脱社畜!会社員の道を捨てるのは正解か?他人の人生ではなく、自分の人生を生きよう。

2019年があけて、3週間が経ちました。2018年は、フリーランス人口が1,119万人と働く人口の17%に増え、日本への経済効果が初の20兆円を超えたことが話題になりました。

20兆円は、日本の総給与支払額の10%にあたるそうです。それに伴い、影響力のあるインフルエンサーに影響され、

「社畜にはなりたくない!会社を辞めてフリーランスになる」

「新卒就職なんてダサい。卒業したらフリーランスになります」

なんて書き込みをツイッターで多く見かけるようになりました。

最近では、「脱社畜サロン」というサロンがイケハヤさん、正田圭さん、はあちゅうさんなどで運営され、盛り上がったかと思えば、炎上したり、とても話題にもなっていますよね。

でも、「社畜」の定義って一体何なんでしょうか?

毎日遅くまで残業して、残業代が出なくて、上司にこき使われるようなブラック企業で無理して働く人のことでしょうか?

本当にそんな会社ばかりなのでしょうか。

今回は、「早々に会社員の道を捨てるのは正解なのか?」というテーマについて考えてみます。

「脱社畜」の心意はなにか?

「脱社畜」という言葉に気持ちが揺れ動く人は、会社や将来に対して何かしらの不安や不満を抱えているのだと思われます。

一体どのような不安や不満があるのかを考えてみます。

サラリーマンが「脱社畜だ!」と会社を辞めたくなるとき

マイナビ転職の「仕事を辞めたい7つの理由」によると、会社員は主に下記7つの不満から、「仕事を辞めたい」「脱社畜」といった考えに至るようです。

給与が少ない
人間関係が面倒
仕事がつまらない
労働時間が長い
社風が合わない
評価されない
働きたくない

__引用:マイナビ(https://tenshoku.mynavi.jp/knowhow/yametai

(1)給与が少ない、(4)労働時間が長い、などは転職をすることにより、不満の解消ができそうですが、(2)人間関係が面倒や(5)社風が合わない、(6)評価されない、などと考えている個人プレーヤーの人は、独立やフリーランスでの働き方が合っているのかもしれません。

学生が「社畜になりたくない!」と不安に思うワケ

すでにサラリーマンとして社会で働いている人が「脱社畜」に共感するのには、主に上記7つの理由があることがわかりました。

では、まだ会社で働いたことのない「大学生」が、「会社員になりたくない!」と思う理由は何なのでしょうか。

ハタラクティブの「就職したくない大学生の言い分と既卒の現状」によれば、大学生が就職したくない理由は主に下記4つとなります。

  • やりたいことが見つからない
  • 希望に合う企業が見つからないから
  • 就活に疲れたから
  • 働く意欲がわかないから

「(3)就活に疲れたから」とありますが、日本では、「新卒一括採用」が行われており、大学3年生の終わり頃になると本業の勉強どころではない「就職活動」が始まります。

その姿はすでにサラリーマンさながらで、エントリーシートから履歴書と、履歴書に貼る見栄えの良い写真、地方から東京までの交通費などお金と時間が非常に掛かります。

就職活動を続ける中で、「もう企業で働かなくてもいいや」と思ってしまう気持ち、とってもよくわかります。

一方で、本当に働きたくない理由は

(1)やりたいことが見つからない、(2)希望に合う企業が見つからない、(4)働く意欲がわかない

からなのに、就職しないことを正当化するために、

「日本の新卒採用なんてオワコン」
「社畜になりたくないから就職しない」

__ハタラクティブ(https://hataractive.jp/howto/daisotsu/35/

などという、「逃げ」の理由を作っている人も多いように思います。

サラリーマンとフリーランスのメリット、デメリットを真剣に考えてみる

「社畜になりたくない!」と考える会社員と学生の言い分がわかったところで、今度はサラリーマンとフリーランスのメリットとでメリッドについて考えてみます。

サラリーマンとして働きたくない場合でも、今は様々な働き方がありますが、今回は冒頭でも紹介した通り日本で働く人口の17%を占める「フリーランス」と比較してみます。

会社員(サラリーマン)のメリット

まずは、会社員(サラリーマン)のメリットから見ていきます。会社員として働いているときには特別意識していないことですが、書き出してみると非常に捨てがたいメリットです。

・毎月決まった収入がある

サラリーマンは、自身の労働力を会社に提供することで賃金を得ています。

ですので、会社の経営がうまくいこうが、傾こうが、変わらず毎月決まった収入を得ることができ、精神的に安定できます。

・福利厚生が厚い

健康保険、厚生年金、健康診断、退職金、育休、介護休暇など、会社員であるだけで、様々な恩恵を受けることができます。

・社会的信用が高い

毎月一定の収入が保証されている会社員は、銀行からの信用も高く、大きな買い物をする際にローンが組みやすくなります。

また、クレジットカードも発行しやすいなどのメリットもあります。

会社員(サラリーマン)のデメリット

続いて、会社員(サラリーマン)のデメリットを見ていきましょう。

「脱社畜」に心が揺れ動く人ならば、「わかるわかる」とうなづいてしまうのではないでしょうか。

・時間に縛られる

「労働力を会社に提供することで賃金を得ている」以上、決まった時間を会社に縛られることは、嫌だけど仕方のないことですよね。

・年功序列で収入が上がらない

外資などは「成果報酬型」のところも多いと思いますので、社風によると思いますが、多くの日本企業は「年功序列」で、どれだけ頑張っても、会社の利益が個人に直ぐに還元されることは少ないですよね。

・人間関係が面倒

「会社」という組織の中で、人と関わっていく以上仕方のないことですが、組織での人間関係というのは本当に面倒なものです。

非常に簡単と思われる仕事も、多くの人が関わることで生まれる利害関係によって複雑化し、効率が悪くなることもあります。

フリーランスのメリット

・時間と場所を自由に選べる

「働く時間」と「働く場所」を自分自身で選ぶことができるのは、フリーランス最大のメリットと呼べるかもしれません。体調が悪い時は働くのを控えることもできるし、自分の好きなタイミングで旅行に行くこともできます。

また、パソコン一台で仕事が完結する場合は、ノートパソコンなどを持ち歩き、好きな場所で働くことが可能です。多くの人はこのように「自由な働き方」に憧れて、フリーランスを目指すのではないでしょうか。

・収入に上限がない

「働いた分だけ自分の稼ぎになる」=収入に上限がない、という点もフリーランスの大きな魅力のひとつです。

「働いた時間」ではなく、「成果」が自身の収入になるのであれば、「いかに効率をよく成果を出すか」を真剣に考え、トライアンドエラーを繰り返し、大きく成長できるように思います。

・人間関係に悩まない

フリーランスとして働き、黙々と作業をこなすようになると「煩わしい人間関係」のストレスが減るように思います。

それはそれで孤独かもしれませんが、人の顔色伺って仕事したり、いろんな部署をたらい回しにされてお願いしに行く、なんてストレスからは解放されるでしょう。

フリーランスのデメリット

・収入が安定しない

フリーランスとして働く最大のデメリットが、当たり前ですが「収入が安定しない」

独立したばかりの頃などは、仕事がない、お金がない、のが当たり前だと思いますので、生活も苦しくなり、精神的に辛いと感じることもあるかもしれません。

・社会保障が少ない

会社員であれば、基本的に週休2日、年間120日程度の休みが保証されています。この間は、「働かなくてもお金が貰える」のが会社員ですが、フリーランスの場合は働かない分、収入が下がります。

「働いた分だけ稼ぎになる」のがメリットですので、働かなない期間の収入は勿論下がります。

・社会的信用が低い

「会社員のメリット」に相反する部分ではありますが、フリーランスは一般的に「収入が安定しない」と考えられており、社会的信用が低く、住宅ローンなどを組むのが難しくなるそうです。

海外就職5年目、社畜でも脱社畜でもない私のこれから

「会社員」と「フリーランス」は、双方にメリットとデメリットが存在します。そして、これらは基本的に「相反状態」にあります。「無いものねだり」と言えるのかもしれません。

私自身は現在、外国に住み、海外の企業で「会社員」をしています。「毎月安定した収入があり」「福利厚生がある」のですが、日本の企業に勤めているわけではないので、日本における「社会的信用はない」状態になります。

そんな私が目指したい、「最強の働き方」は、「会社員とフリーランスの複業」です。

「会社員」でもありつつ、「フリーランスとしても働く」ことでお互いのメリットとデメリットを補うことができると思うからです。

具体的には、現在自分にない「日本での社会的信用性」を、何らかの形で埋めていきたいと思っています。

「会社員+フリーランス」を組み合わせると、働く時間が増えると思われるかもしれませんが、両方と調整を行いながら、自分の人生に合った働き方を、自分自身で選んでいけたらと思っています。

まとめ

今回は、「脱社畜!会社員の道を捨てるのは正解か?他人の人生ではなく、自分の人生を生きよう。」というタイトルで

  • なぜ「脱社畜」という言葉が社会人や学生の胸に響くのか
  • サラリーマンとフリーランスのメリット、デメリットを真剣に考えてみる
  • 私のこれから

についてまとめてみました。いかがでしたでしょうか?色々と書きましたが、人は「経験したこと」しか分かりません。

「やってみたい」と思ったら、決断して、試して、失敗するなど経験をしてみるに尽きます。

本記事が「行動したい」と思えるための一歩になれば幸いです。

【参考資料】

・『社畜もフリーもイヤな僕たちが目指す第三の働き方』あさ出版(2014/06/29)

・フリーランス実態調査 2018年版を発表_Lancers
https://www.lancers.co.jp/news/pr/14679/)

・はじめよう!フリーランス Powerd by Crowd works!
(https://crowdworks.jp/freelance/mean/99/)B3%E3%82%B0/

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