海外へ赴任することになった!各国別、部下から好かれるリーダーのヒミツ

会社に入社して早数年。ある日突然、会社から「君、来年度より海外の○○支店に移動してくれ」と言われたらどうしますか?

言葉が通じない、文化も異なる国で、支店のリーダーをして現地メンバーを引っ張ってほしいと会社から頼まれたら、当然不安な気持ちになりますよね。ただ、必要以上の心配は無用です。基本的にはどこの国でも好まれるリーダー像はほとんど同じだからです。大切なのは、出向先の国の文化や人を尊重しているかどうかです。

この記事では、台湾で就職し会社でひとりの外国人として台湾人スタッフをまとめているマネージャー職の私が気づいた「部下から好かれるリーダー像」について書いていきます。

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日本の常識は世界の常識ではない

当たり前のことですが、日本国内での常識は、海の向こう側では「常識」ではありません。

それぞれの国の生活習慣や文化に基づいた「常識」というものが存在するので、出向先や駐在先で日本の常識を当たり前だと思って行動するのは大変危険です。

食事マナーでもこれだけ違う

例えば食事の際、自分のために装われた小皿からものを取って食べるとき、日本人ならば食べ物が落ちないように片手で持ち上げて、お箸もしくはフォークなどでいただくのが普通ですよね。逆にテーブルに置いたまま食べるのは、なんだか「マナー違反」な気すらします。

しかし、お隣の国韓国では、小皿を持ち上げて食べるのは「貧乏人のすること」としてマナー違反とされています。

顧客サービスの違い

「常識」の違いは、日常の些細なことだけでなく、仕事上の「顧客サービス」にも現れるので厄介です。

日本では、物を買う側(消費者)を神様と見立て、「お客様は神様」なんて接客に力を入れている企業がほとんどですが、海外では「買い手」も「売り手」も同等の立場にあります。買う人も、売る人もお互い尊重しあって取引しようという姿勢があります。

もっとも海外のコンビニや小売店などでは、逆に消費者として不快に思えるほどサービスの対応が悪いこともあるのですが、これも労働者が自身の労働に対して対価が見合ってないと考えているために起こっている現象なのです。

「この国は、この人はこういうところがダメなんだ」と否定的になるのではなく、どうしてこのような行動を取るのか原因を考えてみましょう。物事には必ず理由が存在しています。

相手を尊重することはどこの国でも基本条件

出向先でうまくやっていく大前提として、「相手を尊重する」ことが挙げられます。

これは海外だけではなく日本国内でも言えることですが、立場が下の相手に対しても尊重と尊敬を忘れてはいけません。外国の現地スタッフを、本語は分からないし日本の文化も分からないから、と外野に追いやってしまっては、いつまで経っても本当の意味でリーダーになることはできません。

自分の会社のスタッフすらまともに動かせない人が、その国でビジネスを始められるわけがありません。

こんな行動を取ってはいないか? 駐在員のNG行為

ここでどの国でも嫌われる駐在員の行動を2つ紹介します。これだけはどの国にいてもマナー違反になるので注意しましょう。

駐在社員(幹部)だけを集めたミーティング

「今週のミーティングをはじめます」と人を集めるものの、現地のスタッフは呼ばず日本人だけで会議を進める。こんなミーティングを設けてしまったことはありませんか?

日本の支店とはいえども、ここは日本外での売り上げを立てるべく、作られた海外支社。海外で成功していくには現地スタッフのサポートが欠かせないはずです。現地社員との面倒なコミュニケーションや衝突を避け、日本人だけでミーティングを行なっていても何の意味もありません。

もし現在の定例会で現地スタッフを参加させず、日本人だけで会議をしているような会社があるのであれば、いますぐに各現場の現地スタッフを参加させるべきです。現場の意見を聞いてこそ本当の問題が見え、解決の一歩となるのです。

駐在社員(幹部)だけの打ち上げ(という名の飲み会)

これも前述のミーティングと同様ですが、駐在社員同士だけでの「打ち上げ」を頻繁にしていませんか? そこで話題になるのが、滞在国や海外支社のスタッフの働きぶりに対する愚痴だったりしませんか?

もしせっかくの海外生活でそんな時間を過ごす夜があるならば、時間の無駄です。楽しい食事の席は、支社のチーム全員で分かち合い、共有するべきです。その場にいない人の悪口を言うなんて、百害あって一利なしですよ。

世界で共通の「理想のリーダー像」とは?

それでは、世界共通で理想とされているのはどのようなリーダーなのでしょうか?

今回は、Life hackers に翻訳されている「Inc」の「好感度が非常に高いリーダーが持つ10つの習慣」から、私自身が台湾の会社で過ごしてみて、こんな人は「好まれる」と感じた部分を抜粋してみます。

謙虚である

好かれるリーダーは、自分は他人より優れているというようなそぶりを見せません。本当のリーダーは、成し遂げる仕事が「自分自身の力」だけでは必ずできないことを知っているからです。リーダーの仕事とは、部下のために果たす仕事だと思っています。

前向きである

リーダーが後ろ向きであったり、自信を喪失していると、部下は不安になります。

好かれるリーダーは、常に前向きな姿勢を部下に示さなければなりません。今置かれている状況がたとえ悪くても、明日は今日よりも必ず良くなるという熱意でチームを導く姿勢が大切です。

寛大である

好まれるリーダーとは、自分の持つ人脈や知識、経験を全て惜しみなく部下に分け与えます。追い抜かされることを決して恐れません。なぜなら部下の成功が、チームの成功であり、自分の成功でもあると考えているためです。

気をつけて! 便利屋リーダーにはならない

注意したいのは、「現地に馴染み、現場の社員から好かれるリーダーになりたい」と思うが故に海外現地スタッフの思いのままになってしまう「便利屋リーダー」になってはいけない、ということです。

あくまでも、部下の間違いには「NO」と言い、影からチームを牽引するリーダーになれるよう行動に気をつけましょう。

まとめ

今回は、会社から突然「海外拠点に異動し、現場マネジメントを任されたとき」気をつけたいこと、また理想のリーダー像について書いてきました。いかがでしたでしょうか?

部下が理想のリーダー像を語るとき、その多くは「能力が優れている」など技術面で評価してるのではなく、「よく気が付く人」「謙虚な人」など態度の面が大きく影響しているように思います。

最初は余裕がないので、全てできるようになるのは難しいですが、個人ひとりひとりの気持ちを考えながら、異国であなたらしいリーダーになれるよう、無理をせずがんばっていきましょう!

出典:

好かれるリーダーがもつ10の習慣

好感度が非常に高いリーダーたちの10の習慣

部下から好かれるリーダーになる方法
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