キャリアアップのためにしているたった1つの大事なこと

ぼくはこれまで4ヶ国で4回転職をした経験があります。

どこの国で働いてもいい評価を頂けてキャリアアップをしてきたと自負しています。キャリアアップをするにあたり、一つとても大事にしていることがあります。

これは再現度が高く、国内・海外のキャリアアップにおいて必ず使える技なのでぜひ使って頂けたらと思います。

結論から言うと、「会社を良くしようと頑張ること」です。ぼくはこの一つだけでずっと評価され続けてきました。

一言で書いても説得力がないと思うので、具体的な経験例をもとに考察していきます。

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日本企業での経験

新卒で入社したメーカーの営業部では残業が常態化していました。朝7時出社、夜11時上がりといういわゆるブラック企業の会社です。しかし、なぜ残業しなくてはいけないんだろうと考えると、業務のフロー上、残業しないと業務が終わらないということがわかりました。

これに対する改善案はいくつかあったのですが、日々の業務に追われていてまったく言う機会がありませんでした。

ある日、どうしたら残業が減らせるかというアイデアを全員が支社に提出することになりました。ここぞとばかりに常に思っていた改善案をA4 2枚にびっしりと書いて提出しました。

この時は、

「どうせ提出しても意味がないだろうなぁ・・・。」

と、期待をしていませんでした。

しかし、ある日急に部署が増員されて、ぼくが提案した業務フローが再現されました。

具体的に受け入れられた改善提案

見積書代行作成の提案が通りました。

営業はお客様に見積書を提出する必要がありました。当たり前ですね。笑

一日外回りをすると、見積書を出して欲しいという依頼を数件もらいます。夜6時過ぎに外回りから営業所に帰ってきて、書類を作り始めるのですから、この作業をするだけで9時くらいになってしまいます。

そこで、見積業務が発生した際に、営業がオフィスにいる事務員に電話をして、見積作成の代行作業を行って欲しいと希望しました。これが実現され、営業がお客様先から見積依頼をもらった瞬間にオフィスに電話をして、見積書を代わりに作ってくれることが可能になりました。

これによって

✔お客様先でメモを沢山とる作業
✔後で何を依頼されたのか思い出す作業
✔見積書を作成し印刷する作業

から開放されました。

6時に営業所に戻ると必要な見積書が出来上がっているので、FAX(←当時はFAXもまだまだ使われていました)やメールで送るだけで仕事が終わりました。これにより、圧倒的に残業する時間が減りました。

お客様に最速で見積書を渡せるようになり、会社が営業へ支払う残業代も減りました。

その他にも個人の営業がそれぞれやるよりも、オフィスに常駐しているスタッフが代わりにまとめてやった方が効率のいい仕事があったのでそれも採用されました。営業はより営業に集中ができて売上を伸ばし、会社は残業代を減らすことができました。つまり、会社にとっても社員にとってもメリットがあるいい提案だったと言うことです。

外資系企業での経験

次の会社でも、働き始めるとなぜこんな仕事をしているのだろうと疑問に思う仕事がいくつもありました。先輩社員に聞いても「これはルールだから。」「とりあえず言われた通りにすればいい。」と、言われるばかりで的を得た回答が得られませんでした。

いろんな人から情報を集めて分析してみると、どうやら別の方法で処理をすれば作業が簡素化されることがあり、中には不要な作業がある事がわかりました。

残念ながら、新入社員が急に業務フローを変えたいと言い出すものだから先輩社員との間に軋轢が生まれました。社内のフローが完全にわかっていないにも関わらず変えようとしたので、関連部署に迷惑をかけてしまい、周りの社員によく思われないこともありました。これは自分の根回しが足りなかったからです。

しかし、業務フローを変えた後は同僚から非常に感謝されました。それは、関係社員の業務が楽になったからです。上司からも感謝されました。なぜなら、上司も把握していなかった複雑な業務を単純化したからです。

これらのことから「会社を良くしようとする努力」は評価されるということがわかりました。しかし、これは本当に会社のためでなくてはなりません。一生懸命努力している方を見たことがありますが、会社の利益にならず、むしろ会社の負担が大きくなってしまう提案だったので会社から評価をされていませんでした。

良くしようという努力は、

✔会社の利益に繋がる
✔コストが削減できる

ものでないと評価されません。

不平不満を言うことと改善提案することは違う

会社を良くしようとする努力について、後輩のAさんに話をしたことがあります。しかし、Aさんは、「提案したがうまく行かなかった。」と言っていました。Aさんはデザイナーです。

Aさんの問題は、Aさんのデザインに対して営業のBさんと上司のCさんが別々のアドバイスするためにデザインの調整に時間がかかってしまっていることでした。結果として、Aさんが残業続きになり、さらにはクライアントの納期にぎりぎりになってしまうことが多々あったようです。

これに対しAさんは、「営業のBさんと上司のCさんがデザイン案をまとめてから依頼してください。」と会議で言いました。

ぼくはこの話を聞いて、残念ながら全く問題解決になっていないと感じました。これではBさんとCさんはAさんが不満を言っていると思われてしまう可能性すらあります。なぜなら自分の立場だけで物事を考えてしまっていて、BさんとCさんそしてクライアントの視点が欠けているからです。

改善提案は具体的にする

ここで問題になっているのはクライアント、デザイナーのAさん、営業のBさん、上司のCさんの情報共有がうまくなされていないことでしょう。ぼくであれば以下のような提案をします。

✔ChatWorkを使ってプロジェクトのタスクを明確化し、進捗履歴を追えるようにする
✔Zoomなどのクラウド会議室を利用して、クライアント、Aさん、Bさん、Cさんが同時に話し合いに参加する仕組みを作る

こんなところでしょうか。どちらも無料で導入できます。これらのソフトを利用すれば4人が関わるプロジェクトで意思疎通が円滑に進みます。また、履歴も残すことができるので、万が一忘れてしまっても録画した動画やチャットの履歴をさかのぼって確認することができます。

こうすれば、以下のようにプロジェクトに関わる全ての人の満足度が上がります。

  • クライアント・・・依頼している会社がチームでまとまって仕事していることがわかり、デザインがどのように推移しているのかリアルタイムで確認することができる
  • 営業Bさん・・・何度もクライアントに赴いてデザイナーAさんとの橋渡しをする必要がなくなる
  • 上司Cさん・・・プロジェクトの様子がリアルタイムで確認でき、問題の発生を事前に察知したり、万が一問題が起こってもすぐに状況を確認して対応ができる
  • デザイナーAさん・・・デザインの指示が明確になり、よりよりデザインを提供できる

このような具体的な改善提案を行なっていける人材はどんな会社でも必要とされます。そしてこのような提案をできる人はびっくりするほどわずかなので他の人に差をつける事ができます。

キャリアをアップのためにしているたった一つの大事なこと。まとめ

会社を良くしようとする努力を常に行ない、すべての関係者がwin-winとなるような具体的な提案をできる人はどの会社であっても間違いなく重宝されるでしょう。

そのためには言われた指示をただこなすのではなく、この仕事はなんのためにしているのだろう、誰がこの仕事に関わっているのだろうと想像力を働かせたり、仕事の本質を考える事が必要になります。

オーストラリアで一番大きな日本食レストラングループを持っている社長は、

「たとえ単純な仕事であるお皿洗いでも、どうしたらもっと速く・キレイに洗うことができるか常に考えて仕事できる人が欲しい。さらに言えば、それをマニュアル化して誰でもできるようにできるようにする人材はもっと欲しい。」

と、言っていました。

これはぼくが先に述べたことと同義だと思います。会社のため・関係者すべてのことを考えて仕事をすれば必ずキャリアアップに繋がります。これを読んだあなたが、明日から視点を変えて仕事をし、キャリアアップできることを心より祈っています。



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