新生活、人間関係でもう困らない!タイプ別・苦手な社員との付き合い方

4月に入って1か月が経とうとしています。新社会人の方々や転勤があった皆さんは、新しい職場に慣れてきたころでしょうか? 「学べることが多い」「頼りになる先輩ができた」とポジティブな気持ちを抱く人もいる一方で、実際は「毎朝職場に行くのが憂鬱…」「早く週末になってほしい…」と感じている方も少なくないでしょう。もし仕事や職場環境にストレスを感じているのであれば、早めにその原因が何なのかを分析し、対処することが大切です。

今回の記事では、職場関係でよくある悩みの一つ「人間関係(対人関係)」にフォーカスして、苦手なタイプの人とはどう付き合うべきか、逆に職場で重宝される社員になるにはどうすればよいのかを考えていきます。新入社員だけでなく部下とのコミュニケーションに悩む上司に向けた内容も取り扱っておりますので、参考にしてみてください。

人間関係は自分から改善できる

おそらくすべての人が人生で一回は悩んだことのあるであろう、「人間関係(対人関係)」。学生の頃と違い、社会人になると苦手な人とも付き合いながら仕事を進めていかなければなりません。しかしながら、「相手が変わってくれればいいのにな…」と悩んでいるだけでは、ストレスが溜まるばかりで事態は何も解決しないでしょう。苦手な人との付き合い方のコツや適切な距離の取り方を知り、それを実践することで、余計な気力を使わずスムーズに仕事を進めることができます。

今回の記事では、職場で「ちょっとニガテだな…」「一緒に仕事したくない…」と思われがちな人のタイプを大きく3つに分け、各タイプの人との上手な付き合い方をご紹介していきます。

タイプ(A)ぜんぶ他人任せタイプ

《特徴》

  • 自分の意見を言おうとしない
  • 考えなしに、質問ばかりする
  • だらだらと仕事をする

一つ目は、主体性のない「すべて人任せの人」。具体的な行動でいうと、「常にやる気がなくだらだらと仕事をする」、「Googleで検索すればわかることをいちいち上司に聞く」、「自分の頭で考えず、指示されたことしかしようとしない」などが当てはまります。

特にチームで動くプロジェクトでは、「問題が起きたときの助け合い」がとても重要になります。誰かに仕事を丸投げする人より、積極的に仕事をサポートしてくれる人と一緒に働きたいと思う人が圧倒的に多いのは明らかでしょう。

解決策1:協力を仰ぐ

タイプ(A)の人が会議で意見を言えない、仕事に責任を持てないことの一つの原因は「自分に自信がない」ことです。特に新入社員の場合、「自分の意見が的外れかもしれない」「勝手に行動をとったら怒られるかもしれない」と考えた結果、積極的に行動できていないという可能性があります。

部下にタイプ(A)の人がいる場合、一つの対策として意見を言いやすい環境を用意することができます。例えば会議で、「何か質問がありますか?」とだけ聞いても特に反応がなかったとします。そのような時は、具体的な箇所についてのアドバイスを求めたり、少人数のグループで話し合う時間などを設けると効果的です。また会議で出た意見は基本的にすべて受け入れ、不十分な意見はどこを改善すれば良くなるのかを考えるようにすると良いでしょう。意見をすぐに否定されると、さらなるモチベーションや自信の低下につながる恐れがあります。

TeamHackers

ビジネスをする上で、人間関係は非常に重要です。心理学者のアルバート・ウィガム博士の「1年以内に失業した労働者を対象にした…

メンバーのパフォーマンスを引き出し、チームで結果を出すための方法をご紹介。

解決策2:「仕事の任せ方」を改善してやる気UP

2つ目の付き合い方は、「仕事の頼み方」を変えてみることです。

タイプ(A)の社員に主体性がないもう一つの理由として、「自分で考える癖をつけていないから」ということも考えられます。他人に指示をする際は、「どこまで権限をもたせるか・どこを自力でやってほしいのか」を明確にしていないと、『言われたことさえやっていればいいだろう』と受け取られてしまう可能性があります。

そのため、指示を出す際は、社員に自分で考える余地を残す、あるいはどの部分を自力で決めてほしいのかを明確にすることが大切です。指示した作業の目的や背景を明確にしておくと、「何を成し遂げたいのか」という完成イメージを部下と共有することができます。その結果、指示内容に対する認識の食い違いを防ぐことができ、部下が正しい方向を目指して作業を進めることができます。

TeamHackers

60歳でライフネット生命保険を創業した出口治明氏の著書『部下を持ったら必ず読む 「任せ方」の教科書 「プレーイング・マネ…

明日から実践できる、部下に上手に仕事を「任せる」秘訣とは?

タイプ(B)上から目線タイプ

《特徴》

  • 他人の意見をすぐに否定する
  • 関係のない仕事にも上から目線で口出しする
  • 自分の実績に関する自慢が激しい

続いては、「上から目線タイプ」。自己承認欲求が強く、飲み会などの場で自慢ばかりしてしまう人、また、同期や部下に乱暴な態度をとるなど、傲慢な態度をとってしまう人などが当てはまります。

中でも、他人の悪いところばかり指摘するなど、あからさまなマウントを取ってくる人には注意が必要です。特に神経が細やかな人は、攻撃的な言葉や自己肯定感を下げる言動に対して余計なストレスを抱えてしまうことも多いのではないでしょうか。

解決策1:イライラをコントロールする「アンガーマネジメント」を実践してみる

実際のところ、自慢が激しい人の性格を他人が外から変えることは難しいといえます。そのため、「できるだけ気にせず、スルーする」というのも穏便にやり過ごす1つの方法です。しかしそれでもイライラが収まらない、という場合もあるでしょう。そんな方に実践していただきたいのが、怒りの感情を上手くコントロールする「アンガーマネジメント」です。

以下の記事ではイライラをコントロールする方法として5つの方法を紹介していますが、中でも興味深いのが「べき論」から自分を開放するというものです。「自分だったらこんなことはしない」などのように、自分の中での常識と反する行動を見た時、怒りを感じてしまうことはありませんか? 会社には多様な人が集まっているため、自分自身が「当たり前」だと感じることを周囲の人も同様に捉えているとは限りません。このような広い視野を持つようにすると、不要なことでストレスを溜めずに済みます。

TeamHackers

あなたの周りで、いつもイライラしている人はいませんか?またはあなた自身もイライラしてしまうときはありますか?ビジネスにお…

イライラや鬱憤を溜めずに「開放」するセルフマネジメントを始めよう

解決策2:相手にしない

自己承認欲求の激しい人との付き合い方はただ一つ。それは、「相手にしない」ことです。自慢やマウンティングをしたい人は、そのような行動をとることで他人に構ってほしい、または他人より上位に立ちたいという気持ちを持っています。そのため、自慢されからといって相手をほめたり、逆に自慢を返したりすることはお勧めしません。もし本当にやめてほしいのであれば、あまり大きなリアクションをとらずさらっと流すようにしましょう。

この解決策が有効だと証拠づける理論が、ゲーム理論を活用した「しっぺ返し戦略」というものです。「しっぺ返し戦略」とは、基本的には協調戦略をとるものの、攻撃を受けたら報復するというスタンスのことです。短期的な人間関係の場合には「攻撃を受けたら報復する」という行動は効果的であるものの、長期的に関係が続く場合は信頼関係を結ぼうと努力するほうが得るメリットが大きいと言われています。「しっぺ返し戦略」を活用した人間関係の結び方について詳しい内容を知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

TeamHackers

世の中の悩みの大半は人間関係にまつわることではないでしょうか。例えば友人との関係、恋人との関係、同僚との関係、クライアン…

経済学が導き出した「処世術」教えます。

タイプ(C)他人の気持ちが考えられないタイプ

《特徴》

  • 機嫌の悪さを露骨に表に出す
  • すぐに他人の悪口を言う
  • 話がやたら長く、時間を気にせず話し続ける

最後は「他人の気持ちが考えられないタイプ」。聞きたくもない愚痴や悪口ばかり話してきたり、八つ当たりが激しかったり…確かに愚痴をため込んでしまうのは良くないですが、口を開けば陰口ばかり、というのも困ったものです。

また、もっと仕事面に寄った話でいうと、「言いたいことがまとめられない人」に頭を抱えてしまう人も多いのではないでしょうか。話が長くて要点がわかりづらい、資料に図がなく文字ばかりなど、聞き手や読み手の立場になって情報を伝えられない人は年代を問わず多いです。オチの無い話を一方的に聞かされている側の身にもなってほしいものです…。

解決策1:職場の雰囲気を変えてみる

愚痴や悪口などの話題になった場合、自分も周囲と一緒になって同意するのだけは避けましょう。自分自身も良い思いはしないはずですし、他人からの信頼を落とすことにもつながります。愚痴を言われた場合は、深刻な相談事でない限り、さらっと流して別の話題に切り替えたほうが良いです。また、他人の言動を気にせず受け流す方法として、上の項目でご紹介した「アンガーマネジメント」も効果的です。参考にしてみてください。

もし上司や苦手な社員とのコミュニケーションで悩んでいる場合、チャットツールの活用を考えてみてください。チャットツールで情報共有する際はできるだけ長い文章で書くのは避け、箇条書きや余白を使うなど、見やすく文章を構成するようにしてください。論理的に情報を伝えれば、相手も冷静に文章を読むことができ、トラブルが生まれにくくなります。

逆に部下とのコミュニケーションで悩んでいる場合は、ミーティングに雑談を交えてみたり、相談事がないか声をかけてみるなど、相手が話しやすいような話題を提供してみると良いでしょう。

TeamHackers

みなさんはコミュニケーションとは何かと問われたら何を思い浮かべますか? 会話・言葉のキャッチボールなどといった言葉を思い…

職場の良くない雰囲気も、コミュニケーションの取り方で解消できるかもしれません。

解決策2:チームで「伝え方」のインプットを行なう

次に、言いたいことをまとめられないタイプの人には、チーム全体で「伝え方」にまつわるインプットを行なうというのも一つの解決策でしょう。理解しやすいプレゼンの仕方や見やすい資料のデザイン方法などは、もはやビジネスにおいて必須のスキルといえます。営業などはプレゼンのスキルが成果を左右するといっても過言ではありません。

こういった論理的な伝え方において非常に重要なのが、「主語・述語・目的語を明確にすること」です。とりわけ日本人には「言いたい内容を推察して察する」文化があります。そのため日本語では、主語が省略されていたり文章の内容が曖昧になることが多いのです。資料を作る場合は、前提知識のない人が読んでも理解できるかどうか、客観的な視点で読み直す癖をつけると良いでしょう。

TeamHackers

この人はどうして人を動かせるんだろう? この人の言葉はなんでわかりやすいんだろう? こう思ったこと、ありませんか? 私は…

ロジカルシンキングを身につけて、誰にでも分かりやすいように情報を伝えよう

職場で必要とされる人とは

ここまで「一緒に仕事をしたくない」と思われがちな人のタイプと、各タイプの人とどう付き合っていくべきかについて話してきました。では逆に、職場で重宝される人とはどのような人なのでしょうか?一概に言うことはできませんが、1つの答えとして考えられるのは「仕事を任せたいと思える、信頼できる人」です。これは実績の有無というより、他人と接するときの態度のほうが大きく影響します。もし仕事のパフォーマンスが高く実績を上げているとしても、他のメンバーのサポートを全くしなかったり、他人を見下すような態度をとっている人だったら、誰も一緒に仕事をしたいとは思わないでしょう。

では、他人とうまく信頼関係を築くためにはどうすればよいのでしょうか? 主なポイントは3つあります。まず、「相手を大切にすること」。約束や時間を守るのは人として当たり前です。次に、「自分を指さして考えること」。部下のミスばかり叱責する前に、自分の指示の仕方が正しかったのか見つめなおすことも必要です。最後に、「誠実であること」。謙虚で実績を見せびらかさず、言行一致している誠実な人はどんな人でも尊敬したくなるはずです。詳しい内容は以下の記事をご覧ください。

TeamHackers

「指示通りに部下が動いてくれない」 「何を考えているのかわからない」 「報告連絡相談をちゃんとしてくれない」管理職層を集…

「チームで一緒に働きたい!」と思わせる人に共通する特徴とは

まとめ

上でご紹介した3つのタイプは、一言でいえばすべて「協調性のない人」であるといえます。しかし、そのような相手の性格や考え方を強く指摘したり、無理に改めさせようとすると、かえって人間関係がこじれることになりかねません。上記でご紹介したように、相手の行動を改善できるような環境を自然に整えたり、相手を気にしすぎないことが解決策と言えそうです。そしてビジネススキル面で改善点がある場合は、一旦イライラを抑えて、丁寧なアドバイスやFBを送ることを心がけてみて下さい。

新しい環境でストレスを感じやすい季節ではありますが、冷静に対処して怒りやイライラをため込んでしまわないようにしてください。

最新情報をチェックしよう!
>TeamHackで、タスク管理を驚くほどラクに。

TeamHackで、タスク管理を驚くほどラクに。

TeamHackは、タスク管理とチャットが同時にできる「業務コミュニケーションのしやすさ」に特化したオンラインワークスペースです。コミュニケーションツールとタスク管理ツールを行ったり来たりして、二重に管理の手間がかかる問題をスッキリ解決します。

CTR IMG