選択肢は国内だけではない。新卒でいきなり海外就職する20代のキャリア形成

▼目次

  1. 新卒で海外就職はおススメできるのか?
  2. 自分の人生ってそんなに凄い?
  3. 私は就職後にキャリア感が変わった(90年生まれ♀・東京都出身、台北在住4年)
  4. 学生時代は自発的に動くタイプではなかった
  5. 社会人になりすぐに自分のキャリアについて考え始める
  6. すぐに海外に飛び、現地の企業に入社する
  7. 一体、何をもったいぶっているんだ?
  8. 20代は、怖いもの無しだ。

新卒で海外就職はおススメできるのか?

「海外就職」と聞くとどういった印象を持つでしょうか?「変人」「え?現地採用?」「将来考えてるの?」といったマイナスイメージを持ちますか?
それとも、今の20代は、「なんだかカッコいい!」「日本で社畜するより良い」なんて思う人も多いのでしょうか。
「20代での海外就職」、「新卒で海外就職」って実際のところどうなのか?

人生に正解、不正解は無いけれど、新卒から中華圏で4年働いてきた私が見つけた「海外就職から入る、これからの20代のキャリア形成」について共有していきたいと思います。

自分の人生ってそんなに凄い?

世の中で、一体どれほどの人が、東大、京大、早慶レベルの大学を卒業し、スムーズに一流企業に入社できるだろうか。超一流企業に入社したところで、新卒の給与は大手でも額面20万円程度。その後も、何万人の社員の中で、優れたごく一部の人間が、数十年の時を経て昇進していく。

その「ごく一部の人間」予備軍として、エリート大学を卒業し一流企業に入社できたのであれば、野暮な好奇心など持たずに日々真面目な社員として仕事に精を出しても良いだろう。だが、その「ごく一部」にもなれないにも関わらず、変化を恐れる人がこの世の中にはどれだけ多いことか。

特に誇れるような学歴や、勤め先でなくとも「ここにあるすべて」が、「自分の人生のすべて」だと思っている人が多い。一方通行に「敷かれたレール」を、後ろからついて走ることは出来るのに、はみ出して追い越そうという気はまるで無い。

「海外就職」は、新卒一括採用、年功序列のレールとは全く異なる場所にある。でも、そこそこの大学を卒業して、中小企業に入社した人が、その後人と違う道を歩んだところで人生は終わりはしない。
むしろその経験が、あなたを「レールの前を走っていた人たち」と肩に並べる存在にしてくれる可能性は高い。

私は就職後にキャリア感が変わった(90年生まれ♀・東京都出身、台北在住4年)

学生時代は自発的に動くタイプではなかった

私立一貫校だったので、学生時代の同級生は、世田谷区や渋谷区、横浜市に実家のある比較的裕福で、おおらかでのんびりしている子が多かった。期末試験では、300人中常に50〜60番目くらいだったので成績は悪くなかったが特別よくも無かった。30番目以内に入ると、「受験する?」とか聞かれるらしいが、一度も入ったことが無かったし模範生でもなかったので、みんなと同じように都内の私立高校からエスカレーター式で大学へ入学。

社会人になりすぐに自分のキャリアについて考え始める

特別有名な大学では無かったので、当時から得意だった語学(英語と中国語)とコミュニケーション力で何とか6つもの面接を通過した。大学や性別ごとに並ばせられ、粛々と行われる「婚活会場」のような入社式に違和感を覚えつつも1ヶ月間の新人研修を受けた。

私はとにかく「普通」でこれといって趣味や特技がない人間だが、とびきり夢見がちな女の子でもあった。何の実力も伴っていないにも関わらず「あれもこれもしたい」「ああなりたい」という欲求が強い。
大手ベンチャー企業では、「海外投資事業部」「不動産投資事業部」「MICE」「企画営業」など様々な部署があり、研修を終えると、希望の部署を3つ書くことが出来た。誰がどの部署に配属になったかは、セレモニーのような場所で名前を呼ばれ、先輩達が固まっている各部署のブースに歩いていくという形で発表された。

同期の美人が颯爽と歩いて席に着くと、男子校さながらの黄色い声が飛んでいく。同期100人の名前や顔、大学名など何となく知っていたので、花形部署が高学歴メンバーで固められていることに愕然とした。そして、自身が4月から勤務することになった部署の先輩達の覇気のなさに一気にやる気をなくした。

数ヶ月仕事をしてみて、学生時代のバイト以上にやりがいのない仕事にウンザリしていたので、台湾へ引っ越し、台湾企業に入社、今に至る。

すぐに海外に飛び、現地の企業に入社する

入社した当時は、物価の低いアジアでの就職のため、新卒でもらっていたよりも給与が数万円下がったので、周りからは可哀想な目で見られていた。結局、給与は毎年驚くペースで上がっていった。今は日本の同世代とそう変わらないと思う。語学のスキルは4年前に比べてネイティブに近いほど上がった。業界の知識を身につけ、管理職として何人もの経験のある部下を持ち、そのまま日本にいたら到底知り合うことが出来なかったような人と普通に会話をし、QL(クオリティーライフ)も向上した。

そしてブログをはじめたことで、自身の海外就職経験を共有する機会をTeam Hackersで得た。もしあのまま東京で働いていたら、今自分の半径5メートル内にあるものは、全て存在しなかったと思う。

一体、何をもったいぶっているんだ?

人生は本当に何が起こるか分からない。分からないからこそ、今の人生に不満を抱えている人にほど、「海外就職」を勧めたい。おそらく、この記事を見てくれている読者の方は「東大卒業して外務省を辞めたい人」でも、「医大を卒業して医者不足の病院で使命感から辞められないお医者さん」でもないだろう。ノーリスクどころか、自己投資である。という言葉でみなさんの背中を推したいと思う。

20代は、怖いもの無しだ。

「海外で就職する」のは、別に何歳だっていい。とはいえ、勉強や留学も同じで早ければ早い方が良い、と個人的には思う。30代、40代になると家庭を持っている人もいるだろうし、養う責任のある子供がいたりすると、ある程度慎重になるだろう。勿論、全ての30、40代が家庭を持っている訳ではないし、その必要もないが、40代にもなると、自分を育ててくれた両親も高齢になる。様々なことに「挑戦するリスク」が、確実に高くなるのではないかと思う。その点、20代は全くもって怖いもの無しである。「やりたい」と少しでも思ったなら、余計なことは考えずにとりあえずやってみて良いと思う。その後のことは「走りながら」考えよう!

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

同じタグのついた記事

同じカテゴリの記事