- 複業をしたいけど仕事のとりかたが分からない
- フリーランスだけど実績にならない仕事ばかりしていて先が見えない
- 複業したい人やフリーランスてポートフォリオがないとダメなの?
複業やフリーランスが流行っていると聞いて実際にはじめてみたけど、なかなかうまくいかないなと感じている人も多いのではないでしょうか。
私も右も左もよく分からないままフリーランスをはじめて最初は仕事もなかなか見つかりませんでした。しか自分の実績や作品を集めてクライアントに見せると新しい仕事をもらいやすいことに気づきました。実績や作品を集めたものをポートフォリオといいます。
ポートフォリオはあなたの代わりに仕事を連れてきてくれます。ポートフォリオが育てば育つほどお金も後からついてきます。ポートフォリオの育てて複業・フリーランス生活をうまく軌道に乗せましょう。
ポートフォリオはクライアントとあなたをつなぐ
ポートフォリオはあなたとクライアントをつないでくれます。クライアントはどんな商品やサービスなのか事前に知りたいものです。
あなたはどんなものが出てくるか分からないお店にお金を払えるでしょうか。私は後悔したくないタイプなので気になるお店に行くときは食べログとか確認してから行くことが多いです。旅行に行くときもTripAdvisorの写真や口コミを参考にします。どんなものが出てくるか分からないとお金を払いづらいのです。
お金を払って失敗するのは嫌だ、何が出てくるか分からないのは不安だと思うのは仕事のクライアントも同じです。ポートフォリオがなければあなたにいくら実力があってもクライアントは不安になります。お金を出したらどんなものが手に入るのか何となく分かればクライアントもお金を安心して払えます。
ポートフォリオはあなたの実績を見える化したもの
ポートフォリオはあなたの作品や実績を集めて見える化したものです。
クライアントはあなたがどんな実績があってどんな作品を作ってくれるのかを知りたいのです。
あなたが
- 大丈夫!任せて!やる気はあります!
- 良い作品を作れます!
- お役に立てます!
とクライアントに言っても、
クライアント:じゃあ、今までどんなことをしてきたのか見せてよ…
となってしまいます。
あなたとクライアントをつなぐために作品や実績を見える化してあげればクライアントも安心してお金を払えますしミスマッチも防げます。
何が出てくるか分からないのにお客様はお金を払えない
お客様の中には法人や会社の人もいます。例えばWEBデザインをこの人にお願いしよう!と担当者が思っても会社の中で会議にかけるときに、
担当者:何が出てくるのか分かりません!でもやる気はあるそうなのでAさんにお任せしようと思います!ポートフォリオはないそうです!
上司:え…?何が出てくるのか分からない。いや、そんなものにお金は出せない。Bさんのポートフォリオを見ると何となくうちの会社のイメージにあっているしBさんにお願いしようよ。
となってしまいます。もちろん個人のクライアントでも同じでお金を払ってとんでもないものが出てきたらどうしよう・・・と不安になります。
お客様な何が出てくるかよく分からないとお金を出しづらいのです。
未経験でポートフォリオがないときの対処法
ポートフォリオが必要なのは分かってるんだけど未経験で複業・フリーランスでお金を稼ぎたいんだけどどうすればいいの?と困っている人もいるのではないでしょうか。
複業・フリーランスで最近、増えているライターとWebデザイナーを例に未経験でポートフォリオがない場合の対処法をご紹介します。
ライター:ブログを書くか記名記事の案件を獲得しよう
未経験のライターでコネも実績もポートフォリオもないときの対処法は大きく分けて2つ
- あなたの名前が乗る記名記事の仕事を引き受けて実績にする
- ブログを書く
この2つが未経験からライターになる再現性の高い方法です。
私はクラウドソーシングサイトから少しずつ記名記事の案件を獲得し増やしていき、記名記事をもとに他の会社に営業をするという方法を繰り返して仕事を増やしていきました。続ければ続けるほど記名記事が積み重なっていき最後には実績をもとに仕事を取りやすくなります。仕事が仕事を連れてくる状態になります。WEB なら記名記事のリンクを大量に貼ってクライアントに作品例を見せればよいのです。
ブログを書いて仕事をとる方法もあります。私はブログを今のところ書いていないのですが私が書いている金融関係のメディアでは金融関係の記事を書くブロガーを積極的に採用しています。有名ブロガーに記事を依頼するクライアントも多いのです。有名でなくてもブログで書いた記事をポートフォリオにして営業をかける方法もあります。
Webデザイナー:サイトをアップしよう
Webデザイナーならあなたの作品例を複数アップしてみましょう。そしてあなたのの作品例を見せればクライアントも仕上がりのイメージが何となく分かるので仕事を依頼しやすくなります。あなたの知り合いのWEBサイトを無料でつくってあげる代わりにポートフォリオにするのも有効です。実在する個人のお店のWEBサイトを実際につくった実績があればクライアントはますます仕事を頼みやすくなります。
実際にあなたのポートフォリオになるWEBサイトをつくるのが近道です。
その他:あなたの実績・作品をまとめよう
ライター・WEBデザイナー以外でも基本は同じです。あなたの実績や作品をまとめて見える化してそれをもとに営業をすれば良いのです。パン屋やケーキ屋なら実際に試食をしてもらう機会を設けたり建築家なら作品例を紹介したりしましょう。
大切なのはあなたの実績・作品を見える化してクライアントにあなたがどんな価値を提供できるのかをイメージしてもらいやすくすることです。
ポートフォリオを育てる方法
ポートフォリオは一度、つくったら終わりではありません。ポートフォリオは育てていくものです。
例えばベテランのWEBデザイナーがWindows98の時代のホームページをポートフォリオにしてたらクライアントも不安になります。ポートフォリオはあなたの成長・時代と共に更新していかなければいけません。
仕事が仕事を連れてくる。実績を積み上げよう
仕事が仕事を連れてきます。実績がある人のところに仕事は集まります。実績を積み重ねていけばクライアントに紹介できる作品も実績も増えます。とにかく複業・フリーランスの駆け出しのときはあなたの実績になる仕事を積み重ねていくことが将来のあなたを助けてくれます。
新しく勉強したこともポートフォリオに反映させよう
新しく勉強したこともポートフォリオに反映していきましょう。例えばWEBデザイナーなら今まで取り入れてなかった表現方法を勉強して作品例に反映させてみると良いでしょう。新しく勉強したものを形にしないのはもったいないことです。新しく勉強したことをポートフォリオにアウトプットしましょう。
ポートフォリオは定期的に見直そう
WEBデザイナーでもライターでもある程度、経験を積むと駆け出しの頃にポートフォリオにした作品の出来が悪いなと感じることもあります。そんなときは新しい作品の代わりに古い作品をポートフォリオから消していきましょう。自信作やクライアントに紹介したい作品だけを集めて質の高いポートフォリオにすると見栄えも良くなります。
ポートフォリオはあなたの分身。育てればお金も結果的についてくる
ポートフォリオはあなたの分身です。ポートフォリオを育てることは複業家・フリーランスとしてのあなたを育てることと同じことです。良いポートフォリオを育てれば結果的にお金もついてくるのではないでしょうか。
ポートフォリオを公開してみよう
ポートフォリオを公開するのは最初は抵抗があるものです。なんとなく恥ずかしいなと抵抗を感じることもあるのではないでしょうか。しかし駆け出しの複業家やフリーランスのポートフォリオをあなたはいくつ知っていますか。私は全く知りません。
仕事にするなら恥ずかしがらずにポートフォリオをどんどん公開していきましょう。そして仕事をしながら失敗作や気に入らない作品は少しずつお気に入りの作品に入れ替えていきましょう。
完璧主義になってはいけません。自分が今できる範囲で無理せずポートフォリオを作って更新し続けていけば良いのです。完璧な作品を作れるようになってからポートフォリオを作ろうという姿勢ではスタートすらきれないからです。
また不自然に普段の作品・実績とかけ離れたポートフォリオを見栄をはってつくると実際の仕事の際に相手の期待値を越えられなくなる可能性もあるため無理に背伸びをする必要もありません。
実績になる仕事を積極的に選ぼう
ポートフォリオを育てていく際に大切なことは実績になる仕事を積極的に選ぶことです。目先のお金だけを目当てに仕事をするべきではありません。人に言えない仕事や自分の実績にしづらい仕事は目先のお金を稼ぐことはできてもポートフォリオに反映することができません。
実績になる仕事を積極的に選んでいけばポートフォリオも充実します。そして充実したポートフォリオは仕事を連れてきてくれます。ポートフォリオを育てれば最後にお金はついてくるのです。
まとめ
クライアントはどんなものが出てくるか分からないのにお金を払うのは不安です。複業家やフリーランスはポートフォリオで実績や過去の作品を見える化することでクライアントに安心して仕事を依頼してもらえるようにすることが大切です。良いポートフォリオは仕事を連れてきてくれるきっかけになります。複業家・フリーランスの駆け出しのときこそ良いポートフォリオを育てていける仕事をしていきましょう。