マネジメント
2019.02.06

愚痴りたくなるマインドから脱して、成長につなげるために注意すべきこととは?

2019年、平成最後の年。新年を迎え、今年の目標を決めたはずなのに、さっそく予定が狂い、うまく行かずに自己嫌悪に陥ってしまったりしていませんか? 人間であれば、誰でもうまくいかないときや、調子が出ないときがあります。そんなときに、周りにその様子を悟られてしまうほど、愚痴をまき散らしてしまうのか、自分なりに負の感情を消化して前に進んでいくのかを二分するものとは何でしょうか? この記事では、落ち込んでしまったり、愚痴をこぼしたくなるとき、どのようにその感情から脱却して本来の自分を取り戻し、成長につなげていくべきかを考察していきます。

愚痴を言ってスッキリした後に訪れる苦境

愚痴とは、自分のつらい状況を誰かに伝えて分かってほしい、共感してほしいという気持ちから発生するものです。現在の状況につらさを感じるときに、身近な人や家族など、誰かに愚痴を言うことができると一時的にはスッキリするときがあるかもしれません。しかし、いつも愚痴っていると気分が暗くなってしまいますし、愚痴っているだけでは愚痴の元を正して解決することはできません。しかも、相手をよく考えて愚痴らないと、単なる愚痴が拡散されて、大きな噂になってしまうときもあるかもしれません。

例えばおしゃべりな同僚にうっかり愚痴ってしまって、マイナスな噂が広がってしまい、ひどい場合は職場の居心地が悪くなり転職を考えなくてはならなくなることもあるのではないでしょうか。

このように、オフィスの中や、社会の集団の中においては、安易に愚痴を言ってしまうと問題が起こったり、マイナスなことにつながることもあるので、一時的にスッキリしたいという欲求を満たす為に、安易に愚痴を言ったあとに、この先どうなるのかを考え、見極めておかなくてはなりません。愚痴を言ってしまったあとに、取り返しのつかないことに発展することもあるのです。

愚痴から身を守るには?

愚痴の内容によっては、愚痴を聞かされる相手の心情も影響があるでしょう。

例えば、職場の愚痴について言うとすると「上司に問題があることや、職場の環境が悪く、改善すべきだ」などというテーマであれば、愚痴を聞かされている相手にも少なからず関係のあることの場合もあるため、真剣に聞いてもらえる可能性が高いでしょう。しかし、取るに足らない、職場内のゴシップのような愚痴をいつも同僚に聞かされるとしたら、どうでしょうか。

愚痴を聞いている側も、聞いているともなく耳に入ってくる距離にデスクがある同僚も、だんだんイライラしてきてしまい、職場の雰囲気が悪くなってしまうことでしょう。くだらない愚痴をいつも話している人物がいる部署、と周りから後ろ指さされるとも限りません。その他、愚痴を軽く笑いをとれるような、コミュニケーションの一環として話しをする人もいるかも知れません。その場合、一時的に周囲からのウケを狙って笑いをとり、コミュニケーションが円滑になったように感じるときもあるかも知れません。しかしそのような愚痴は、職場やビジネスで重要なスキルである「信頼感」を減らしてしまう可能性があることを忘れないでください。無駄な愚痴を気軽に話してしまわないように自戒するとともに、そのような愚痴を聞かされないように自己防衛策を考えましょう。

愚痴を言う相手を考える


喫煙室がある職場も少なくなってきてはいるでしょうが、タバコを吸うというリラックスした空間と、タバコ仲間という特別感から、社内の愚痴やゴシップなどのコミュニケーションを喫煙室で行っている人もいると思います。リラックスしているときに、人はついうっかり愚痴を言ってしまうときがあります。

愚痴をこぼす相手が、女性なのか、男性なのかによっても愚痴の発展性が変わってくる可能性があります。女性ならば、共感能力が高いので、愚痴は愚痴として受け流し、共感してくれる可能性があります。しかし、男性に愚痴をこぼすと考えたときに、男性は問題解決能力に長けているので、その愚痴を問題ととらえ、どうすればその愚痴が解消されるのかを「こうすべき、ああすべき」とアドバイスをしてくれる傾向が高いと考えられます。

その時に、愚痴をこぼした側がアドバイスを受けとめられる余裕があったならば良いのですが、愚痴りたいマインドの人とは、アドバイスを受けたいのではなく、まずは愚痴をこぼしてマイナスな状況のガス抜きをしたい状態の場合が多いために、せっかくのアドバイスをもやもやとした思いをしながら聞き、無駄にしてしまうことになります。その状態がさらに悪化すると、愚痴を聞いていた男性は「せっかくアドバイスしたのに」と愚痴をこぼした相手を批判したり責めたりなどし、物事が悪い方向に進んでしまうこともあるでしょう。愚痴をこぼした本人は嫌なことを相手に話すことで愚痴を共有し、重荷を少し外すことができますが、愚痴を聞かされた人にとっては「助けてあげなくてはならないのか?どうしてあげるべきなのか?」となどというプレッシャーを作ってしまう可能性があります。

聞かされるだけで、相手に嫌な気持ちと負担感が増す愚痴は、なるべく自分のなかに収めるか、別の方法で消化したいものです。

愚痴を言う方法を考える

少子高齢化がすすみ、一人の人に、沢山のタスクが課されている現代社会。そのためか、みな心の余裕やゆとりが少なくなっていると感じさせられるときがあるのではないでしょうか。そんな社会のなかでは、愚痴を言う行為が、悪い影響を引き起こすことにつながりかねません。だからこそ、愚痴りたいと感じてしまったときに、どう愚痴るのかをよく考えて、最善の方法を知っておくことが必要ではないでしょうか。

一方で、どうしても愚痴を言いたくなってしまったときに、周りからの制裁や悪影響を心配するあまり、愚痴りたい気持ちを我慢していると非常につらく苦しくなってしまいます。そのつらいという気持ちを、誰に聞いてもらうのか、自分なりのルールを作ってリスクを少なくし、心を軽くできたらよいのではないでしょうか。

欧米社会では、カウンセリングが普及し、利用している人が多くいます。実際、カウンセリングで離婚を乗り越えたセレブリティカップルなどの話題をよく見ることもあるほどです。一方、日本では、カウンセリングというと、心療内科の診察が一般的と考えられているために、受診を重く捉えてしまいがちですが、精神科の医師に心の病を相談し、治療するのとは違い、カウンセラー(臨床心理士)に愚痴を聞いてもらうつもりで、カウンセリングを受けて、困った状態を相談し、解決への一歩を踏み出すことも良いのではないでしょうか。

臨床心理士は、時間をかけて、共感や傾聴を重要視しながら相談者の気持ちを受けとめ、カウンセリングを行ないます。カウンセラーという悩みや困った問題に対しての専門家に相談をすることで、客観的に感情を整理しながら、問題をカウンセラーと一緒に考えることができるので、気持ちを楽にしながら、解決方法が見つかるということにつなげることができます。カウンセリングを受けることは、敵か見方かわからない同僚にとうとうと愚痴を話すことよりも、リスクも少なく、問題解決に関しても生産性が高い行為ではないでしょうか。

カウンセラーを利用することに抵抗がある人は、自分が言いたいと感じている愚痴を、ノート等に書き出してみてもいいでしょう。文章化することによって、自分の感情や考え、問題点が整理しやすくなるものです。愚痴や感情を書くという行為でフィルターにかけることによって、感情の俯瞰化が進み、整理されて、本質的な問題に気づき、解決方法を見いだせる可能性もできることでしょう。

愚痴りたい状況を作ったのは自分自身である

どうしても愚痴を言いたくてたまらないとき、自分のことを俯瞰してみましょう。そのような状況を作ったのは、自分なのではないでしょうか?これまでの自分の行動と選択の結果、現在の状況になったのではないでしょうか?そのため、愚痴を言うという行為は、過去のこれまでの自分の行動を否定することになるのです。そこに気づいたときに、愚痴っている時間があれば、そこから抜け出すための解決策を探る事ができるのもまた自分ではないでしょうか?そのときに、愚痴を言い続けて今の状況に安穏としているのか、新しい状況を作るべく行動するのか、全く新しいことを始めるのか、よく考えてみましょう。

まとめ

どうしても愚痴りたいときのために、愚痴を言っても安心な相手を確保するか、誰にも迷惑をかけずノートに愚痴を書きなぐるのか・・・ 自分自身にあった方法を見つけて、マイナスの感情を整理して、前向きな自分を取り戻していきましょう!

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