プレッシャーに打ち勝つ、もしくはやりすごすためのコツとは?

テスラ・モーターズのCEO、イーロン・マスク氏が、ラジオ番組に出演中、その地域では合法でしたが大麻を吸ったとニュースになっていました。マスク氏は、この数ヶ月、テスラやスペースXでの仕事におけるカリスマ性よりも、彼の行った危うい行動の数々で、マイナスな話題を作ってしまっています。タイの洞窟から出られなくなってしまった少年たちを助けたイギリス人男性ダイバーに対して小児性愛を揶揄する失言をしたり、ツイッターでいきなりテスラの株を未公開株化すると発言し、あわてて撤回したりというニュースもあり、この不安定で不確かなツイートは、テスラの株価を下げることにつながってしまいました。

会社を経営するという、責任の大きい仕事についている立場を理解して行動をしているのか、疑問を覚えてしまうほど、最近のマスク氏の行動は危なっかしいものばかり。どんなにすごいカリスマ性のあるビジネスパーソンでも、大きなプレッシャーがあるときには、思いがけないミスや失敗をしてしまうものなのかもしれません。
この記事では、プレッシャーを感じるとき、どのような行動をし、対処していくべきなのかを考察していきます。

マスク氏に何が起こったのか


(写真出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/イーロン・マスク)
アップルの偉大な創始者、故スティーブ・ジョブスに続くカリスマ的存在の経営者として、テスラ・モーターズのCEOであるイーロン・マスクはその名を轟かせてきました。
アメリカは、自動車業界の新規参入には厳しいお国柄です。しかも、その車は環境に配慮しガソリンを燃料に使わない電気自動車(EV)というアメリカで主流な車とはまったく異質なもの。しかし、その車メーカーを、ステイタスのあるブランドとして成功させたマスク氏は、一気に時代の寵児となり、その一挙一動足に注目が集まるレジェンド的存在へと進化していき、テスラもその企業価値はあがる一方でした。テスラが低価格帯のモデル3 の量産に対してのつまずきが露呈する時期までは・・・ブランド力のあるメーカーとしての成功を収めたテスラは、従来のテスラの車よりも、比較的安価なモデル3を量産することで、本格的な車メーカーへとしての認知を深めようとしました。これは高級車メーカーであれば、どのメーカーも行っている戦略のひとつです。BMXの1シリーズしかり、メルセデスのAクラスしかり、少し無理すれば一般市民にも手の届く、スタートモデル生産は、車メーカーにとって重要な利益へのひとつの道なのです。

テスラは、このモデル3の量産について、困難を極めながら、マスクが打ち立ててきたスケジュールから大分遅れをとりつつも、なんとか生産目標をクリアすることができました。目標をクリアしたテスラもマスク氏も、投資家や世間からの批判をやりすごし、プレッシャーから開放されるはずでした。しかし、最近の彼は少し以前の彼とは違う不安定な行動やツイートを繰り返しているようです。その姿は、仕事のプレッシャーに押しつぶされ、自分を見失っているかのように感じさせられます。それほどまでに、テスラのモデル3の量産は難しい局面があったのだと推測できるのではないでしょうか。

誰にでもプレッシャーがある

マスク氏ほど有名なカリスマでなくとも、私たちビジネスパーソンは何らかのプレッシャーにさらされています。

そのプレッシャーの大きさや強弱こそあれ、プレッシャーは仕事にはつきものです。例えば、セールスマンであれば、月ごとの売り上げのプレッシャーがあります。マーケティングや企画などを担当している人は、考えと予算とがフィットしなかったり、案件がうまくまとまらないときにプレッシャーを感じるかもしれません。事務職の人は、事務作業の多さにプレッシャーを感じるときがあるのではないでしょうか。クリエイティブ職の人は、アイディアが浮かばないときや、タスクボリュームにもプレッシャーを感じるときがあると思います。パートタイムの方や主婦の方でも、仕事を終わらせたら家事をしなくてはならないことへのプレッシャーと日々戦っているはずです。

どんな人にも、それぞれ解決すべきプレッシャーがかかっているのです。

プレッシャーを受け入れる

プレッシャーを感じたとき、私たちビジネスパーソンはどのように対処すべきでしょうか? まず、プレッシャーがあるということ自体を、自分自身に腑に落ちさせ、理解させることが必要です。何か分からないが、仕事であれもこれも問題があり、あせってしまってパニックになってしまうようではひとつひとつの仕事の問題をクリアできません。

まず自分がプレッシャーを感じていることの原因を整理してみましょう。それにはTodoリストを作るように、自分が気になっているありとあらゆる問題を羅列してみることが役に立つときがあります。いま自分の肩にのしかかり、少しずつ袋小路に追い込んでくるタスクや気にかかることを、ひとつひとつリストにし、そのリストをよく観察してみましょう。

そうすれば、ひとつの問題が難しいためにプレッシャーを感じているのか、ひとつひとつはそう大きい問題ではないが、問題のボリュームが多すぎるためにプレッシャーを感じているのか、または仕事だけでなくプライベートにも問題があり仕事に集中できないのか、自分を客観的にとらえることができます。そのリストができれば、プレッシャーを軽減させるための糸口をつかむきっかけをも作れるのです。

プレッシャーは、健全な体にも宿るか?


仕事で必要以上にプレッシャーを感じて苦しいときは、体からの声にも耳を傾ける必要があります。もしかして、それは体調の悪さがプレッシャーを助長しているのかもしれません。もし、いつもよりもイライラしている自分に気づいたら、生活習慣を見直してみましょう。

仕事を気にするあまり、多忙になりすぎて長時間労働をもいとわず作業をずっと行なっていないでしょうか? そして長時間労働をしているにもかかわらず、ダイエットをしていたりしないでしょうか?ダイエットをしていると、糖質不足になりがちです。糖質は脳に必要な栄養素を多く含んでいます。糖質不足だと脳への栄養が欠乏しがちになり、疲れやすくなるためイライラを呼んでしまいます。

プレッシャーを感じるあまり、ストレスが増え、体調をくずしてしまいそうなときには休息をとることをしっかり意識しましょう。自分を大切にして、仕事から少し離れる時間をとり、リラックスを心がけましょう。リラックスしているときに仕事へのヒントをふいに得られるときもあることでしょう。プレッシャーを感じている自分を恥じることなく、積極的なリラックスタイムを持てるようにしましょう。女性の場合には、月経前症候群(PMS) や更年期の症状に悩まされる人もいます。その時期に、うまく自分の体調と仕事とのバランスをとれるように自分の体の状態と仕事のボリュームを把握できるようにしましょう。

プレッシャーを感じやすい性格もある?

職場での悩みの原因として、対人関係の悩みをあげる人も多いと思います。

しかし、同僚が苦手であるために仕事が嫌になり、余計なプレッシャーを感じてしまうようなことは残念なことです。苦手と感じる人にも、長所を見つけて好意的に捉える工夫をしてみたり、嫌なことをしてくる人とコミュニケーションしなくてはならないときには、辛い事や問題と向きあうことが自分に学びを得られるチャンスであると前向きにとらえ、自分を磨く努力をしてみましょう。

もしあなたが几帳面だったり、神経質な傾向がある性格の持ち主であれば、細かいところにも目が届き仕事を正確にこなせる能力を持ち合わせている反面、プレッシャーを多く感じやすいタイプかも知れません。自分の性格を理解し、必要以上にプレッシャーに押しつぶされないようにしていきたいものです。

時期的なものからくるプレッシャーに打ち勝つには


もうすぐ重要なイベントがひかえているために、仕事量が多くなっており、プレッシャーを感じてしまうときには、どうすべきでしょうか。

そのときにも、仕事や問題などをリストアップすることが役に立ちます。そのリストを、自分だけでなく周囲にも理解してもらい、他の人を巻き込んで仕事を進めるようにしましょう。一人ですべてを片付けようとするよりも、一人ひとりの力をかけあわせた方が大きな成功を引き寄せる力を発揮できることでしょう。繁忙期が事前にわかっている仕事の場合には、そのときに効率よく仕事ができるように経験者にどう対処していたか教えてもらったり、昨年のデータを見たりなどし、繁忙期前に準備をしておきましょう。

まとめ

一人ですべてをこなそうとし、プレッシャーを大きく抱え込みすぎてはいませんか? 仕事の内容やボリュームを、いつも周囲の人や上司に理解してもらえるようにしておきましょう。そうすれば、自分の感じているプレッシャーを客観的に捉える事に役立てることができます。プレッシャーやストレスを感じているとき、人は呼吸が浅くなりがちなもの。深呼吸をして、仕事をTodoリストに落とし込んだり、好きな音楽を聞いたり美味しいものを食べてリラックスし、少し休みをとって自分を客観的に見直してみてください。

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