1人では限界!今後はフリーランスもチームを作り働くようになる

フリーランスと聞いて、どのような働き方を想像されますか?仕事を取るための営業から、報酬を回収する請求書作成の作成といった、入り口から出口まで1人で行うイメージを持っているかたも多いのではないでしょうか?はい、確かにそうです。私自身も業務を1人でやっている時期がありました。

しかし、今後はフリーランスも1人の活動から、フリーランス同士のつながりでチームを作り仕事に取り組んで行くのが当たり前になると感じています。そして現在私自身もフリーランスのつながりを作ったことで、さまざまな限界を取り払うことができました。

今回は私の体験をもとに、フリーランスチームの可能性をお話しします。

自由な働き方を求めてフリーランスになったのに

私は現在フリーランスのコンテンツディレクターとして、オウンドメディアで集客をしている企業さんにコンテンツの提供からサイト分析まで幅広く仕事をしています。

フリーランスとして活動をはじめたのは、2018年の2月からです。ちょうどこちらの業界でも(フリーランスエンジニアが先駆け)フリーランス向けの案件紹介サイトやエージェントが出始め、独立する人が出だした頃になります。

私は仕事をしながら自分でメディアを運営していたため、知識と実践による経験やスキルがあったため、独立してもさまざまなポジションで仕事ができるのではと思い、独立をしました。

予想通り、退職後すぐにエージェント経由で3社からの仕事の紹介があり、業務委託として企業と契約をし、フリーランスとして幸先の良いスタートを切ることができました。

しかし業務委託で決められた範囲の仕事をするとはいっても、同時に3社で仕事をするのは初めての経験でした。それぞれの仕事のやり方や目標をキャッチアップし、すぐに対応できないといけません。業務委託ですのでいつ契約を切られてもおかしくありません。

その恐怖から、独立前より就業時間は長くなりました。そして3ヶ月が経った段階で、「この働き方は違うぞ」ということに気づきました。

自分1人では業務範囲も対応時間も限界があると知る

私自身はコンテンツマーケティングの実務で対応できる範囲が広かったため、とにかく仕事をたくさんとれるように、対応できる部分は引き受けるという方針を取っていました。しかしこれは自分の力を分散するのと、本来自分がやらないでもいい業務までひっぱってきてしまいました。

また複数の場所で仕事をすると、どうしても一つの企業さんに対して取れる時間に限りがあります。1人で3社も抱えれば、1週間まるっと仕事に取られてしまうのです。

そして時間の制約が出ると収入にもアッパーがきます。僕の場合ですと、週5日月収40〜50万円が上限です。この額は同年代に比べれば多い方かもしれませんが、社会的信用はなく年金や保険金は全額自己負担になる働き方をしていると、非常に心もとない額になります。うまく転職できれば、獲得できる報酬でもあるのです。

そうなるとフリーランスとして独立・活動するメリットは少なくなってしまいます。

これを解消するために、私は『フリーランスの働き方』を止めることにしました。

さまざまなスキルや経験を持ったフリーランスとつながることで、やりたい仕事ができる

これからのフリーランスは自分1人ではなく、さまざまなスキルや経験を持った人とチームを作ることが重要になってきます。その理由は大きく3つです。

不得意な部分をカバーしてもらい、チームとして仕事の質を高める

クライアントが一番重要視しているのは、仕事の質です。担当者が誰かは正直二の次です。

もし横断的に業務を依頼されたとき、どうしても自分が不得意な部分が出てきます。そういった部分は得意な人に任せ、自分が得意な部分にコミットすることが重要です。

それにより、全体としての仕事の完成度が上がり、報酬アップや継続につながり、フリーランスとしての活動が続くきっかけとなります。

多様なスキルを掛け合わせることで、やりたい仕事ができる

最近の私の事例ですと

  • 自分の仕事:コンテンツ設計、ディレクション、サイト分析&改善
  • フリーランスA:専門領域のライティング
  • フリーランスB:イラスト制作

ただコンテンツを制作するだけだと、他の方との差別化もできず競合になる可能性があります。しかし、全員が違うスキルを持っているチームを形成すると、組み合わせ次第でさまざまな提案ができるようになります。

すでにこの形態は徐々に生まれつつあります。例えば、タイのバンコクを中心にフリーランスのチームを作っている「iSara」やフリーランス精鋭集団をうたう「StockSun」などがあります。

それも自分がいろいろな人と知り合う必要がありますが、それをするだけでできる仕事の幅が広がります。自分1人では対応できないけどやってみたい仕事もできるようになります。

人の時間をもらって収入を上げる

自分の時間だけではできるしごとの量が決まってしまい、そこで収入が止まってしまいます。自分の収入を上げるためには、人の時間をもらう必要があります。

経営者を想像してもらえればわかりやすいでしょう。彼らは人を雇って売上を出して、そこから自分の収入を生み出しています。これは従業員の数だけ時間を作っているのです。

これをフリーランスもやる必要があります。自分1人で仕事をするのでは限界が来ており、フリーランスでチームを形成することの重要性が高まっています。

一つ頭抜けたフリーランスに大事なことは、経営者・マネジメント視点

いまフリーランス市場で多い層が20台中盤から30代前半の比較的若い人たちです。この層は企業での就労経験はあるものの、マネジメント層やチームリーダーとして活躍した経験を持っていない人が多いです。

それを企業側も知っているため、作業要因としてフリーランスを受け入れます。実績や経験を積むことは重要な一方、なんども申しているようにこの働き方はすぐに時間・収入の上限がきます。そこを脱出するために必要なことは、自分自身が経営者・マネジメント視点を養い、スキルをもった多様なフリーランスをまとめることが、他の人との差別化につながります。

その経験自体はそこまで難しいものではありません。まずは1つの仕事を2人で分担するなどして、人に仕事を依頼し管理することをやってみるのが大事です。

この経験はフリーランスを辞め企業に再就職したときにも重要な経験ですし、そのときのつながりをもとに新たな企業で活躍できる基盤になる可能性があります。ぜひ、「個人で仕事ができるフリーランス」から「チームをつくり仕事ができるフリーランス」になれるようにしましょう。

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