2027年にはフリーランスが飽和する? 

政府は、2015年10月に発足した第3次安倍晋三改造内閣の看板である、「一億層活躍社会」の実現のための「働き方改革」に着手をしました。チームハッカーズでも紹介していますが「裁量労働制」や「リモートワーク」などの新たな働き方が働き方改革の一環として現れ、中でも「フリーランス」はワークライフバランスを実現できる働き方として注目を浴びています。
今回は増加し続けている「フリーランス」に焦点を絞ってみていこうと思います。

フリーランスとは何か

フリーランスは、企業や組織などには属さずに、自ら持っているスキルを提供・活用をすることで、個人間の契約で仕事を得ることが出来ます。また派遣社員と同様に昇進や賞与、社会保険などの福利厚生はなく、もちろん雇用の期間というものは存在しません。すべて自分で管理をしなくてはいけません。
このようにフリーランスは、企業や組織に属さない、自由に働ける働き方だと言えます。

ちなみにフリーランスの語源は、中世ヨーロッパ時代で、だれとも契約をせずに拘束されていないという意味の“free”と槍騎兵という意味の“lance”が合わさってできた言葉です。

メリット

メリットとしては以下の点が挙げられます。

  • 自分の時間を自由に使うことが出来る
  • 働く場所も自分で選ぶことが出来る
  • 収入は自分次第で増やすことが出来る
  • 副業をすることが出来る
  • 定年退職をする必要がない

企業や組織に縛られないので、正社員のように満員電車に揺られながら朝早く出社して、夜遅くに帰るという生活ではなく、自分の時間を自由に使えるようになることが一番のメリットと言えると思います。もちろん、業種にもよりますが、家やカフェなど場所を選ばずに仕事をすることができます。収入に関しても自分のがんばり次第なので、仕事を減らしたり増やしたりして管理することができます。また企業に属していないので、アルバイトなどの副業も制限されずに自由にできる上、フリーランスなので定年に縛られることなく、定年後も働き続けることが出来ます。結果的にフリーランスになると自由を手にすることが出来ます。

デメリット

一方、デメリットとしては以下の点が挙げられます。

  • 収入が不安定になりやすい
  • 自分自身で全ての管理をしなくてはいけない
  • 社会保障が少なくなる
  • 確定申告が面倒になる

先ほどのメリットの点で、収入は自分次第と紹介をしましたが、裏を返せば、案件がうまく取れなかった場合は稼ぐことができません。会社や企業に属している場合は、特に成果を残さなくてもある程度の決まったお金を手に入れることが出来ますが、フリーランスの場合はすべてが自己責任なので、稼げる稼げないは自分次第です。また、自己管理が大事になります。仕事とプライベートの境界線を引かなければ、だらだらと仕事をしてしまいます。モチベーション管理や体調管理も自分でしっかりと行ないましょう。加えて、会社に属していたころに受けていた福利厚生もなくなり、健康保険料も全額自分で払い、労災保険や介護保険というものもなくなります。そして、確定申告もすべて自分で処理しなくてはいけません。毎年2月16日~3月15日の間に確定申告を行なわないと、追加の税金が発生するので必ず期限は守って申告をしましょう。雑務が多くなることが大きなデメリットですね。

代表的なフリーランス例

  • ライター

キャッチコピーやフレーズを生み出すコピーライターやWeb用の記事を書くウェブライターなどがライターに含まれます。フリーランスの中でもかなり多く、給料も1記事当たり100円~1万円と値段設定にはかなり差があります。暇な時間で書くことが出来るので、慣れるまでは働きながら練習することも可能です。

  • デザイナー

ホームページをデザインするWebデザイナーやポスター、広告のデザインを考えるグラフィックデザイナーが有名です。顧客の希望に沿って作り上げなくてはならないので、かなりクリエイティブな仕事と言えます。

  • エンジニア

いわゆるプログラマーやエンジニアと呼ばれるものが含まれます。ライターやデザイナーよりも専門性を増すので、年収はとても高くなります。さらにIT技術の発展により、ますますエンジニアは必要になってくるので、今一番Hotな職業だと言えます。

海外の推移について

実際に海外でフリーランスがどれくらい推移したのかを確認していきます。

フリーランス大国アメリカ

https://www.upwork.com/i/freelancing-in-america/2017/
上記のサイトを参考にしてみると、2017年のアメリカのフリーランス・フリーランスの合計の人口は1億6000万人に対して、フリーランスの数は5730万人。およそ36%もの人がフリーランスとして働いていることになります。また、年々とフリーランスの数は増えていて、。2014年~2016年にかけて、5300,5400,5500万人と増えていき、2017年は5730万人。2027年にはフリーランスの人口がフリーランスではない人を超えてしまうのではないかと予想されています。また2016年の調査では、63%の人がフリーランスとして働いてみたいと答えています。
ではなぜアメリカではフリーランスが多いのしょうか。日本では、職能資格制度がとられていて、資格などの能力で判断する制度です。一方アメリカは、成果主義的な性格が強く、職務等級制度と言われる、仕事の成果によって判断されることが多いので仕事が専門的になります。また、副業にも違いがあります。日本では副業は企業から禁止されていることが多いですが、海外では基本的に副業を禁止する企業はありません。そのような背景から、アメリカでは専門的に活躍のできるフリーランスの数が増えています。

日本のフリーランス事情は?

日本のフリーランスも徐々に増えてきました。(https://www.lancers.co.jp/news/pr/14679/)このサイトを参考にすると、2015年~2018年の間に、913万人から1119万人と約22%の増加となりました。それに伴い、フリーランスの経済規模も20兆円と大台に乗りました。アメリカは154兆円なのでそれに比べればまだまだと言えますが、増加傾向にあることがわかりました。加えて企業も副業を認めるなど、「働き方改革」が少しずつ浸透していってる傾向にもあります。また、フリーランスの形も多様化していて、副業として仕事を行う人やフリーランスだけで食べていく人など多種多様です。生活にあわせて働き方を変えることが出来るのも大変便利です。

飽和していくフリーランスに必要なもの

アメリカでは2027年にはフリーランスの数が50%以上になると書きましたが、日本も同様にだんだんと飽和していきます。飽和する前やしてしまった際に、他の人との差別化や効率化を図るためには2つのポイントが大事になっていきます。

1つ目は信頼です。そもそもフリーランスには信頼がないと仕事が成り立ちません。あなたは、信頼できる人とできない人ではどちらに仕事を任せたいですか?もちろん、信頼できる人ですよね。では、フリーランスとして働くためには、どのように信頼や実績を作っていけばいいのでしょうか。信頼や実績を作るためには「クラウドソーシング」を利用してみるといいでしょう。クラウドソーシングとは、オンライン上で不特定多数に仕事を発注していて、仕事の案件は一般的なものから専門的なものまでと幅広く取り扱っているものです。クラウドソーシング例としては下記通りです。
CrowdWorks(クラウドワークス):https://crowdworks.jp/
Lancers(ランサーズ):https://www.lancers.jp/

まずはクラウドソーシングで業績を残して、その後自分のWebページを作ったりなどして自分から情報の発信を行いましょう。またデータ上、友達や知人の紹介から仕事が舞い込んでくるケースが多いようなので、人付き合いや自分がどんなことをしているのか積極的に発信していきましょう。

2つ目は自己管理です。正社員のように会社には守ってもらえず、すべての責任は自分で負わなくてはなりません。仕事を多く受ければ受けるほど、タスクは積み重なっていき、また時間にも追われていきます。手帳などに書いて管理するのも1つの方法ですが、外にいてもすぐに確認できるようにスマホやパソコンに対応したアプリを使った方が圧倒的に効率的だと言えます。また相手方との意思疎通が図れるように、コミュニケーションツールなども入っていた方が良いですね。
「TeamHack」では、 プロジェクト管理やタスク管理はもちろん、時間管理も行なうことが出来ます。1つひとつのタスクに気になったことを書き入れる仕組みなどもあり、自分1人で使っても良し、顧客との共有で使うのも良いサービスと言えます。ぜひ一度こちらから試してみてください。

TeamHackへ https://teamhack.io/

また別の管理ツールを使いたい方はコチラ。
タスク管理:https://teamhackers.io//task-manegement-app-2018
マネジメント管理:https://teamhackers.io//project-management-app-2018
時間管理:https://teamhackers.io//time-tracking-tools

ワークライフバランスとの関連性について

フリーランスはワークライフバランスと深くかかわっています。正社員のように企業に縛られた働き方だと、生活と仕事との均衡がとりづらい可能性がありますが、フリーランスの場合は自分でバランスをとることが出来ます。このような働き方が素早く日本に浸透していたのなら、長時間労働・過労死の被害も少なく済んだのではないかと自分は考えました。

フリーランス まとめ

いかがでしたでしょうか。フリーランスは新しい働き方として、ますます増えていくでしょう。これからの日本の成長のためにも、年功序列のような制度ではなく、成果主義的な性格を持ったフリーランスが増えていけば、自ずと長時間労動などの問題もなくなっていき、自分の時間を自由に使うことが出来る時代に突入していくのではないかと考えます。あなたも新しい働き方としてフリーランスを検討してみてはいかがでしょうか?

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