あなたができることも見つかる!日本人も知っておきたい、世界の国々が抱える問題

地球全体が抱える課題を解決するための「17の約束」をご存知でしょうか。

何気なく生活していると気づきませんが地球にはさまざまな問題があります。インドネシアでは森林伐採、中国の都市を歩けば空がスモッグに覆われて街を歩く人はマスクをしています。地球が抱えているのは環境問題だけではありません。

例えば、東南アジアの山間部を旅すれば貧困に苦しんでいる少数民族をいまでも見かけます。日本国内でも働き方が多様化する中、働きがいについて悩んでいる人も珍しくありません。日本の人手不足の企業の中には、外国から出稼ぎにきた技能実習生を最低賃金以下で働かせ夜逃げする外国人もいます。放っておけば子供や孫に使い捨てた地球を残すことになります。

17の約束を守り課題を解決していくことで世界が目指すゴールに近づけますし、SDGs(エスディージーズ)を知ればあなたができることも見つかります。

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SDGsとは持続可能な17の開発目標のこと

地球を使い捨てないための17の約束がSDGsでとりあげられています。

SDGsは「Sustainable Development Goals」の略です。日本語訳で持続可能な開発目標です。前進は2000年の国連で採択されたMDGs「Millennium Development Goals」で極度の貧困や飢餓の撲滅を掲げた8つの目標でした。MDGsは発展途上国の問題を取り扱っていました。しかしSDGsは発展途上国だけでなく先進国も含む開発目標です。

「地球上の誰一人として取り残さない」がSDGsのコンセプトです。地球規模が網羅的にとりあげられています。

日本人の15%しか知らない世界157か国が目指すSDGs

大手広告代理店のアンケート調査によると日本人の約15%しかSDGsのことを知らないという結果になりました。ちなみにSDGsの読み方は

  • ✖:エスディージーエス
  • 〇:エスディージーズ

です。私は最初、間違えて覚えてしまい少し恥ずかしい思いをしました。SDGsは国連で採択され、世界中の国・自治体・企業が取り組んでいますが知名度は決して高いとは言えません。名前は聞いたことがあっても一体、何のことか説明できる人も実は少ないのです。SDGsが分かれば地球規模で問題になっているテーマが分かります。

大多数が世界が解決しようとする課題もゴールも認識できていない

日本人の15%しかSDGsを知らないということは、ほとんどの日本人が世界で取り組んでいる地球を使い捨てないための約束すら知らずに生活しているということです。世界が目指しているゴールを知れば社会が見えてきます。書籍などを読むよりSDGsの17の目標を知る方が社会の課題がわかります。

地球を使い捨てないための17の約束をSDGs(エスディージーズ)と称する

SDGsに掲げられている17のテーマは地球規模で取り組まなければいけない未解決の問題です。また世界各国で共有されているため地球規模の課題解決のための共通認識・ルールという側面もあります。SDGsを知ることは地球規模の悩みを知ることにつながります。

0番目の世界の共通課題はお金を稼ぐこと

SDGsに0番目があるとするなら「お金を稼ぐこと」でしょう。全世界がお金を稼ぐために活動しています。どの国の政府も企業もお金を稼がなければ国家としての存続が難しくなるからです。

もちろん国や企業レベルの大きな話だけではありません。個人レベルでもお金を稼ぐことが世界の共通の課題です。しかし、それぞれお金だけを追い求めるあまり地球規模の問題を引き起こしている側面があります。

しかし、お金を稼ぐためなら何をしても良いという態度を個人、企業、政府がとるとどうなるでしょうか。環境問題などに配慮もしなくなれば、人を雇うときも貧困から抜け出せないような賃金しか払わなくなるなど問題が起きてしまいます。

お金だけを世界中が求めすぎるとことで結果的に本当に守らなければならないものが壊れていってしまいます。結果的に地球の使い捨てにつながります。

地球を使い捨てない17の約束

SDGsは大きく分けて17のテーマに分かれています。

17 goals of SDGs

図版は国際連合広報局、17目標の当てはめは株式会社伊藤園顧問 笹谷秀光氏
  1. 貧困をなくそう
  2. 飢餓をゼロに  
  3. すべての人に健康と福祉を 
  4. 質の高い教育をみんなに 
  5. ジェンダーの平等 
  6. 安全な水とトイレを世界中に
  7. エネルギーをみんなにそしてクリーンに 
  8. 働きがいも経済成長も 
  9. 産業と技術革新の基盤を作ろう 
  10. 人や国の不平等をなくそう 
  11. 住み続けられる町づくりを 
  12. つくる責任 使う責任 
  13. 気候変動に具体的な対策を
  14. 海の豊かさを守ろう 
  15. 陸の豊かさも守ろう 
  16. 平和と公正をすべての人に
  17. パートナーシップで目標を達成しよう

の合計17です。また17のテーマの中には具体的な169の細分化された目標もあります。 例えば、「貧困をなくそう」の下位目標なら2030年までに1日1.25USDで暮らしている極度の貧困を終わらせるなど具体的な目標が書かれています。

ターゲットを眺めているだけでも、世界が現在抱えている問題が見えてきますので、ぜひチェックしてみて下さい。

17の約束が分かれば世界の抱えている問題がわかる

SDGsに掲げられた17のテーマは、言わば世界各国で目指す共通のゴール。言わば約束ごとのようなものです。わざわざ掲げられているわけですから、まだ解決されていない問題ばかりです。より詳しく知りたければ169の目標を眺めていくと具体的な課題が見えてきます。

例えば、8の「働きがい・経済成長」の下位目標には「同一労働・同一賃金」の達成が定められています。日本の働き方改革でも同一労働・同一賃金を目指す取り組みがされていますが、まだ達成できていない世界的な取り組みであることが分かります。

ESG投資で世界の企業もSDGsに無関心ではいられない

世界の投資家が注目しているのがESG投資です。ESGとSDGsは密接な関係にあります。ESGも現代を生きるビジネスパーソンや社会人は知っておくき言葉です。

ESG投資とは

ESG投資とは環境・社会・企業統治に配慮している企業を重視・選別して行なう投資のことです。

ESGとはEがEnvironment(環境)、SがSocial(社会)、GがGovernance(企業統治)です。つまり企業が社会に対して負う責任がESGです。

environmental protection

お金を稼ぐだけの企業は今後、見捨てられる

欧米の投資家を中心に現在、ESG投資は広く浸透しています。単にお金や利益を追い求めるだけでは投資家に支持されない時代になっています。例えば、欧州最大の資産運用会社では企業の業績だけではなくESGの観点から環境や社会、企業統治に配慮しているかどうかも投資判断の基準としています。

そして、ESGに配慮している企業が取り組む指標となるのがSDGsに掲げられた17の約束です。SDGsの課題に取り組むことはESGに配慮しているということで投資家から資金を集めるためにも必要なことになっています。つまり、SDGsは多くの企業が配慮すべきテーマでもあるのです。企業で働く社会人もSDGsは無関係ではありません。

あなたが特に関心のある地球を使い捨てない17の約束は?

SDGsの内容は多岐に渡ります。すべてをカバーするのは現実的には難しいでしょう。まず最初は一通り眺めてみてください。地球を使い捨てない17の約束にはどんな内容があるのかを知るところからはじめましょう。

特に関心のあるテーマを挙げてみよう

SDGsで掲げられている17のテーマの中で特に関心のあるテーマは何でしょうか。例えば、私なら特に関心があるのは、4の「質の高い教育をみんなに」、8の「働きがいと経済成長」、14の「海の豊かさを守ろう」というテーマに興味があります。SDGsを他人事ではなく自分のテーマに落としこむことが地球や世界に優しくなる第一歩です。

あなたの生活や仕事と17の約束をかけあわせてみよう

3 interesting themes of SDGs

生活や仕事と自分の関心のあるテーマを掛け合わせてみることで地球や世界に優しい活動ができます。私はタイで教育事業に携わっていましたが、4の「質の高い教育をみんなに」に当てはまる活動でした。8の働きがいと経済成長では「自分らしい働き方」をテーマにするWebメディアでの執筆活動が当てはまります。また普段、油は固めて捨てるなどしているため14の海の豊かさを守るにも少しですが配慮しています。

実は、普段の仕事や生活の延長戦上にSDGsがあります。そして、SDGsを意識することでより、地球や世界に優しい仕事ができるようになります。普段の仕事や生活と17の関心のあるテーマを組み合わせることで、SDGsを支えることができるのです。

普段の生活を変えるだけでも少し世界は変えられる

個人でできることは限られています。しかし、普段の生活を少し変えたり工夫したりするだけで地球と世界を使い捨てない配慮ができます。

例えば、7の「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」なら電球をLEDにしたり、EVの車に乗ることで地球を持続可能にする助けになります。また、12の「つくる責任、つかう責任」なら使い捨ての物をできるだけ買わずに長く使えるものを使い続けることで環境に配慮できます。

地球の人口は現在、約75億人です。SDGsは世界共通の約束ごとですが、まだまだ広まっていません。しかし、地球を使い捨てにしないための17のルールを知り少し生活を変えるだけでも随分、違うものではないでしょうか。約75億人がSDGsに配慮したら世界はよりよくなるはずです。

カンボジアで私が見つけたSDGsの取り組み

私がカンボジアのプノンペンに行ったとき日本人でデザインとアートで活動している方に話を伺う機会がありました。Social Compassという団体の中村 英誉(ナカムラ ヒデタカ)さんという方です。元々フリーランスのノマドワーカーの方でアニメとデザインがご専門。

カンボジアで仕事をする中でデザインとアートでカンボジアの社会問題を解決する活動をはじめたそうです。

SDGsをキャラクターで分かってもらう取り組み

中村さんはカンボジアの抱える社会問題をアニメを通して分かりやすく伝える活動をはじめました。そして、カンボジアの抱える問題がSDGsと共通することが多かったためイラストでSDGsのテーマを一つずつ擬人化していく活動をはじめました。これらの取り組みは私が話を伺ったあとでNHKなどのテレビメディアに取材されるなど注目を集めています。

自分の仕事(デザイン・アート)や得意とSDGsをかけ合わせた良い事例ではないでしょうか。

https://socialcompass.jp/archives/1128

あなたの仕事や生活とSDGsをかけあわせてみよう

SDGsは地球全体が課題としている問題でもあります。仕事とは基本的に相手が困っていることを助けることでもあります。そこでSDGsと自分の仕事をかけ合わせてみることで、あなたが地球にできることが見つかるかもしれません。

例えば、飲食店を経営しているならフードバンクに余った食材を寄付することで「飢餓をゼロに」貢献できます。外国人を雇っている経営者なら日本人と働き方を差別しないだけで「人や国の不平等をなくそう」の助けになります。私生活でもレジ袋をマイバックにするだけで環境に配慮できます。

自分の身近な仕事や生活の延長戦上にこそ地球を使い捨てないSDGsがあるのです。

まとめ

地球を使い捨てないための17の約束がSDGsです。細かい目標設定は169にも及びます。SDGsには地球全体が国を超えて取り組まなければならない課題が網羅的に挙げられています。現在、企業でも地球を使い捨てにしないための取り組みをしているところでなければ投資が集まらないほど世界は持続可能な社会を築く姿勢を大切にしています。

個人でも自分の仕事や私生活の中でSDGsの延長線上にあるできることがたくさんあります。まずは17の約束を知り自分ができるところが少しずつ取り組んでみてはいかがでしょうか。

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