フリーランスになるための王道と落とし穴とは?あなたの現状に合わせた4パターンで徹底解説!

はじめまして! フリーランスになりたい人へ向けた情報を発信しているメディア『東京フリーランス』編集長の初芝賢です。

私はこれまで多くのフリーランス・フリーランス志望者を見てきました。その中でよく受ける質問に、「どうやったらフリーランスになれますか?」があります。

究極的には「その人の目指すものと現在の状況による」という質問です。けれど、大まかな方向性には共通する部分があります。そこで、この記事では技術と人脈という観点から、

  • パターン①技術あり・人脈あり
  • パターン②技術あり・人脈なし
  • パターン③技術なし・人脈あり
  • パターン④技術なし・人脈なし

という4つのパターンに分けてフリーランスになる方法を解説します! おすすめのアクションやハマりがちな落とし穴についても書いているため、フリーランス志望の方は必見です!

パターン①技術あり・人脈あり

技術もあって人脈もある。これは即フリーランスになれる最強のパターンですね。こういう人は、ベンチャー企業でバリバリ活躍していて、他の会社の人から「よかったらタイミングあう時にうちきてよ」なんて声をかけられたりしている人ですね。あるいは大企業でも勉強会やカンファレンスなどの対外活動で名が知られていたりとか。特に、エンジニアで技術・人脈がある場合、市場は人材不足なのですぐに独立できるでしょう。

ただ、このパターンでは一つ注意点があります。それは、「本当に自分の名前にお客さんがついているのか」を見誤らないことです。

大企業で働いていると、自分の実力に下駄をはかせてもらうことが多いです。自分が評価されているのか、あるいは自分が価値を出せているのは大企業に所属しているからなのではないかを自問自答する必要があります。個人的に信頼してもらっていると思っていたら、会社辞めた途端にそっけなくされるなんてことは珍しくありません。

ここで「自分の技術が本当に独立しても評価されるものなのか不安……」という方は、同じ業種のフリーランスに相談してみるといいでしょう。リアルな意見を聞けるはずです。「そんなコネない!」という方には、同業者の集まる勉強会への参加や、転職エージェントへの相談といった方法をおすすめします。

技術あり・人脈ありの人は最も独立に近いです。自己評価が市場とズレていないかの客観的な最終確認だけできれば、すぐに独立できるでしょう。

パターン②技術あり・人脈なし

技術には自信があるものの、仕事が本当に取れるか自信がない。この層は4パターンのうちもっとも多いかもしれません。特に、大企業に勤めている人は心当たりある人が多そうです。

このパターンはパターン①に次いで独立がしやすいです。技術と人脈だったら、技術の方が蓄積に時間がかかりますからね。あとは仕事を獲得できる人脈さえ作れば万事OKです。では、どうやって人脈を作るか。それには直接的な方法と間接的な方法の2つがあります。

直接的な方法とは、自分自身が直接人と会いに行って知り合いを作る方法です。

  • 勉強会への参加
  • Twitterで経営者と交流
  • ビジネスマッチングアプリの利用
  • 地元の商工会議所への参加

など、さまざまな方法があります。基本的に飛び込みとなりますが、自分の実績やポートフォリオがあれば受け入れられる可能性は高いです。見せられるものがない場合、営業資料となるようなものを作るところから始めるとよいでしょう。

間接的な方法とは、人づてに人と繋がる方法です。具体的には、誰かに紹介を依頼・営業パートナーと連携といったことですね。コミュニケーションに自信がない場合、こちらの間接的な方法を取るのがおすすめです。

ただし、営業パートナーと組む場合、相手の見極めは非常に大切です。半ば強引に仕事を取ってくる、いわゆる「ゴリラ営業」と呼ばれる営業をする人がたまにいますので。そうなるとお客様からのクレームを自分が受けるリスクを抱えることになるので注意が必要です。

技術がある人は、もう一歩で独立できます。営業資料となるポートフォリオがない人はそれを作るところから始め、積極的に人と繋がっていきましょう。

パターン③技術なし・人脈あり

これはちょっと特殊なパターンですね。コミュニケーション能力が高かったり、もともと営業活動をしていたりする人に当てはまるものです。決裁権を持つ人と広く繋がっているため、あとは「売る技術さえあれば」という状態です。

このパターンの人は、独立を焦らずしっかりと技術を身に着けるところから始めましょう。

  • 地道に独学を続ける
  • スクールに通う
  • 副業として業務経験を積む

などを行ない、基盤となる専門性を養います。この基礎となる技術が弱いと、独立してもなかなか仕事に繋がらずに焦りばかりが募ることになってしまいます。

一点、このパターンで注意が必要なことがあります。それは、技術がなくても独立できてしまうことがあるということです。人脈のある人は、「発注するよ」「うちにおいでよ」と言ってもらえることがあります。けれど、これは短期的なものになりがちです。

起業の世界では「ご祝儀発注」という言葉があります。独立したことへのお祝いとして発注してもらえることです。けれど、当然これは長く続きません。ご祝儀はやがて終わり、自分の知り合いの外からの受注をしなければならなくなる時期がやってきます。そうしたとき、技術がないととても辛いことになってしまいます。

また、「うちにおいでよ」と言ってもらえるパターンでも、「話が違うぞ」となることがあります。実際に、入社するまでは「ぜひうちに来て欲しい!君は必要な人材だ!」という態度だったのに、入社した途端に掌を返したように冷たくなり、ブラックな労働条件でこき使われたという話を聞いたことがあります。

技術があればすぐに抜け出すことができますが、ない場合にはブラック企業からいつまで経っても抜け出せないという最悪の事態になりかねません。これは非常に危険です。

技術なし・人脈ありの人に大切なのは、焦らないことです。目先の美味しい話に惑わされず、技術と実績を積み上げるところから始めましょう。

パターン④技術なし・人脈なし

「いまの環境が辛いから、自由に働けるフリーランスになりたい!」と、フリーランスへの憧れを持った人たちが当てはまるのがこの層です。社会人経験が豊富としても、全くの未経験業種へ飛び込む場合も「技術なし」という扱いになります。この層の人は今まさに独立へ向けて勉強していることでしょう。

このパターンの人たちもゆくゆくは「技術あり・人脈あり」を目指すべきですが、そこへ直接行くことはできません。まずは「技術あり・人脈なし」を達成したうえで、次に人脈を獲得していくというのがいいでしょう。先立つものは技術です。

技術を身に着けていく方法は無数にありますし、マイナーな業種でなければすぐに見つかります。

  • 本やネットで独学する
  • スクールに通う
  • 勉強会に参加する
  • 個人的に仲良くなった人にメンターとなってもらう

などなど。情報も人との繋がりも低コストで得られる時代となったので、手段を見つけること自体は難しくないはずです。

学習の際に意識すべきことは、体系的な学習+フィードバックを得られる環境を作ることです。特に、後者のフィードバックは非常に大切です。プログラミングにしてもライティングにしても、独学だと悪いクセがついても気が付かないといったことがありえます。

特に、プログラミングの場合は基本的に誰かと共同作業となるため、可読性の低いコードを書いていたら嫌がられてしまいます。自分の学習効率を上げる&現場の標準値を知るためにも、フィードバックがもらえる環境は必須です。

また、技術を身に着けていく過程では、実績も併せて作るのがベストです。例えば、プログラマーやデザイナーならポートフォリオとなるサービスや作品を、ライターなら記名記事を残すようにします。また、ブログやSNSで自分の知見を発信するのもよいでしょう。

そうして「こういった価値を提供できます」というのをお客様にわかる形で残していくことがフリーランスとして活動していくにあたりとても大切になります。

技術も人脈もない場合、まずは技術を身に着けるところから。体系的な学習プラン&フィードバックできる環境で実力をつけながら、実績を貯めていく。長い目で見ればこれが一番堅実でしょう。

まとめ

ここまでの話をまとめると以下のようになります。

  • 技術あり・人脈あり⇒すぐにでも独立可能!ただし、自己評価が市場とズレていないかの客観的な最終確認が必要です
  • 技術あり・人脈なし⇒積極的に人と繋がりましょう!勉強会への参加・Twitterで経営者と交流・ビジネスマッチングアプリの利用・地元の商工会議所への参加などの直接的な方法と、誰か間に営業マンを立てる間接的な方法があります。ポートフォリオや営業資料を作成しておくとなお良しです
  • 技術なし・人脈あり⇒焦りは禁物!ご祝儀発注やブラック企業の甘い誘いに注意しながら、技術を磨いていきましょう
  • 技術なし・人脈なし⇒着実に学習を進めていきましょう!体系的な学習プラン&フィードバックできる環境で実力をつけながら、実績を貯めていくのが王道です

どのパターンでも言えることは、技術がベースの資本となるということです。技術がしっかりしているほど、人と繋がったときのレバレッジも大きくなります。

また、ここでは直接仕事を受注する方法について書いていますが、クラウドソーシングサービスを使うといった方法もあります。競争は非常に激しくなりますが、実績に自信がある場合やどうしても直接の対人コミュニケーションが苦手な場合には選択肢に入ります。

自分のフェーズや性格に合った方法を実践していきましょう!

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