「Apple Pencil」はゲームチェンジャーである!その活用法を徹底解説!

「Apple Pencil」の活用法に関する記事は、単にアプリケーションの紹介にとどまっているケースが多いです。そこで今回は、Apple Pencilの可能性に魅了されて、試行錯誤を重ねてきた筆者の経験を基に少し実践的な活用法を紹介したいと思います。ぜひ参考にしてみてください。

Apple Pencilについておさらい

「Apple Pencil」は、その名前の通りAppleにより開発されたスタイラスペンです。同じくAppleから発売されている「iPad Pro」と「iPad(第6世代)」で使用することができます。

なぜApple Pencilが注目を集めているのでしょうか?理由は簡単です。その書き心地が別次元だからです。つまり、他社のスタイラスペンとは比べものにならないくらい性能が優れているのです。今までは、どんなに高性能をうたった製品であっても、紙のメモと比べれば見劣りしていました。しかし、Apple Pencilの登場によって初めて「これは紙のメモに取って代わるのではないか?」と多くの人が感じることになりました。

Apple Pencilは、初めは絵を描く人に注目されていました。しかし次第に、絵を描かない一般ユーザーもそのポテンシャルに惹かれ、さまざまな用途に使用できるのではないかと考えました。当然、ビジネスシーンでの利用にも耐えうる性能を持っています。Apple Pencilは、あなたの日常を変革するイノベーションになり得ます。

紙のメモを超える!Apple Pencil活用のアイディア


Apple Pencilは、さまざまな使い方をすることができます。もちろん、紙のメモの代わりとして利用するだけでも十分なメリットを得ることができます。ただし、せっかくなら紙のメモを超えた使い方をApple Pencilで実現したいところですよね。ここでは、そのようなApple Pencilの活用法を紹介していきます。

お気に入りの本を自炊して手書きメモを加えよう!

この記事を読んでいるあなたは普段、本を読むことがあるでしょうか?もしその答えがYESなら、ぜひApple Pencilで実現してほしいことがあります。

読書家であれば必ず悩むことがあります。それは、「本の置き場所をどうするか?」という問題です。当然、本を置くことができるスペースは限られているので、もしこれ以上本を置けなくなったら、捨てるかあるいは売るかを選ぶことになります。しかし、読んだ本をどうしても手放したくないと思う人は多いはず。そうすると、ほぼ無制限に保存することができる電子書籍を選ぶというのも有力な選択肢になりますよね。

ただ、電子書籍で本を読むことを決めても問題がいくつかあります。一つは、すべての本の電子書籍版が発売されているわけではないということです。自分の読みたい本の電子書籍版がなければ紙の本を買うしかないので、これでは意味がありません。さらには、電子書籍では紙の本と同じように手書きのメモを記すことができないことも留意すべき点でしょう。本を読む人の中には、読書中に閃いたアイディアを余白に書き込んだり、重要な箇所をマーカーで引いたりする人も少なくありません。電子書籍にも、これらの機能は備わっていますが、ユーザビリティーの面で手書きのメモには敵いません。

このような問題を解決する方法があります。それは、「本を自炊してPDFにして、アプリケーションを用いてそれを読み込み、Apple Pencilで手書きのメモを加えること」です。ちなみに本の自炊とは、紙の本を裁断してスキャンすることでPDFなどの電子ファイル形式に変換することをいいます。自分で本の自炊をおこなう人もいますが、今は自炊業者と呼ばれる本の自炊を専門におこなってくれるサービスが豊富にありますので、ほとんどの人にとってそちらの方が便利でしょう。価格は1冊あたり100円もかからないことが多いです。

PDFの操作性で絶対的な支持を集めているのが「‎GoodNotes 4」というアプリケーションです。このアプリでは、PDFを読み込んでApple Pencilでとても直感的に手書きのメモを加えることができます。これによって、自炊してPDFファイルにした本にいろいろな書き込みを加えたり、マーカーを引いたりすることができます。カテゴリ分けもし易い仕様になっているので、本の分類にも困ることがありません。

自分だけの手書きメモを加えた本をほぼ無限に保存できて、それらをどこにでも持ち運ぶことができるというメリットは計り知れません。本を読む人であれば、誰でも試してみて損はないでしょう。

知らない人も多い?「Split View」を活用しよう!


iPadには「Split View」と呼ばれるマルチタスキング機能が備わっていることをご存知でしょうか?この機能はとても便利なのですが、意外と知らない人も多いです。「Split View」を利用することで、iPad上で2つのアプリケーションを画面上に同時に表示・操作することができます。「Split View」をおこなう方法は次の通りです。

  1. 画面下をスワイプしてDock(ドック)を表示する
  2. Dock(ドック)から起動したいアプリをドラッグする
  3. 画面の左端あるいは右端にアプリをドロップする

ここでおすすめしたい方法は「Split View」で片方に現在取り掛かっているタスクを表示しながら、もう片方でメモアプリを表示して、Apple Pencilで手書きのメモを記すということです。この方法を利用すれば、タスクを閉じて中断することなしに、思いついたことをどんどん書き記していくことが可能になります。地味に思えるかもしれませんが、実際にやってみると実践的かつ汎用性のある方法だということに気がつきます。例えば、会議資料を片方で表示しながら、もう片方の画面では手書きでメモをするなど、活用シーンはさまざまです。

この「Split View」を利用した手書きメモで利用したいアプリは、「Good Notes4」でも良いのですが、メモ欄を開くまでに少し手間がかかるので、別のアプリを使用したいところです。そこでおすすめなのは「‎Notability」です。「Notability」は、録音した音声とともに筆跡を再現できるという点ですが、筆者が特筆したいのは「メモを取る」ことに特化したシンプルかつ無駄のない操作性です。さらに手書きのメモの文字を検索する機能も追加されました。これによって、手書きのメモを後から検索して探し出すことが可能になります。紙のノートにはない利便性がありますね。

ここで紹介した「Split View」活用法は、応用範囲が非常に広く万人におすすめすることができます。ただ、一度体感してみないとその凄さが伝わりにくいところでもあります。Apple Pencilをお持ちの方はぜひ試してみてほしいです。

マインドマップで思考を整理しよう!

「マインドマップ」は、イギリスの著述家であるトニー・ブザンが提唱した「思考を絵で整理する」方法です。これは、「放射思考」と呼ばれるものに基づいています。その方法は、一枚の紙の中央にテーマをキーワードあるいはイメージで描きます。そこから放射するように、連想するキーワードあるいはイメージをどんどん繋げていき、発想を広げるとともに思考を整理していきます。マインドマップは、人間の記憶のメカニズムによく適合するため、そのポテンシャルを解放するツールであるといわれています。情報を整理するだけではなく、発想力や想像力を磨く効果もあります。

筆者が「マインドマップ」と出会ったのは、高校生の時です。大学受験のために思考を効率よくおこなう方法はないかと模索している時に本屋でマインドマップに関する本を見つけたことがきっかけでした。この本から学びを得てマインドマップについて調べてみると、それを絶賛する声が世界中から発信されているのをみて、ぜひ身に付けたいと考えました。そして、しばらく試行錯誤したのですが、マインドマップ自体は素晴らしいものの、それを表現する物理的な問題に煩わしさを覚えて、習得することを諦めました。その物理的な問題とは、一枚の紙です。つまり、表現できるスペースが一枚の紙の広さというものによって制限されることが問題でした。その問題を解決するため、なるべく大きな画用紙を利用するなどを試しましたが、どうしても持ち運びが不便なので効果的な方法ではありませんでした。

それ以来、マインドマップは時々描いたりはするものの本格的には活用してきませんでした。上述した問題がネックになったからです。しかしながら今は、マインドマップを最大限活用しています。その変化のきっかけとは、Apple Pencilとの出会いでした。当初、紙に手書きするのと同じようにメモアプリに手書きできるという話を聞いて、真っ先に「マインドマップを描くことに使えるのではないか?」と思いました。その予感は的中していて、Apple Pencilを利用することでかつて直面した問題を解決することができました。

筆者がマインドマップを描く時に使用するアプリは「‎コンセプト」です。このアプリは、キャンパスに手書きメモを記すことができるのですが、最大の特徴は書くスペースを無限に広げることができるということです。要するに、一枚の紙というような表現できるものを制限するものがないのです。これは、マインドマップと非常に相性が良いです。さらにこのアプリを利用すれば、マインドマップを描くために必要なカラーペンなどを携帯する必要もありません。ペンやカラーを切り替える機能があるからです。そして、拡大や縮小もできるため、全体のバランスを整えることも容易です。

筆者は、Apple Pencilと出会うことで一度は効果的な手段と知りつつも活用を諦めたマインドマップというツールを最大限利用することができるようになりました。マインドマップに馴染みがある方はもちろんその存在を知らなかった人も、この記事をきっかけにApple Pencilでマインドマップを描いてみてはいかがでしょうか?

まとめ:Apple Pencilでペーパーレスを実現しよう

この記事ではApple Pencilの活用方法を筆者の経験を基に紹介してきました。もちろん、ここで紹介した方法以外にもApple Pencilはさまざまな活用方法があります。Apple Pencilで紙のノートがいらなくなるということは、すべての情報をデジタルで管理することを意味しています。そのため、情報を他者に共有することも容易です(自炊本は共有してはいけませんが)。つまり、Apple Pencilをチームの生産性向上のために活用することもできます。Apple Pencilに興味を持っていなかった人でも、関心を示すようになっていただければ幸いです。

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