チームビルディングの目的は?働き方の変化によるチーム力向上の重要性

管理職やリーダーの方、課やチーム一人一人の力を発揮してもらうために、連日苦労してはいませんでしょうか。またはリーダーに指名され、どのようにチームビルディングをしたら良いのか戸惑っている方はいませんか?

一方で、WEB会議やWEBでのチャットやメールを活用したコミュニケーションが主で直接人と会うことなく仕事をするフリーランスや個人事業主人が増えてきています。 

このように、働き方には、インターネットや技術の進化によって大きな変化が巻き起こっていますが、どのような働き方でも仕事でも、仕事は一人でするものではありません。例えば、フリーランスで、発注者から仕事を請け負う人も、発注者あっての仕事。人と人のコミュニケーションはどんな場合でも不可欠です。

本稿では、チームビルディングを行うことの目的を、ビジネス成功者の事例や働き方の変化の観点から述べていきます。

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チームビルディングの意味

チームビルディングとは、『仲間が主体的に自分らしさ、多様性を発揮しつつ、相互に関わりながら一丸となって共通のゴールを達成しようとチャレンジする、そうした組織をつくるための取り組み全般』のことを言います。

あなたは仕事で大きな成果をあげたいですか?

世界で偉業を遂げた経営者も、チームビルディングを行なっている

ビジネスの成功者たちは、一人で大きな仕事をやってのけたかのように、その名前が一人歩きしていますが、彼らも一人で仕事の成功をつかんだのでありません。

あのiPhoneやiPadを作ったアップルの、スティーブ・ジョブズにも、ロン・ウェインやスティーブ・ウォズニアックという強力な仲間がいましたし、HONDAの名を世界に知らしめた本田の創始者、本田宗一郎にも藤沢武夫という、本田氏が100%信頼していた強力な理解者であるパートナーがいました。

そして、彼らが中心となって、チーム作りをすすめ、世界に影響を与える仕事を成し遂げたのです。

仕事の効果を向上させるにはチームビルディングが重要

やはり大きな仕事や、タフな仕事は一人でこなすことは難しいです。しかし、日本の経済の停滞、少子高齢化など問題は山積みで、大きくなっていくばかり。このような時代にこそ、「チーム力」をあげて、自分の周りからまず停滞感から脱却しはじめる力、仕事をすすめて行く力が求められています。チーム力を意識しないままでいると、一人一人は仕事ができるのに、総括的、俯瞰的に仕事の目的を理解できないことになってしまいます。

ダンスチームを例にとると、1人1人のダンス技術が高くても、全員がバラバラな動きをしていたらせっかくの技術が台無しになってしまいます。

最適なチームビルディングを行うには?

人材選びには、リーダー自身の弱点の認識が必要

日本にはチームがない、チームについての理解が少ないと、齋藤ウィリアム浩幸氏は著書『ザ・チーム』で述べています。日系二世の齋藤氏は、アメリカの高校や大学で専門となる数学以外にもディベートを学び、リーダーシップの取り方を身につけました。また、チーム力の重要性に理解のある環境でチームビルディングを存分OJT(オン・ザジョブ・トレーニング)で実践し、指紋認証技術等で成功を得ています。

齋藤氏は、自身の数学に強いという強みと、自分の弱点を客観視できていたため、チームビルディングの際には、チームメンバーに多様性をつけました。自分の弱点を補う人材や、自分とは全く異なる環境で育った、年齢、性別バラバラのメンバーに設定し、問題解決の視点にダイバーシティを役立てたそうです。

つい強みや長所ばかりアピールしたり、目が行きがちですが、自分の弱点をしっかり認識できる客観性が、ビジネスパーソンには必須のスキルといえるでしょう。

チーム力を上げるためにどのようなリーダーになるべきか?

これまでのリーダー像

チーム力、すなわちチームビルディングには、チームリーダーの存在が必要です。現状把握と目的のシェア、達成すべき目標の提示など、やるべきことはたくさんあります。

いまの日本企業に存在する、◯◯部、◯◯課での部長、課長、マネージャーなどが統括する組織は、時代が進んでいるにもかかわらず、いまだに高度経済成長時代に機能していた年功序列制度のような、グループに甘んじている場合が多々存在している傾向があります。

だからこそ、伝統的なリーダーは、部下に弱みを知られたくなく、弱みを握られないような、自分が優位にたてるコミュニケーションをとる場合があるため、仮にそのようなリーダー下のチーム、グループで、そのリーダーをフォローする人材がいない場合では、風通しが悪くなり、活発で有意義なコミュニケーションができず、革新性のある仕事が生まれづらいでしょう。

いま求められるリーダー像

いまの日本は、有名な俳優がスキャンダルにより、たった1週間程で休業に追い込まれたり、絶対潰れないと思われていた会社が倒産したり、毎日が流動的で先が見えません。すでに成長しつくし、成熟した時代とも言えますが、そういった時勢には、いかに毎日が流動的であろうとも、反射的に問題を解決できる柔軟性と広い見識がリーダーには求められます。そのリーダー像の実現のためには、経験則で動く旧態依然のリーダーではなく、新しいリーダーシップが求められるのです。またそのようなリーダーシップ下で働くことの意義ややりがいは、チームメンバーにとって非常に大きなものがあります。

柔軟性と広い見解を身につけることで、チームで働く際の効率がアップしたり、楽しさを感じられるようになり、自分から動いて、仕事やさまざまなことを意欲的に改善しようという意識が生まれます。その意識がチーム全体の士気をあげ、最終的には会社、社会に大きなメリットをもたらす第一歩となるでしょう。

「得意不得意を見極めチームの個性を活かすリーダーの仕事術」

日本人のチームに対する意識と注意すべきこと

アメリカと比べた日本企業の現状

移民が多く住み、個人主義的といわれているアメリカですが、シリコンバレーなどの業界では先輩は、後輩の面倒を見たり、協力するのは当然だと前述の齋藤氏は述べています。

一方、日本では、インターンを採用する企業は、インターンシップに協力的だというスタイルを学生や世にアピールすることが目的になっている面もあり、実際に有効活用されていない場合もあるようです。

日本は終身雇用が一般的であったため、一定の業績をあげていれば解雇になることはない、という暗黙の了解のような考え方も存在するので、チームビルディングの重要性を理解しずらいという面もあります。

現在の日本は徹底的な個人主義が問題になっており、少しでも自分より評価が高くなりそうな人がいれば、出る杭は打たれるとばかりに、その人の足をひっぱるようなふるまいや、自分の力を出し惜しみして、必要以上のことはしない態度をとるような人も多いのです。

チーム力を高めるための正しい意識

チーム力(チームビルディング)を意識したときに、必要以上に雰囲気を良くしようと、無理に自分を盛り上げておもしろおかしく飾り立てた話をしてもあまり意味はありません。また雰囲気を良くする為によけいなことをしすぎて業務がおろそかになるのも本末転倒です。重要なことは、お互いの実力を知り、不足があれば協力する態度です。

他者や自分と違う立場の人に協力しない、といったふるまいこそ、評価を下げることであると認識し、チームで業績をあげられた場合には、それに見合った評価や報酬を必ず与えるという、わかりやすく、みながいきいきと働ける環境を作っていくべきでしょう。

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まとめ

本稿では、ビジネス成功者の事例や、現状とこれからにおける働き方の変化を紹介しながら、仕事の成果向上を目的とするなかでチーム力を高めることがいかに重要か、ということについて述べてきました。あなたは、これらを参考により良いチームを目指し、全員がいきいきと働けるようなチームビルディングに挑戦してみてください。

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