新聞を惰性で読んでいるひとたちはいませんか? いまだからこそ見直したいRSSリーダー活用術

社会に出ると必ず上司に勧められる日本経済新聞。ビジネスマンなら購読していて当たり前という常識に囚われてはいませんか?実は、日経新聞をチェックしなくても一日のニュースをきちんと把握できる方法があるんです。それは、RSSリーダーを活用することです。

RSSリーダーというと少し懐かしい思いがする読者もいるかと思います。確かに、それが流行ったのは一昔前です。しかし、情報が溢れてその取捨選択が重要となる昨今において、その価値は見直されるべきではないかと思います。

この記事では、RSSリーダーを有効活用するコツを紹介しています。そのコツを上手く使えば驚くほど効率的に情報を集めることができます。もし情報収集に課題を感じている読者がいれば、必ず参考になると思いますので、ご一読を。

能動的に情報を収集する意識作りから

毎朝、新聞を読んでいても「頭に入ってこない」「読むのが面倒」「時間がかかる」と感じている読者も多いのではないでしょうか?それは、情報に対して受け身になっていることが原因です。それを解決するためには、情報を自分の手で持ってくるんだという能動的な意識を身につけることが肝心です。

筆者の実感では、漫然と与えられる情報をただ消化していくだけでは、効率的に情報を消化することが難しいです。例えば、学校の授業をただ黙って聞いて得る情報と、先生に直接質問をしに行って得た情報とでは、どちらがより自分の学びになるでしょうか?当然、後者ですよね。

それでは、情報に対して能動的になるにはどうすれば良いのでしょう?筆者が最もおすすめしたいのはこの記事のテーマであるRSSリーダーを活用することです。RSSリーダーとは、WEBサイトのフィードを購読することで、更新を逐一知ることができるツールです。購読するフィードの数や種類は自分で決めることができるため、ニーズに合わせてカスタマイズすることが可能です。つまり、情報の収集を自らコントロールすることができるということですね。

RSSリーダーと一口に言っても、さまざまなサービスが存在するため、どれを選んだらいいかわからない読者も多いと思います。有名なのは「Feedly」ですが、筆者は「Inoreader」というRSSリーダーをおすすめします。その理由に関しては、後ほど説明したいと思います。「Inoreader」は、WEBアプリだけではなく、IOS版やAndroid版があるため、マルチデバイスで利用することができます。

リアルタイム受信でインプット時間を分散させる

RSSリーダーの最大の強みは、情報をリアルタイムに受信することができることです。ご存知の通り、新聞は朝と夕のタイミングにしか情報を取得することができません。ここで問題になるのは、情報がたった二回にまとめられて届くため、一回あたりのインプット量が多くなってしまうことです。一度のインプットにおよそ30分はかかると思われるため、まとまった時間を確保しなくてはならなくなります。また、大量の情報を一度に受け取るため、一つ一つの記事の印象が薄まってしまうことも可能性もあります。

一方、RSSリーダーを活用すれば、購読しているフィードに更新があればその都度、情報が配信されるため、リアルタイムに情報をチェックすることができます。当然、一回あたりのインプット量が分散されるため、スキマ時間にちょっと確認するだけで、一つの記事に対して大した集中力も使わず情報を吸収することが可能です。

スキマ時間は、どのような人にも必ず一日に何十回と存在しています。ただ、スキマ時間を活用しようと意識していなければ無為に経過してしまいます。スキマ時間にRSSリーダーをチェックするという習慣をつけることで、そのような時間を有意義にすることができるだけではなく、新聞を読むまとまった時間を節約して、他のことにその時間を割り振ることが可能になります。一日が24時間であることは誰にとっても同じですが、限られた時間を効率的に活用している人とそうではない人を比べれば、成長スピードは雲泥の差となります。

全文取得できるようにフィードをカスタマイズ

RSSリーダーを活用する上で筆者が最も重要なことは、フィードを「全文取得」することです。通常、RSSリーダーにはフィードの更新が届きますが、アプリ内では一部の文章しか読むことができません。これは、サイトがRSSリーダーでそのように設定しているからです。しかし、記事の全文を読むために一々、更新先のサイトに遷移していては、読み込み時間が無駄にかかるだけではなく、クリック回数も増えてしまい、全くもって効率的ではありません。そこで、フィードを全文取得するためにカスタマイズすることが不可欠です。

筆者は「Feedly」ではなく「Inoreader」をおすすめすると述べましたが、両者の違いは全文取得カスタマイズが可能か否かです。「Feedly」でも全文取得をすることはできなくはないのですが、大変な手間がかかります。対して「Inoreader」は、ちょっとした手順を踏むことで簡単にフィードを全文取得することができます。

「Inoreader」で全文取得をするする手順は次の通りです。

1. 購読したいWEBサイトのRSSフィードをコピーする
2. このサイトでコピーしたRSSフィードを貼り付け実行する
3. 実行した後のURLをコピーする
4. 「Inoreader」でコピーしたURLを貼り付け検索する
5. 「Inoreader」で表示されたフィードを購読する

上手順で「Inoreader」内でWEBサイトに遷移することなく、記事の全文を読むことができます。ただ注意点として、すべてのWEBサイトのフィードの全文取得ができるわけではありません。これは、原因はよくわからないのですが、サイト側がブロックしていることもあるようです。ただ、多くのフィードはこの手順で全文取得することができるようになるため、試してみてください。繰り返し言いますが「全文取得」は、効率的に情報を収集するためには、必須なカスタマイズです。利用することを強くおすすめします。

ノイズが少なく情報の質が高いメディアを厳選

ここでは筆者も購読しているビジネスマン向けメディアを紹介します。メディアを選ぶ上で重視した点は、次の2点です。

・ノイズが少ないこと
・情報の質が高いこと

1つ目の「ノイズが少ないこと」について補足します。これは、ビジネスの記事だけではなくエンタメやスポーツなど雑多な情報を扱っているメディアを避ける狙いがあります。知りたいのは、ビジネスに関する情報だけなのにその他の情報も多くフィードに流れてくると、必要な情報が埋もれるだけではなく、情報収集に時間がかかってしまうことになります。そのため、ノイズすなわちビジネス以外の情報も扱うメディアは避けた方が良いでしょう。勿論、ビジネス以外の情報も知りたいのであれば、好みに応じて調整いただいて構いません。

筆者が選んだ「ノイズが少なく」「情報の質が高い」ビジネスマン向けメディアは次の通りです。

・ブルームバーグ
・ロイター
・BBC
・BLOGOS
・Wired
・現代ビジネス
・Tech Crunch
・HuffPost

上メディアは、全文取得ができることは確認済みです。これら以外にも、それぞれの好みに応じて適宜あらゆるメディアを購読していくことで、自分だけの情報網を作り上げることができます。メディアを選定する時に一目で有用なサイトかどうかを判断することは難しいため、気になったらまずしばらく購読してみて肌に合わなそうと感じたら、解除しましょう。

RSSリーダーでお金も時間も節約しよう

RSSリーダーは、一部のアプリは有料ですが、基本的に無料で活用することができます。もしRSSリーダーを上手く活用することで、月4,200円の日経電子版が必要なくなれば、年間約50,000円を節約することができます。今の世の中には、優良なWEBコンテンツが溢れんばかりに存在しています。それらをRSSリーダーに統合して、有効活用しない手はありません。

筆者は、新聞を購読することを否定しているわけではありません。新聞のコンテンツには、ベテランの記者がきちんと時間をかけて作り上げたものも数多くあり、新聞を読むことが無駄だとは思いません。ただし、何となく入っていた方が良さそうだからという理由で、新聞を購読し続ける必要はないということを主張しています。つまり、冒頭で述べた通り、情報を能動的に取りに行く姿勢が大事だということです。

もし自分で考えてみた結果、新聞は自分には必要なさそうでRSSリーダーを活用することで十分だと思ったのなら、この記事の内容をぜひ生かしてみましょう。RSSリーダーを上手に利用することができれば、お金だけではなく時間も節約できます。まさに、一石二鳥です。RSSリーダーは、一昔前に流行って今は廃れているという印象を持っている読者もいるかもしれませんが、情報を収集する非常に効率的なツールです。情報が溢れている今だからこそ見直すべきものと言えるかもしれません。

まとめ

RSSリーダー超活用術をお届けしました。これを上手に活用することで、今よりももっと効率的に情報収集が可能になるかもしれません。RSSリーダーを選ぶ時に重要なことは「全文取得」ができるものを選ぶことです。この記事では「Inoreader」をお勧めしました。全文取得を利用することで、サイトに遷移する時間やクリックの手間を省くことができます。RSSリーダーを利用する上では、とても大事な点です。もし「Inoreader」を利用するなら、記事内で説明した手順に従えば、全文取得を行うことができます。ただ、すべてのフィードが全文取得できるわけではない点は注意が必要です。

この記事の読者は、ビジネスマンが多いと思うため、ビジネスマン向けに「ノイズが少なく」「情報の質が高い」メディアを厳選しました。勿論、全文取得を行うことが可能です。ただ、どのメディアを選ぶかは好みに依存するため、最終的には自分に合ったメディアを探す必要があります。

RSSリーダーは、自分の求める情報をコントロールすることができ、いわば自分だけのメディアを作成するということです。それには試行錯誤が必要ですが、納得のいくものをカスタマイズで作り上げることができれば、情報社会を生き抜く上で心強い武器を手にすることになります。ぜひ、この記事の内容を参考にRSSリーダーを活用してみてくださいね。

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