フリーランスは目指すより「なるべくしてなる」方がうまくいく

昨今の働き方改革の流れからフリーランスという働き方が非常に注目を浴びています。そして、この働き方を広める謳い文句やPRのほとんどが『好きなことで稼ぐ・時間も場所も捉われない自由な働き方』といった内容です。実際に、このコピーに惹かれて案件紹介のエージェントやセミナーに来る人はたくさんいます。

しかし、これを目的にしている人は拍子抜けするかもしれません。実際にそれを得るのはそんなに簡単なことではないからです。

フリーランスという働き方は目指すより、『なるべくしてなった』という方が理想の働き方を実現しやすいです。

今回は理想のフリーランスになるための方法について解説していきます。

フリーランスを目指すことの落とし穴

”フリーランスを目指す”というのはキャリア選択の観点からして大きな間違いがあります。それは

  • 働き方は副産物にすぎない
  • 『自由な働き方』は仕事で成果を出して成立する

という2点です。詳しく解説していきます。

働き方は副産物にすぎない

現在のフリーランスの魅力を伝える広告やPRを『働き方の自由度』の一辺倒です。確かに会社員ではないので、働く時間・場所や業務内容に関しての交渉は容易です。しかしこれはあくまで『クライアントと対等な関係で仕事ができる』場合のみ実現可能です。

それは実際の案件紹介エージェントを見てみるとわかります。参考となるサイトをURLで紹介します。

Crowd Tech:https://crowdtech.jp/

レバテックフリーランス:https://freelance.levtech.jp/

Prosheet:https://prosheet.jp/

案件を見てみるとわかるのですが、全体の案件数に比べてリモートワークが推奨されている案件はほんの数%です。あとのほとんどは常駐や週数日の出社が求められています。これからわかるように最初から自由な働き方を実現するのは簡単ではないということです。

例外を挙げるとするとWebライターに関しては最初から自由な働き方は可能です。しかし単価をみるとわかるのですが、最初に紹介した案件サイトとは比較にならないほど安いです

Crowd Works:https://crowdworks.jp/public/jobs/category/37

Lancers:https://www.lancers.jp/work/search/writing/writing?open=1&ref=header_menu&show_description=0&work_rank%5B%5D=0&work_rank%5B%5D=1&work_rank%5B%5D=2&work_rank%5B%5D=3

こうなるととにかく稼働時間を増やし案件をこなさなければいけないので、働く場所や時間は自由といっても、かなりの制限を受けます。

しかし、今のフリーランスを広める動きの中にこういった内容まで隠さず伝えているかと言えば、はっきりNoとなります。なので「フリーランスは働き方が自由だからなりたい!」というのを目的にすると、最初に大きなギャップを感じて挫折してしまうかもしれません。

実際に筆者の話をすると、フリーランスとして新しいクライアントと仕事を始めるときには最初は定期的な出社をしています。なぜなら、フリーランスとしてフルリモートで働き続ける上で、初めにクライアントの信頼を獲得することが肝だと考えているからです。

すぐに契約を切れる関係性にあるフリーランスは最初の成果や対応が重要です。それがしっかりでき、クライアントとの信頼関係ができればその後は比較的仕事が続き安定します。そうなった後にまた新しいクライアントを探し同じ動きをする、それを繰り返すことで収入を上げながら安定させることができます。

こういったことを繰り返した上で『自由な働き方』が実現しているのです。最初からそれができると思ったら大間違いです。そしてそれができるのも『仕事で成果を出す』ことが前提ということを肝に銘じましょう。

『自由な働き方』は仕事で成果を出して成立する

フリーランスであり続けるには、安定してクライアントから仕事をもらい収入を得ることが必須です。それを叶える方法は『成果を出す』以外ありません。しかしフリーランスを夢見る人の多くが自分の働き方にしか興味がなく、どのように自分の生活を安定させていくかについて考えていない人が多いです。

実際に僕自身の働き方を紹介すると

  • 勤務地:制限なし(基本自宅か旅先)
  • 勤務時間:制限なし(1日3〜4時間で週3〜4日)
  • 仕事内容:Webディレクション(面白い)
  • 報酬:同世代・同業種の5〜6倍

PC1台あればどこでも働けるので、住んでいる場所も日本ではなく台湾です。この生活スタイルになって約1年半になります。そして、その期間ほとんどクライアントの入れ替えは行っていません。つまりずっと同じ会社と仕事をしているのです。

それは仕事で成果を出しているからに他ありません。成果さえ出せば働き方に関してはとやかく言われないのがフリーランスです。しかし成果を出さなければそもそも仕事が続かない上に条件のいい仕事は自分に回ってきません。そうなると必然的に拘束がある案件をこなすことになり、自由度は減ります。

あくまで仕事ありきで働き方は成立します。フリーランスは無条件で『自由な働き方』が手に入ると思わないでください。

フリーランスは目指すよりなるべくしてなった方がうまくいく

フリーランスという働き方は目指すべきものではなく、なった方がいいよね・得だよね、という状況でなった方がうまくいきます。その理由は

  • まず大前提にその仕事自体を楽しんでいる
  • フリーランスとして独立しても仕事が確保されている
  • 収入は以前より増えるので楽しい

の3つがあるからです。詳しく解説していきます。

まず大前提にその仕事自体を楽しんでいる

フリーランスになりたい人とキャリアの中で自然にフリーランスになった人には仕事の選ぶ動機がまったく異なります。

  • リーランスになりたい人:自由な働き方がしたい→仕事を選ぶ→フリーランスになる
  • 自然にフリーランスになった人:元々好きな仕事をしている or フリーランスに向いている仕事をしている→フリーランスになる

そもそも自分の仕事が好きでそれがフリーランスに向いていた人と、フリーランスになるために仕事を選んだ人では、仕事に対するモチベーションや情熱は圧倒的に違います。それは仕事の成果物に表れるので、好きな人に頼んだ方がクライアント・フリーランス双方にメリットがあるのです。

フリーランスとして独立しても仕事が確保されている

自分の職種やキャリアを積んできた人は

  • 仕事の実績がある
  • 仕事の進め方がわかっている
  • スキルも知識もある

という状態なので、案件があれば比較的仕事は獲得しやすいです。これが実務未経験であればそもそも仕事が取れる保証すらありません。

僕のいるWeb業界は

  • エンジニア
  • デザイナー
  • マーケター

などありますが、案件情報を見るとほぼ業務歴でスクリーニングされています。実際に上で紹介したレバテックフリーランスレバテッククリエイターを見てみましょう。

時間・場所を選ばない!フリーランスの意外な落とし穴!?
最新情報をチェックしよう!
Advertisement
>TeamHackで、タスク管理を驚くほどラクに。

TeamHackで、タスク管理を驚くほどラクに。

TeamHackは、タスク管理とチャットが同時にできる「業務コミュニケーションのしやすさ」に特化したオンラインワークスペースです。コミュニケーションツールとタスク管理ツールを行ったり来たりして、二重に管理の手間がかかる問題をスッキリ解決します。

CTR IMG