転職活動での「未経験歓迎」の本意とは?チャレンジを有効にするノウハウを伝授!

「せっかく転職するなら、これまでとは全く違う仕事にチャレンジしてみたい!」そんな風に思ったことはありませんか。けれど、本当に未経験からやっていけるのか不安で一歩踏み出せていない人もいるのではないでしょうか。

今回は、転職にあたり、「未経験歓迎」をキーワードに新天地を求めている方に向け、注意すべきポイントや成功させるためのノウハウについてお伝えします。

Advertisement

「未経験歓迎」にはいくつかの種類があることを理解しよう

転職サイトでも「未経験歓迎」キーワードは比較的多く目にします。ただし、実はこの「未経験歓迎」表示、全企業が同じ意味合いで使っていないことをご存知でしょうか? 未経験には「業界未経験」「職種未経験」「ゼロスタートの未経験」の3種類があります。

例えば、専門性の高い職種(エンジニア系等)での「未経験歓迎」=「業界未経験者(最低限のスキルがあり、職種として経験あり)」という前提で使われていることがほとんど。同様に、「職種未経験」=「同業界の経験・知識はあるが職種としては未経験」という意味合いで使われ、本当に全くのゼロスタートとしての「未経験歓迎」と分けて考える必要があります。

この前提を踏まえ、様々な「未経験」からのチャレンジを成功させた事例をみていきましょう。

職歴を生かし、新しい業種に挑戦!

初めに、「業界未経験」「職種未経験」の事例をご紹介します。

事例① 自身の実績ゼロの人事部門⇒異業種人事職への転職に成功。年収が1.5倍に!

IT系ベンチャー企業で人事を担当していたAさん。新卒メンバーを育てたい! という意欲は人一倍ありましたが、実力主義であるがゆえ、離職率も高く、やりがいを見出せずに転職を意識します。

活動当初、人事職であれば経験を生かして楽に転職できると思っていたAさんですが、実際活動をしてみると、再チャレンジしたいIT業界は求人枠の取り合いで、職歴も実績もライバルに押し負けてしまう状況が続いていました。そんな時、エージェントから勧められたのが今まで全く興味のなかった不動産系の会社。中でも華々しい不動産売買ではなく、居抜き系物件を中心にした事業を展開する企業だったため、正直第一印象は気乗りしなかったといいます。

ただ、一見古い業界だからこそ、若手求人のために若手人事が欲しいこと、一から任せられる人材を求めていることなど、職種としての条件は魅力的だったことから応募を決意。最終面談時には自分なり「若手人材が魅力的に感じられる人事制度はどんなものか?」を自分なりにまとめた資料の人事資料(やりたいこと)を持参したところ、無事転職が決定しました。

現在は人事制度設計・運用という新たなフィールドでチャレンジできる環境で、前職のITスキルを生かした求人施策で奮闘。1年目では目標求人枠を達成し、年収は約1.5倍と大きく飛躍したということです。

ポイント

  • 業界として興味がなくても、職種としてのやりがいに目を向けてみると新たな可能性が生まれることも
  • 自分が持っている職務経験やスキルを、応募先企業でどう利益につなげていくか、具体的なビジョンを語れることは大事
  • 職種経歴を問われるので、自分の経歴・実績を一度整理しておくと良い
  • 異業種での経験・スキルをどう活かすことができるかアピールできると強い

事例② ハードルが高かった同業界異職種転職。営業から実績を積み、念願の職種へ!

デジタルコンテンツの世界で企画営業職として成績をあげていたBさん。業務を通し、デジタルマーケティングの重要性と奥深さを認識する中、この分野を極めたいと考えてデジタルマーケティングに特化したプランナー職を目指します。ただ同じ業界内でも必要となる知識やスキルが異なり、専門性も高いため、職種未経験からの転職は狭き門でした。

そこでデジタルマーケティング部署のある企業の営業職として、まずは異業種転職を果たします。即戦力として営業活動をする中で、広告と消費者行動のつながり、データ分析手法など、マーケティングにつながる知識を吸収。数年実績を積み、最近になり異動届けも受理されて、現在は希望したデジタルマーケティング部のコンサルチームで活躍しています。

Bさんは、営業職という前職の武器を最大限に生かし、異業種転職から異職種への移動をなしとげました。職種未経験はややハードルがあがりますが、このようにステップを踏むことで、専門知識を身につけるのもひとつの手。時間はかかりますが、着実に希望職種に就く夢を叶えることが可能です。

ポイント

  • より専門性の高い職種へ転職を希望している場合、業界内の別職種で働きながら、知識を深めチャレンジするという方法がある。
  • 営業職は異業種転職としては狙い目
  • 年々成長するIT業界、不動産業界、競争が熾烈化する保険業界や人材サービス業界は人材開拓に積極的であることも多い。

完全な未経験から憧れの職種にチャレンジ!

「ゼロスタートの未経験」は、地道にコツコツを積み重ねることが大切です。

事例③ 一般事務職⇒完全な未経験者から勉強してグラフィックデザイナーへ

30歳まで一般事務として仕事をしていたCさん。英語も堪能で、会社でも重宝される存在でしたが、30代という転機を迎え、今後のライフステージの変化を見据え、自分だけしかできないクリエイティブな仕事に携わりたいと考えるようになりました。

転職活動当初、アシスタントではどこか転職できるだろうと思っていたCさんですが、実際「未経験歓迎」募集へ応募しても、書類選考さえ1社も通らない現実を目の当たりにします。

そこで、しばらくは働きながら独学で勉強をすることを決意。知り合いのグラフィックデザイナーからもアドバイスを受けながら、IllustratorやPhotoshop操作はもちろん、色彩などのデザイン、様々な制作物のルール…など、最低限のことはおススメ本を少しずつ理解しながら進め、分からないところはYouTubeで必死に検索したり、休日にスポットでスクールに通ったりと地道に勉強を進めました。オリジナルのセンスを磨くにあたっては海外動画内でお気に入りのデザイナーさんを見つけ、自分の目指したい方向性を模索し続けたそう。ブランディング提案などの企画力は、クラウドソーシングに積極的に参加することで少しずつ鍛えつつ、ポートフォリオも作成していきました。

自分なりにデザインを学ぶ中で「語学や海外関連の本のデザインに携わりたい」という方向性も明確になり、転職活動を再開。努力が実を結び、現在はバイリンガル教育に力をいれている出版社で、得意な語学も生かしつつ、教材のデザイン担当者として活躍しています。

独学でここまでのスキルを身につけられたCさんですが、転職してすぐ「未経験採用内だったけど、専門学校に行っただけで全く努力をしていない人より、独学でここまで学んだ人の方が間違いなく実力があるよね。ポートフォリオからして違ったよ。即戦力でお願いね」と上司に言われたことが何より嬉しかったそうです。

ポイント

  • 未経験歓迎としていても、専門職は特に業界未経験を指しており、完全未経験での転職はかなり厳しい
  • やり方次第では、独学でスキルを身につけることが可能な職種もある
  • 専門学校でも、独学でも、時間もお金も一定の投資が必要になる分、どうしてもこの仕事でないといけない!という強い意志を持ち、本気で取り組む必要がある
  • 専門職、かつ独学であれば、時に的確なアドバイザー(経験値を確かめられる手段・事例ではクラウドソーシングなども活用)を得る方法も視野に

未経験からの転職チャレンジは自分次第!

今回紹介した3つの成功事例に共通しているのは、どんな「未経験」からのチャレンジでも、自分のやりたいことに向かって他人任せにはせず、どうやれば叶うのか? を真剣に、そして具体的に考えて具体的な実際の行動にうつして一歩ずつ近づいていること。

自分のキャリアを考え、今の仕事を変える意味、優先したいコト・モノ、将来の展望をしっかり描けていれば、未経験からのチャレンジも十分に実現する可能性があります。もちろん、今までとは違う仕事に挑戦する場合、時間・お金・労力はそれなりに必要かもしれませんが、人生100年時代、やってみたいなと思える仕事ができるのであれば、チャレンジしてみる価値はありますよね。

ただし、育成コストを考えると、企業側としても未経験者は20〜30代のうちに雇用したいというのも本音。自分自身のライフステージの変化も含めて転職に向き合うとなると、早めの決断がおすすめです。

実績ゼロから未経験・異業種へ転職。
最新情報をチェックしよう!
Advertisement
>TeamHackで、タスク管理を驚くほどラクに。

TeamHackで、タスク管理を驚くほどラクに。

TeamHackは、タスク管理とチャットが同時にできる「業務コミュニケーションのしやすさ」に特化したオンラインワークスペースです。コミュニケーションツールとタスク管理ツールを行ったり来たりして、二重に管理の手間がかかる問題をスッキリ解決します。

CTR IMG