経営者感覚なくしてプロジェクトの目標達成はできない、は本当か?

プロジェクトを達成させるために、あなたはどのように行動しますか? とりあえず、目の前の仕事を片付けようとしますか? それともプロジェクトを達成するためにどんな仕事や行動が必要なのか擦り合わせを行なってからとりかかりますか?

また、経営感覚を持ってプロジェクト達成をすることについて考えたことはありますか? プロジェクト達成の一つひとつが、今後の会社経営を左右していく大事な伏線であることを念頭に置いて仕事ができる人と、そうでない人とでは、仕事をし続ける上で少しづつ差がついてしまいます。ここではプロジェクト達成のため役に立つヒントや、達成に役立つ経営感覚について紹介していきます。

プロジェクトの目標達成のために必要なものとは何か?

プロジェクト全体を見通し、実行させるために何が必要なのかを想像する力や先を読む計算力は、簡単に身につけることは難しいかもしれません。まずは、自身の苦手分野を把握し、克服できるようにこころがけてみましょう。

想像力を働かせよう

上司から指示を出されさえすれば、たとえ量が多くても、どんな内容のものでも仕事でもきちんと業務ができるのに、自分で物事を決めたり考えることが苦手な人はいませんか?

もし自分が考えることが苦手だと意識できれば、克服できる鍵を手に入れられることでしょう。これからの時代、誰でもできる仕事はAI(人工知能)に取って代わる可能性もあります。指示待ち人間から進化して、自律型の人材を目指しましょう。

いまの自分や仕事の状態を観察して認識し、必要なことや、こうしたら良いと思うことを探して積極的に提案できるようにしましょう。

当事者意識をもって数字を見よう

プロジェクト達成のために必要なことを考えられることができたら、それに必要な数字やさまざまなことを意識できるようにしましょう。

数字といっても、細かな数字が必要な事柄と、ざっくりとした概算を出したいときと計算方法も違ってくることでしょう。出したい数字に必要な情報を調べ、吟味しましょう。プロジェクト達成のために必要な費用について、計算力がない、計算が苦手と感じる人は当事者意識を持つべきです。

会社のお金を使って事業をするのと、自分のお金を使って事業をするのとでは、計算すべき数字にもかなり違いが出てきます。経営者の方はもちろんですが、社員もプロジェクトのために、自分のお金を使うつもりになって計算力を高めましょう。業務に必要で納得のいく数字を出すことにもつながることでしょう。当事者意識を持つことは経営感覚を養うことでもあります。

そもそも経営感覚とはなんでしょうか?

経営感覚の重要性を耳にすることがあります。経営者に必要なのはともかく、企業に雇用されているビジネスパーソンにも必要なものなのでしょうか?

例えば、同じラーメン屋であるのに、流行っている店と、流行っていない店と分かれてしまうのはなぜなのか、そういった好奇心が、経営感覚を身につけるために大事なきっかけのひとつになります。その他、経営感覚に必要なものとはいったい何でしょうか。経営者ではなくても、誰もが簡単に取り入れて身につけられる経営感覚を習得するためには、以下のことに気を配ってみましょう。

顧客を大切にする

当然ですが、顧客がいなければ事業はまわりません。顧客あっての仕事、顧客があってこそのプロジェクトなのです。つねに顧客を引きつけるためには何をすればよいのかということを考えて行動しましょう。

コスト感覚を持つ

経営にコスト感覚が必須なことも言うまでもありません。コスト感覚の有無が会社に危機的状況をもたらしてしまうこともあります。自社製品の原価、単価、付加価値をつけるための経費など、コスト感覚を敏感に持てるようにしましょう。自社製品が売れただけでも満足していてはいけません。自分の給料分ほどの売上の達成率だと、会社は赤字になってしまうのです。売上がどれだけたてば会社に貢献できるのか、それを考えましょう。それも当事者意識を持つことがポイントになってきます。

先を読み、チャレンジ精神を持つ

経営感覚を身につけるためには、チャレンジ精神が求められます。既存のビジネスで常に上向きに営業利益を出し続けることは難しいことは明らかです。常に時代の少し先を見極め、会社や自分自身、事業の成長のために必要なチャレンジすべきこと見つけ実行を続けましょう。

自分が会社の代表! 会社を代弁できる人材をめざす

これまでご紹介したような当事者意識を持ち、自分自身が、担当している業務や、会社の代表であり、代弁者なのだという意識を持ってみましょう。その意識を持っていれば、さまざまな業務やプロジェクト達成にも大きく貢献できることでしょう。

意識改革でプロジェクト達成をめざそう

上記で紹介したような意識を持ってプロジェクト実行にあたってみましょう。まず、達成目標を決定できたら、現状をくわしく把握し、達成目標を遂行するために必要な具体的な目標設定を行ないましょう。

目標を設定できたら、次はそれを達成するために目標達成前と達成できたときとのギャップを考えて、事前に行動の段取りを行ない、実行していくのです。先のことを考えて段取りを組むことが非常に重要となっていきます。

会社の代弁者という自負を持って、業務を積極的にすすめていきましょう。

経営感覚の有無にプロジェクト達成は左右されるのか

プロジェクトを達成させるためには、創造力や計算力を発揮し、業務を遂行することが求められます。プロジェクトを一人で達成させると力まないで、チーム内でのコミュニケーションをしっかり取りながら、チームの一人ひとりが当事者意識を持って仕事ができたならば、そのチームではプロジェクトを成功させられる可能性が高まります。

最後に、具体的な事例を振り返ってみましょう。

大手医薬品会社R社の事例

大手の医薬品会社R社は商品展開にともない、商品の販売先が比率において国内と国外がほぼ同等になりました。商品が先行する形でグローバル化が加速したため、グローバルな流れに対応できるリーダー育成が急務となりました。そのため、社内にて、グローバルリーダー育成のために、2つのコースを設けることになりました。若手管理職向けのコースと、35歳以下で、管理職ではないが課長代理・主任といったリーダークラスの人材を対象としたコースです。

年に数回、または数週、実務に即したビジネスのフレームワークのセッションや、ビジネス上の経営課題を精査し、トップに提案を行なったり、経営理念・リーダーシップの理解、360度評価の実施、個人リーダーシップの開発、などをコースで行なっています。

このコースに参加することで、参加者は通常業務上では接点のない社員とつながり、能力を知り、業務発展に役立てたりと、実際の業務に役立つセッションを行なうことができます。幹部候補生同士の実力を知り、知識や経験を深めるよい機会にもなります。

このような研修体験を通じて、実際の経営感覚を身につけることができ、プロジェクト拡大に活きているようです。
(参考URL https://jinjibu.jp/article/detl/manage/1184/2/

「経営感覚なくしてプロジェクトの達成はできない、は本当か?」についてのまとめ

経営感覚は、意識的に持とうとすることによって、プロジェクト遂行に役立てることができます。経営感覚を持ち得たならば、最小の力で最大限のプロジェクト成功をひきだすことができるのではないでしょうか。

この記事で紹介したことに苦手意識がある方や、意識していなかったことがあればぜひ実践してみてください。人それぞれが持つ苦手意識や壁は異なります。プロジェクトを達成させるまでの壁が高くとも、解決のために必要なことを少しずつクリアして壁を低くしていくことができれば、いつか壁をなくすことができる時がやってきます。

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