新しい仕事探しをする2つの方法! 転職を通して未来の働き方を考えよう

社会人になって早数年。20代も後半に差し掛かり、5〜6年目にもなると後輩が何人も入ってきたり、チームリーダーを任されることもあるのではないでしょうか。

結婚、出産などを通して自身のキャリアを見直したり、転職を考えるのもこの時期かもしれません。ミレニアル世代の私たちは、バブルが弾けた頃に生まれ、不景気が叫ばれる中で大人になりました。給与は上がらない、ボーナスは年々減っていく、そんな話を見聞きしながら「大学だけは出ておきなさい」と言われて育つ。とりあえず大学を出て、社会人になったものの、なんとなく「このまま会社にいて良いのだろうか」と漠然と不安になることがあるかもしれません。

現在の環境を簡単に変えることのできる「転職」を、私は基本的に前向きに捉えています。転職を通して20代のうちに今後の働き方、3年後、5年後、10年後の自分の姿を考えてみてほしいとも思っています。

転職には2種類ある

業界や会社を変える「転職」をする場合、大きく分けて2つの種類があると思います。1つは「自分の経験やスキルを売り、手持ちの現金を増やすための転職」、2つめが「経験と新しい学びのために挑戦する転職」です。

深堀りしていきましょう。

自分の経験やスキルを売り、手持ちの現金を増やすための転職

まずは「自分の経験やスキルを売り、手持ちの現金を増やすための転職」です。割と一般的にイメージのつきやすい転職がこちらだと思います。これまで前社でやってきた経験やできるスキルを即戦力として生かし、転職先でこれまでよりも良い待遇を求めるパターンです。

現在の会社の待遇に不満を持っていたり、家族が増えてさらに多くのお金が必要になった人が考える転職のタイプ。これまでの経験やスキルを即戦力として新しい会社に貢献するため、同じ業界や職種での転職が多いかと思います。いま働いている会社より、より良い待遇の会社へ移るのは良いことですが、この際、「待遇の良い会社へ移ったこと」「良い給与をもらうこと」を最終目的をしないように注意が必要です。

「待遇の良い会社へ移動すること」が最終目的になってしまうと、次に仕事を変えたいな、と思った時、自分がいる業界や仕事内容に違和感や疑問を感じていても、「他の業界では通用しないから」などと同じような仕事を探すことになってしまうかもしれません。
その仕事に誇りを持っていないにも関わらず「お金のため」だけに転職をし、会社での時間が苦痛になってしまう可能性もあります。

経験と新しい学びのために挑戦する転職

次に、「経験と新しい学びのために挑戦する転職」です。数年業界での経験を積むと、業務に慣れてくるため、新しいことに挑戦したくなるのが人間だと思います。人によっては、チームをまとめる立場になった後チームマネジメントやリーダーシップを学んだり、チームのマネジメントから経営や財務の勉強を始める人もいるかもしれません。

会社が自分にとって、常に新しいことを学ばせてくれる環境にあるならば、転職を考えること自体少ないかもしれません。現在の待遇やポジション、業務内容に満足せず、自分の市場価値を高めていくことが大切です。また、いま自分が関わっているビジネスを消費者の目から大きく理解することも必要です。

例えば、あなたが自動車メーカーから部品を発注を請け負い、製造する会社で働いているとします。日々の業務は、営業がとってきた発注を書類に落とし、工場へ発注したあと納期管理をする生産管理だとします。この仕事は、会社が工場を持っていて、顧客があり、発注があってこそ成り立っています。顧客が発注をするのは部品だけでなく、他にもさまざまあって、それらが組み合わさって1つの車が出来上がります。

消費者が何をみて考えて物を買い、人によって販売され、発注、製造されるのか。手元にある業務だけでなく、自分の関わる仕事を消費者目線で見ると、さまざまな仕事のチャンスがあることがわかり、また無駄を防ぐこともできると思います。この場合、物事を大きく見るために、仕事を変えてみるのもよいでしょう。

例えば、同じ業種でも部品の製造業から、販売ディーラーに転職の場合はスキルも経験もないため、一旦は給与が下がることがあるかもしれません。しかし、ビジネスを全体で見られるようになったとき、あなたの市場価値は確実に上がります。また「ものを売る能力」「マネジメント」は業種が変わっても、どこへ行っても重宝される力です。

現在の仕事は、一生続けられますか? 会社が明日急に倒産したら、食べていけますか? 今後会社の後ろ盾がない時代に突入したら、あなたが社会に「生産できるもの」とは何ですか?

20代で「経験と新しい学びのために挑戦する転職」が簡単な理由


もしあなたが20〜30代で、養う家族や責任がない独り身ならば、私は断然「経験と新しい学びのために挑戦する転職」を勧めます。現在より一旦給与が下がったとしても、目先の銭よりも自分の将来性や市場価値の方がずっと大切です。それに、20代で転職をしても、年功序列の日本社会ではどこへ転職しても貰える給与に大して差はありません。20代ならせいぜい、額面で30万円程度ではないでしょうか。

日本の平均年収が350万円程度ということを考えると、30万円を下回る給与水準で働いている20代もかなり多いと思います。新卒で入社したときは、月に20万円程度の給与が一般的のため、20代での転職は収入に大きな差がないと考えます。

会社員+複業でどちらも手に入れる方法もある

とはいえ、安定した仕事を捨てて新しいことに挑戦するのはいつでも恐ろしいこと。そんな方は、「会社員を続けること」と「新しい挑戦をすること」のどちらも手に入れることを目指しましょう。

お金のために割り切って会社の業務をし、やることを終わらせたらできるだけ早く会社から引き上げる。自分の自由な時間を使って、勉強や挑戦したい仕事をするのです。簡単なことではありませんが、最近はスキルや経験を会社員としての労働時間として換金し、 自分の時間を使って勉強や新しい仕事に挑戦する人も増えているようです。

私の場合


私は現在、海外の企業で営業マネージャーとして働く傍ら、海外に住む女性のライフスタイルやキャリアについて考える個人ウェブサイトを運営、週に1〜2回程度の頻度でウェブライターとしての仕事を受け、月に1〜2回ほど日中の翻訳や通訳の仕事をしています。

会社員としての給与でも、私の生活基準ならば十分に生活ができますし、ありがたいことに、同業者から「うちに来ないか?」という誘いもたくさんいただきます。しかし、将来的に台湾や日本、アジア中を行き来しながらも、家族と過ごす時間を増やすために、場所にこだわらない働き方をしたいと考えています。

そして自分の仕事は、仕事上では「人の生活が物質的だけでなく、心から豊かになるもの」を生み出し、必要なだけ生産することでありたい。その夢を叶えるために、自分ができること、やりたいことを模索しているところです。

未来の働き方を考えて逆算する

2つの転職と、2つを組み合わせた働き方について話をしましたが、一番大切なのは自分がなりたい将来の働き方について考えて行動をすることです。

「働かざるもの食うべからず」という言葉が古くから浸透しているように、一般社会では人間は働かないと食べていけません。不労所得がある人もいるでしょうし、遺産をたっぷり相続して働かずとも食べていける人もいますが、少数派です。それほど大切な「働く」ということ。働かなくては人は生きていけないのですから、人生の中で大きなウェイトを占める「労働」のあり方について考えるのは大切なことです。

3年後、あなたはどこで何をしているでしょうか? 5年後、10年後はどうなっていたいでしょうか? 理想の生活と働き方を想像して、そこから逆算をしてキャリアを作っていくことが大切なのではないかと思います。

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