今年こそ自分だけの働き方を手に入れるチャンス 〜働き方から考える目標設定〜

日本では人手不足と言われて久しく、ここ数年だんだんと転職市場は活況になってきています。テレビのCMでもWebサイトでも人材サービスの広告をよく見かけるようになりました。実際に厚生労働省が発表している有効求人倍率※は、2018年10月分で1.62倍(東京都は2.13倍!)でこの1年程度ずっと高い水準をキープ。いわゆる売り手市場といわれる状態が続いています。
※有効求人倍率とは、求職者(仕事を探している人)1人あたり何件の求人があるかを示すもの。

このような売り手市場の状況は、2020年の東京オリンピックを照準に高まっているといわれています。つまり残すところ、あと1年ちょっと。働き手に有利に仕事が選べる今こそ、新しいキャリアに踏み出すチャンスです。今回は、今だからこそ挑戦したい転職や、目標設定についてご紹介したいと思います。

やりたくないことから考える次のキャリア

転職やキャリアについて見直そうとするときに、人材サービスのアドバイザーに相談すると「何がしたいのか」と聞かれることが多いと思います。人材サービスのアドバイザーではなくとも、親や上司、先輩などからもよく問われるのが、「やりたいことは何か」ということ。でも、何かやりたいこと、実現したい働き方が明確になっている人はほとんどいません。多くの人は、今の仕事は長く続けたくない、この働き方では長く続けられないなどという感情は抱いていても、「これがやりたい!」と目標が明確になっていないものです。私自身、特に20代の頃は何がしたいのかなどまったく分かってなく、目の前にある嫌なことから逃れたいという気持ちしかありませんでした。

結論から言うと、この「やりたくないこと」が明確であれば良いと思います。「営業が嫌い」「残業したくない」それでいいんです。まずは、何が嫌なのかを徹底的に洗い出しましょう。人はポジティブなことよりも、ネガティブなことのほうが簡単に思い浮かぶもの。嫌なことをどんどん挙げていき、次の仕事の条件から排除します。どんなにNGポイントを排除していっても、最終的には残るエッセンスが必ずあるはず。そのエッセンスを最終的には次のキャリアにつなげていけば良いと思います。

働き方の二大改善ポイント「残業」と「通勤時間」

以前、働く女性のイベントに参加した時のアンケートで、働き方で改善したいことは? という問いに、他の回答項目よりはるかに多い割合を占めていたのが「残業」と「通勤時間」の二つでした。この二つ、女性だけでなく、男性も似たようなことを考えているのではないでしょうか。というのも、最近は転職先を選ぶのに自宅の近く(通勤時間を短く)と考える人が多いと聞きます。ダラダラと職場で長く働いたり、長く電車に揺られて通ったりすることに不満を感じている人が多いということです。私生活の時間を大事にしたいということですね。

そのような職場環境を改善させるのも、今がチャンス。残業は働き方改革ですでに改善を進めている会社も多いと思いますが、通勤時間も変えることはできます。当然、転職で自宅近くの職場に変えるというのもありますが、テレワークに挑戦するのも一つの方法です。会社に制度がなくても、今後ますますテレワークを推進する企業は増えていくはず。そんな過渡期ですから、テレワーク導入を現在勤めている会社に掛け合ってみるもの有効かもしれません。
テレワーク(特に在宅勤務)の一番のメリットは、通勤時間がなくなること。短縮ではなく、なくせるということがポイントです。どんなに職場が近くても、通勤時間をゼロにすることは困難ですが、テレワークであれば起きた瞬間から仕事が始められます。テレワーク自体に生産性を高める効果はそこまでないかもしれませんが、通勤時間をゼロにするだけで人生における生産性は大幅にアップです。

勤め先でのテレワーク導入が難しそうであれば、テレワークを取り入れている会社に転職を考えても良いかもしれません。特に女性の場合、出産後に育児しながら働くことを考えると、テレワークができるかできないかで、仕事と育児の両立の難易度はだいぶ変わってきます。今後は、男性も育児休暇を取る時代になっていくでしょうから、女性に限ったことではないかもしれませんが、柔軟な働き方ができる新しい職場を検討するのも、今この機会にしておきたいものです。

5年後になっていたい姿から今年の目標設定へ

年始から4月の期初に向けて、よく聞く目標設定。1年の目標なんて聞かれても何をしていいかなんてすぐに思いつきません。なので、私がよくやるのは、ちょっと先の5年後くらいの〝生活〟をぼやっと想像すること。「結婚して子供を出産していたい」「地元にUターンしていたい」「専業主婦になっていたい」このような生活を思い浮かべてみると、意外にイメージしやすいです。そんな生活の中でどんな働き方をしているか。そこが見えてくると、その働き方を今の会社でできるか、それとも他の会社に転職するなどのキャリアチェンジをしないと無理なのかが何となく想像できてきます。近い将来の生活→働き方→今の自分の順番で想像していきます。

男性でも、最近は地方へ移住することなどを考えている人が増えてきていますが、そういった生活の大きな変化は仕事にも当然とてつもなく影響します。つまり、このような生活を実現するためには、生活だけでなく仕事などあらゆる準備が必要になってきます。そんなちょっと先のイメージを今年中にやるべきことまで逆算すると、今年1年の目標もだいぶ具体的になってくるでしょう。そして、この1年はそんな変化をポジティブに挑戦できるチャンスの年。ぜひ積極的にチャレンジしてしてみてください。

目標設定はシンプルに。簡単な3つの選択肢

ここまで、転職や目標設定についていろいろ書いてきましたが、目標はシンプルに表現すると、3つに絞れるような気がしています。

  • 稼ぐ年にするか、
  • 学ぶ(挑戦する)年にするか、
  • 楽しむ年にするか

の3つです。

もちろん全部でもOKですが、目標をあまり高く持ちすぎると、疲弊してしまうのでどれか1つに絞って成功体験を積んでいくほうが良いでしょう。この3つの要素は、もともと仕事を選ぶ際にキーとなる要素とも言えます。実際に、お金を重視する人は金融業界の人や営業職に多いなど、業界や職種での傾向も顕著にみられるもの。つまり、どのポイントを重視するか、特に今年力を入れたい項目はどれかと絞ることで、かなり具体的なキャリアの目標が立てられます。例えば、「とにかく稼ぎたい=年収を100万円上げたい」「とにかく好きなことがしたい=大好きファッション関係の仕事がしたい」などなど。このように目標を具体化することで、転職して実現するか、副業で実現するか、はたまた起業して実現するかなどのアクションプランに繋げられます。

今年こそ自分だけの働き方を手に入れるチャンスのまとめ

繰り返しになりますが、働く側にとって有利に仕事が選べる最後の年になるかもしれない今年こそ、お金を稼ぐもよし、未経験のことを学ぶでもよし。働く側にとってはチャンスの年なので、とにかくいろいろなことに挑戦していただきたいです。

もちろん、仕事そのものではなく、前述の通り将来の生活や働き方を見越して、今年のうちにキャリアチェンジを実現するのでも良いでしょう。数年後に移住したいなどの理由から、フリーランスへの転身、起業といった大きなキャリアチェンジすらも後押ししてくれる環境ともいえます。いきなりフリーランスはハードルが高ければ、今年はまず副業でテレワークに挑戦してみるでも良いかもしれません。フリーランスや起業にも機動に乗るまで1年程度はかかりますので、早めに準備を進めるに越したことありません。さまざまな働き方が推進される今だからこそ、今しかできない働き方に積極的に挑戦してみましょう!

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