういうケースを見れば見るほど
「1社の評価なんて当てにならん」
って心から思うんよね。
社内評価なんて世の中全体で見ればただの偏見。自分の能力を誰よりも信じるべき。
こちらの内容は非常に説得力がありますね。基本的に社内評価は数人の判断にすぎない偏見なので、自分を評価しそれに見合う対価をくれる会社に転職しましょう。
副業をする
転職をして年収が上がったが、さらにそれ以上稼ぎたいというひとは副業をしましょう。副業を選ぶ際のポイントは
- 自分にあった副業を選ぶ
- 目的とゴールを明確にしておく
- 情報商材の見極めは慎重に行う
という3つです。詳しくは『成功しやすい副業は人ぞれぞれ違う?4つの種類と取り組む際の注意点を解説』の内容を参考にしてみてください。
節約をする
稼げたとしても、貯金箱に穴が空いていたら意味がありません。なので支出も抑える必要があります。
具体例として
- 買い物を全てクレジットカードにして管理+ポイントゲット
- 携帯は格安SIMを利用する
- 家賃を見直す
基本的に節約は変動費ではなく固定費を見直すようにしましょう。変動費は毎月いくら掛かるかわからないものです。代表的なのが食費です。固定費は毎月一定額引き落とされる費用で、家賃や通信費がそうです。固定費を削ることができれば無理なく節約できます。まずはここを見直してみましょう。
筆者がやってきたこと
最後に僕自身がやってきたことを紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
転職をする:金融からWebマーケ会社へ
僕のファーストキャリアは財閥系の金融機関でした。その会社の生涯年収は良いのでしたが、典型的な年功序列の会社で”年相応にもらえる”会社でした。僕は60歳までその会社含め勤め人として働く気は最初からなかったので、年に関係なく報酬をもらえる仕事につこうと考えWebマーケティング会社に転職しました。
転職当初は同じ給与でしたが、副業もできその分プラスになり、次年度からは元いた会社の同僚より年収は上がりました。そして転職きっかけでフリーランスにもなれ、同世代の3〜5倍近くの収入になりました。
会社を変えたのがきっかけで非常に人生がうまく転がり始めたと感じています。
副業する/節約をする:Airbnbで自宅をゲストハウス&シェアハウスにする
転職をきっかけに戸建を借り、空室をAirbnbでのゲストルームとシェアハウスに変え少労所得を得ていました。しかし、これだけでも本業の1.5〜2倍程度の収入になっていました。さらに、その収入から家賃を払っていたので、実質家賃と光熱費はゼロです。この仕組みを利用すれば毎月掛かる固定費を極限に減らしながら、余剰分は副業にできるので一石二鳥でした。
現状このスキームの再現は難しいですが、そういった時流を捉えるのも非常に重要です。
まとめ
お金を安定的に稼げたり持っておくことで、人生における選択肢は格段に増えます。なぜなら基本的にお金で解決できないことはないからです。
特に僕のいるWeb/IT業界には年齢に見合わない仕事や稼ぎ方をしている人がたくさんいるので、刺激的でいつまでも上がっていこうというモチベーションが保てます。
ぜひ、現状を変えたいという人はお金を稼ぐという行為を毛嫌いせずに愚直にやってみましょう。世界が開けるのを実感するはずです。