なかなか仕事に集中できないあなたへ、明日からすぐに実践できる6つのこと

一般的に、集中力は先天的なものと考えられがちです。確かに、生まれつき集中力が高い人や低い人がいるということは事実でしょう。しかし、集中力は後天的に身につけることができるものだと考えてみませんか?集中力は、工夫をすることで飛躍的に高めることが可能になります。この記事では「明日からすぐに実践できる」ことをテーマに、集中力を高める「6つ」のことを解説します。

不必要な割り込みをゼロにする仕組みを作る


みなさんは調子よく仕事をしている時に、ちょっとした割り込みが入ることで、集中力が切れてしまったという経験はありませんか?これは些細なことのように思えるかもしれませんが、実は仕事の生産性を上げるためには、真剣に取り組むべき事柄です。ある研究によると、まったく異なる内容の割り込みが入った後に作業に戻り、元の能率に戻るためには23分かかると明らかになっています。これを聞くと、不必要な割り込みをゼロにすることが、仕事の生産性に大きく影響するということがわかると思います。ここでは、具体的な方法を3つ紹介します。

パソコンとスマホの通知をすべて切る

今の時代は便利なもので、パソコンやスマホの通知によって新しい情報を常に知ることが可能になりました。例えば、Twitterで誰かが「いいね」を押した時やLINEにメッセージが届いた時には、すぐにそれを通知で教えてくれます。確かに、これは親切なことですが、仕事の生産性を上げる観点からみると、あまり好ましくありません。通知が来るたびに、気を散らしていたのでは、取り組んでいるタスクに集中することはできません。そのため思い切って、パソコンとスマホの通知をすべて切りましょう。きちんとタスクがひと段落してから、新しい情報を確認するようにすれば、問題ないでしょう。

メールチェックは1日に2回すれば十分

みなさんの周りにもこんな人はいませんか?会社にいる間ずっとメールを気にしていて、新しいメールが届くたびに作業を中断する人です。余談ですが、筆者が大学に入ったばかりの頃、外資金融のゴールドマンサックスで勤める大学のOBに、一日のタイムラインを質問したことがあります。その時「1日に2回しかメールを確認しない」と言っていたことが印象的でした。当時の筆者の常識だと、メールはいつもチェックしていて新しいメールがくればすぐに返信をするものだと思っていたので、それを聞いてみました。

すると彼は「それって非効率だよね」とバッサリ。今になるとようやく彼の言葉の真意を理解できます。そのため、メールチェックは1日に2回、固定の時間を設けて、更新も自動ではなく手動にすることで、割り込みを防ぐことができます。

周囲に集中したい時間帯を伝えておく

自分の習慣を変えて、仕事に集中できる環境を用意したとしても、それを他の人に伝えていなければ、さまざまな方法で割り込みが発生します。ですので、集中したい時間帯を周囲に伝えておくことが好ましいです。例えば「朝出社してから2時間は仕事に集中したい」と伝えておくことで、割り込みを少なくすることができます。ただ緊急性のある用事も時にはあるでしょうから、確実に連絡がとれるホットラインはどのような形でも設けておくことが必要となります。

15分〜30分の昼寝を習慣化する

「昼寝」が一日の生産性を高めるということは、すでにみなさんもご存知だと思います。過去の偉人達の中にも昼寝を実践していた人は数多くいます。その中でも、画家のサルバドール・ダリは昼寝の達人でした。彼は著書『50 Secrets of Magic Craftsmanship (Dover Publications)』の中で「slumber with a key(鍵の昼寝)」という方法を紹介しています。これはまず、指の間に鍵をはさみ椅子に腰掛けて眠ります。そして、眠りに落ちると鍵が手から落ちて「ガチャン!」という音がします。結果、目が覚めるというものです。

上述した方法は、数秒の昼寝という特殊なものですが、ダリのような偉人でも昼寝にさまざまな試行錯誤をしていたという事実が、その効用の確かさを物語っています。お昼休みの15分〜30分を昼寝に当てるだけで午後の集中力を高めることができるので、すぐに実践したいところです。ただ最初は「なかなか眠れない」ということも多いと思いますが、目を閉じているだけでも一定の効果がありますので、徐々に慣れていきましょう。

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一つの仕事が完了したら、パソコンを再起動する

仕事をしていると、画面上にいくつものブラウザのタブやアプリのウィンドウが開かれた状態になっていきます。仕事を進めている間は、もちろんそれで良いでしょう。しかし、仕事がひと段落したら、一度パソコンを再起動して、すべてのタブやウィンドウを閉じましょう。そうしないと、頭の中が混乱してきて集中しにくい環境になってしまいます。一日の始まりに、パソコンを起動した時、何も開かれていない状態から仕事を始めると気持ちが良いですよね。要するに、その気持ち良さを一日に何回も発生させるということです。

これは特に、シャットダウンをすることが少ないMacOSユーザーの人にとっては重要になります。めったにシャットダウンしないので、あらゆるものが開かれた状態になっており、パソコンのパフォーマンス低下にもつながります。さらに、MacOSでは再起動をしても使用していたタブやウィンドウを自動的に復元しようとすることがありますので、再起動の前にアプリケーションを明示的に終了させておくと良いでしょう。

パソコンの画面は、いわば机の上と同じです。机の上があらゆる物で混沌としていたら、仕事に集中できるはずもありません。そのため、仕事が終わるたびに整理整頓しなくてはいけません。

スタンディングデスクを活用する

この記事を読んでいる皆さんは一日にどれくらいの時間を座って過ごしていますか?通勤時間や残業時間を含めると10〜12時間くらい座って過ごしていても不思議ではありません。ずっと座っていることは肩こりや腰痛の原因になります。これらの体の痛みは、仕事に集中しようとする時に邪魔になります。そこで提案したいのがスタンディングデスクを活用することです。つまり、パソコンなどの作業を立ったままおこなうことで肩こりや腰痛を防ぐということです。

もちろん、自宅やオフィスにスタンディングデスクになる家具がある場合はそれを利用しましょう。ただ、用意することが難しいこともあると思います。その場合、簡易スタンディングデスクを作ってみましょう。用意するのは、四角いダンボール箱のみです。通常のデスクの上に、四角い段ボール箱を置き、その上にパソコンを載せて作業します。見た目は少しダサいかもしれませんが、スタンディングデスクとして機能すればOKです。

初めのうちは慣れないかもしれませんが、下半身の適度な運動にもなり、だんだんと癖になってきます。最初は、座っていて「疲れたな」と思ったら、短い時間でも立って作業をすることを始めてみましょう。次第に、立って作業をすることが自然に思える時がやってきます。

「仕事に入る儀式」を作り、実践する

「さあ、仕事をしよう」と思ってもなかなか作業に移れない時ってありますよね。そのような時、あなたは「仕事の開始を妨げる心の声」と闘っています。作家のスティーブン・プレスフィールドは、この心の声のことを「レジスタンス」と呼んでいます。レジスタンスは、あなたのヤル気がないから生まれるのではありません。レジスタンスは、どんなに真面目な人の心にもやってきて、仕事の開始を阻みます。それではレジスタンスを退けるには、どうすれば良いのでしょうか?それは「仕事に入る儀式」を持つことです。

人はいつでもレジスタンスに屈するのではありません。それに打ち勝ち、仕事に集中できた時が必ずあるはずです。その時、仕事に入る前にどのようなことをおこないましたか?要は、それを「仕事に入る儀式」としてレジスタンスに対抗する術として身につけておけば良いのです。筆者の「仕事に入る儀式」は(ちょっと共有するのが恥ずかしいですが参考までに)、

  1. お香をつける
  2. コーヒーをドリップする
  3. 上半身を中心にストレッチをする
  4. IQOSを吸う
  5. Twitterでポジティブなつぶやきをする
  6. 仕事に入る

という流れです。実際、このような「仕事に入る儀式」をしっかりと意識し始めてから、ヤル気が湧かない時も仕事に入る抵抗感は軽減しました。当然、儀式の手順は千差万別ですので、自分にとっての最適を探してみてください。

ホワイトノイズで集中力を上げる

図書館のような静まり返っている場所よりも、カフェなどの騒がしい場所の方が仕事に集中できる。そんな経験はありませんか?これは、脳の認知の問題です。私たちは、静かな環境にいると些細な音や気配でもすぐに注意が逸れてしまう傾向があります。これに対して、騒がしい環境にいると周りの音や気配に無頓着になり自分のことに集中することができます。つまり、環境音を意図的に作り出すということは、集中力を高めるために有効だと言えます。「サーッ」というむらのない音のことを「ホワイトノイズ」といいますが、ホワイトノイズを生み出すアプリが存在します。それが「Noisli」です。

「Noisli」は、ホワイトノイズだけではなく雨音や雷鳴といったさまざまな環境音を発することで、仕事に対する集中力を高めることを目的にしています。複数の音を組み合わせることもできるので、自分が一番集中しやすい設定を見つけて「ここぞ」という時に活用してみてはいかがでしょうか。

まとめ:知識を得たら即、実践!

この記事では、集中力を高めるために「明日からすぐに実践できる」ことをテーマに、6つのTIPSを紹介してきました。恐らく「これなら私でもできるかも」と思っていただけたのではないでしょうか。冒頭でも述べた通り、集中力は一工夫加えることによって、劇的に高めることが可能になります。「私には集中力がないから」と言って悲観するのではなく、集中力を高めるために実践できることをすぐ始めてみましょう。きっと、あなたの成長にチームは驚くはずです。

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