海外で働いてみたい?駐在員・現地採用・フリーランスになる方法を解説

自分が好きな映画・小説の舞台になった国や海外旅行で訪れた国に憧れて一度は海外で働いてみたいと感じる人も多いのではないでしょうか。

でも、しょせん自分には無理無理とあっさりあきらめてしまいがちです。

しかし日本人が海外で働くことは、さほど難しいことでも特別なことでもありません。

そこで、 

  • どんな働き方があるの?
  • どうやったら実現できるの?
  • 海外で働く際のメリットとデメリット

具体的に海外における働き方と、海外で働くための方法を伝授します!

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日本人が海外で働く6つの方法

日本人が海外で働く方法は大きく分けて6つあります。

  • 駐在員
  • 現地採用
  • フリーランス
  • 起業
  • ワーキングホリデー
  • 青年海外協力隊 など

海外で働くといっても、アルバイトのようにすぐはじめられる仕事から専門職まで様々です。手軽にはじめられる仕事なら、すぐに海外で働くことを実現できますが、一般的にギャランティや待遇はすぐに頭打ちになります。一方で専門職やその道のプロなら、国内外問わずに様々な働き方を選べ、ギャランティや待遇面でも有利に長く続けられるでしょう。

人生で一度くらい海外で働いてみたいだけなのか、自分の専門分野を通して海外で仕事をしてみたいのかをよく考えて、自分に合った働き方を選ぶ必要があります。

駐在員として海外に赴任するには?

駐在員とは海外に一定期間滞在して業務にあたる人のことです。一般的には、日本の会社から海外の支社・支店などに派遣されて業務にあたります。日本企業の正社員で働いている人が、海外に転勤して駐在員になるケースがほとんどです。

駐在員になるための方法

駐在員になるためには大きく分けて2つの方法があります。

  • 海外に支社・支店のある日本企業に就職して、駐在員になるチャンスをつかむ
  • 駐在員待遇で募集している求人に、直接応募する

駐在員になるためには、海外に積極的に進出している企業に就職するのが近道です。就職して日本で経験を積んで、海外赴任に立候補するか異動を命じられれば駐在員になれます。銀行・商社・メーカー・旅行代理店・飲食店・小売・不動産など様々な業界で海外進出が進んでいます。自分が働きたい業界の中から海外進出を積極的にしている会社に就職すれば、駐在員になれる可能性の切符は手に入れたことになります。

ちなみに日本国内にある外資系企業は、海外本社をもつ企業の日本支社です。外資系企業では外国人と働くことや海外出張などの機会は豊富でも、駐在員になり日本国外で働ける機会が多いとは限りません。。日本人社員を海外に派遣するかどうかは、その会社のルールによるので、入社前に事前に駐在員になれるかどうかを確認することが大切です。

駐在員のメリット・デメリット

駐在員のメリットは

  • 待遇が恵まれていること
  • キャリア形成においてポジティブな評価を受けやすい

日本の正社員の待遇のままで、会社によっては海外勤務手当、住宅手当、家族手当などの各種手当がつくこともあります。運転手や家政婦付きで、日本より手厚い待遇を受けられることも珍しくありません。

また駐在員として働いた経験はキャリアとして評価されやすいため、帰国後も社内で出世できたり、転職の際にも、駐在員として海外で業務にあたった経験はポジティブに評価されます。

駐在員のデメリットは

  • 働く国を選べない
  • 帰任時期を選べない

駐在員は一般的に所属している会社からの転勤命令で、赴任する国が決まります。つまり会社の都合で海外に駐在するため、赴任する国を自由に選べません。また帰国する時期も会社の都合で決まります。帰国する時期を選べないため、子供の教育などの都合で、単身赴任を余儀なくされてしまうケースもあるようです。

現地採用として海外の企業に就職するには?

海外の現地法人の社員として働いている人を現地採用と呼びます。日本の海外支社や現地企業の社員として働くケースがあります。

現地採用になるための方法 

現地採用になるための方法は大きく分けて2つあります。

  • 日本・海外の就職サイトに登録して、現地採用の求人に応募する
  • 海外現地でコネをつくって就職する

求人サイト探せば様々な現地採用の募集が見つけられます。また海外で観光ビザや語学留学などで滞在しながら、コネをつくり現地企業に就職できるケースもあります。普段から仕事を探していることをアピールしておくと、声がかかるかもしれません。

現地採用のメリット・デメリット

現地採用のメリットは

  • 働く国と場所を選びやすい
  • 自分のお気に入りの国に長く住める

現地採用は駐在員と異なり、自分で働く国を選んで求人に応募することができます。そして、ローカルスタッフとして採用されれば、国外に会社都合で転勤することも基本的にはありません。お気に入りの国で長く暮らせるのは現地採用のメリットです。

現地採用のデメリットは

  • 待遇が現地の物価や給与が基準になる
  • 日本に帰国しづらくなる

現地採用は、基本的に現地の物価や人件費をもとに待遇が決まります。例えばアジアの新興国で現地採用になると、現地の給与水準が適用されるのが一般的です。そのため日本の正社員の待遇で各種の手当がつく駐在員よりも、現地採用は給与・手当などが恵まれていないケースがほとんどです。

また現地採用はあくまで現地のローカルスタッフとして採用されるため、日本に帰国したくても、会社の異動で都合よく日本に帰れることはまずありません。そのため帰国する際は、会社を辞めて、改めて日本で転職活動などをしなければいけません。 

フリーランスとして海外で働くには?

フリーランスとしてリモートワークで働く人も増えてきました。リモートワークならば日本だけでなく海外に滞在しながら働くこともできます。

フリーランスとして海外で働く方法

フリーランスでも特に場所を選ばない職種を選べば、海外に滞在しながら働けます。例えばWEBデザイナーやエンジニア、ライター、マーケターなどリモートワークをしやすい職種を選べば、十分可能です。

https://www.lancers.co.jp/ (ランサーズ)

https://crowdworks.jp/ (クラウドワークス)

などでリモートワークできる案件を探すこともできます。

フリーランスとして海外で働くメリット・デメリット

フリーランスとして海外で働くメリットは

  • 自分の気分で滞在する国を自由に選べる
  • 自分のペースで働ける

旅行の延長で滞在先を自由に選びながら働けるのが、フリーランスの良いところです。旅をしながら働いている人や、お気に入りの国で長期滞在しながらリモートワークでお金を稼いでいる人も増えてきました。

フリーランスとして海外で働くデメリットは

  • 収入が安定しない(営業がしづらい)
  • 現地に長期滞在できるビザが取りづらい
  • 現地の人と仕事を通して交流する機会がもてない

フリーランスは固定給ではないため収入が安定しません。営業したくても、帰国しないとできない場合も多いでしょう。また日本の住民票を抜いた状態で収入が途絶えてしまうと、日本で働いていれば受けられる最低限の社会保障も受けられません。例えば現地の病院で保険がきかず医療費が割高になるなどの問題もあります。

また旅行・長期滞在の延長戦上でリモートワークをするとなると、現地の就労ビザや長期滞在ビザも取りづらくなります。最近では、滞在可能期間内に出入国を繰り返し滞在期間を伸ばす、ビザランを規制をする国も増えています。

海外で起業するには?

海外で起業している日本人もたくさんいます。例えば飲食店、美容室、ゲストハウス、不動産仲介、リサイクルショップなど、日本でもよく見かける自営業を、そのまま海外で開いている人も珍しくありません。

海外で起業する方法

いきなり海外で未経験の職種で起業をするのは簡単なことではありません。そのため自営業をしている人が、日本で実績を出したうえで海外進出することが現実的です。

海外で起業する際は国によって日本人がそもそも参入できない業種やビザの問題があります。それぞれの国で海外進出をサポートしている代理店などがあるため、相談してみると具体的な段取りが分かります。

物価の安い国では起業に必要なコストや人件費などのハードルが低かったり、競合が少ない場合もあるため、日本よりビジネスチャンスが大きいことがあります。海外の商工会議所などで情報収集してみると、現地で起業するヒントが見つかるかもしれません。

海外起業のメリット・デメリット

海外起業のメリットは

  • 日本にはないビジネスチャンスがある
  • 転勤などがないため起業がうまくいけば好きな国でずっと暮らせる

海外には日本では当たり前のサービスや商品が十分に行き届いていない場所がたくさんあります。例えば在留邦人が多いのに日本食があまり食べられない国や街なら、一定の需要も見込めるでしょう。

海外企業のデメリットは

  • 現地の人をマネジメントするのが難しい
  • 海外ならではの規制がある

海外で起業をする場合、現地の雇用に貢献しなければならない国もたくさんあります。そのため現地のスタッフを雇いマネジメントする場合、言葉も文化も違う現地スタッフをまとめるのは簡単ではありません。

また海外ならではの規制もあり、外国人が参入できないビジネスや、現地のパートナーとの合同会社じゃないとダメなど、さまざまなケースがあります。手続きも複雑だったりします。そのため現地で起業をする際には事前の下調べを十分にしなければいけません。

ワーキングホリデーに参加して海外で働くには?

ワーキングホリデーは2国間の協定に基づいて青年(主に18歳〜30歳)が異なった文化で休暇を楽しみながら、その滞在期間を補うために一定の就労が認める制度のことです。収入を得ながら海外生活を楽しめます。語学学校に通ったり、働きながら語学や文化を学ぶことができます。現在24の国(2019年10月現在)と協定を結んでいます。

ワーキングホリデーに参加する方法

駐日外国公館等にワーキングホリデー査証などの申請を行い、ビザを発行してもらいます。また個人で難しい場合は、ワーキングホリデーの代理店やセミナーなどもあるため情報収集してみると良いでしょう。

https://www.mofa.go.jp/mofaj/link/embassy/index.html (駐日外国公館等)

ワーキングホリデーのメリット・デメリット

ワーキングホリデーのメリット

  • 海外で期間限定のアルバイト感覚で働ける
  • 海外で本格的に働く前にワーキングホリデーでお試し生活ができる
  • 協定国なので受け入れ体制ができている

ワーキングホリデーのメリットはなんといっても、言葉や文化を勉強しながら、働くこともできることでしょう。本格的に海外で働く前にワーキングホリデーでお試しで生活してみると、海外で働くことに向いているかどうかも分かります。またワーキングホリデービザは就労・就学・観光もできるため自由度が高いことも魅力です。

ワーキングホリデーのデメリット

  • 国によっては現地の生活でお金がかかる

ワーキングホリデーはお試しで海外生活や就労ができて良い経験ができます。しかし国によっては、物価が日本より高いこともあります。生活費や語学学校の費用を、現地のアルバイトだけで賄うのは難しい場合もあり、渡航前に貯金も十分にしておく必要があります。

青年海外協力隊に参加して海外で働くには?

青年海外協力隊は、日本の外務省管轄の独立行政法人国際協力機構(JICA)が実施する、海外ボランティア派遣制度です。期限は基本的に2年間です。

募集分野も幅広く農林水産、人的資源、保険・医療など様々な分野にわたります。ボランティア活動ですが、現地で生活するための手当てが支給されます。自分の専門領域を通して海外の国に貢献したい人におすすめです。

青年海外協力隊に参加する方法

JICAのWebサイトから青年海外協力隊に応募できます。ただし語学や技術、健康、人物などについての書類審査や面接などを通過する必要があります。自分が興味がある、または専門としている分野で応募があるかどうかをまずは調べてみましょう。

https://www.jica.go.jp/volunteer/application/short-seinen/require/

最近では、シニア層向けの協力隊の応募もされるようになったため、年齢関係なく活躍できる機会が増えています。

https://www.jica.go.jp/volunteer/application/short-senior/require/

青年海外協力隊に参加するメリット・デメリット

青年海外協力隊に参加するメリット

  • 技術研修・語学研修を受けることができる
  • 活動を通して同じ目的をもった仲間に出会える
  • 任期終了後もキャリアサポートがある

青年海外協力隊の選考に合格すると技術研修や語学研修を受けることができます。また青年海外協力隊の活動を通して講師や同期など、同じ志や似た目的をもった人と出会えるかもしれません。また進路開拓支援という協力隊後のキャリアサポートもあります。例えば教師や自治体の採用試験の中には協力隊経験が優遇されることもあります。

青年海外協力隊に参加するデメリット

  • 2年間の任期しかなく満足できる支援活動が達成できないまま帰国するケースもある

青年海外協力隊の任期は原則2年です。そのため志半ばにして帰国しなければならず、不完全燃焼に終わってしまうこともあります。しかし青年海外協力隊での活動をきっかけに、本格的な国際支援に携われるキャリアが拓けることもあるため、協力隊として活動した経験は無駄にはならないのではないでしょうか。

まとめ

ライフステージや目的に合わせて、海外で働く方法は大きく分けて6つあります。

駐在員現地採用フリーランス起業ワーキングホリデー青年海外協力隊などです。

駐在員や現地採用なら就職サイトで求人を探せば海外就職の案件もたくさん見つかります。フリーランスや起業は日本と同様に仕事を自分で見つけたりつくったりする力が必要になります。ワーキングホリデーなら駐日外交館や代理店を通して手続きを進められますし青年海外協力隊なら公式ページから選考に応募できます。

それぞれ海外現地での待遇やいられる期間などメリット・デメリットがあります。海外就職に挑戦してみたくなったら自分にあった方法で実現してみましょう。

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