転職者はチームワークの必要性を知らなければ損をするかもしれない

人材の流動化がどんどん進む中、読者のみなさんの中にも転職経験のある方も多いはず。リクナビNEXTの2017年調査によると、20代では76%が「転職経験なし」、30代では半分以上の人が転職を経験。そのうち、約3割が「2回以上の転職」を経験しているそうです。ちなみに、50代では実に66%が転職経験者となり、1社のみの業務経験を持つ人は少数派です。

そうした転職活動の中で、企業が求める人材像も変わってきています。最近ではチームワークを重視する企業も多くなっており、自己PRでチームワークやコミュニケーション能力をアピールすることも重要になってきているでしょう。

本稿では、転職者にとってのチームワークが改めてどういうものなのかを考えていきます。

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企業が求める人材

仕事は「個」の時代から「組織」の時代に、個人プレーからチームでの仕事に変化しています。それに伴い、企業の求める人材像も変化しています。求人広告を確認すれば、「コミュニケーション力重視」、「チームワーク重視」といった記述が目につくようになってきました。このように、転職活動において必要なものは専門スキルだけでなく、コミュニケーション力も必要になってきているのです。

コミュニケーション能力とは

チームワークをよくするためにはコミュニケーション力が不可欠です。コミュニケーション力をなしにしてチームワークを語ることはできません。リクナビでは「コミュニケーション力をPRするためには」の中に以下のようなコミュニケーション力の例を解説をしています。

親しみやすさ、指導、育成力、可愛がられる力、素直さ、誠実さ、真面目さ、約束を守る、協調性、チームワーク、気配り、ホスピタリティ、人を巻き込む力、働きかける力、わかりやすく伝える力 傾聴力(相手の話に耳を傾ける力)、プレゼンテーション力、理解力、調整、交渉力

このように、「コミュニケーション力」と言っても対象範囲はさまざまであり、企業によって求められている「コミュニケーション力」も異なるでしょう。しかし、チームワークをよくするために必要なコミュニケーション力は限られてくるはずです。「チームをよりよくするためのコミュニケーション力」については下記の記事に詳しく書かれているのでぜひお読みください。

あわせて読みたい・・・「コミュニケーション能力が大事っていうけど、実際それって何なの?」

働き方が変わっていく流れの中で「チームワーク」の意義

そもそもチームワークとは、仲間同士が助け合い、不足している能力を補うことで、個人ではできなかったようなことを達成できるようにする力のことを指します。個人プレーからチームプレーというように、働き方が変わっていくうえで大切になっていくのは必然のことでしょう。

チームワークがうまく向上すれば、1人ではできなかったことが可能になったり、自分の得意分野の力を最大限発揮することができるようになります。逆にチームワークがうまくいかないと、不足している能力をチームで補うことができず、非効率的なチームになってしまうでしょう。

それでは、チームがうまく回り、チームワークが向上するようなチームを作るにはいったいどのようにすればよいのでしょうか。Team Hackersではそのようなチームビルディングについてたびたび取り上げてきたので、こちらでも参考にしていきます。

チームワークが向上するチームを作るには

Team Hackersでチームについて取り上げた記事から今回は「最高のチームの共通点とは何か? 最先端の企業で実践されている5つのポイント」「チームで目標達成するための12の法則」を参考にしたいと思います。

「最高のチームの共通点とは何か?」で重要なポイント

「最高のチームの共通点とは何か? 最先端の企業で実践されている5つのポイント」で語られていた特徴は5つです。

  1. 共有された目的とエンゲージメント
  2. 優秀さよりも重要なチームへのフィット感
  3. 本当に必要なことを見抜いて取捨選択すること
  4. 気まずさを恐れず意見を交わすこと
  5. ハードかつソフトなカルチャーを築くこと

ここで、コミュニケーション力とかかわってくる特徴は2の「優秀さよりも重要なチームへのフィット感」です。チームの文化にフィットするかどうかは、チームワークを向上させ、チーム全体の力を最大化するためには優秀さよりも重要だと記事では語られています。

「チームで目標達成するための12の法則」で重要なポイント

「チームで目標達成するための12の法則」で語られていたポイントの中で、特にコミュニケーションに重きを置いたものは以下の3つです。

  1. 挨拶を徹底する
  2. 相手の意見を否定しない
  3. 時には息抜きをする

こちらでは一見当たり前とも思えるようなポイントかもしれませんが、それを実践できるのとできないのとでは雲泥の差です。自分はコミュニケーション力が低いと思ってしまっている人でもこれならすぐに実践できるので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

転職者が、本当に守るべき約束は

コミュニケーション力・チームワークを重視する企業が多いのはなぜなのか、チームワークを向上させるためには、といったところをお話してきましたが、転職者にとってチームワークを重視する企業において必要な要素とはいったい何なのでしょうか。

「コミュニティクラッシャー」にならない

「コミュニティクラッシャー」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。協調性やチームワークがないと、仕事をする際に全体とは違う行動をとったり、助け合いや譲り合いをしなかったりと、特定個人の行動がプロジェクト全体の士気に影響してしまうことは容易に想像がつきます。また、過去にそうした失敗事例もたくさんあるでしょう。

特に、チームとして仕事に取り組むことが多い企業は、そうした「コミュニティクラッシャー」を避けるのは当然です。

「協調性がある」を勘違いしない

ビジネスにおいての協調性と、プライベートの場面での協調性はまったく異なるものです。それを混同することから失敗が生まれると知りましょう。いわゆる「誰とでも仲良くなれる」は、ビジネスでは必ずしも役に立ちません。現実に、その混同をするタイプが非常に多いですよね。

ビジネスで求められる協調性とは、チーム内での助け合いを意味することが多いはず。それは、つまるところチーム全体の生産性をあげられるか、と問われていることでもあります。

個人よりも組織全体を概観できるかどうか

最後に、個人よりもチーム全体を見て判断できるかということをあげます。チーム全体というのも、プロジェクト単位の10数人なのか、企業単位のそれこそ1000人を語るのか、はその時々で変わるのでしょうが、企業にとって一番必要なのは「その事業に役に立つのか」にほかなりません。

まとめ

いかがでしたでしょうか。企業が求める人材の変化から、コミュニケーション力とチームワークについて触れました。また、最後には転職者にとって必要な要素についても幾つか挙げました。

転職者にとってチームワークはどのようなものなのか少しは答えが見えましたでしょうか。これからますます働く人口が減っていきますし、人材の流動もさらに大きくなっていくでしょう。あと10年は安泰だ、などという考えは自身の将来にとっても危険です。

この記事が少しだけ、前に進むきっかけになれば幸いです。

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