やりたいことが見つからない人が「自分らしく働く」ために知っておきたい5つのマインド

ロンドンビジネススクール教授のリンダ・グラットンとアンドリュー・スコットが著書「LIFE SHIFT(ライフ・シフト)人生100年時代の生存戦略』の中で提唱したように、これからは人生100年時代です。

今回は、やりたいことがわからないという人に向けて、人生100年時代を生き抜くために必要な5つの考え方をお伝えします。

常に学び続けなければならない時代

人生100年時代においては、学生生活よりもその後の人生のほうが長く、65歳で定年退職しても残りの人生が35年あるという計算になります。

社会が激しく変化し、AIや自動運転、5Gなどテクノロジーが目まぐるしく進歩するこれからの時代では、学生生活や社会人になりたての頃に得た知見は早々に使いものにならなくなることが多いでしょう。

つまり、私たちは常に新しい情報をインプットし続けなくてはならないし、社会との関わりについて考え続けなくてはならないといえます。

しかし、読者の皆さんの中には「何を学べばいいかわからない」とか「そもそもやりたいことが見つからない」という方も多いと思います。では、具体的にどうすれば良いのでしょうか。

①好きかつ自然体でいられることを探そう

「やりたいことが見つからない」という人の中には「何かやりたい」と思う気持ちはあるけれど、いざやろうとなるとやり方はわからないし、モチベーションも長く続かず、挫折してしまった経験がある方は多いのではないでしょうか。私の場合は、英会話、プログラミングなどがまさにそれです。

モチベーションのきっかけとなる2つのこと

実は、人間のモチベーションを高めるきっかけとなるものが2つあります。

  • 自分が好きなこと
  • 自分が普段無意識にしていることで、やってもストレスにならないこと

私の場合は、本を読んだり、Twitterで情報を発信したり、ギターを弾いたりすることがそれにあたります。これらはいわゆる「趣味」ですが、この自然に続けられる趣味かつ仕事になるもの(お金が稼げるもの)を複数持っておくことをオススメします。

私の例でいえば、Twitterで情報を発信することは、Webマーケティングやグロースハックの分野で仕事につなげられる可能性がありますよね。

※グロースハックとは、 ユーザー から得た商品やサービスについてのデータを分析して改善しマーケティングの課題を解決していく手法

趣味を複数もちそれを仕事にするメリット

趣味を複数持ちながら、それを仕事にするメリットは、「働いている」というストレスを感じず、息を吸って吐くように自然体で行なうことができるということです。また、人は自分が好きなことには熱中できるので、その高いモチベーションがほかの人と自分とを差別化し、自分だけのオリジナリティ(独自性や自分らしさ)を生み出す原動力となります。

②自分が何を好きなのかを常に考え続けよう

上記を実施するうえでは、自分は何が好きなのかを常に考え続けることが大切です。「何かやりたいけれど、どうすればいいかわからない」という人は外に答えを求めがちですが、何をやりたいかの答えは、自分の中にしかないと私は考えています。人に話を聞いたり、自分のことを話したりしながら、自分自身を客観的に見て振り返ることは重要ですが、最終的な答えはいつも自分の中にあります。

変化が激しく先が読めない時代を生き抜く術

だからこそ、自分が自然体でいられて、ずっと続けていけるような「好きなこと」を仕事にしてみることをオススメします。高いモチベーションや圧倒的な熱量を持って働くことができる人は、他の人にはないオリジナリティ(独自性や自分らしさ)を発揮することができるので、変化が激しく先が読めない時代においても生き残り続けることができるでしょう。

自己分析によって自分の価値観を知る

具体的にどうすればいいかわからないという人は、まず自分の内面をふりかえることからはじめてみることをオススメします。

自分が何を好きなのかを知るための自己分析の方法

具体的な方法としては、まず、普段の生活の中で、自分が無意識にしていることや時間を忘れてハマっていることを考えてみてください。

そしてなぜそれにハマってしまうのか、自分がなぜそれを好きなのかをノートやiPhoneのメモに書き出してみましょう。その際の注意点は、自分の気持ちに嘘をつかないことです。そのメモは自分だけしか見ないのですべてさらけ出してください。

このようにしてノートやメモに書き出すことで、自分の好きなことやハマっていることを客観視することができます。そして、これを定期的に繰り返し行なってみてください。そうすることで、自分の中で譲れないものや大切にしている価値観が見えてくるようになるでしょう。

③やりたいことを見つけるためのアンテナを高く張って、今できることを実行しよう。

最近、私の周りでも「やりたいことが見つからない」という人が増えています。これらの人は、インフルエンサーやYouTuber、NewsPicksに出演している著名人たちに影響を受け「自分も何かしなければいけない」「何者かにならなければいけない」と半ば焦っているようにも見えます。この危機感は大いに素晴らしいことですし、危機感をもたなくなった人間はもはや成長しません。しかし、iPhoneの画面をみながら彼らに憧れているだけでは、現状に変化はありません

やりたいことを見つける肌感覚や嗅覚を育てよう

「やりたいことが見つからない」人の多くは、自分のやりたいことを誰かに見つけてもらうことが当たり前になっているのかもしれません。学生時代であれば、教師から「数学の勉強をしなさい」と指示を受けたり、部活動のコーチから「練習しろ〜」と言われたりと、他人にやるべきことを示してもらっていた節があると思います。

しかし、自分がやるべきことを誰かに見つけてもらうことが当たり前になってしまうと、自分の興味や関心を見つけるためのアンテナが風化し、やりたいことを見つけるための「肌感覚」も「嗅覚」も育ちません

誰しも子どもの頃はやりたいことがあったのではないでしょうか。

やりたいことを見つける肌感覚や嗅覚を育てる具体的な方法

具体的な方法としては自分の心が動いたときにメモをとる習慣をつけることです。

  • 何に心が動いたのか
  • なぜ心が動いたのか
  • 他に心が動いたのものがあったとしたら、それと共通することは何か など

これらをメモする習慣をつけることで、自分を知ることができます。自分で自分を理解できるようになれば、自分の好きなものや自分がやりたいことに対する肌感覚や嗅覚が研ぎ澄まされてくるでしょう。

「やりたいこと」はストレスから目を背けないこと

「やりたいこと」とは、自分の心の奥で感じるちょっとしたストレスに嘘をつかないことです。つまり、自分が心から好きなこと、自然に続けられることを選ぶことです。

これからの社会を生き抜く上で重要なことは、やりたいことを見つけるためのアンテナを高く張って、やりたいことの中から自分が「今できること」を選んで、リスクをとってでもそれをやりきることです。英会話を学ぶでもいいし、プログラミングを勉強するでもいいです。

挫折を繰り返して、積み上げていく

私はいま副業でWebサイトを運営していますが、稼げるようになるまでに3年ほどかかっています。初めて1ヵ月で、記事を書くのがおっくうになり、気づいたころには更新しなくなっていました。しかし、その半年後「またやってみよう」という気になり、サイト運営を再開しました。次は、3か月ほど続きましたが収益化の方法がわからずまた挫折しました。

このように、やってみては、辞めて、また再開しては、辞めてを繰り返して、いまに至ります。現在はWebサイトを運営して、お小遣い程度ですがお金を稼げるようになっています。

途中で挫折してもいいので、やりたいと思ったことを先延ばしにせず、とにかくはじめてみることが大切です。 そして挫折を繰り返しながら、経験を積み重ねていくことではじめて自分のものになります。

④ポジションを取って、とにかくやってみよう

ポジションを取れ。批評家になるな。フェアに向き合え。手を動かせ。金を稼げ。画一的な基準を持つな。複雑なものや時間をかけないと成し得ないことに自分なりの価値を見出して愛でろ。あらゆることにトキメキながら、あらゆるものに絶望して期待せずに生きろ。明日と明後日で考える基準を変え続けろ。

落合陽一『日本再考戦略』より

これからの時代、どんな会社に入って、どんなコミュニティに属することが、その後のキャリアやビジネスにつながるかという長期的な見通しが立てにくくなっています。そこで重要になってくるのが「ポジションをとり、とにかくやってみる」というマインドをもつことです。

わかるようになるには、とにかくやってみる

自分がいまできること、人より少しだけ秀でていること、他人にはできなくて自分ができること、なんでもいいので、まずはポジションをとりましょう。ポジションを取ることは難しいことではありません。会社に就職すること、転職すること、副業をすること、結婚すること、子を持つこと、投資すること、勉強すること、すべてポジションを取ることです。世の中には、自分がその立場に立ってみないとわからないことがたくさんあります。

例えば、あなたがプログラミングを学びたいと思っているのであれば、まずプログラムを自分で書いてみてはどうでしょうか。progate(プロゲート)dotinstall(ドットインストール)など無料で学べるものもたくさん出ています。

いまは情報化社会でTwitterやFacebook、ブログやオンラインサロンなどインターネットを通じてだれでも良いアイデアを得ることができます。つまり、現在はアイデアの価値は大きく下がっています。このような社会においては、アイデアそのものよりもそれを実現するために行動することに価値が生まれます。とにかくやってみることが何よりも大切なのです。

⑤自分らしく働くこと、自分らしく生きることを楽しもう

繰り返しにはなりますが、これからの時代を生き抜く上で重要なことは、自分を俯瞰的に見てストレスなく自然体でいられる状態を見つけることです。自分が自然体でいられることでビジネスに繋げられる方法を見つければ、ストレスなく高いモチベーションを持って働くことができます。

「自分らしく働く」という感覚

自分がやりたいことを、ストレスなく自然体でできている時「今この瞬間が確かにある」ことを自分の肌感覚でもってありありと感じられるようになるのではないでしょうか。

この感覚こそまさに「自分らしく働く」ということだと私は考えています。

自分のやりたいことができる幸せを噛み締めながら、常に「自分らしく働くこと」「自分らしく生きること」を楽しんでいけるように、自分にとって自然かつストレスフリーでいられることは何か探してみてください。

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