LINEでタスク管理ってどういうこと?そんな疑問をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
チャットアプリとしてのイメージが強いLINEですが、使い方次第でタスク管理ツールとしても有効に活用することができるのです。しかもめちゃくちゃ簡単。
この記事では、LINEでタスク管理をする方法についてなるべくわかりやすく解説します。最後まで読めば、すぐに実践できるのでぜひ試してみてください。
どうしてLINEでタスク管理をする必要があるのか?
ここでは、LINEでタスク管理をするメリットを紹介します。とにかくLINEでタスク管理をする方法だけ知りたいという方は、この章は読み飛ばしても構わないでしょう。
慣れ親しんだLINEのUI/UXでタスクを管理できる
世の中にはさまざまな特徴を持ったタスク管理ツールが存在します。もちろんタスク管理ツールの多くは、日々の作業を効率化したりチーム内で情報や進捗を共有するために、非常に優れています。
しかし、どんなタスク管理ツールでも使い慣れるまでに時間がかかります。そのため、インストールしたはいいけど使わずに放置しているアプリがみなさんのPCやスマホの中には、多数あるのではないでしょうか?
LINEでタスク管理を行えば、新しくタスク管理ツールをインストールする必要がありません。したがって、慣れ親しんだLINEのUI/UXでスマートにタスクを管理することができ、タスク管理を習慣化しやすいメリットがあります。
簡単かつ無料でさまざまなタスクを管理できる
これからご紹介するLINEのタスク管理は、簡単かつ無料です。タスク管理ツールは、最初は無料でも本格的に使うには、有料のサブスクであることが多いですし、多機能なため操作がどうしても煩雑になります。
しかしLINEのタスク管理は、完全無料なだけではなく、使い方も非常にシンプルです。さらに、後ほど詳しく説明しますが、自分好みにカスタマイズして使うことができます。よって、タスク管理のモチベーションを維持しやすいです。
LINEのチャットルームを見るたびにタスクを確認できる
日本国内のLINEのユーザー数は、8千万人を超えるといわれています。しかも日常的にLINEを連絡の手段として用いている人は多く、みなさんがLINEのチャットルームを目にする機会はとても多いと推測できます。
今回ご紹介するやり方では、LINEのチャットルームを確認するたびに、タスクを確認できます。そのため、タスクの〆切を過ぎてしまったり、やらなければいけなかったことを失念したりするリスクを最小限に抑えることができます。
LINEで簡単にタスク管理をする方法
ここからは、LINEでタスク管理をする方法を解説します。大きく分けて3つのステップがありますので、順番に見ていきましょう。
STEP1:自分だけのグループを作る
LINEでタスク管理する方法は、自分だけのグループを作って、そこにタスクを入力します。まずは自分だけのグループを作成しましょう。以下、画像と手順を参考にしてください。
- LINEの友達画面
- 右上の「+」ボタン
- グループを作成
- 右上の「次へ」
- グループ名を決める
- 右上の「完了」
自分だけのグループが作成できたら、LINEでタスク管理をする準備は整いました。次からのSTEP2とSTEP3では、タスク管理をしやすいように少し設定をします。
STEP2:グループをピン止めする
LINE上でタスクを見やすくするように、グループがLINEのトークルームの先頭にくるようにピン止めしましょう。この設定をすることで、LINEのトークルームを開いてすぐに、タスクを確認することができます。以下、画像と手順です。
- トークを右にスワイプ
- ピンマークをタップ
- トークルームの上部に表示
STEP3:アナウンスを設定する
ここでは、LINEのグループにアナウンスを表示する方法を説明します。自分だけのアナウンスをグループの上部に設定しておくことで、このグループをどのような目的で作成したのか、いつでも確認できます。設定は非常に簡単ですので、ぜひともやってみましょう。以下、画像と手順です。
- アナウンスの文章を書き送信
- 送信した文章を長押し
- アナウンスをタップ
- トークルーム上に表示
【参考】どんなグループを作ればタスク管理ができるのか?
LINEでタスク管理を行う方法を解説してきました。要するに、自分一人が参加するグループをトークルームにピン止めして、アナウンスを設定した後に、タスクをどんどん投稿していくというシンプルなものです。もちろん、文章だけではなく、画像や動画、リンクやファイルなど、さまざまな形式をグループに投稿できるので、幅広く応用できます。
ただ、どのようなグループを作ればいいのか、イメージできない方も多いと思います。以下のリストを参考にしてみてください。
- To-Doリスト
- デッドライン(〆切)
- アイディア帳
- ただのメモ
- 日報(自分用)
- 読書メモ
- いつかしたいこと
筆者は、読んだ本の感想をマインドマップにして「読書メモ」のグループに投稿しています。こうすることで「あの本の内容どんな感じだったかな?」というときに、すぐに確認することができるので、非常に便利です。
あと、おすすめは「日報」です。日報というと一日の終わりにまとめて書くものというイメージが強いですよね。しかしLINEのグループでは、いつ投稿しても日付と時間を表示してくれる機能がついているので、隙間時間に独り言のように日報を打つことができます。
このように想像力を働かせれば無限の使い方ができるのもLINEをタスク管理ツールとして使う魅力の一つです。
LINE WORKS(有料)も検討する価値アリ
ここまで、無料で簡単にできるLINEのタスク管理について紹介してきました。ちなみに、LINEの有料版タスク管理ツールである「LINE WORKS」というサービスをご存じですか?こちらのサービスは、さまざまな機能を実装したツールとなっていて、チャットやビデオ通話に強みがあるサービスです。ただ、個人的にはLINE WORKSを使うなら、他のタスク管理ツールを使ったほうが色々な面でいいのではないかと思います。
まとめ
LINEでのタスク管理法、いかがだったでしょうか?完全無料で思い立ったらすぐに利用することができるのが、大きな強みです。本記事では、紹介し切れなかった、グループのさまざまな機能も豊富にありますので、ぜひ使い方を探求してみてください。日常的に利用するLINEで、自分だけのタスク管理法を見つけましょう。