社内SNS失敗パターンはこれだ!社内コミュニケーションを活性化させるためのツール3選

円滑なコミュニケーションをとることは、企業や組織の生産性を維持するために重要なポイントです。しかし、ルール変更やチームメンバーの入れ替わりが激しいなどの理由から、うまくコミュニケーションが図れていないということはよくあります。進捗状況の共有等を行い、社内コミュニケーションをスムーズに行いながら、活性化させていくことは必須だと言えるのではないでしょうか。
そんな社内コミュニケーションの活性化に役立つのが社内SNSをはじめとしたコミュニケーションツールです。今回は、社内コミュニケーションに役立つツールやSNSの活用法についてご紹介します。

社内コミュニケーションとは


仕事のミスは「伝え漏れ」や「伝達ミス」など、人的なミスが案外多いものです。また、わからないことを聞きにくい、ミスの報告や相談をしにくい、という環境は仕事へのやる気をダウンさせる原因となっているようです。

逆に、一見仕事と関係ないように思える雑談などのコミュニケーションは、絆や信頼関係を深め、社員のモチベーションを上げると言われているのをご存知でしょうか。社員一人ひとりのモチベーションが上がれば、チームや部署が活性化していきます。当然ながら、その熱は会社や組織全体に浸透していき、業績アップや離職率の低下に繋がっていくと考えられます。

つまり、社内のコミュニケーションがうまくいっている組織であるほど、生産性・効率性が高いといえるのかもしれません。このことから、いい会社とは必ずしも給料や待遇だけではない、ということが見えてきます。

そうしたこれまでの社内コミュニケーション環境を改善する手段のひとつが、スムーズなコミュニケーションを可能にする社内SNSです。成功した大手企業が続出したため、現在、導入を検討している企業が増え続けているのです。>>「社内コミュニケーションを円滑にし最高のチームを作るための5つのポイント」を読む

社内コミュニケーションツールの失敗事例

風通しのいい社風、活発なコミュニケーションのある社内を実現するために、これまでもさまざまな企業が環境改善をはかってきました。しかし、ほんの少しやり方を間違えた結果、思ったような成果を得られなかったことも……。まずはじめに、コミュニケーションツールの導入に失敗した事例をご紹介します。

失敗事例1:社長や役員、人事などの登場

ある企業では、日頃の気づきや業務改善など、社員が自由に書き込める場としてSNSを導入しました。当初、盛り上がりを見せたように思えましたが、ある日、役員のひとりが特定の社員を糾弾する内容を投稿しました。その日以来、当然ながら書き込みは激減。人が寄り付かなくなり、ついには廃止になったそうです。

失敗事例2:プライベートと業務内容が混ざり合った結果

業務報告とプライベートの垣根がないコミュニケーションツールとしてSNSを導入した企業がありました。最初は遠慮があったせいか極々少数だったプライベートの呼びかけが、やがて業務連絡をしのぐ勢いになっていったそうです。そこで社長がプライベートの書き込みを控えるよう告知したところ、結果的には単なる業務日報の場となってしまい、まったく盛り上がらなくなってしまったそうです。

2つの失敗例はどちらも、導入スタート時と導入半ばで、明らかに目的が変わってしまっています。いきなりの方針変更が社員の不興を買ってしまい、盛り上がるはずだった社内コミュニケーションは失敗に終わってしまいました。
SNSを使い慣れている方が多いため安直に捉えがちですが、社内コミュニケーションツールにSNSを使うときには「なりゆきまかせ」で運営してはいけないということがわかります。また、こういったプライベートが絡む内容を使わせることは、当然のごとく反対する社員が出てきますし、まったく参加しようとしない社員も一定数いるはず。

そのためSNSを社内コミュニケーションツールとして活用する際には、目的や運用方法を明確に決めておく必要があるようです。さらに、使い慣れていないツールは、使う側へストレスをかけることにもなります。新しいツールが次々に登場してくるSNSの世界ですが、「最新」や「便利」という言葉に踊らされ、ツールを変更していくのもおすすめできません。

おすすめの社内コミュニケーションツール

これまでのビジネスシーンにおけるコミュニケーションツールでもっとも活躍してきたツールといえば、メールや電話です。ソーシャルメディアがこれだけ台頭してきた現代でも、これらは未だに不動の人気を誇っています。しかし電話にはメモ機能もなく、何月何日に連絡したのか忘れがち。またビジネスメールはとにかく大量に届き、「探したいメールをさっと引き出せない」「文面を考えるのに時間がかかる」など、不便なところも目立つツールです。社内での連絡も、資料を添付する際にはメールが中心ではないでしょうか。
電話やメールなどの今までのツールでは実現できないコミュニケーションの活性化を狙っていくためには、「利便性」や「気軽さ」が外せない重要なキーワードになってきます。そこで、社内SNSのなかでも、特に人気が高いおすすめのツールをご紹介したいと思います。

タスク化・ピン止めでうっかり忘れを防止する「ChatWork(チャットワーク)」

ビジネスチャットツールとしてもっとも知名度が高い「ChatWork」は、PC、スマホ、タブレットで使用可能。SNSというよりは純粋なビジネスチャットツールやタスク管理ツールとしての機能が優れています。直感的に使える操作性が魅力です。社外メンバーともやりとりができ、案件ごとのスレッド化もできます。また、優先度の高いスレッドをピン止めしたり、重要度が高いものをタスク化したりといったうっかり忘れを防止する機能も。グループチャットのほか、1対1やビデオ・音声通話も可能です。

公式サイト:https://go.chatwork.com/ja/

【おすすめポイント】

  • 社内と社外、どちらのコミュニケーションにも使える
  • 会社ではPC、外出先ではモバイルと、どこでも使用可能

社員の仲を深め、学びや人材育成に役立てる「airy(エアリー)」

業界のなかでは最も長い間社内SNSを提供し続けてきたといえる、社内SNSの老舗的存在の「airy」。ビジネスツールというよりは、SNSを使った社内の交流、業務外のオフ会やeラーニングを主目的にしています。蓄積されたノウハウを活かしたアンケートやヒアリング、対話などを使い、社員の不満や疑問を聞き出すコミュニティーに特化したツールです。コミュニケーション環境を改善したい企業・組織にピッタリです。
公式サイト:https://airy.net/

【おすすめポイント】

  • 使用用途に合わせてコミュニケーションツールの種類が分かれるので、目的にあった使用が実現できる
  • 多数のコミュニティー機能が存在するため、連絡もれや共有し忘れを防げる。

楽しく、円滑なコミュニケーションがはかれる「Talknote(トークノート)」

既に20,000社以上が導入している「Talknote」。Facebookに慣れている方ならすぐに使える操作性で、チャット機能のほか、タイムラインや「いいね」ボタン、タスク管理なども。遊び心がありながらも、スピーディーなコミュニケーションを実現してくれるツールです。コミュニケーション量やアクセス時間帯などを解析し、モチベーションが低下気味の社員をピックアップ。離職率の低下を防ぎます。
公式サイト:https://talknote.com/

【おすすめポイント】

  • 誰もが使いやすいシンプルなデザイン
  • 管理者から現場社員まで全ての役職の人が利用しやすい設計

まとめ

離職や転職の理由においては、給与や待遇よりも、人間関係が圧倒的に多いそうです。そう考えると、やはり組織づくりには円滑なコミュニケーションが欠かせないですね。
通常のSNSと違い社内専用のSNSは、信頼できる社員同士でコミュニケーションを深められることが最大の魅力です。特に、今回ご紹介した3つは、数多くある社内SNSのなかでも、導入企業で多くの成功を収めているツールです。これまで使ってきたであろうツールにはなかった「共有のしやすさ」、「利便性」「操作性」、そしてなんといっても「気軽さ」に優れています。

ぜひ、活発なコミュニケーションの場として、組織の生産性や効率アップに活用してみてはいかがでしょうか。

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